楽しくキャッチボールするような会話は理想ですよね。
でも実際は、性格やその場の雰囲気によって、話し役と聞き役の人が決まってしまうことが多いです。
そして残念なことに、モテない人ほど相手の気持ちを考えて話ができていないでしょう。
気持ちを考えて話すことには限界がありますが、相手の優しさに甘えて、愛想笑いされたことに気が付かないままでいると、痛い人になってしまいます。
相手も楽しい時間を過ごせませんね。
話を聞きながら、女性がこんな愛想笑いの反応をしていないか、ちょっと注意してみてください。
目次
女性の愛想笑いを見抜く方法
目が笑っているか
アメリカ人など、欧米人は笑う時の表情を口で表現します。
目はまっすぐこちらを見て、口元が笑っています。
日本人は相手の目元を良く見ているので、慣れるまでは不思議に感じることもあります。
でも、日本人はその反対に、笑う時には目の動きで表現します。
目元が柔らかく動いていたら、口元はどうあれ、本心が現れていることが多いです。
だから、口だけ笑っていて、目が笑っていない人は笑っているフリをしているのかもしれませんね。
目元まで動かすほど、会話が心に響いていないのかもしれません。
緊張している相手も、その反応をすることもあります。
声のトーン
会話をして、笑ったりあいづちを打ったりして、相手も何か反応します。
目の前にいる相手なら、体の動きも見えるので、案外気が付きにくいことがあります。
でも、電話だと声のトーンがわかりやすくなります。
声のトーンに注目してみると良いかもしれません。
話に疲れたり、違うことを考えている時には、本人も知らないうちに声のトーンが落ちているでしょう。
それは心の感度が低くなっているとも言えます。
あまり相手の興味を引かない話題を深めたりしていないか、チェックできます。
もし、グループで話している時に誰か声のトーンが低くなっていったり、あなたの話している相手がそうなったら、退屈になってきたのかもしれません。
話が続くかどうか
相手が愛想笑いをしているかどうかわかりづらくても、話が続くかどうかではっきりわかります。
その話題に相手も乗ってくれるかどうかが大切です。
ただ笑うだけで、返事をあまりしてくれないときは、興味がないのです。
もし、相手も好きな話題なら、彼女からも何か話をしてくるはずです。自分の意見を言ったり、その話題に関する情報もあるでしょう。
好きな話題については、つい楽しくてたくさん喋ってしまうものですが、話をしているのがあなたばかりになっていないか、たまに振り返ってみると良いと思います。
「どう思う?」と質問して相手の意見を聞いたりせず、自分が一方的に話している場合、会話が途切れがちになります。
次の行動
会話をしていると、言葉以外にも相手の気持ちを判断できるサインがあります。
人間心理に詳しい人や、優しい人は相手の反応を見ているので、会話もお互いのペースでできます。
あなたが何か話して、彼女が笑った後の行動に注目してみましょう。
お店にいるのなら、空になりかけたグラスをいじったりします。
必要がないのにテーブルの上にある砂糖のポットなどを手に取っているのは、この会話に気が乗っていない証拠です。
その会話を続けるよりも、何か別のことがないかと探している時の行動です。
もしくは、足を組み替えたり、腕組みをしたり、態勢を変えるのも似たような心境からの行動です。
長い髪の毛先を見たりするのも、退屈している女性にありがちです。
笑った後の沈黙
愛想笑いは、どこか乾いています。
笑ったのは、ただ会話のスキマを埋めるための行動で、楽しんでいるからではありません。
だから、笑った後に沈黙してしまうのでしょう。
心がこもっていないサインは、行動や表情からもわかるものですが、それが通じない相手には、女性は諦める人が多いのです。
言葉でぴしゃりとシャットアウトするのも、エネルギーが必要です。
それに、普段トゲのある事を言うのに慣れていない人は何と言ったらいいかわからなくなります。
「それが何?」「あなたの話、つまらない。」と軽く言うのもためらわれるので、笑ってごまかすと、勘違いされる場合もありますね。
肯定はしていないかも
会話は、言葉だけが大切なのではありません。
本音も建て前もあります。
それと、優しさなども。
女性が会話をしている時にする愛想笑いに、あまり意味はないでしょう。
「早く帰りたいな。」と自分の中で思っていたり、別のことを考えている場合もあります。
会話している相手に「あなたの話、楽しいわ。」とか、「そうですよね。」と同意しているのではありません。
いわゆるこじらせ系の人は、女性の表情を勝手に解釈します。
可愛らしい人が目の前で笑っても、同意や肯定したり、好意を持っている訳ではないので、勘違いしないようにしてほしいものです。
反応に困る
女性が愛想笑いをするのは、反応に困っているときにする行動の一つです。
言い返すのでも無視するのでもなく、愛想笑いでもしておくと、ソフトに対応できる気がします。
反応に困ることを言ってくる相手は、愛想笑いをしていることさえ気づかないことが多いですよね。
日本人女性は、愛想笑いを良くします。
困った時に助けを求めるときも、少しだけ笑ったりします。
意志表示をはっきりできる人なら愛想笑いは少ないのですが、それだけ衝突を避ける女性が多いのですね。
何にしろ、あなたが仲良くなりたい女性がいるなら、会話の時に愛想笑いの行動をしていないか、ちょっと気にしてみてください。