自分で自分を褒める人について、紹介します。
あなたの周りにも、自分で自分を褒める人はいませんか。
あからさまな自画自賛や自慢のようになる人もいれば、自分自身に言い聞かせるようにする人まで様々ですよね。
ここでは、自分で自分を褒める心理やその効果、自分で自分を褒めるのが気持ち悪いときの対処法、そして自分で自分を褒めるおすすめの言葉について触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
自分で自分を褒める心理
まずは、自分で自分を褒める心理について紹介します。
自分で自分を褒める人もいますが、そういう人は一体どんなことを考えているのでしょうか。
自分で自分を褒める心理には、以下のようなものが挙げられます。
詳しく見ていきましょう。
不安を知られたくない
自分で自分を褒める心理には、不安を知られたくないというものが挙げられます。
本当は不安で仕方がないものの、その不安を周りに悟られたくないために、わざと自分で自分を褒める人もいます。
周りに対して「自分は凄い」と言うことで、不安になっている本当の自分を隠そうとしているのです。
誰かに褒めてほしい
自分で自分を褒める心理には、誰かに褒めてほしいというものが挙げられます。
本当は誰かに褒めてほしいものの、誰も褒めてくれないために自分で自分を褒める人もいます。
日本人は周りに合わせる癖があるので、自分で褒めていれば周りも自分を褒めてくれるのではないか、と期待しているのかもしれません。
認められたい
自分で自分を褒める心理には、認められたいというものが挙げられます。
自分で自分を褒める人の大半は、承認欲求が強いです。
自分を認めてほしい、自分の良いところを分かってほしいという気持ちが強いため、自分で自分を褒めているのでしょうね。
こちらに関しても、自分で褒めていれば誰かが認めてくれるのではないか、と思っていることが多いです。
自信があるorない
自分で自分を褒める心理には、自信があるorないことが挙げられます。
自分で自分を褒める人は、自信満々な人もいれば、逆に自信がない人まで両極端。
どちらのタイプであっても、自分で自分を褒めることが多くなります。
自信がある人はその自信から自分を褒めますし、自信がない人はその自信のなさを隠すために自分を褒めるでしょう。
自分を奮い立たせたい
自分で自分を褒める心理には、自分を奮い立たせたいというものが挙げられます。
自分の中に叶えたい夢や目標があるとき、何とかして自分を奮い立たせなくてはいけない、という場面もあるでしょう。
そういうとき、自分のやる気を引き出すため、自分を奮い立たせるために自分を褒めることも多いものです。
自分で自分を褒めることの大事な効果
続いて、自分で自分を褒めることの大事な効果について紹介します。
自分で自分を褒めることは、実はとても大切なこと。
自分で自分を褒めることによって、様々な良い効果が期待できると言われています。
その効果が、こちらです。
自己肯定感が高まる
自分で自分を褒めることの大事な効果には、自己肯定感が高まることが挙げられます。
自己肯定感とは、自分で自分の良さを認め、かけがえのない人だと自覚する気持ちのこと。
最近は自己肯定感の低い人が多いと言われていますが、自分で自分を褒めることによって自己肯定感が高まるのは、素晴らしい効果だと言えるでしょう。
物事がうまくいく
自分で自分を褒めることの大事な効果には、物事がうまくいくことが挙げられます。
自分で自分を褒めることにより、潜在意識に働きかけることができるので、物事がうまくいくようになるのも良い効果の1つ。
ポジティブな言葉を自分自身にかけることで、普段なら失敗していたこともうまくいくようになるかもしれませんよ。
目標達成できる
自分で自分を褒めることの大事な効果には、目標達成できるということが挙げられます。
物事がうまくいくことと似ていますが、自分で自分を褒めることによって目標の達成が近づくという効果も期待できます。
自分で自分にポジティブな言葉をかけることで、潜在意識に働きかけ、目標達成に近づけるのではないでしょうか。
人間関係がうまくいく
自分で自分を褒めることの大事な効果には、人間関係がうまくいくことが挙げられます。
自分で自分を褒めることで人に優しくできるようになり、それゆえ人間関係がうまくいくようになるのも大事な効果の1つ。
社会に出れば人間関係はつきものですし、人間関係なしでは何もできませんからね。
心に余裕ができる
自分で自分を褒めることの大事な効果には、心に余裕ができることが挙げられます。
自分で自分を褒めることは、心に余裕を持たせる行為でもあります。
心に余裕がないと、自分で自分を褒めることなどできませんよね。
自分を褒めることによって自分を客観視することができ、心に余裕をもたらしてくれるのかもしれません。
自分を褒めるのが気持ち悪いと感じた時の対処法
ではここで、自分を褒めるのが気持ち悪いと感じたときの対処法について紹介します。
自分で自分を褒めることは、決して悪いことではありません。
しかし、そのやり方によっては気持ち悪いと感じることもあるでしょう。
自分で自分を褒める人が気持ち悪い、虚しいなと感じたときには、以下の方法で対処してみてください。
適当に受け流す
自分を褒めるのが気持ち悪いと感じたときの対処法には、適当に受け流すことが挙げられます。
自分を褒めるのを気持ち悪いと感じたら、適当に受け流すのが正解。
感情移入しすぎず、適当に「ふーん、そうなんだ」などと受け流しておきましょう。
適当に受け流すようにすれば、相手もあなたの前で自分を褒めるのをやめるようになるかもしれません。
肯定しておく
自分を褒めるのが気持ち悪いと感じたときの対処法には、肯定しておくことが挙げられます。
自分で自分を褒める人を厄介だなと思うものの、邪険にするのも難しい間柄であるなら、とりあえず肯定しておくのもアリ。
自分を褒めてる人のことを否定すると、余計にめんどくさいことになりかねませんから、早く終わらせたいのなら肯定しておくのも良いでしょう。
あえて褒めちぎる
自分を褒めるのが気持ち悪いと感じたときの対処法には、あえて褒めちぎることが挙げられます。
自分を褒める人は、自信がなかったりかまってほしいために、あなたの前で自分を褒めているのかもしれません。
そういうタイプには、あえて褒めちぎることで気分を良くさせておくのがおすすめです。
気のない相槌だけ打つ
自分を褒めるのが気持ち悪いと感じたときの対処法には、気のない相槌だけ打つことが挙げられます。
自分を褒める人が厄介だなと感じるなら、相手が何を言っても気のない相槌だけ打つようにしましょう。
「ふーん」「そうなんだ」などの気のない相槌だけ打つようにして、相手に興味が無いことを察してもらうと良いですよ。
距離をとる
自分を褒めるのが気持ち悪いと感じたときの対処法には、距離をとることが挙げられます。
自分を褒めてばかりでうざい、気持ち悪いと感じるのなら、少しずつ距離をとるようにしましょう。
できるだけ関わりを少なくしていき、必要最低限の関わりに留めておくのがベスト。
「深入りしない」をモットーにしていけるといいですね。
自分で自分を褒める言葉の例
最後に、自分で自分を褒める言葉の例をいくつか紹介したいと思います。
自分で自分を褒める言葉は、特別な言葉ではありません。
ありきたりな、日常的によく使われている言葉こそが、自分で自分を褒める言葉なのです。
詳しく見ていきましょう。
お疲れ様
自分で自分を褒める言葉の例には、お疲れ様、が挙げられます。
毎日仕事に行き、家のこともやるのは必要以上に疲れるもの。
そういう疲れることを日々やっているわけですから、自分自身に「お疲れ様」と労いの言葉をかけてあげるのも良いでしょう。
「今日も一日お疲れ様」と、頑張った自分を褒めてあげたいですね。
よくやった
自分で自分を褒める言葉の例には、よくやった、が挙げられます。
仕事で良いところがあった、たとえ失敗したとしても、そのプロセスが良いものであったのなら、「よくやった」と自分を褒めてあげましょう。
自分で自分を褒めるときのポイントは、結果よりもその過程、プロセスを褒めることなのです。
頑張った
自分で自分を褒める言葉の例には、頑張った、というものが挙げられます。
自分で今日はこれを頑張った、これができたというものがあるのなら、それを「よく頑張った」と褒めてあげましょう。
こちらに関しても、結果よりも大事なのはその過程。
どんなに小さなことでもいいので、自分で頑張ったことがあるなら褒めてあげてくださいね。
偉い
自分で自分を褒める言葉の例には、偉い、というものが挙げられます。
どんなに小さなことでも、「○○ができて偉い」と褒めてあげましょう。
たとえば、今日も早起きができた、自炊ができた、などの小さなことでかまいません。
そういう小さなことを毎日できているあなたは、十分「偉い」のです。
凄い
自分で自分を褒める言葉の例には、凄い、が挙げられます。
自分の良いところを知っているのは、あなたしかいません。
自分が頑張ったこと、よくできたこと、それは誰がなんと言おうと「凄いこと」なのです。
「○○ができて凄い」と口に出すことで、より言葉の効果を実感することができるでしょう。
まとめ:自分で自分を褒めるのは良いこと!ただし人前では控えて
自分で自分を褒める心理やその効果、自分で自分を褒めるのが気持ち悪いと感じたときの対処法、そして自分を褒める言葉の例について紹介しました。
自分で自分を褒めるというのは、とても大切なこと。
そして、やろうと思ってもなかなか難しいこともあるでしょう。
自分で自分を褒めることによって、得られるものはたくさんあります。
ぜひ、毎日のルーティンに「自分を褒める」ことを加えてみてはいかがでしょうか。