好きな人を諦めたら、なぜか物事が良い方向に進むようになった…そんな経験をしたことのある人は少なくないでしょう。
追いかける恋愛に夢中で辛かった時代と比べると、一転して全てが180度変わり幸せを掴むことができるのには、しっかりとした理由があるのです。
今回は、好きな人を諦めた途端うまくいく理由を紹介していきます。
更に、好きな人を諦めるためにやるべきことなども解説していきますので、辛い恋愛を手離したいという方はぜひ実践してみてください。
目次
好きな人を諦めた途端うまくいく理由
夢中になっていた恋愛を諦めた途端、異性との新しい出会いが急に増えたり、恋愛以外のことも上手くいくようになる傾向があります。
それは、辛い気持ちから解放されたことで、かもし出す雰囲気が一気に変わったことが大きな要因です。
では、好きな人を諦めた途端うまくいく理由について、詳しく紹介していきます。
肩の力が抜けて自然体になる
片思いの相手を必死で追いかけている時は、誰だって肩に力が入るものです。諦めた途端に心が軽くなり、自然体になれることで様々なことがうまくいくようになります。
常に自然体でいられることで、不思議と人が集まってくるようになり、新しい友人が増えたり、異性から頻繁にデートや食事に誘われるようにもなるのです。
経験値が上がり魅力もアップする
辛い片思いを経験することは悪いことばかりではありません。辛さを乗り越えたことで経験値が上がり、それに比例して人として魅力がアップします。
魅力がアップすることで、自ずと新しい恋愛のチャンスがどんどん舞い込んでくるのです。
また、経験を積んだことで仕事にも自信を持って取り組めるようになり、その姿勢が評価され昇進・昇給のチャンスを掴めるなど、恋愛以外のことも充実しやすくなります。
隙が出て異性から注目されやすくなる
好きな人に夢中な時は、他の人が入り込む隙が全くなくなります。たとえ誰かが好意を持っていてくれていたとしても、相手は「隙がないから落とせない」と判断し去っていきます。
反対に、好きな人を諦めて隙が出た途端異性から注目されやすくなり、いわゆるモテ期のような状況に陥りやすくなります。
隙があることにプラスして魅力も備わるため、更に異性の心を引きつけやすくなるのでしょう。ただ、下心で近づいてくる人も増えるので、特に女性は注意が必要です。
笑顔が増える
追いかけても叶わない恋をしている時、人は自ずと笑顔が減っていくものです。好きな人のことがずっと頭から離れず、何か面白いことがあっても心の底から笑うことができません。
そんな恋を諦めて心がスッキリすると、自然と笑顔が増えていきます。よく笑うことで異性からモテるようになるのはもちろん、様々な幸せが訪れやすくなります。「笑う門には福来る」ということわざを、まさに実感できるようになるのです。
前向きになれる
一つの恋愛に終止符を打つことで、「次はもっといい恋をしよう」「絶対に恋人を作る」と、前向きな気持ちになれます。ポジティブな波長は良縁を運んでくれるので、すぐに素敵な人と出会うことができるのです。
また、前向きになることで恋愛以外のことにも意欲的に取り組めるようになり、日々が充実します。
好きな人を諦めるためにやるべきこと
いくらアプローチしても振り向いてもらえない…そんな辛い片思いを諦めるには、相手のことを考えない時間を積極的に自分から作っていくことが大切です。
では、好きな人を諦めるためにやるべき行動とは具体的にどんなものなのか、詳しく紹介していきます。
新しい出会いを求める
好きな人を諦めるためには、積極的に新しい出会いを求めて行動するのが最も効果的です。
合コンやパーティーなど、男女の出会いの場にどんどん足を運んでいきましょう。沢山の異性と交流することで、いつか必ず好きな人よりも素敵だと思える人に巡り合うことができます。
もしなかなか良い縁がなくても、人と積極的に交流を持つ時間が楽しく充実していれば、好きな人への思いは徐々に薄れていくでしょう。
しっかりと距離をおく
例えば、好きな人が同じ職場・同じ部署・デスクも隣同士…このような状況なら、諦めたくてもなかなか思いを断ち切ることはできません。しっかりと距離をおくことも大切です。
職場が同じなのであれば、転職や異動を希望することも検討しましょう。そこまでしたくないという場合は、なるべく視界に入らないように意識的に相手を避けて行動するのが良いです。
また、当然自分から連絡するのはやめるべきです。相手から連絡が来ても無視するか、無視できないならブロック・着信拒否をしましょう。本気で好きだった人をちゃんと諦めるには、それ位の距離感の変化が必要なのです。
仕事や趣味に没頭する
仕事や趣味に没頭することで、好きな人のことを考える時間を意図的に減らしましょう。
暇さえあれば好きな人のことばかり考えてしまう…恋をしている人は、そんな状態になりがちです。相手のことを考えるのが癖づいてしまったままでは、なかなか忘れることはできないでしょう。
仕事や趣味など、何かに夢中になることを習慣化すれば、徐々に恋愛のことが頭から遠のいていきます。
相手の欠点を書き出す
相手の欠点を紙に書き出し、嫌いな所としっかり向き合ってみましょう。そうすることで、あなたの中で「もっと良い人がいる」と意識が変わり、完全に諦めることが可能です。
好意を寄せる人のことは、誰しも少し自分の都合のいいように美化しているものです。冷静に客観的な視点で相手を見て、欠点や嫌いな部分を探しだし、どんどん書き出してください。例えば、「目が小さい」「ケチ」とか、なんでも良いのです。
続けていくうちに諦めるどころか、完全に相手への気持ちが冷めることも期待できます。
無理に忘れようとしないことも大切
忘れようとすればする程、相手のことを考えてしまって諦められない…そんなジレンマに苦しむ人も多いでしょう。
そんな場合は無理に忘れようとせず、ただひたすら時間と共に気持ちが薄れていくのを待ちましょう。時間が経てば、どんな恋愛も必ず忘れ去ることができます。無理せずリラックスした気持ちで生活している中で、良い出会いが急に訪れて、そこで完全に諦めがつくこともあります。
好きな人を諦めたら振り向いた!その心理は?
いくら頑張っても好きな人に相手にされない…だから諦めたのに、なぜか今になって相手が振り向いた…一体なぜこんなことが起こったのか?と、疑問に思うことでしょう。
ここでは、諦めた後に振り向くのはなぜなのか?考えられる相手の心理を5つ紹介していきます。
追われなくなると寂しくなる
これまでずっとアプローチされ続けていたのに、急にパタッとそれがなくなると、寂しくなって今度は追いかける立場になる…恋愛においてそのようなことはありがちです。
追いかけられている間は、それがどれだけ喜ばしいことなのか分からないものです。また、知らず知らず「自分は好かれている」と優越感を感じていたのでしょう。
好かれていることで満たされていた自分を知り、今度は自分から相手を求めるようになるのです。
離れて初めて大切さに気づく
告白されてもずっと断り続けていたけれど、相手が離れていってしまったときに初めて大切さに気づいた…そんなこともあります。
当たり前のようにいつもそばに居る人は、いなくなるまでその存在の重要さに気づきにくいものです。大切だと分かった時、「今度は自分が相手を幸せにしてあげたい」と心から思えるようになるのです。
嫌われたのかな?と気になる
急に追われなくなると、「もしかして嫌われたのかな?」と気になってしまう人もいます。「何か気に障ることを言ったかな…」「欠点を知られたかな…」そんな心配をしているうち相手のことばかり考えている自分に気づき、恋愛感情を持っていることを初めて知るのです。
嫌われたのかと心配になるのは、嫌われたくない・好きでいて欲しいからです。それはつまり、自分も相手のことが好きだということに繋がります。
急に惜しくなる
相手が諦めて自分から離れていったら、急に惜しくなる場合もあります。
このように思う人は、自分に自信がなく、更にあまり異性からモテないタイプと言えます。「もう自分のことを好きになってくれる人なんて、一生現れないかも…」と不安がよぎり、まだ間に合うなら付き合って欲しいと急に思い始めるのです。
本当は始めから好きだった
本当は初めから自分も好きだったけれど、もったいぶっていたら相手が諦めてしまった…という場合もあります。
この場合は、時期を見てちゃんと付き合おうと考えていたのです。先延ばししすぎて、相手が両思いであることに気づかず離れていってしまうという、完全にタイミングを見誤ったケースと言えます。
諦められたと分かった瞬間、慌てて連絡して告白することとなるのです。
諦めたら振り向いたけどすでに自分に恋人がいる時の対処法
好きな人を諦めてから、良い出会いがあり恋人ができた…それなのに、今更好きだった人が振り向いてしまった…そんなことが起こったら、誰だって戸惑ってしまうでしょう。
ここでは、そんな場合の適切な対処法を5つ紹介していきます。ポイントは自分の気持ちに正直になることです。
正直に恋人がいると伝える
すでに自分には恋人がいる…正直にそのことを相手に伝えるのがベストです。
あなたが今の恋人のことが好きなら、その気持ちをはっきり伝えましょう。そうすれば、相手もちゃんと理解してくれます。
相手にとっては非常に残念なことでしょうが、恋愛はタイミングが全てで、こればかりは仕方のないことなのです。
あえて冷たく接する
「あれだけアプローチしていたのに、今更振り向くなんてどういうこと?」と、なんだかモヤモヤして、腹立たしさを感じる人もいるでしょう。
恋人ができた今、あの頃とは立場が完全に逆転しているということです。あえて相手に冷たく接して、あなたの心のモヤモヤを解消しましょう。連絡が来ても無視するなどして、眼中にないことをアピールすることで、あの頃相手にされなかった悔しさが解消されます。
はっきりと「もう好きじゃない」と言う
もうあなたには恋人がいるにも関わらず、「まだ自分のことが好きなはず」と思い込み、しつこくアプローチを仕掛けてくる場合もあるでしょう。そんな人には、ちゃんと諦めてもらうためにはっきりと「もう好きじゃない」と言うべきです。
愛されていた感覚をいつまでも引きずっている人は、あなたの中で「自分がずっと一番の存在」と勘違いしています。曖昧な態度を取っているとずっと相手は引き下がらないので、ちゃんと素直な気持ちを伝えましょう。
迷いがあるなら一度ちゃんと1人になる
恋人のことが好きだけど、振り向いてくれた片思いの相手のことも心のどこかでまだ思っている…自分の中でどちらを選ぶべきか迷いがあるなら、どちらとも関係を絶って一度ちゃんと1人になるのが良いでしょう。
恋人と関係を続けながら他の異性のことも考えるのは、精神的浮気にあたり恋人に対してかなり失礼な行為です。
恋人と別れて片思いの相手とも距離を置き、自分が心から好きなのはどっちなのか、答えが出るまで1人考えましょう。自分の気持ちとちゃんと向き合えば、自ずと答えは見えてきます。
恋人と別れて付き合うのもあり
片思いしていた相手のことが完全にまだ好きなら、恋人とちゃんとお別れして付き合うのもありです。
「そんなの恋人に申し訳ない…」そう考える人もいるでしょう。しかし、他に好きな人がいるのにその気持ちを隠して付き合い続ける方が、恋人に対して失礼と言えます。自分の気持ちに正直になって、本当に好きな人を選びましょう。
好きな人を諦めるのは、簡単にできることではない
辛い片思いを一刻も早く忘れて、ちゃんと諦めたい…焦る気持ちは分かりますが、本気で好きな人を諦めるというのは簡単なことではありません。
時間がかかることを覚悟し、ゆっくりと焦らず徐々に良い思い出にしていきましょう。
早く忘れようとすればする程逆に忘れられなくなったり、頭から離れてくれない相手に対して「苦しめられている」と怒りや恨みの気持ちをもってしまう場合もあります。好きだった人を憎んでしまうなんて、あまりにも悲しいことです。
綺麗な思い出にするためにも、時間をかけてゆっくり忘れていきましょう。