飾らない人の特徴や性格|飾らない生き方をするには

飾らない人の特徴や性格|飾らない生き方をするには

裏がなさそうで信用できる。シンプルでわかりやすい。あなたの周りにそんな飾らない人はいますか?飾らない人の特徴や性格、服装や心理状態などをご紹介します。その反対に自分を飾る人とはどんな人なのか。飾らない生き方をするにはどうすれば良いのか。気になる疑問点も解説しました。「飾らない人」と呼ばれている人を確認してみましょう。

「飾らない人」の意味とは

「飾らない人」=自分を過度に演出しない人です。芸能人のような派手さやキャラづくりをするのではなく、ありのままの自分で生きている人のこと。他人からの評価や視線を気にしない。スゴイ人だと思われる必要性も感じない。正直な自分で過ごす、ある意味誰よりも強さを持っているかもしれません。最初から飾っていないので、メッキが剥がれる心配もないでしょう。肩書きや立場、立ち位置などを軸に自分を大きく見せないので、真の実力者である可能性も高いです。

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「飾らない人」は褒め言葉?

「飾らない人」という言葉は、ほとんどの場合で褒め言葉として使われます。もちろん場合によっては見下す人もいますが、「飾らない」=「自分より立場が下の人」というわけではありません。相手が勝手に評価を下げて使うこともありますが、それはまったくの見当違い。見えている外側の情報から判断して、必要以上に装飾しない人をそう呼ぶ場合もありますが、9割以上は褒め言葉です。女性に例えれば厚化粧をするのではなく、すっぴんもしくはそれに近い状態。

飾らない人の特徴

飾らない人の特徴を5つご紹介します。男性と女性では少し違うかもしれませんが、どんな傾向があるのか確かめてください。多くの人は「よく見られたい」と思って、自分の見た目を気にしますが、飾らない人の大きな特徴は、どんなシュチュエーションでも自然体でいることです。

中古品も使う

男性で飾らない人の多くは、中古品を使う人も多いです。特にその代表が車。新車は機能も良いですが、値段が高く、場合によっては納車まで待たなければなりません。飾らない人は車=社会的ステータスと考えていなので、お気に入りの車であれば中古でも乗ります。

自分の世界を持っている

女性で飾らない人の多くは、自分の世界観があります。友人や恋人、旦那さんの世界に自分を合わせたりしません。無理して相手の好みに自分を当てはめないので、人によっては、合う合わないがはっきりします。そのため夫婦であっても、価値観は正反対でしょう。

感情表現が素直

飾らない人は素直です。悲しい時には泣き、嬉しい時には喜びます。それはとても当たり前のことですが、思っているほど簡単ではありません。なぜなら大人になればなるほど意地を張ったり、何事もなかったかのように、平静を装う人が多いからです。それは悪いことではありませんが、飾らない人とは遠いです。

ブランドに走らない

飾らない人はブランドにはこだわらないし、メーカーの名前で選んだりしません。確かにお気に入りがそのブランドである場合もありますが、100円均一で売られている物も使います。物の価値を値段や名前に置くのではなく、自分との相性で、どれがピッタリ合うか考え選ぶ傾向にあるでしょう。

最先端の流行を追わない

 社会はどんどん進化します。IT技術を駆使して、さまざまなことを合理化できるでしょう。もちろんある程度のことには対応しますが、飾らない人は最先端の流行を追いません。そのため10年前の電化製品を大切に使っていることも多く、壊れて初めて買い換えます。

飾り気のない性格

飾り気のない人は気取ったりしません。そのため人間関係の揉め事に巻き込まれることも少なく、どちらかと言えば平和主義な人です。そんな状況に嫉妬される場合もありますが、ネガティブな感情には影響を受けない場合が多いでしょう。

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背伸びをしない

飾り気のない人は背伸びをしません。つまり自分を強く見せたりしないので、等身大の日常を送ります。高級品に囲まれた暮らしをするのではなく、収入以上に豪遊することもありません。例えば子供に1万円の価値がわからないように、自分の立ち位置に相応しいと思わない金銭的な物には手を出さないのです。

自己肯定感が高い

自分自身を認めています。そのため選んだことを受け入れ、自信を持って取り組みます。飾らない人は自己肯定感が高いため、自分の価値を他人の判断に任せません。他人がどう言おうと、自分が努力してきたことを否定しないし、その結果を次の目標に変えることができます。

他人に振り回されない

人のご機嫌を伺わないので、他人の動向に振り回されません。「あの人が言うから…」と考えたりはしないので、自分のやり方で物事を進めます。例えそれが相手の意にそぐわないものだとしても、それは言われた時に修正するだけ。頼まれたことはきちんとこなしますが、他人の意図や感情を含めるのではなく、必要なことをやります。

自分の好みをよく知っている

自分の好みをよく知っているため、合わない物を好きになろうと努力しません。好き嫌いがはっきりしていることで、人によっては周囲と調整する必要もあります。でも、始まりはすべて自分主体で考えるので他人に責任を押し付けることもなく、自立した人間関係を形成しています。

1人の時間を重視

みんなで騒ぎ立てるよりも、1人の時間を大切にします。飾らない人は周囲によく思われたいとは考えていないので、意味のない集まりには参加しません。時間を有効活用するため、自分の趣味に費やす傾向があります。何よりも自分と向き合うことを重視しています。


飾らない人の服装

人からの視線を気にしないので、男女問わず服装にはお金をかけません。自分が気に入る色やデザインであれば、メーカーやブランドへのこだわりもありません。もちろんTPOに合わせた服装は意識しますが、それでもすっきりした装いです。

アクセサリーをしない

飾らない人の多くはアクセサリーをしません。例えばピアスやネックレス、指輪やコサージュなど、服のアクセントとなる装飾を施さない場合がほとんどです。アクセサリーをすればオシャレに見えるかもしれませんが、仕事の邪魔になるケースもあります。そのため必要なければ、わざわざ飾り付けたりしません。

芸能人を真似しない

芸能人にはプロのスタイリストがついています。そのためオシャレなのは当たり前。その姿に憧れる人もいますが、飾らない人は真似をしません。したい気持ちを否定はしませんが、真似をしたところでその人になれるわけではないし、芸能人と自分は違うので、あまり関心を持たないのが実情でしょう。

足元はスニーカーが多い

飾らない人は動きやすい靴を選ぶことが多く、スニーカーを愛用している確率も高めです。他の種類を持っていないわけではないし、夏はサンダルを履くこともあります。でも、優先順位としては動けることが1番なので、ヒールのある靴はあまり好まないでしょう。

清潔感がある

派手な装飾はありませんが、それだけに清潔感はあります。ゴチャゴチャしてないので、見た目もシンプル。色使いも控えめなので、他の人の邪魔になりません。誰かを引き立てるために選んでいるわけではありませんが、結果的に真面目そうな印象を持たれがちです。

人に不快感を与えない

周囲に遠慮しているわけではなく、自分の好みで服装を選びます。そのため人からの評価を優先しているわけではありませんが、周囲に不快感も与えません。その場を華やかにするわけではないし、注目されるような輝きもありませんが、何より安心感を漂わせています。


飾らない人が好きな心理

飾らない人は自分軸で生きています。そのため外側の情報に惑わされることがありません。誰よりも自分を持っているため、そんな姿に憧れる人も多いでしょう。なぜ飾らない人を好きになってしまうのか。心の内側を探ってみましょう。

話しかけやすい

飾らない人は、美人でも話しかけやすさがあります。多くは目の前に立たれると緊張しますが、想定するより敷居の高さもありません。気さくな雰囲気に包まれているため、過度に身構える必要はなく、気軽に声をかえられます。本人は、自分を美人だと認識していないケースも多いです。

ブレない

飾らない人はブレません。かっこいい人ほど自分軸を持ち、コロコロ意見を変えたりしないでしょう。頑固というほどではありませんが、ちょっとした情報に左右されない強さもあります。周囲の意見を聞かないのではなく、相手を認めた上で、自分の気持ちや意見を忠実に実行します。

親しみやすい

飾らない人は親しみやすさがあるので、年代を問わずモテるでしょう。呼んだら返事をくれるし、誘いやすい雰囲気もあるので、困った時はつい頼ってしまいます。「YES」「NO」がはっきりしているのであと腐れがなく、感情的な人間関係のもつれにも発展しません。

相談しやすい

伝えてもバカにされることがないし、批判されることもないので、相談相手として選びやすいです。飾らない人に相談すると、不安な気持ちを打ち消してもたえます。それですべてが解決するわけではありませんが、向き合う覚悟や現実的な対処が見えてくる人も多いでしょう。

見ていて気持ち良い

自分を飾り立てないので、見ていて気持ち良いです。そんな飾らないところが好きな人も多く、自分も同じように生きたいと思うでしょう。誰かに媚びを売るわけではなく、利害ばかりを追求するわけでもない。誰よりもまっすぐ自分の道を歩く姿に共感し、勇気をもらえます。

飾らない生き方をするには

飾らない生き方にはちょっとしたコツがあります。どんなことを意識すれば良いか。何に気をつけるべきか。どうすれば飾らない生き方に近づけるか。いくつかのヒントを並べています。向き不向きもありますが、できるところから取りかかってみてください。

見栄を張らない

飾らない生き方をするには、まず見栄を張らないことです。立場や収入などの環境を大きく見せるのではなく、飾らない生活をしましょう。役職なんてなくても良い。お隣さんより地味でもかまわない。自分の収入に合った物を準備し、それを大切に使ってこそ、飾らない生き方の第1歩です。

適当に誤魔化さない

ありのままの姿を見せましょう。どうにかしようと誤魔化すのではなく、失敗なら失敗を認め、できなかった自分を振り返ってください。できなかったことが悪いのではなく、できてない状況をできたことにし、誤魔化し続けることが被害を大きくします。自分の行動を整理しましょう。

自分の選択に自信を持つ

自分の選択に自信を持ち行動してください。選ぶまでは迷ってもかまいません。でも、「これ!」と決めたからには、他人からあおられてもスルーしましょう。相手はあなたのためを思っているかもしれませんが、それはあなたに合うものではなく相手に合うもの。あなたは自分で選んだ答えを進みましょう。

他人の評価は気にしない

他人からの評価は受け流してください。相手の感想や意見は、受け止めるだけで良いです。「あなたの言うとおりかもしれない。でも、私は○○だから」という具合に、誰に何を言われようが自分を貫きましょう。もちろん仕事によってできない場合もありますが、その辺りは臨機応変に。

自分と他人を区別

自分は自分。他人は他人。十人十色の言葉と同じ。みんなと意見が違っていても良いのです。しっかり区別して、他人に取り込まれないよう注意してください。他人の意見を採用すれば、「やっぱり私のほうが正解だった」というケースに遭遇した時、強い後悔に苛まれることになります。

自分を飾る人の特徴

自分を飾る人はどこの世界にもいます。本人はそれほど自覚がないかもしれません。「人から見下されたくない」「私が一番美しい」。そんな気持ちを持つ人も多く、常に自分以外の外側に意識を向けています。そのためいくらお金を稼げても、どれだけ偏差値の高い学校を卒業できたとしても満足できません。

家族の肩書きを自慢する

自分は大したことないけど、家族は医者・弁護士・政治家・経営者など、いわゆる上級国民として知られている。それをさも自分のことのように自慢する輩が、飾り立てる人の典型です。どんなに自慢しようが、それは本人の実力ではありません。しかし、自分を飾る材料に使います。

いつも勝負服のような雰囲気

常に勝負服のような服装で出かけます。ただのオシャレと言えなくもありませんが、上から下までコーディネートし、隙のない自分を作り上げているかもしれません。周囲にダサイとは言わせない。誰からも甘く見られない。そんな意識を持ち、自分の不安を服の下に隠している可能性もあります。

持ち物はブランド

名の知られているブランドしか興味がない。良い物は高いに決まってる。そんな気持ちがあるのかもしれません。そのため家にはハイブランドの物が多く、目につきやすい場所へ置いています。訪れた人に見つけてもらいたくて、意図的に配置しています。年齢を重ねてブランド物は買うのは別。

できないことをできると嘘つく

できないことでも、できると嘘をつきます。つい口走ってしまうのかもしれませんが、できないことを恥ずかしいことだと思っています。それと同じで、知らないことも知ってる素振りをします。ただし、嘘で塗り固めた外側なので、崩れるときは一瞬。それがバレて痛い目に遭うこともあります。

分相応を知らない

分相応を知らないので現実を見ません。海外旅行に行ける人。親から援助してもらえる人。有名人と友達の人。そんな人たちを羨ましく思い、自分も憧れの生活をしようと投資などにハマります。裏の努力を見ないで結果のみに執着するため、いつまで経っても豊かにはなれません。

ラクに生きるには飾らないことが一番

自分を飾ることは、本音を隠して生きることに繋がります。身の丈に合わない生活を送っていれば、いずれ心を壊すでしょう。多くの人は仕事や家庭に縛られているので、これ以上の負荷を与えることはおススメできません。他人の評価ばかりに目を向けるのではなく、自分の心と向き合いましょう。これからの時代は個人の生き方1つで、豊かになれるチャンスが転がっています。