男性が意地を張る時は、彼女とケンカしている時が多いです。
ケンカではなくても、自分がコンプレックスを感じていることを責められている気がして、ヒートアップしていくこともあります。
自分の考え方が間違っていたことを言われたり、指摘されると面白くないのです。
そんな時に男性はどういう心理でいるのでしょうか。
目次
意地を張る男性の心理
負けたくない
男性は負けず嫌いな人が多いです。
ちょっとしたことで間違っていることを指摘されても、自分でも間違いをわかっているのに認められない時、意地を張ります。
少しでも自分が引き下がったり、折れるのは、負けを認めているようで、自分が許せなくなるのです。
引いた時に、相手に得意げな反応をされるのも、考えるだけでイヤになります。
ただ話をしているだけなのに、勝ち負けを意識している人ほど、過剰に反応します。
間違うことは誰にでもありますし、それを認めて、楽しく話を続けるほうが良い時間が過ごせます。
小さなことにこだわらず、ケンカは早く終わらせられると良いですね。
自分が優位でいたい
意地を張る男性は、勝ち負けもそうですが、優劣も強く意識しています。
そして、自分の方が上の立場でいたいと思っています。
自分がその立場にある方が、心に余裕も持って、周りに優しくできると信じているようです。
彼女が相手なら、どちらが上かどうかという付き合いではなく、お互いに思いやりを持てる関係の方が仲良く過ごせると思うのですが。
男性が意地を張る時は、自分の方が強いと相手に感じさせようとしています。
もし、彼氏がそんな態度になったら、あなたから譲ってあげると彼は満足するでしょう。
満足して、バカにするような態度を取ってくる幼稚な男性もいますが、内心でほっとしている証拠だと思って、大目に見てあげるのも良いです。
素直になれない
男性が意地を張ると、自分の考えを主張し続けます。話していることに疲れてくると、自分が間違っていたことに気づく余裕も出てきます。
心の中で、自分が勘違いしていたことに気が付いているのかもしれません。
でも、急に自分の言っていたことを変える訳にはいきません。
それも、騒いだ分だけ、自分の主張を引き下げるのは気まずくなります。
一言、「自分が違った。」ということさえ、プライドが許しません。
そう言い出せないのは、自分に対しても自分の間違いを認めたくないという矛盾です。
本人も辛いのですが、素直になれないのです。
間違いを認めたくない
意地を張っている男性は、とにかく自分の間違いを認められないです。
認めてしまうと、相手に負けてしまったと感じるのでしょう。
そんなに大げさなことではないのですが、何かで相手に負けてしまうと、相手に対して引け目を感じてしまいます。
一度そう感じてしまうと、いろいろな面で負けているように感じ、相手がほくそ笑んでいるようにさえ感じます。
そんな男性には、自分が一歩離れて接すると良いです。
同じ目線になると、相手の挑発に乗ってしまうので、広い心で接してあげると良いでしょう。
そのうちに、彼も成長して、意地を張ることが少なくなっていくかもしれません。
冷静さがなくなっている
意地を張っている時は、怒っている時です。
冷静さがなくなっています。
そんな時は、男性の方が間違っていたとしても、それを指摘すると余計に怒るだけです。
あなたと話をしている彼が意地を張り始めたら、あなたから冷静になると良いでしょう。
クールダウンするために時間を空けてみたり、彼の好きなようにさせてみるのも一つの手です。
間違っていることがわかって、うまくいかなかったとしても責めたり、笑わないであげてください。
落ち着いたら、向こうから少し気まずそうに近づいてくるでしょう。
その時に「だから言ったのに。」と言ったり、態度で示さないようにしましょう。
困っている
意地を張るのも、大変です。
違うとわかっているのに、意地を張り続けているのはエネルギーが必要です。
いつそれを認めるか考えつつ、彼自身も困っていることでしょう。
素直に間違いを認められないのは、ムダにプライドが高いからかもしれません。
軽い言葉でさえ謝ることに慣れていないのでしょう。
意地を張っているのは、本人にとっても楽なことではありませんが、それ以外の方法がわからないのです。
解決する方法を教えてあげて、ケンカする代わりに有意義な時間を過ごせるようになると良いですね。
意地を張る男性は心が幼いのですが、長い目で付き合ってあげてください。
後戻りできない
男性が意地を張る心理は、結構複雑です。
一回は頭に血が上って、怒っていたかもしれませんが、徐々に自分が間違っていたとわかるものです。
その話を続けるほど、自分の矛盾がわかって困惑するのですが、同時に「後戻りできない」とも感じています。
一度始めた主張を、押し続けるしかないように彼には思えます。
心理的に成長していくと、違う選択肢もあるのだとわかるようになります。
例えば、一週間など時間が経てば、小さいことに意地を張っていたことなんて忘れているはずです。
早く彼が成長して、あまり意地を張らなくなると良いですね。