【男女別】甘え上手な人の特徴｜職場で甘え上手になるための行動とは

甘え上手な人と聞いてどのような人を思い浮かべますか？ぶりっ子口調でわがままを言う女性や、草食系の年下男子を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

甘え上手な人というと、どちらかと言えばネガティブなイメージを持たれることがあります。

しかし実際の甘え上手な人の特徴は少し違います。では甘え上手な人にはどのような特徴があるのでしょうか。男女別の特徴や職場での行動など、様々な視点から甘え上手な人を紹介します。

【男女別】甘え上手な人の特徴

甘え上手な人は自分に利点があるように相手を動かしていたり、何かを買ってもらうなど、自分中心で物事を考えているように思われがちです。しかし本当の甘え上手は違います。

甘え上手とは相手に無理やり行動させるのではなく、自らやってあげようと思わせることができる人を言います。不快な思いをさせないように気を配ったり、人一倍相手の事を思いやる気持ちがあるのです。

甘え上手な男性の特徴

自分をさらけ出せる

甘え上手な人は、自分のありのままの姿をさらけ出すことで、相手との距離を縮めることができます。女性はなんでも完璧にこなす男性を相手にすると、緊張したり斜に構えてしまうものです。男性自ら弱み・欠点などをさらけ出すことで、女性は安心して心を開くことができます。

また強いイメージのある男性が自分の弱さを見せることで、母性本能をくすぐることができ、女性は男性からの甘えを受け入れやすくなるのです。

親しみやすさ・人懐っこさを持つ

親しみやすさや人懐っこさを持つ男性は、甘えられる雰囲気を自ら作ることができるといえるでしょう。親しみやすさや人懐っこさを持つ男性の周りには、自然と多くの人が集まります。それはなぜか構いたくなる魅力を感じるからです。

人懐っこさは母性本能をくすぐり、女性は気が付いたら世話を焼いてしまいます。

甘える相手やタイミングを把握している

甘え上手な男性は、甘える相手や甘えるタイミングを把握し、その女性に合ったタイミングを見極める力があります。

中には甘えを許さない女性もいます。また女性が忙しいタイミングで甘えても、受け入れてもらえない可能性が高いでしょう。甘え上手な男性は、相手に嫌な思いをさせずに、上手く甘えることが上手いのです。

男らしさも持っている

多くの女性は男性に男らしさを求めます。デートではリードし、いざという時には自分を守って欲しいものなのです。
甘え上手な男性は甘えるだけでなく、男らしさもしっかり持っています。甘えるだけの男性は甘え上手というよりも甘えん坊と言った方が合っているかもしれません。

普段は男らしい姿の中に、甘えた顔を時より見せられることで、女性はキュンとするのではないでしょうか。

可愛いお願いやわがままが自然にできる

男性にとって女性に対し自然にお願いをしたり、わがままを言うことはハードルが高く感じるのではないでしょうか。男性はプライドが高く、女性に対して見栄をはるものです。

しかし甘え上手な男性は、変に見栄を張ることなく自分の素直にお願いしたりわがままを言うことができます。

甘え上手な女性の特徴

素直

甘え上手な女性は素直な女性が多く、お願いごとや思っていることを素直に伝えることができます。男性は素直な女性に魅力を感じ、その可愛さから求めるられる願いは叶えてあげたいと思う人が多いです。

素直に喜んだり・感謝の言葉を伝えられる女性は、男性だけでなく女性から見ても素敵で可愛く見えます。また自分が間違っていた時には、すぐに謝ることができる姿を見ると、助けてあげたい気持ちが大きくなるでしょう。

愛嬌がある

愛嬌があり、いつも笑顔で人に接することできると、様々な人とすぐに仲良くなれます。甘え上手な女性は愛嬌があり可愛さがある人が多いと言えます。

愛嬌のある人の無邪気さは、周りに人を寄せ付ける力があります。そして自然とお願いを聞いてもらえる雰囲気を作っているのです。

わがままが言える

甘え上手な女性が言うわがままは、相手を嫌な気分にさせるわがままではありません。言われてく嬉しい内容やクスッと笑ってしまうような内容のため、男性はわがままを受け入れ安いのです。

例えば「２人きりで食事に行きたい」「次は遊園地に連れて行って」のように、自分への好意を感じる内容のわがままは、言われて不快には感じないでしょう。

褒め上手

「○○さん凄い」「○○さん上手」「○○さん男らしい」こんな言葉をかけられたら嬉しいですよね。甘え上手な女性は褒め上手です。

相手の気分を高めてから甘えることで、受け入れてもらいやすくなります。しかし嘘をついて褒めてはいけません。嘘はすぐにばれてしまいます。

ボディタッチが自然

甘え上手な人は、適度にボディタッチをしています。人に触れられるのが苦手な人もいますし、ボディタッチの回数が多すぎれば不快感を与えかねません。

しかし甘え上手な人は良い距離感を取ることも上手いので、ボディタッチが苦手な人にはやりませんし、不快な触れ方はしません。相手をドキッとさせる程度です。

末っ子が甘え上手な理由

末っ子の人は甘え上手が多いと言われます。兄弟の中の何番目として育ったかは、人格形成に関わってくると言われています。

ではなぜ末っ子として育つと甘え上手になるのでしょうか。ここでは末っ子が甘え上手になる理由を紹介します。

兄弟の行動を良く見ている

何をしたら怒られ何をしたら褒められるのか、兄弟の行動を良く見て学んでいます。これは物心ついた時から自然と行っていることで、常に顔色をうかがったり、真似して育ってきています。

どのような行動が相手を喜ばせ、どのように甘えれば受け入れてもらえるかを、子供の頃から術を知っているのです。

甘える環境で育つ

末っ子の人は生まれてすぐから年上の人との関りがあり、面倒見てもらうのが当たり前の環境で育ちます。小さいころから出来ないことを、お兄ちゃんやお姉ちゃんにお願いしているので、甘えたりおねだりすることに抵抗がありません。

またお願いの方法も熟知していると言えるでしょう。

世渡り上手

年上との接し方を兄弟間でしっかり学んできている為、末っ子の人は人当たりが良く人の懐に入るのが上手な人が多いと言えます。またコミュニケーション能力が高く、自分の望みが叶うよう思った方向に導く力も備わっています。

そのためわがままを言っても、なんか憎めないと許されてしまうことが多いです。

職場・仕事場で甘え上手な人の行動

会社には様々なタイプの人が集まります。その中で上手く立ち回れる人を見て、羨ましく思ったことはありませんか？

甘え上手な人は職場でも上手に仕事をお願いしたり、上司とコミュニケーションを取っています。では甘え上手な人は職場でどのような行動をしているのでしょう。

職場の雰囲気を良くする

この人がいると職場の雰囲気が良くなるという人が、１人や２人はいませんか？甘え上手な人は、明るく笑顔で周りの雰囲気を変える力がある人が多いです。

職場の雰囲気が明るいと働きやすいと感じるでしょう。何かトラブルがあった時や、上司が怒っているときなど、オフィス内がピリピリして困るときはないでしょうか？

甘え上手な人は周りの空気を読んだり、周りの人に気を配りぴりついたオフィス内をやわらげることができるのです。

上司を立てるのがうまい

人は誰かに頼られると嬉しい物です。また頼ってきた人の力になりたいとも思います。

甘え上手な人は相手をたて、その人が得意な分野を見極めお願いすることが上手いです。「○○さんPCに詳しいので教えてもらいたいな」など、相手を立てながら甘えることで、助けてあげようという気持ちが強くなるのです。

お礼をしっかりする

甘え上手な人は、何か助けて貰ったらそのままではありません。しっかりとお礼の気持ちを伝えることができます。

それは言葉ももちろんですが、仕事中に口にできるコーヒーやお菓子を差し入れたり、相手が今何を欲しているかを考え行動することができるのです。

自分も努力をする

いくら甘え上手であっても、何度も同じことをお願いすれば相手に嫌な顔をされます。出来ないことをいつまでも誰かに丸投げするのではなく、自分でもできるように努力するのが、甘え上手な人の行動と言えるでしょう。

できるようになるまでに時間がかかっても、周りから見て努力している姿や成長が見られれば認めてもらえるのです。

付き合いが良い

会社勤めをすると、時に会社外でも付き合いがあります。それは同僚だけでなく先輩社員や上司と様々な人が当てはまります。

甘え上手な人は、飲み会や休日の遊びなど、プライベートな時間であっても無理ない程度に人付き合いをすることができるのです。このような集まりも上手く利用し信頼関係を築くのでしょう。

相手にうざいと思われるNGな甘え方

同じように甘えているつもりでも、許せる人と許せない人がいます。気を付けないと相手を不快にしてしまう甘え方もあるのです。

甘え上手の人とうざいと感じさせる甘え方の違いは何でしょう。ここでは相手をうざいと思わせてしまう甘え方の特徴を紹介します。

利用したいときだけ甘えてくる

利用したい時だけ甘えて寄ってくるのは印象が良いとは言えませんよね？本当に甘え上手な人は、常日頃から愛想がよかったり周りに好印象を与えています。

特に相手からの好意を分かったうえで、利用したいときだけ甘えているというのは、次第に相手にも伝わります。そんな人に力を貸そうと思う人はいないでしょう。

思い通りにならないと不機嫌になる

謙虚さのない甘えは相手から嫌がられます。甘えても相手にされなかった時に不機嫌になるなど、不貞腐れた態度を表に出すなど、可愛さが見らえないのは甘え上手とは言えません。

甘えを受け入れるかどうかは相手が決めることであって、甘えた本人が決めることでは無いので、受け入れてもらえるとは限りません。自分が甘えれば聞いてもらえると勘違いしているのでしょう。

わがままが過ぎる

甘え上手な人が言うわがままは、相手が可愛いと感じる程度のものです。度が過ぎたわがままは不快に感じるだけです。また相手が嫌がっているのにもかかわらず、しつこくわがままを言い続けるのも良くありません。

自分の事だけではなく相手の事を考えて行動できることが、甘え上手と言えるでしょう。

ボディタッチをしすぎる

よく甘える行動を過度なボディタッチで表現する人がいますが、それは間違った認識です。過度なボディタッチは人を不快にします。特に公共の場や人前でされるのを嫌がる人は多いです。

軽く触れることでスキンシップを図ることは良いですが、やり過ぎないようにしましょう。

お金目当てが見える

「ブランドバックが欲しい」「アクセサリーが欲しい」など物をねだる行為は、甘えるとは違います。甘えのつもりで行っているかもしれませんが、相手からしたらお金目的で近づいてきていると感じます。

このようなおねだりすることを甘えることと勘違いしている人は、相手から「贅沢したいだけ」と思われ離れられてしまうでしょう。

甘え上手な人には独特の魅力がある

ここまで甘え上手な人について紹介してきました。甘え上手な人はただ単に「甘えん坊」「わがまま」ということではないことが分かるかと思います。

甘え上手な人は素直さや相手への思いやりを備えている人が多く、自分の願えだけを叶えようということではありません。甘えてお願いごとをしていますが、どれも相手が受け入れられる物です。

男性も女性も甘え上手な人は相手を不快にしない、可愛さがある魅力的な人を指すのでしょう。