『気取ってる人』の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、『あの人は気取ってるな』と感じる人はいませんか。
『気取ってる人』とは、一体どんな人のことを指す言葉なのでしょうか。
ここでは、気取ってる人の特徴や気取ってる人が嫌いな理由、対処法について紹介していきたいと思います。
また、気取らない人の特徴や性格についても触れていますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
目次
「気取ってる人」の意味とは
まずは、『気取ってる人』の意味から見ていきましょう。
気取ってる人の意味には、以下のものが挙げられます。
- 態度や身のこなしを上品そうに装うこと
- さも上品であるかのように振る舞うこと
- 他人の目ばかり意識して、動作や表情を作ること
つまり、憧れの人の真似をしてみたり、素の自分を隠して『自分を作る』ことを気取ってるというのです。
人から良く見られたいという気持ちが強い人ほど、気取ってる人になりやすいと言えるでしょう。
気取ってる人の特徴
気取ってる人の特徴を紹介します。
気取ってる人とは、自分をよく見せたくて必死な人や、少しでも上品に見えるように振る舞う人のこと。
本当は上品でも何でもなく、すべて『作った』ものになります。
そんな気取ってる人の特徴には、こんなものが挙げられます。
クールでミステリアス
気取ってる人の特徴には、クールでミステリアスなことが挙げられます。
女性はグループを作ってお喋りを楽しむ人が多いので、クールな人は必然的に少数派(マイノリティ)になります。
澄ました感じや素っ気ない感じがかっこいいと思っていて、あえてクールな雰囲気を出そうとしている人はただの気取ってる人になってしまうので気をつけましょう。
ブランド品で固める
気取ってる人の特徴には、ブランド品で固めることが挙げられます。
男性も女性もそうですが、時々全身をハイブランドで固めている人っていますよね。
本当のセレブであっても、そんなふうに分かりやすいブランド品で固めることはないでしょう。
気取ってる人は『ブランド品で固める自分』に酔いしれているので、ロゴ入りなど分かりやすいブランド品を身につけることも特徴です。
常にサングラスをかけている
気取ってる人の特徴には、常にサングラスをかけていることが挙げられます。
日中の屋外や車の運転中にサングラスをかけることは珍しくありませんが、屋内や夜でもサングラスをかけているとすごく目立ちますよね。
常にサングラスをかけているのは、顔を隠したい芸能人くらいのもの。
そんな芸能人風を気取ってか、常にサングラスをかけている人は間違いなく気取ってる人と言えるでしょう。
自分から挨拶をしない
気取ってる人の特徴には、自分から挨拶をしないことが挙げられます。
特に自分よりも年下の人や部下などに対しては、自分から挨拶をすることはないでしょう。
『下の人が目上の人に挨拶をするのが当然』という考えを持っているので、自分からは挨拶はしません。
そのため、空気が悪くなることもしばしばあります。
芸能人の真似をする
気取ってる人の特徴には、芸能人の真似をすることが挙げられます。
好きな芸能人やリスペクトしている人がいるならまだしも、気取ってる人はその都度真似する芸能人が変わるので、統一性がありません。
その日その時に流行っている芸能人の真似をするのは、気取ってる証拠です。
気取ってる人が嫌いな理由
次に、気取ってる人が嫌いな理由を紹介します。
気取ってる人というのは、さも自分は凄い、特別な人なんだという素振りをしてくるので、どうしても嫌われてしまいがち。
気取ってる人のどんなところが、嫌いだと感じているのでしょうか。
気取ってる人が嫌いな理由を、まとめてみました。
自慢ばかりだから
気取ってる人が嫌いな理由には、自慢ばかりだからというものが挙げられます。
気取ってる人は、自分は凄い、特別なんだと思っているので、言動が嫌味っぽくなることも少なくありません。
ブランド品ばかり持っていることも、さりげなく自慢してくることもあるでしょう。
偉そうだから
気取ってる人が嫌いな理由には、偉そだからというものが挙げられます。
気取ってる人は、何度も言いますが自分は特別なんだと思っているため、偉そうな態度をとることも少なくありません。
特に職場では、年下の人や部下に対して偉そうに振舞ったり、命令口調で話すことも多いです。
上から目線だから
気取ってる人が嫌いな理由には、上から目線だからというものが挙げられます。
気取ってる人は自分は偉いと思っているので、言葉の端々に上から目線で人を見下している感じが出てしまっているもの。
たとえばブランド品を持っていない人に対して、『そんなノーブランドのバッグ、私なら恥ずかしくて持てない』などと言ったりするのです。
自分が一番だから
気取ってる人が嫌いな理由には、自分が一番だからというものが挙げられます。
気取ってる人は、基本的に自分のことしか考えていません。
自分のことを人よりも優れているかのように見せたい、人より優位に立ちたいと思っているので、自分本位な言動を繰り返すことになるでしょう。
自分本位な人が嫌われるのは、いつの時代も変わらないのですね。
関連記事はこちら▽ 優位に立ちたい人の特徴や心理|優位に立ちたい人への対処法とは
場の空気が乱れるから
気取ってる人が嫌いな理由には、場の空気が乱れるからというものが挙げられます。
気取ってる人は自分のことしか考えていないので、自分の発言によって場の空気が悪くなったとしても気にしません。
むしろ、自分なら何を言っても許されるとさえ思っているのでしょう。
周りにいる人はフォローに追われるなど、面倒なことになるのは目に見えていますね。
気取ってる人への対処法
そんな気取ってる人への対処法には、どんなものがあるのでしょうか。
職場などに気取ってる人がいると、どう対応したらいいのか困ってしまいますよね。
気取ってる人の相手をまともにしてもイライラして疲れるだけなので、ある程度客観視して対応、対処することをおすすめします。
無視する
気取ってる人への対処法には、無視することが挙げられます。
大抵は周りの人も気取ってる人には迷惑しているので、あなたが無視をしたところであなたの立場がどうこうなることはないでしょう。
しかし、今後も関わらなくてはいけない関係だとすると、無視をして必要な連絡すら取れなくなるのは困るので、無視するのは『関わらなくても済む関係の人』だけにした方がいいかもしれません。
最小限の関わりにする
気取ってる人への対処法には、最小限の関わりにすることが挙げられます。
仕事の付き合いなどで完全に関係を絶つことが出来ないのであれば、気取ってる人とは最小限の関わりにとどめておくことをおすすめします。
仕事で必要な会話だけはするものの、雑談などは一切なし。
もちろん、プライベートでは関わらないようにした方が自分のためですよ。
聞き流す
気取ってる人への対処法には、聞き流すことが挙げられます。
気取ってる人が上から目線の発言やアドバイスをしてきたり、やたら自慢話をしてきたとしても、まともに相手をする必要はありません。
『そうなんだ~』『凄いね~』などと、適当に聞き流しておけばいいのです。
自分のやるべきことに集中する
気取ってる人への対処法には、自分のやるべきことに集中することが挙げられます。
気取ってる人の言動はいちいち鼻につくので、真正面から向き合っているとイライラするだけ。
それなので、気取ってる人のことは放っておき、自分のやるべきことに集中しましょう。
仕事などやるべきこと集中していれば、気取ってる人のことなど視界に入らなくなるはずです。
友達と会うときのネタにする
気取ってる人への対処法には、友達と会うときのネタにすることが挙げられます。
気取ってる人の相手をする立場だとイライラしてしまいますが、あえて気取ってる人を客観視してみてください。
言動がいちいち面白いので、客観的に見ている分にはめちゃくちゃ笑えるはずです。
あえて気取ってる人を泳がせておいて、友達と会うときにネタにしちゃいましょう!
「気取らない人」の意味とは
続いて、『気取らない人』の意味を紹介します。
気取ってる人の反対語でもあるのが、『気取らない人』。
気取らない人の意味には、以下のものがあります。
- 飾らない人
- ありのままで過ごす人
- 良くも悪くも、必要以上に自分を良く見せようとしない人
気取ってる人は本当の自分よりも自分を良く見せようとする人ですが、気取らない人は『ありのままの自分を見せる』人。
カッコつけたり見栄を張ったりすることなく、いつでも自然な状態で過ごしている人のことを、気取らない人と言います。
関連記事はこちら▽ 飾らない人の特徴や性格|飾らない生き方をするには
気取ってない人の特徴
では、気取ってない人の特徴を紹介しましょう。
気取ってる人は周りからあまり好かれませんが、気取ってない人は周りからも比較的好かれる傾向にあります。
どんな人のことを『気取ってない人』というのか、気取ってない人の特徴はこちらです。
常に自然体
気取ってない人の特徴には、常に自然体なことが挙げられます。
気取ってない人は、自分を必要以上に良く見せようとしないので、自分を着飾ることをしません。
そのため、常に自然体で振る舞います。
自分らしさも伝わるので、気取ってない人はモテるのでしょうね。
自分を持ってる
気取ってない人の特徴には、自分を持っていることが挙げられます。
気取ってない人は自分を必要以上に良く見せようとは思わないため、人の意見に流されたり人に好かれようという気持ちもありません。
それはずばり、『自分』をしっかり持っているから。
自分の信念や軸を持っていて、自分の気持ちに正直に行動している人でもあるのです。
自分は自分と割り切っている
気取ってない人の特徴には、自分は自分と割り切っていることが挙げられます。
気取ってる人は無い物ねだりばかりしてしまい、周りよりも優位に立ちたいという気持ちが強いですが、気取ってない人は自分と周りを比べることはありません。
自分は自分だと割り切っているため、他人がどうしようが関係ないのです。
人に媚びない
気取ってない人の特徴には、人に媚びないことが挙げられます。
可愛いけど気取らない人は必然的にモテますが、その理由の最たるものが人に媚びないからでしょう。
なぜ媚びるのかというと、自分を良く見せたい、優れていると思われたいからですよね。
気取ってない人はそういう気持ちがそもそもないので、人に媚びることはありません。
人の良さや個性を認める
気取ってない人の特徴には、人の良さや個性を認めることが挙げられます。
気取ってる人は自分が一番になりたいので、人の良さよりも悪いところばかり見つけて指摘したり、人を否定してばかりいます。
しかし気取ってない人は、他人の良さや個性をきちんと認めることができる人。
自分と他人をきちんと区別しているので、自分と違っていてもきちんと認めることができるのです。
気取らない性格
続いて、気取らない性格について紹介します。
気取ってない人の特徴については先ほど紹介した通りですが、『気取らない性格』とはどんな性格のことなのでしょうか。
『あなたは気取らない性格だよね』なんて使い方をするのですが、気取らない性格について詳しく見てみましょう。
素直
気取らない性格には、素直なことが挙げられます。
気取らない性格の人は、素直で穏やかな性格をしています。
人より良く見せたい、優位に立ちたいという気持ちがないので、争いの気持ちもありません。
自分の気持ちに素直なので、周りからも穏やかで話しやすい人だと思われているでしょう。
誰にでも平等
気取らない性格には、誰にでも平等なことが挙げられます。
気取らない性格の人は、何度も言いますが自分を必要以上に良く見せようという気持ちがありません。
だからこそ、地位や権力、年齢に関係なく誰にでも平等に接することができるのです。
年下や部下からも好かれるのは、平等に接してくれるからなのでしょうね。
人や物に固執しない
気取らない性格には、人や物に固執しないことが挙げられます。
気取らない人は、誰かに依存したり特定のブランド物に執着することがありません。
ブランド名などにこだわらず、自分がいいと思ったものを身につけます。
物だけでなく人にも固執しないので、合わないグループに無理して属することもありません。
見栄を張らない
気取らない性格には、見栄を張らないことが挙げられます。
見栄を張る人は、心のどこかに『自分をよく見せたい』という気持ちがあるもの。
だからこそ、本当の自分よりも見繕ってしまうのです。
気取らない性格の人はありのままの自分でいつも過ごしているので、見栄を張らず、分からないものは分からないと素直に言える人でもあるでしょう。
謙虚
気取らない性格には、謙虚なことが挙げられます。
美人なのにモテない人は、十中八九『気取ってるから』です。
モテる美人は謙虚で気取らない性格をしているので、周りに人が集まってくるのです。
気取ってる美人は『お高く止まってる感じ』がしてしまいますが、気取らない美人は素朴で身近な感じがしますね。
関連記事はこちら▽ 人が集まる人の特徴や魅力の共通点|人が集まる人になるにはどうすればいいの?
気取らないようにするには
最後に、気取らないようにするにはどうしたらいいのか、その方法を紹介します。
気取らない人は素朴で親近感が湧きやすいことからも、評判も良く異性からもモテやすいです。
気取ってる人と比べると、明らかに気取らない人の方が印象は良いですよね。
気取らない人になりたい人は、以下のことを試してみてください。
他人と比べない
気取らないようにするには、他人と比べないことが挙げられます。
人はどうしても、自分より優れている人を見ると羨ましく思うと同時に、自分のダメなところが気になってしまうもの。
それは、あなたが自分と他人を比べているからですよね。
自分と他人を比べるから見栄を張ったり気取ったりしてしまうわけですから、まずは比べるのをやめましょう。
自分の良さを見つける
気取らないようにするには、自分の良さを見つけることが挙げられます。
人はどうしても短所ばかりに目がいってしまいますが、同じくらい長所もあります。
あなたは、自分の良いところを挙げることができますか?
自分の良いところが分かれば、気取る必要もなくなりますよ。
頑張りすぎない
気取らないようにするには、頑張りすぎないことが挙げられます。
『気取らない』ということは、つまりありのままの自分でいるということ。
少しでも良く見られたい、異性にモテたいという気持ちも分かるのですが、頑張りすぎると『ありのまま』からズレてしまいます。
頑張りもほどほどにしましょうね。
弱さも認める
気取らないようにするには、弱さも認めることが挙げられます。
人は誰にでも、弱い部分があるもの。
自分で認めたくない、人に知られたくない弱さは誰にでもあるものですが、気取らないためにも自分で弱さを認めましょう。
弱い部分も含めて、あなたなのですから。
分不相応なものは持たない
気取らないようにするには、分不相応なものは持たないことが挙げられます。
気取ってる人は自分の身の丈に合わないブランド品で全身を固めるなど、分不相応なものを持ち歩く傾向があります。
確かにブランド品は憧れますが、分不相応なものを持っていると、それだけで『気取ってる』と思われてしまうもの。
気取らないためには、分不相応なものは持たないようにしましょう。
気取ってる人は嫌われる!気取らない人になろう
気取ってる人の特徴や気取ってる人への対処法、気取らない人について紹介しました。
気取ってる人はどうしても性格悪いと思われてしまい、嫌われやすいです。
同性からも異性からも嫌われてしまうので、気取らない人になりましょう。
気取ってるつもりがなくても周りから『気取ってる』と言われてしまう人は、自分の言動を見直してみるのもいいかもしれませんね。