はっきりと言葉にせず、「言わなくても分かってもらおう」と思っている「察してちゃん」な人が、あなたのそばにもいるのではないでしょうか。
家族などであれば、確かに「言わなくても伝わる」ことも多いのですが、他人ではなかなかうまくはいきません。
ここでは、そんな察してちゃんな男性心理について見ていきたいと思います。
察してちゃんな男性の特徴や原因、対処法などについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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目次
察してちゃんになる男性心理
察してちゃんな男性とは、簡単に言うなら「言わなくても分かって」と思っている男性のこと。
自分の気持ちを言葉にするのは難しいものですが、言わなくては分からないことも多いですよね。
察してちゃんな男性の多くは、言うのが怖い、言ったあとの周りの反応が気になると思っているのかもしれません。
本心を言うのが怖い
察してちゃんな男性は、自分の気持ちや本音を他人に言うことができません。
言わなくても分かってほしい、察してほしいと思っているのは、本心を言って周りの反応を見るのが怖いから。
自分が本音を言うことで、場の空気が悪くなったり雰囲気が悪化したりすることが、怖くてたまらないのです。
嫌われたくない
人と違う意見を持っているマイノリティは、日本では敬遠される傾向にあるのは言うまでもありません。
「マイノリティ=嫌われる」というわけではありませんが、周りから白い目で見られる可能性はゼロではないですよね。
自分の意見が言えない察してちゃんな男性も、マイノリティになって嫌われるのが怖く、それゆえ自分の考えが言えないということもあるでしょう。
周りの目が気になる
臆病な性格の男性ほど、堂々と自分の意見を言うことができません。
それは、自分の考えが相手と違っていたとき、周りから変な目で見られることに耐えられないから。
自信がなく、人の目ばかりを気にしてしまうため、堂々とできずに「察して」というスタイルになってしまうのでしょうね。
責任を取りたくない
自分ではっきり「○○だ!」と断言してしまうと、もしそれが間違っていたときには自分できちんと責任を取らなくてはなりません。
しかし、はっきり言わずに曖昧にしておけば、もしものときにも「自分は言ってない」と誤魔化すことができますよね。
責任を取りたくないという心理から、察してちゃんになることも少なくありません。
自分から言うのはかっこ悪い
そして男性の中には、プライドが高すぎるために察してちゃんになってしまうということもあります。
自分からああだこうだと言うのは、なんとなくカッコ悪いと思うのでしょう。
「言わなくても周りが分かってくれる」方が、カリスマ性があるというか、かっこいい感じがするため、あえて言葉にしないこともあるようです。
どんな人?察してちゃんな男性の特徴的な行動
察してちゃんな男性には、分かりやすい言動が多いと言われています。
はっきりと「○○して欲しい」と言わず、言わなくても分かってほしいと思っている男性は、その気持ちが行動にも現れていると言えるでしょう。
詳しくは、以下のような行動が特徴的ですよ。
遠回しに伝える
察してちゃんな男性は、はっきりと物事を伝えることはありません。
とはいえ、「分かってほしい」という気持ちが根本にはありますから、中途半端な言い方をするなど遠回しに目的を伝えてくるようになるでしょう。
遠回しに伝えてくるのは、察してちゃんな男性の典型的な特徴の一つです。
いつも近くにいる
察してちゃんな男性は、言葉で言わない代わりに行動で自分の考えを伝えようとしてきます。
そのため、話しかけてくるわけでもないのに、いつも近くにいるなんてこともあるでしょう。
じっと見つめてきたり、目が合っても声をかけてくるわけでもないので、なんとなく不気味に感じてしまうかもしれません。
チラチラ見てくる
察してちゃんな男性は、「言わなくても自分の気持ちを理解してほしい」わけですから、それはすなわち「伝えたいことがある」ということ。
あなたが自分に気づいて声をかけてきたり、自分の言いたいことを察してくれるまで、視線を送ってアピールしてくることもあるでしょう。
SNSに書き込む
自分の意見や気持ちを直接言えない男性であっても、面と向かって話すのではなければ自分の意見を言うことはできます。
その典型的な例でもあるのが、SNSでしょう。
SNSに思わせぶりなことを書いたり、見た人が「何かあったのかな」と思うようなことを書いておき、ほかの人の気を引こうとしているのです。
マメにLINEしてくる
そして、察してちゃんな男性というのは、自分からマメに連絡をしてくることが多いです。
元々男性はLINEを連絡ツールとして使うことが多く、用事がなければ送らない人も少なくありません。
しかしながら、察してちゃんな男性は自分の気持ちをどうやって相手に伝えるかを考えていますので、特別な用事がなくてもLINEを送ってくるでしょう。
察してちゃんになってしまう男性の原因
全ての男性が、察してちゃんなわけではありません。
はっきり物怖じせずに言える性格だったり、堂々としている人もいますよね。
察してちゃんになってしまうのは、自信がなく、それゆえ周りの反応が気になってしまうからかもしれません。
周りを気にしすぎる
察してちゃんな男性は、自分の意見をはっきりと伝えることができません。
それは、必要以上に周りを気にしてしまうから。
自分がこう言ったら相手がどう思うか、相手にどう見られるかが気になってしまい、察してちゃんになってしまいます。
周りを気にする性格が、察してちゃんにしているのでしょう。
過去にトラブルがあった
昔、何かしらの人間関係のトラブルに巻き込まれたことのある人というのも、察してちゃんになりやすいです。
特に、自分がはっきりと物事を言ったことが原因でトラブルに発展してしまった場合、次から同じように言うのが怖くなるというのも、分かるような気がしますよね。
過去のトラブルが原因で、察してちゃんになってしまう可能性は、十分にあると言えるでしょう。
自信がない
そして、自分に自信がない人というのも、察してちゃんになりやすいです。
自信のある人は、察してほしいなどと思わず、物怖じせずに堂々と意見を言うことができますからね。
それができないのは、自信のなさの表れと言っても過言ではありません。
察してちゃんな男性はうざいと言われる理由
近くに察してちゃんな男性がいると、イライラしてしまうという女性は多いのではないでしょうか。
「察してちゃん」は自分の気持ちや意見をはっきり言わず、言葉以外の方法で伝えようとしてくるため、周りからうざいと思われてしまうのです。
はっきりしないから
察してちゃんな人がうざいと思われる一番の理由は、やはりはっきりしないことにあります。
察してちゃんな男性は、本当は言いたいことや自分の意見があるのに、それを言いません。
「言わなくても分かって」というスタイルなので、はっきり物事を言うことがないのです。
このはっきりしない態度に、イライラしてしまう人は非常に多いと言えるでしょう。
優柔不断だから
察してちゃんな男性は、自分で決断することができません。
「決められない」という心情を察してほしいと思っているため、どっちつかずの答えしか言わないのです。
聞いても求めている答えが返ってこないわけですから、周りからうざいと思われるのも無理はありませんね。
行動がうるさいから
察してちゃんな男性は、言葉で伝えない代わりに、行動で自分の気持ちを分かってもらおうとしてきます。
自分の周りをウロウロしたり、チラチラ見てくるなど、一度気づいてしまうと「行動がうるさい」のです。
視界の端でちょろちょろと動いているため、非常に迷惑と言えるかもしれません。
察してちゃんな男性への対処法
身近に察してちゃんな男性がいる場合、どう対応するのが正解なのでしょうか。
あなたが彼のことをどう思ってるのかにもよりますが、察してと言われたら以下の方法で対応してみましょう。
あなたの素直な気持ちで反応してしまっても、問題はありません。
できる範囲で応じる
もし、察してちゃんな男性にあなたが好意を持っているのだとしたら、できるだけ察してあげたいと思いますよね。
察してほしいと言われたときは、できる範囲で応じてあげてください。
ただし、察することに必死になり、あなた自身がストレスを感じることのないように気をつけてくださいね。
言わないと分からないと伝える
男性から「察して」と言われても、正直なところ無理なものは無理ですよね。
分からないものは分からないわけですから、「言わないと分からない」と伝えるのもあり。
その男性とそれなりに親しい間柄であるなら尚更、「言わないと分からないから困る」と伝えてみることをオススメします。
関わるのをやめる
もし、察してほしいと言ってくる男性のことがうざくてたまらないのなら、これを機に距離を置くのも1つの方法です。
察してちゃんな男性と関わっていても、あなたがストレスを感じるだけですからね。
仕事関係の人などではないのなら、関わるのをやめてしまっても特に問題はないでしょう。
ちゃんと言ってほしいと言う
あなたの彼氏が察してちゃんで、周りからうざがられている場合、これ以上彼氏が嫌われないようにするためにも、「ちゃんと言った方がいい」ことを伝えてあげましょう。
言葉にしないと伝わらないこと、ちゃんと言ってほしいということをあなたが伝えてあげるのも、立派な優しさですよ。
最低限の関わりにとどめる
そして、察してちゃんな男性がうざくてたまらないときには、必要最低限の関わりにとどめておきましょう。
仕事関係の付き合いがある人などであるなら、仕事の話や打ち合わせができれば問題ないですよね。
一旦関わり方を割り切ってしまうと、気持ちが大分楽になりますよ。
まとめ:察してちゃんな男性とは適度な距離を取って関わろう
言葉で言わずに察してほしいと言ってくる、察してちゃんな男性。
自分の意見ばかり押し通そうとするタイプもめんどくさいですが、察してちゃんもめんどくさい以外の何ものでもありません。
同じ職場などに察してちゃんな男性がいると、仕事に支障が出る可能性もあるでしょう。
だからこそ、身近に察してちゃんな男性がいる場合は、適度な距離感を保って関わることをおすすめします。