父親を生理的に無理になる心理や原因は?父親を生理的に無理になった時の対処法も紹介!

「父親が生理的に無理」「父親の顔を見るのも声を聞くのも辛い」など父親に対して嫌悪感を抱き悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
生理的に無理な父親から受けた仕打ちがトラウマになっている場合もあれば、悪い父親ではないはずなのに嫌いになる場合などさまざまです。
この記事では、生理的に無理な父親の特徴、父親を無理になる心理や原因、対処法を詳しく紹介します。

生理的に無理な父親の特徴

父親に対して、同じ空間にいるとストレスが溜まる、気持ち悪いなどの感情を持って苦しんでいる人は多いと思います。
ただ、実の父親に対して色々な理由から、心も身体も拒否反応が強く出てしまうことは仕方のないことと言えます。
ここからは、生理的に無理な父親の特徴を5つ紹介します。

頑固で融通が利かない

生理的に無理な父親は、頑固で融通が利かない特徴があります。家長として、自分が一番偉いと思っていて家族の意見を素直に聞いたり、話に耳を傾けたりすることはせず、価値観や意見を押し付けてきます。
そのため、「父親なんていらない」「何を言っても無駄」といった考え方になり父親が嫌いになるのです。

清潔感がない

生理的に無理な父親の特徴は、清潔感がないことです。体臭や口臭ケアをしていなかったり、髭や髪の毛がボサボサだったりすると不快な気持ちになると思います。
父親のだらしない姿に、尊敬の2文字は消えてしまい、友人や彼氏に紹介できない恥ずかしい存在になってしまうのです。

態度が高圧的

生理的に無理な父親の特徴は、態度が高圧的であるということです。謙虚さや他人を思いやる気持ちが欠けているタイプです。
そのため、「そんなことも知らないのか」「何をやってもダメだな」などと見下した態度を取る父親に対して嫌悪感や拒否感を感じてしまいます。

細かくて嫌味ったらしい

生理的に無理な父親の特徴として、細かくて嫌味ったらしいことが挙げられます。何事もあーだこーだとネチネチ細かく口出ししたり、嫌味を言ったりして、子どもの気持ちを無視する父親です。
父親に考えるチャンスを奪われ否定され続けると、子どもは自尊心が低くなってしまい、自分に自信が持てなくなってしまいます。

暴力を振るう

生理的に無理な父親は、暴力を振るう特徴があります。気に入らないと手が出たり、物に当たったりする身体的暴力もあれば、暴言や大声で怒鳴るなどの精神的暴力もあります。
家庭内を恐怖と不安で常に支配する最低な父親であり、生理的に無理になるのは当然のことと言えます。

父親を生理的に無理になる心理や原因

思春期特有の父親嫌いではなく、思春期が終わっても父親が生理的に無理と嫌悪感を抱くのは、一体なぜなのでしょうか。
ここからは、父親を生理的に無理になる心理や原因を紹介します。あなたの理由も見つかるかもしれません。

愛情不足

父親を生理的に無理になる心理や原因に、愛情不足が挙げられます。幼少期から仕事で忙しくてかまってもらえないと父親から愛情を感じ取ることができません。
一生懸命働いてお金を家に入れていても、母親に育児をすべて任せてしまう父親に大切にしてもらえなかったと感じてしまい関心が持てず生理的に無理になってしまうのです。

過干渉や束縛

父親を生理的に無理だと感じる心理や原因に過干渉や束縛があります。何かするたびに、厳しく監視されたり、管理されたりしたらどうでしょうか。とても嫌ですよね。
積もり積もって「お父さんは私を信頼していない」「認めてくれない」などの気持ちが芽生え、諦めや軽蔑に変わってしまうのです。

母親が父親を嫌い

父親を生理的に無理になる心理や原因に、母親が父親を嫌いということが挙げられます。父親への態度を見たり、父親の悪口を繰り返し伝えたりすることで、母親と同様に父親を嫌いになってしまうのです。
上記の場合は、母親の影響を強く受けたことで、一種の洗脳のように父親への生理的嫌悪感が生まれてしまうのです。

コンプレックス

父親を生理的に無理になる心理や原因に、コンプレックスがある場合があります。他の家族を見て「仲が良くて羨ましい」「なんでうちはこんな家族なんだろう」と羨望や嫉妬心が心を支配しているのです。
自分の家と比べてしまいコンプレックスが刺激され、家庭を円満にし、あなたを守ってくれない父親に対して生理的に無理だという感情が生まれるのです。

悪癖がある

父親を生理的に無理になる心理や原因に、飲酒、ギャンブル、不倫などの悪癖が挙げられます。飲酒やギャンブルを趣味で嗜む程度ではなく、飲んで暴れたりギャンブルで家のお金を使い果たしたりしたら、子どもは日常的に辛い思いをします。
また、不倫も家族を裏切る行為であり、到底許されるべきことではありません。悪癖がある父親を尊敬できるはずもなくむしろ憎悪するのは自然な気持ちと言えます。

父親を生理的に無理になった時の対処法

血が繋がっていても、さまざまな心理や原因から父親をどうしても好きになれないことはあります。父親に対して生理的に無理な気持ちがあっても自分を責めないようにしてくださいね。
ここからは、父親を生理的に無理になった時の対処法を5つ紹介します。できそうなことから始めてください。

必要最低限しか関わらない

父親を生理的に無理になった時は、必要最低限しか関わらないという対処法で乗り切りましょう。会話を最小限にしたり、部屋に一緒にいないようにしたり、ストレスの原因となるべく関わらないようにするのです。
父親なので関係をすべて遮断するのは難しいかもしれませんが、上手に関わりを避けるのが得策です。

良いところに目を向けてみる

父親を生理的に無理になった時は、良いところに目を向けてみるという対処法があります。嫌いな気持ちが先行してしまって、父親の良いところを見逃してしまっているかもしれません。
たとえば、頑固で融通が利かない場合は見方を変えて、自分の意見を持っているこだわりの強いタイプと少しでもポジティブに捉えられるようにしてみると、苦手意識や嫌悪感が薄らぐかもしれません。

専門家に相談する

父親を生理的に無理だと思った時には、専門家に相談するのも良い対処法です。父親が嫌いで憎くて怒りの感情が心を支配している、辛くてご飯も食べれないし眠れないなど精神的に苦しく追い詰められている場合は、ぜひプロのカウンセリングを利用してください。
親子関係の問題を取り扱っている専門機関の受診もしくはSNSの無料相談を受け付けているところもありますので上手に活用してみましょう。

一人暮らしをする

父親を生理的に無理だと思った時の対処法として、一人暮らしをすることがおすすめです。年齢や経済的な問題をクリアする必要がありますが、ストレスを感じる場所から離れるのは良い方法であると言えます。
一人暮らしを始めると父親が視界から消えるため、少しずつ気持ちが楽になってきますよ。また、自分で生活する中で、大変さが理解できて感謝の気持ちが芽生える可能性もあります。

事実上縁を切る

父親を生理的に無理だと思った時の最終手段として、縁を切ることが挙げられます。虐待やハラスメントを受けている、借金返済や生活のためにお金を取られるなど父親の逸脱した行為がある場合は、事実上縁を切ってしまうのです。
現在の法律では親と縁を切れないので、一人暮らしを始めて住所を知らせず、連絡先も丸っと変えてしまいましょう。また、役所に住民票閲覧制限を申請し情報の開示を阻止することもできます。

生理的に無理な父親に一歩ずつ歩み寄っていこう

生理的に無理な父親の特徴、父親を無理になる心理や原因、対処法を詳しく紹介しました。
血の繋がった父親とは、できるだけ仲良くしていきたいと思っている人が多いと思います。ただ、決して無理して仲良くなる必要はなく、可能な限り少しずつ歩み寄っていけば良いのです。

この記事が、父親に対して生理的嫌悪感を抱き悩んでいる人の役に立てれば幸いです。