隠し事をする人の心理について、紹介します。
人には誰しも、他人に知られたくない秘密の1つや2つあるものです。
とはいえ、隠し事をしていない人からすると、なんとなく距離を置かれているようで寂しいもの。
ここでは、隠し事をする人の心理や特徴の他、隠し事をするのがしんどい理由や対処法まで見ていきたいと思います。
この記事を読んで、『隠し事をしている人も悩んでいる』ことを知ってもらえれば幸いです。
目次
隠し事をする人の心理
まずは、隠し事をする人の心理から紹介していきます。
隠し事をする人は、一体どんな心理で本当のことを話せずにいるのでしょうか。
隠し事をせず誰にでもオープンに接する人からすると、なぜなのか気になりますね。
隠し事をする人の心理には、以下のものが挙げられます。
本当の自分を知られたくない
隠し事をする人の心理には、本当の自分を知られたくないというものが挙げられます。
隠し事をする人は、心にトラウマやコンプレックスを強く抱いていることがあり、それらを知られたくないという気持ちから隠し事をしています。
自信が無いこともあり、会話自体はするものの、自分の話になるとほとんど話さないことも少なくありません。
詮索されたくない
隠し事をする人の心理には、詮索されたくないというものが挙げられます。
人とのベストな距離感というのは、人それぞれ違うもの。
隠し事をする人は、自分のことを他人にあれこれ詮索されるのを嫌います。
自分が詮索されたくないと思っているので、他人のこともむやみやたらと詮索することはありません。
信用できない
隠し事をする人の心理には、信用できないことが挙げられます。
隠し事をする人の中でも一番厄介なのが、他人を信用していないために隠し事をするタイプ。
過去に自分の秘密などを話して他人にバラされたなど、他人を信用できなくなる出来事があったのでしょう。
自分が傷つかないために、隠し事をしています。
恥ずかしい
隠し事をする人の心理には、恥ずかしいというものが挙げられます。
単純に自分のことを話すのが苦手、恥ずかしいと思っているために、隠し事をしてしまう人もいます。
隠し事をしているつもりではなく、恥ずかしさから話せないだけなので、このタイプは親しくなれば話してくれることも多いでしょう。
1人が好き
隠し事をする人の心理には、1人が好きなことが挙げられます。
悩みがあったとき、人に相談して解決する人もいれば、1人で悶々と考えて答えを出すタイプもいますよね。
隠し事をする人は、まさに後者。
1人が好きで1人で答えを出すタイプなので、結論からすると隠し事をしてしまうだけの話なのです。
隠し事がある人の特徴
続いて、隠し事がある人の特徴を紹介します。
隠し事をする人の心理については先ほど紹介した通りですが、隠し事がある人にはどんな特徴があるのでしょうか。
以下のような特徴がある人は、隠し事をしている人である可能性が高いです。
トラウマがある
隠し事がある人の特徴には、トラウマがあることが挙げられます。
隠し事をしている人は、過去に何か嫌なことがあり、それがトラウマになっていることが非常に多いです。
トラウマがあるからこそ、人に本音を話したりすることができず、隠し事をしてしまうのでしょうね。
プライドが高い
隠し事がある人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。
隠し事がある人は、自分の弱いところを他人に見せたくない、という気持ちがとても強いです。
それはなぜかというと、プライドが高いから。
プライドが高いからこそ、自分の弱いところや本音は隠してしまいます。
目を合わせない
隠し事がある人の特徴には、目を合わせないことが挙げられます。
隠し事がある人は、その隠し事がバレないように話すときに人と目を合わせません。
目は口ほどに物を言うと言いますので、目を合わせることで隠し事がバレるのを恐れているのです。
ただし、隠し事上級者になると、目を合わせないことで疑われることを知っているため、あえて目を合わせることもあるでしょう。
人と距離を置く
隠し事がある人の特徴には、人と距離を置くことが挙げられます。
隠し事がある人は、その隠し事がバレないようにするため、他人と関わるのを比較的避けるようになります。
人と関わらなければ、隠し事がバレることもありませんからね。
いきなり人と距離を置くようになったりしたら、その人は何か隠している可能性が高いと言えるでしょう。
スマホを手放さない
隠し事がある人の特徴には、スマホを手放さないことが挙げられます。
隠し事や秘密がある人は、スマホを手放さなくなります。
特に浮気など『絶対にバレたくない秘密』がいきなり出来てしまった場合は、スマホを手放さなくなるので非常に分かりやすいものですよ。
隠し事がバレる瞬間
ではここで、隠し事がバレる瞬間について見てみましょう。
隠し事はいくら上手に隠していても、ふとした瞬間にバレてしまうことも少なくありません。
特に女性は隠し事を見破る力が強いと言われているので、以下のような些細なことでも、隠し事はバレてしまいます。
いつもと態度が違う
隠し事がバレる瞬間には、いつもと態度が違うことが挙げられます。
隠し事をしている人というのは、その隠し事がバレてしまわないかと常にドキドキしているもの。
そのため、そわそわしたり落ち着きがなかったりなど、『いつもと違う』態度になります。
具体的にどんな変化が起こるかは人それぞれですが、いつも一緒にいる人なら案外直ぐに見破れるのではないでしょうか。
口を滑らせる
隠し事がバレる瞬間には、口を滑らせることが挙げられます。
隠そう隠そうと思っていると、つい口を滑らせてしまうことは珍しいことではありません。
隠し事で頭の中がいっぱいになってしまっているので、つい口を開いた瞬間にそのことをポロッと漏らしてしまうのでしょう。
過去を知る人と会う
隠し事がバレる瞬間にはら過去を知る人と会うことが挙げられます。
たとえば過去の出来事や黒歴史など、他人には知られたくないことがあったとしても、当時の知り合いに会うことでバラされてしまうこともあります。
向こうはあなたが隠していることを知らないため悪気はないのですが、偶然過去の知り合いと再会することで、今まで隠してきた努力が水の泡になってしまうこともあるのです。
目が泳ぐ、視線が向かって左上に向く
隠し事がバレる瞬間には、目が泳ぐ、視線が向かって左上に向くことが挙げられます。
目は口ほどに物を言うと言うように、目を見ていればなんとなく相手の本音が見えてくるもの。
嘘をつくときは視線が泳ぎますし、視線が向かって左上に向くときも嘘をついていると言われています。
見たことないビジョンを考えているときは視線が向かって左上に向き、過去のことを思い出そうとしているときは視線が向かって右上に向くそうです。
手がうるさい
隠し事がバレる瞬間には、手がうるさいことが挙げられます。
隠し事をしている人は、無意識に『隠そう』という気持ちが強く働くため、喋るときに口元を手で隠したり、喉や髪の毛を触るなどとにかく『手の動き』が激しくなるもの。
いつもよりも手がうるさいなと感じたら、何か隠し事をしている証拠かもしれません。
隠し事をするのがしんどい理由
隠し事をするのがしんどい理由について、紹介します。
隠し事をする人にも様々な事情がある、ということは先述した通りです。
隠し事をしている方もしんどいのですが、なぜ隠し事をするのがしんどくなってしまうのでしょうか。
隠し事をするのがしんどい理由は、こちらです。
騙してる気分になるから
隠し事をするのがしんどい理由には、騙してる気分になるからというものが挙げられます。
嘘をつくつかないに関わらず、『本当のことを言わない』ことは、ただ黙っているだけでも相手を騙してるような気分になってしまうもの。
相手が素直なタイプであればあるほど、騙してるような気分になってしんどくなってしまいます。
素の自分が出せないから
隠し事をするのがしんどい理由には、素の自分が出せないからというものが挙げられます。
いかなる理由があっても、隠し事をしている以上本当の自分を出せていないわけですよね。
いつでも気を張って、偽りの自分を演じ続けているわけですから、しんどくなるのも当然です。
罪悪感があるから
隠し事をするのがしんどい理由には、罪悪感があるからというものが挙げられます。
隠し事をしているだけでなく、それを隠すために相手に嘘をついてしまっている場合、時々無性に罪悪感に襲われるときがあります。
嘘が大きくなればなるほど、強い罪悪感が自分を襲ってくるので、しんどい気持ちも強くなってしまうでしょう。
自己嫌悪に陥るから
隠し事をするのがしんどい理由には、自己嫌悪に陥るからというものが挙げられます。
隠し事をしていること、周りに嘘をついていること、人を騙していることなど、色々なことが重なると強い自己嫌悪に陥ることも少なくありません。
本当のことを言おうと思っている人であれば尚更、『なんでまた言えなかったんだろう』という自己嫌悪に陥ってしまうことでしょう。
隠し事が良くないと分かってるから
隠し事をするのがしんどい理由には、隠し事が良くないと分かってるからというものが挙げられます。
隠し事の内容にもよりますが、やはり隠し事をするのは良いことではありません。
相手もあなたとの間に壁を感じるでしょうし、そういう相手の気持ちも理解できるからこそ、隠し事をし続けることがしんどくなってしまうのです。
隠し事をするのが辛い時の対処法
最後に、隠し事をするのが辛いときの対処法を紹介します。
隠し事をするのがどうにも辛くなったときは、どうすればいいのでしょうか。
隠し事をし続けるかバラすかを決めるのはあなた次第ですが、隠すと決めたのなら隠し通したいもの。
隠し事をするのが辛いときの対処法は、こちらです。
信頼できる人に話す
隠し事をするのが辛いときの対処法には、信頼できる人に話すことが挙げられます。
あなたがその秘密を隠し通したい相手は、誰ですか。
隠し通したい相手とは全く無関係の、信頼できる人に打ち明けることで気持ち的にはだいぶ楽になります。
リアルの知り合いに話すのを躊躇うなら、電話占いなどで全くの他人に聞いてもらうのもおすすめですよ。
日記に書く
隠し事をするのが辛いときの対処法には、日記に書くことが挙げられます。
隠し事をするのが辛くて、話して楽になりたいのであれば、日記に打ち明けてみましょう。
文字にして、文章にして自分の気持ちを書いてみることで、意外に気持ちがスッキリするのではないでしょうか。
言われた方の気持ちを考える
隠し事をするのが辛いときの対処法には、言われた方の気持ちを考えることが挙げられます。
あなたがその隠し事を相手に話したら、相手はどう思うでしょうか。
もちろん隠し事の内容次第ではありますが、言われた方がただ傷つくだけの内容であるなら、打ち明けるべきではありません。
言われた方がどんな気持ちになるかを考えてみることで、冷静になれるものです。
好きなことをしてリフレッシュする
隠し事をするのが辛いときの対処法には、好きなことをしてリフレッシュすることが挙げられます。
隠し事をするのが辛いと感じている今の状態は、頭の中が隠し事のことでいっぱいになっており、強いストレスを感じていることでしょう。
一旦頭の中をリセットするためにも、好きなことをしてリフレッシュしてみてください。
ストレスを発散できれば、気持ちも楽になるはずです。
忙しくする
隠し事をするのが辛いときの対処法には、忙しくすることが挙げられます。
隠し事のことを考えなくてすむよう、毎日を忙しく過ごしてみましょう。
余計なことを考える暇もないくらい忙しく過ごせば、隠し事のことを考える時間などなくなります。
仕事やプライベートを充実させ、隠し事のことを考えなくてすむ状況を作るのがおすすめですよ。
隠し事をする人にも色々な理由がある!
隠し事をする人の心理や特徴、隠し事をするのが辛いときの対処法などについて紹介しました。
隠し事は悪いこと、良くないこととというイメージが確かに強いのですが、隠し事をする人にも色々な理由があります。
本当は話したいけど話せない、という人もいますので、『隠し事をするなんて、私のこと信用してないの?』なんて思うのはやめましょう。
相手がいつか話してもいいと思えるときまで、気長に待ってあげてくださいね。