口うるさい小姑の心理|小姑との付き合い方や仲良くする方法とは

結婚生活は新しい環境で生活するのですから、悩むことばかりです。なれない家事や新しい家での生活はもちろんのことですが、義両親や小姑など夫の家族との関係性を築くことが最大の悩みになってしまう人も多いのです。

今回は小姑との関わりについて紹介していきます。小姑の関係や関係が悪くなる原因について詳しく説明していきますので参考にしてください。

小姑の意味とは

小姑とは、夫または妻の姉または妹の事を指します。義理の母を「姑」と言いますが、妻にとって姑と同じくらい存在感があるのが「小姑」です。

多くの場合が夫の妹のことを示し、嫁と小姑との関係性などの話題にすることが多いでしょう。小姑と本当の姉妹のように仲が良く、いい関係性を築くことができる人もいますが、良い関係性を築くことが難しい人も多く、悩む人も少なくありません。

姑や夫との関係性も深いため、夫婦や嫁姑の問題にも首を突っ込んで来ることがあります。


うっとうしい小姑の特徴

小姑にも良い人もいれば自分にとってうっとうしく感じる人もいます。ここではうっとうしい小姑の特徴を紹介していきます。

あなたの小姑はうっとうしい小姑の特徴が当てはまるか見比べてください。また自分自身が小姑に当たる場合、特徴に当てはまっていないかを確認してみましょう。

夫婦の問題に口出しする

夫の兄妹とはいえ、結婚すれば家庭は別です。家庭の問題や夫婦のことに小姑は口出しすべきではありません。また小姑が口出ししてくることで、問題解決するどころか、余計にややこしくなるだけなのです。

自分の兄のことだからと熱をもって口出しされますが、使からすればうっとうしいだけなのです。

上から目線

妻にとって義理の実家は嫁ぎ先に当たります。今では少なくなっているかもしれませんが、嫁ぎ先に中での嫁の立ち位置が低いと考えられていることがあります。

そのせいか上から目線でものをいう小姑が存在するのです。自分の方が立場が上と考えているのでしょう。

ライバル視する

小姑と妻の年齢が近いと起こりやすいことですが、小姑が妻をライバル視し、何かと張り合ったりマウントを取ってこようとします。妻の行動のあらを探しては、偉そうに指摘をしてくる、自分の家庭や生活の自慢話をしてくるなど、その行動は性格の悪いとしか言いようがありません。

分からない話をする

結婚すれば義家族との食事や親戚の集まりに参加する機会も多くあります。そこで見られるの小姑のうっとうしい行動が、話題に入ることのできない話を振り入れないようにすることです。

困った顔を見て楽しんでいるようです。また家族として歓迎していないという意思表示として行っていることもあります。

押し付けてくる

嫁に来たのなら家事を行う一環として、自分の世話をすることも当たり前と考えています。自分の食べたい物をリクエストしたり掃除洗濯といった身の回りのことを頼み、まるでお手伝いさん扱いです。

また結婚後も自分の子供の子守を押し付けるなど、いいように使おうとしてきます。


優しい小姑の特徴

先ほどとは反対に、小姑の中でも優しい小姑に注目してみましょう。ここでは優しい小姑の特徴を紹介します。

うっとうしいと思われる小姑との違いを確認してみましょう。嫁にとってどのような行動をしてもらえると、小姑に良い印象を抱きやすいのかが分かります。

姑との間に入ってくれる

嫁と姑はしばしば問題が起こりやすいと言え、結婚生活で姑との関係が悪く悩む人は多いと言えます。夫が間を取り持つことが出来れば良いのですが、女性同士の問題は男性にはなかなか理解できない物です。

そこで同じ女性である小姑が間に入ってくれることですんなりかいけつできることもあります。優しい小姑はその事を分かっていて上手く立ち回ってくれます。

家のことを教えてくれる

家庭ごとにルールがあり、今まで過ごしてきた当たり前が通用しないこともあります。何が違うのかは教えてもらわなければ、気が付かないこともあるでしょう。

優しい小姑は、ルールを教えてくれたり、注意すべき人物を教えてくれます。

姉妹のように接してくれる

小姑の中には、姉妹ができたと純粋に喜んでくれる人もいます。一緒にショッピングを楽しんだり、お互いの悩みを相談したり、良き姉妹・良き友達のような関係を築くこともあります。

新しい環境に入った妻の不安を理解し、支えになろうとしてくれるのです。

気遣ってくれる

優しい小姑は妻を気遣ってくれます。義理の家族に不満があってもなかなか口にはできないものです。実家から離れた地域でクラスとなれば尚更、相談する相手もいないということもあり、ストレスが溜まる一方です。

小姑が気遣ってくれ「大丈夫?」「なにか相談したいことない?」とLINEをくれることで、気持ちを落ち着かせることができるでしょう。

良いことを言ってくれる

周りを妻として認めて貰いやすくするために、妻としての働きっぷりや性格の良さを伝えてくれます。また自分自身とも仲良くいい関係を築いていること話してくれ、もうすっかり家族になっているということを示してもくれます。


小姑に嫌われてると感じる瞬間

直接的には嫌いと言われてはないが、なんとなく嫌われているのではないかと感じた経験が1度はあるのではないでしょうか。ここではお嫁さんが小姑から嫌われていると感じる言動について紹介していきます。参考にしてください。

無視される

人から無視をされれば誰でも嫌われていると感じます。小姑からの無視は、あからさまに無視をされるパターンと、周りが見ていないとこでだけ無視する陰湿なパターンがあるようです。

話しかけても目もわせてもらえず、無視し続けるのは存在を消されているように辛いものがあります。

悪口を言われる

小姑から悪口を言われることも、嫌われていると感じる瞬間です。家族として長年接してきている小姑と家族になってまだ日の浅い嫁では、小姑の言葉の方が信じられてしまうでしょう。特に義両親にとって小姑は実の娘なのですから信じるのは当たり前のことです。

小姑もその事を承知の上で悪口をいうのですから、嫌いで行っていると言えます。

笑われる

人間ですから時には失敗をすることもあります。それを見てにやりと笑う小姑の姿を見ると、実は嫌われているのではないかと感じるのではないでしょうか。

笑い方で思いや感情は違います。内心喜んでいるような嫌な笑い方は、感覚的に感じ取ることができます。

態度が変わる

夫や義両親への態度と自分に対する態度が違うこともあります。初めのうちは打ち解けられていないのだろうと思うかもしれません。しかしいつまでたっても変わらない態度に、嫌われていると感じ始める事でしょう。

嫌味を言われる

強い口調でなくても、チクリと嫌味を言われるだけで嫌われていると感じます。何かを指摘されるのも、はっきり言われた方がスッキリする場合もあります。

チクチクと嫌味を言ってくるのが、小姑らしい方法のようです。


口うるさい小姑の心理

小姑も理由なく口うるさくなってしまうわけではありません。なにかしら思いがあり、このような行動を取っているのです。ではどのような心理なのでしょうか。

ここでは口うるさい小姑の心理を紹介します。参考にしてみてください。

嫉妬

兄妹仲が良い場合は特に、結婚すると嫁に取られてしまうという感覚に陥りやすくなります。兄または弟にとっての自分の優先順位が下がってしまうとなれば、嫁に対し意地悪したくもなるでしょう。

自分の方が兄または弟のことを良く知っているというアピールでもあるのです。

負けたくない

嫁と小姑は比較対象になってしまいます。どっちの方が女性として魅力がある・家事ができるなど、何かと比べられ小姑自身も辛い思いをしている場合があります。

周りに比較され続けることで、負けたくないという気持ちが沸々と湧いてきてしまい、嫁に対し冷たい態度を取ったりマウントを取ろうとする行動に繋がってしまうのでしょう。

生活を変えたくない

家族が1人増えれば良くも悪くも生活に変化が起こります。小姑は今の生活を変えたくないと強く思っていることが多く、その為に口出しをし、嫁の考えや行動を家のルールに近づけようとしているのです。

後から入ってきた嫁が自分に合わせるべきだと強く思っています。

かまってほしい

新しくお嫁さんが嫁いで来ると、家族の意識はどうしてもお嫁さんに向きます。今までかまってくれていた家族が、自分とは違う人に向くことが許せないのです。

行動自体は嫁に向けて行っていますが、嫁にというよりは両親や兄弟の意識を自分に向けようと必死になっているのです。

兄弟・両親のため

始めから馴染めないお嫁さんもいますし、何も出来ない・やらないお嫁さんもいます。夫である兄弟や両親が頭を悩ませている姿を見るのは、小姑にとって辛いものでしょう。

兄弟や両親をどうにか救いたいという一心で嫁に対し口うるさく話をしてしまうのです。


小姑のことが嫌いでうざい理由

嫁が小姑に対し、小姑のことが嫌い・うざいと思ってしまう理由とはなにが挙げられるのでしょうか。ここでは小姑のことを嫌いでうざいと思う理由を詳しく紹介していきます。

嫁が小姑に感じていることが分かると思います。嫁の気持ちを知りたい人はぜひ参考にしてください。

家に来る回数が多い

同居の場合でも別で住む場合でも小姑が家に来る回数が多く、うざいと感じてしまいます。同居の場合は小姑にとって実家に当たるので、返ってくるなとは言えませんが、別で住む家に頻繁に来られるのは困ると感じる人がほとんどです。

介護を押し付けようとする

二言目には義両親の面倒を見てもらわなきゃいけないからと、「介護をするのはあなた」と押し付ける言葉を言ってきます。もちろん将来義両親に何かあれば介護をしなければならない時が来るであろうと、自分で理解しているところに押し付けるような物言いをされれば、うざいと感じてしまいます。

厚かましい

自分の兄弟が両親の生活面・金銭面で面倒を見ているのを知っているのにもかかわらず、両親にお小遣いを貰ったり、食料などを持って帰ってしまう小姑の厚かましさに、イライラしてしまいます。

まだ学生ということなら許せるかもしれませんが、社会人になり自分の稼ぎがあるのにもかかわらず続けるので厄介なのです。

口うるさい

何にでも首を突っ込み発言してくる小姑がおり、うざいと感じてしまいます。姑が口うるさくなるのは想像していたけど、小姑が口うるさいとは思わなかったと嫌気がさしてしまうようです。

自慢

生活・子育てなど様々な点で、自分の方が恵まれた環境であることを自慢してくることに、うざい・嫌いという感情が生れます。幸せに感じるレベルは人によって違いますし、求める生活水準も違います。

価値観の押し付けにもうんざりしてしまうのでしょう。


小姑にストレスを感じた時の対処法

人は強いストレスを感じると体調を崩すことがあります。小姑にストレスを感じてしまった時には、どのように対処をし、ストレス軽減に勤める必要があるのでしょうか。

ストレスの対処法をここで紹介していきます。ここで紹介した方法を試してみましょう。

夫に相談する

自分の悩みを夫に相談してみましょう。しかし相談内容が悪口にならないよう気を付ける必要があります。

小姑と仲良くなれる方法をアドバイスして貰うなど、仲良くなりたいというポジティブな内容でアドバイスを求めることを心がけてください。

会わないようにする

どう努力しても相性が合わないということもあります。どうしても合わず強いストレスを感じてしまうのであれば、会わないことを選択するのも一つの手です。

家族だからと言って密に付き合わなければいけないわけではありません。距離を置いて見ることで関係性に変化が起こることもあります。

言い返す

あまりにも理不尽に感じるのであれば、言い返してしまいましょう。小姑はあなたが言い返さない、または言い返せないことを良いことにエスカレートしていきます。

言い返すことで、弱いという印象を変えることができるでしょう。

同居を解消する

同居をしている限り、小姑との関係を続けなくてはならず、ストレスは軽減できません。問題解決するには、根本的な原因を取り除く必要があります。

同居を解消し、小姑と離れることが一番確実な方法かもしれません。

聞き流す

小姑に言われたことをいちいち聞き入れていてはストレスは溜まる一方です。また小姑が何か言っているくらいに聞き流してみてはいかがでしょうか。

小姑との付き合い方を自分のなかで割り切って、聞いているふりをしても良いのです。


小姑との付き合い方や仲良くする方法

小姑との関係性を円満に解決し、仲良くすることができるのであれば、それにこしたことはありません。付き合い方や仲良くする方法を知ることは大切です。

ここで紹介する方法をぜひ参考にし試し、円満な関係を築きましょう。

盛り上がる話題を振る

女性は話好きな人が多いです。お互い話が合うと思えば、味方につけることも可能です。

2人で盛り上がることができる話題で、女子会をしてみましょう。お互いの共通点を見つけたり、誤解を解くことに繋がりいい関係が築けることができるかもしれません。

イベントは大切にする

誕生日などお祝い事やクリスマスといったイベントごとは、大切にしましょう。人からお祝いされて嫌な気持ちになる人はいません。

嫌われていると感じる人をお祝いするのは嫌だと思う人もいるかもしれませんが、歩み寄るチャンスと言ってもいいでしょう。プレゼントを用意して渡してみるとよいのではないでしょうか。

下手にでる

嫁として家族の仲間入りしたとはいえ、小姑からすれば新参者です。初めから家族だからといって大きな顔をするのは良くありません。

下手に出て慣れてきてから徐々に自分を出していった方が良いと言えるでしょう。

礼儀を忘れずに

親しき中にも礼儀ありという言葉もありますが、家族とは言え挨拶・お礼はしっかりしましょう。仲良くなろうと必死になってしまうのは分かりますが、距離感を間違えれば不快感を与えることになります。

家族だからこそ丁寧に接するように心がけましょう。

関連記事はこちら▽ 礼儀がない人の特徴|礼儀知らずが嫌いな時の対応とは 礼儀がない人の特徴|礼儀知らずが嫌いな時の対応とは

悪口を言わない

不満があれば誰かに愚痴を言いたいときもあります。しかし言う相手を考えなければなりません。

一番身近で理解せいてくれるだろうと、小姑の悪口を夫に言ってしまう人がいますが、身近な人に言うのはようとは言えません。すぐに本人に伝わる可能性が高いです。


もう関わりたくない小姑への対処法

関係性を修復することができない、小姑との関わりを持ちたくないとなった時に、どのように対処すべきかをここで紹介していきます。関わりたくない小姑にどう接したらよいか分からなくなってしまったお嫁さんは、ここで紹介する対処法を参考にしてください。

連絡を絶つ

縁を切りたいと思っているのであれば、中途半端に連絡を続けるのではなく、一切の連絡を絶ってしまった方が良いでしょう。関わりを持ちたくないという意思表示にもなります。

また完全に連絡をしないことで、あなたの大きなストレスが無くなり、気持ちが落ち着きます。

やり返す

嫌がらせに対して話してやめてもらえないのであれば、やり返して同じ思いをしてもらうのも良いと言えます。嫌がらせされる気持ちは、やられないと分かりません。

しかしこの方法は、気持ちに気づきやめてくれる人もいますが、関係性を悪化させる可能性も大きいことを理解しておく必要があります。

夫を間に挟む

合わない小姑と関わりを持たなくてはいけない状況が続くのであれば、夫を介して関わるという方法もあります。自分自身で関わるのではなく、間に夫が入ることで嫌がらせや嫌味を言うなど、小姑も変に行動を起こせません。

何かしようとすれば、家族に自分のやっていることがバレてしまうのですから、良い対処になるでしょう。

義両親を味方につける

小姑にとって実の両親である義両親を味方につけ、小姑の行動を制御してもらいます。自分の娘に対し甘く味方になってくれない義両親ももちろんいます。しかし自分の娘が間違ったことをしていれば、怒って直させる両親がほとんどでしょう。

また小姑も両親に言われれば従うしかないと、心を入れ替えてくれると言えます。

離婚を考える

小姑との関りから夫との関係も続けられなくなる人も中にはいます。多くの場合は小姑とのことを夫に相談しても、小姑の見方をされてしまったことが原因のようです。

小姑とどうしても合わず、なおかつ夫も何もしてくれないようであれば、離婚という選択も小姑から離れるための対処法と言えます。


小姑を追い出す方法

小姑と同居していて関りを持たないという選択ができない人もいるでしょう。同居を解消したいと切に願っているお嫁さんは多いです。しかしどのように家を出てもらえば良いのかが分からないと悩む人もいます。

ここでは小姑を追い出す方法を紹介します。

暮らしにくい環境にする

実家ということもあり、家事を母親に任せっきりにしている小姑は少なくありません。自分でやらなくて済むので居心地が良いはずです。

小姑が社会人で家を出て自分で生活できる余裕があるのであれば、自分のことは自分でやらなくてはいけないようルール変更しても良いでしょう。居心地が悪い環境をわざと作り出せば、で行こうという気になるでしょう。

結婚を進める

小姑も結婚をすれば実家を出るしかありません。お見合い・紹介など、様々な方法で小姑がパートナーを見つけることができるようにサポートしていきましょう。

自分の恋愛に忙しくなることで、嫁に向いていた意識も軽くなるかもしれません。

一切支援しない

小姑にはもちろんのこと、義両親に対しての支援もやめます。義両親は自分の娘に対し甘くなってしまう為、小姑への支援をやめるだけでは意味がありません。

義両親から小姑へ支援を続けていれば小姑にとって何の変化もないからです。

話し合う

小姑に納得して自ら家を出てもらう為には、時間をかけて何度も話し合う必要があります。無理やり追い出すようなことをすれば、後々揉める原因でもあり、自分の中でも罪悪感が残るだけです。

お互いの言い分を思う存分言い合って、気持ちの確認をしましょう。

夫にはっきり伝えてもらう

夫にとっては姉妹なので伝えづらいことかもしれませんが、このまま小姑との関係を続けることは、夫婦関係も悪化しかねないことです。夫の口から家を出てほしいということをはっきり伝えてもらう事は、有効な方法と言えるでしょう。

夫に伝えてもらう前に、夫婦で考えを合わせておくことも大切と言えます。

小姑との関係は結婚生活に大きな影響がある

小姑との関わりは、女性同士ということもあり良好な関係性を築くのは難しいものがあります。1度仲が悪くなれば修復できる可能性は低く、年齢が近ければなおさら険悪になります。

嫁が一生懸命仲良くなろうとしても、小姑にその気がなければ上手くいかないものです。あなたが我慢して関係性を続けていくか、きっぱり縁を切るかはあなたの考え次第と言えるでしょう。