あくどい人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、『あの人ってあくどいよね』と言われている人はいませんか。
個人的には、『あくどい』は男性より女性に使われることの方が多い気がしますが、あくどい人にはどんな特徴があるのでしょうか。
ここでは、あくどい人の特徴や見分け方の他、あくどい人への対処法も紹介していますので、身近にあくどい人がいて困っている人、過去にあくどい人とトラブルになったことのある人は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
「あくどい人」の意味とは
まずは、『あくどい人』の意味から見ていきましょう。
goo辞書によりますと、あくどいの意味には
- 程度を超えてどぎついこと。やり方が行き過ぎてタチが悪いこと。
- 色や味などがしつこいこと。
があります。
あくどいは批判的な意味で使われる言葉ではありますが、『悪どい』ではありません。
やり方が手段を選ばずタチが悪いことから、度を超えて不愉快に感じる人のことを、あくどい人というのです。
あくどい人の特徴
あくどい人には、どんな特徴があるのでしょうか。
あくどい人というと、あくどい女というイメージがありますが、あながち間違いではありません。
あくどい人は女性に使われることが多く、男性にはどちらかというと『タチが悪い人』を使いますからね。
あくどい人(あくどい女)の特徴は、こちらです。
自分が一番だと思っている
あくどい人の特徴には、自分が一番だと思っていることが挙げられます。
あくどい人は基本的に自己中心的で、他人を見下すことで自分を上に見せる癖があります。
自分を中心に世界が回っていると思っているので、自分の言動によって他人が傷ついたりしてもおかまいなし。
自分さえ良ければいい、と思っています。
恋人がすぐ変わる
あくどい人の特徴には、恋人がすぐ変わることが挙げられます。
あくどい人は、損得勘定で付き合う人(友達も含む)を選ぶ傾向にあるので、今の恋人よりも条件が良さそうな人がいたら、すぐに乗り換えてしまいます。
彼女のいる男性でも構わずアプローチし、自分のものになったら満足して終わり、というパターンも少なくありません。
悪口や陰口を言う
あくどい人の特徴には、悪口や陰口を言うことが挙げられます。
あくどい人は、自分をよく見せるためなら何でもします。
言い換えれば『外面が良い』のです。
特に異性の前ではその仮面を剥がすことはないですが、限られた人の前では悪口や陰口を言うこともしばしば。
他人の悪口を言うことで、その人を見下しているのです。
関連記事はこちら▽ 聞こえるように悪口を言う人の心理や性格|聞こえるように悪口を言う人への対処法とは
自分の非を認めない
あくどい人の特徴には、自分の非を認めないことが挙げられます。
あくどい人は失敗やミスをしても、言い訳ばかりして自分の非を認めようとしません。
素直に謝ることができず、他人やモノのせいにすることも。
言い訳ばかりで非を認めない人は成長できないため、あくどい人は同じミスを繰り返すことも多いでしょう。
いいとこ取りをする
あくどい人の特徴には、いいとこ取りをすることが挙げられます。
仕事で手柄を横取りするような人はいませんか?
情報収集などの時間がかかることは他人にやらせて、自分は出来上がったものを『上司に報告する』だけ。
最後だけ自分が担当することで、いかにも自分の手柄のようにいいとこ取りをしてしまいます。
あくどい人かどうかの見分け方
ではここで、あくどい人かどうかの見分け方を紹介します。
あくどい人は外面が良いので、パッと見では人当たりが良い人であり、あくどい人だとは思えません。
あくどい人のターゲットにされると大変なので、関わりを持つ前に見極めたいですね。
言動に一貫性がない
あくどい人の見分け方には、言動に一貫性がないことが挙げられます。
あくどい人は自分の損得勘定で動いていますから、言動に一貫性がないこともしばしば。
特に『言ってることとやってることが違う』『人のことを言うくせに自分のことは棚上げしてる』と感じることが多いのであれば、それはあくどい人と言えるでしょう。
常に誰かと一緒にいる
あくどい人の見分け方には、常に誰かと一緒にいることが挙げられます。
あくどい人は自分をよく見せるために、誰かと行動を共にすることが多いです。
人といることで自分を上に見せたり、一緒にいる人に他人の悪口を言って優越感を得ることも。
また、異性に囲まれることで『自分はモテるんだ』ということをアピールする人もいるでしょう。
人によって態度が変わる
あくどい人の見分け方には、人によって態度が変わることが挙げられます。
あくどい人は自分にとって有益か無益かを即座に判断するので、人によって態度を変えることも日常茶飯事。
自分にとって得にならないと判断すると、一気に冷たい態度になります。
その人の態度をよく観察していると、あくどい人かどうかは意外に簡単に見分けられるかもしれませんよ。
他人の粗探し、欠点ばかり見る
あくどい人の見分け方には、他人の粗探しや欠点ばかりを見ることが挙げられます。
あくどい人は他人を見下すために、良いところよりも悪いところばかりを指摘します。
もちろん、人は欠点が目につくものですが、その分良いところもたくさんあるもの。
見下すことを前提にしているあくどい人は、欠点探しが上手なのです。
八方美人
あくどい人の見分け方には、八方美人なことが挙げられます。
人によって態度を変えることと似ていますが、あくどい人はまずは誰にでもいい顔をします。
職場の上司にはいい顔をしていて、同僚とは一緒になって悪口を言う、なんてパターンが多いのではないでしょうか。
誰からも嫌われないような態度をとっている人がいたら、それはあくどい人の可能性が高いです。
あくどい人への対処法
最後に、あくどい人への対処法を紹介します。
身近な人があくどい人だったら、どうすれば良いのでしょうか。
真っ向から対応しても、自分が疲れてストレスが溜まるだけ。
あくどい人への対処法は、以下を参考にしてみてください。
距離を置く
あくどい人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。
友達など関わらなくてもすむ相手であるなら、少しずつ距離を置いて関わらないようにするのがおすすめ。
あくどい人と一緒にいても、自分の精神が参ってしまうだけです。
あからさまに避けるとあなたが悪者にされてしまいますから、少しずつ距離を置いていってくださいね。
受け流す
あくどい人への対処法には、受け流すことが挙げられます。
関係を絶つのが難しい相手なら、あくどい人の発言は基本的に受け流してしまいましょう。
何を言ってきても真に受けず、『へー、そうなんだ』くらいに流しておけばOK。
あくどい人はまともに相手をするだけ時間の無駄なので、こちらが大人になるしかありません。
割り切って考える
あくどい人への対処法には、割り切って考えることが挙げられます。
受け流すことと似ていますが、あくどい人と真摯に向き合おうとしても時間の無駄。
人を見下すことでしか自分の価値を感じられない可哀想な人、と思うようにすれば、あくどい人の言動に振り回されることもなくなるのではないでしょうか。
やめた方がいいと伝える
あくどい人への対処法には、やめた方がいいと伝えることが挙げられます。
親しい間柄だったり身内である場合、もしくはあなたが上司の立場であるのなら、『そういうのはやめた方がいい』とはっきり伝えた方がいいでしょう。
おそらく周りもあくどい人に振り回されて困っているので、状況次第でははっきり伝えてあげることも必要かもしれませんね。
関連記事はこちら▽ はっきり言う人の心理|はっきり言う人が苦手で怖い時の対処法とは
反面教師にする
あくどい人への対処法には、反面教師にすることが挙げられます。
あくどい人は最初こそ人当たりのいい人として人気者になりますが、次第に距離を置かれてしまうもの。
それに気づかずあくどい言動を続けているわけですから、自分はあんなふうにはならないようにしよう、と反面教師にしてしまうのがおすすめです。
まとめ:あくどい人との関わりは最小限にしよう
あくどい人の特徴や見分け方、対処法について紹介しました。
あくどい人は言動が度を超えており、タチが悪いためあまり関わらない方が無難です。
正直なところ、あくどい人と関わってもいいことは1つもありません。
できることならあくどい人とは関わらない方がいいですが、職場の人などどうしても関わりを断つことができないのであれば、必要最低限の関わりにとどめておきましょう。
その方が、あなた自身のためですよ。