荒削りな人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、『あの人の仕事は荒削りだな…』と感じる人はいませんか。
ここでは、荒削りな人の特徴や性格について見ていきたいと思います。
『荒削り』はどちらかというと悪い意味で使われることが多いのですが、良い意味や期待を込めて使われることもあるんですよ。
早速、詳しく見ていきましょう。
目次
荒削りな人の特徴
まずは、荒削りな人の特徴から紹介します。
あの人は荒削りだよね、と言われてしまう人には、どんな特徴があるのでしょうか。
以下の5つの特徴に当てはまるものが多いほど、あなたも周りから『荒削りな人』だと思われているかもしれません。
積極的
荒削りな人の特徴には、積極的なことが挙げられます。
荒削りな人は、新しいことをするときにも躊躇うことなく、積極的に動きます。
できるできないではなく、やってみたいかどうかを主体にして動くところがあるので、好奇心旺盛とも言えるでしょう。
積極的なところは、荒削りな人の良いところでもありますね。
物の扱いが雑
荒削りな人の特徴には、ものの扱いが雑なことが挙げられます。
荒削りな人は、周りから見るとちょっと乱暴なところがあることは否めません。
静かにやることが苦手で、ものを投げたり散らかしたりすることも多いでしょう。
ものの扱いは雑ですが、本人は決して雑に扱っているという自覚はありません。
関連記事はこちら▽ 物の扱いが雑な人の心理や性格の特徴|物を雑に扱う人への対処法とは
声が大きい
荒削りな人の特徴には、声が大きいことが挙げられます。
荒削りな人は静かにやることが苦手といいましたが、まさにその通り。
声も大きくて、周りが驚いてしまうことも少なくありません。
本人はあえて大きな声を出しているつもりはなく、あくまでも『普通』なのは、憎めないところです。
効率が良くない
荒削りな人の特徴には、効率が良くないことが挙げられます。
荒削りな人は『とりあえずやってみる』タイプなので、計画を練ったり先のことを想像するのは苦手です。
そのため、実際にやってみてから足りないことに気づくことも多く、効率はあまり良くありません。
行動力がある
荒削りな人の特徴は、行動力があることが挙げられます。
積極的なことと似ていますが、荒削りな人は、やらずに後悔するよりやって後悔する方を選ぶタイプ。
どうなるか分からないけれど、とりあえずやってみます。
なかなか一歩を踏み出せない人からすると、行動力があることは羨ましく感じるかもしれませんね。
関連記事はこちら▽ 行動力がある人の特徴や性格|行動力がある人になりたい人がやるべきこととは
荒削りな人の性格
続いて、荒削りな人の性格を紹介します。
荒削りな人の特徴は先ほど紹介したとおりですが、荒削りな人はどんな性格をしているのでしょうか。
荒削りな人の性格を5つ紹介しますので、自分に当てはまるか確認してみてください。
大ざっぱ
荒削りな人の性格には、大ざっぱなことが挙げられます。
荒削りな人はとにかく大ざっぱで、形になっていればそれでOKというタイプ。
パッと見完成していればOKなので、仕事も周りより早く終わることが多いです。
ただし、大ざっぱなので『詰めが甘い』と言われることも少なくありません。
細かいことを気にしない
荒削りな人の性格には、細かいことを気にしないことが挙げられます。
荒削りな人は大ざっぱなので、細かいことは気にしません。
ちょっとくらいズレていても、『留まっていればいいや』と気にしないので、荒削りな人に資料の作成などを頼むと、資料がズレてホチキス留めされていることも多いようです。
融通が効かない
荒削りな人の性格には、融通が効かないことが挙げられます。
荒削りな人は頑固で、自分なりの信念があるため、融通が効きません。
他人の言葉には耳を貸さないことも多く、効率の良いやり方を教えてもらっても、『自分のやり方の方がいい』と頑なに拒否してしまうこともあるでしょう。
関連記事はこちら▽ 頑固な人の特徴や心理|頑固な性格を治したい人がやるべきこととは
前向き
荒削りな人の性格には、前向きなことが挙げられます。
荒削りな人は、とにかく前向きな性格をしています。
失敗したときのことは考えず、たとえ失敗しても『なんとかなる』と前向きに考えているので、自然と周りに人が集まってくるもの。
荒削りな人は、ムードメーカーになりやすいと言えるでしょう。
関連記事はこちら▽ 人が集まる人の特徴や魅力の共通点|人が集まる人になるにはどうすればいいの?
静かにできない
荒削りな人の性格には、静かにできないことが挙げられます。
先ほども言いましたが、荒削りな人は静かにすることが苦手です。
話す声は大きいですし、動作も大きくてうるさいので、静かとは無縁。
沈黙が苦手な人も多く、会議などでは悪目立ちしてしまう可能性があるので、気をつけなくてはなりません。
荒削りな人の長所
荒削りな人の長所には、どんなものがあるのでしょうか。
『荒削り』は、どうしてもマイナスのイメージが強いのですが、冒頭でも触れたように良い意味で使うこともあります。
荒削りな人にも長所はたくさんありますよ!
荒削りな人の長所には、こんなものが挙げられます。
元気で明るい
荒削りな人の長所には、元気で明るいことが挙げられます。
荒削りな人は大ざっぱではありますが、声も大きくて元気、常に明るい人。
周りに人が集まり、ムードメーカーになることも少なくありません。
『あの人がいると明るくなるよね』『楽しくていいよね』と思われるのは、荒削りな人の最大の長所と言えるでしょう。
何でもやってみる
荒削りな人の長所には、何でもやってみることが挙げられます。
荒削りな人は好奇心旺盛で、チャレンジ精神も持ち合わせています。
そのため、とりあえず何でもやってみるのは荒削りな人の良いところ。
やる前から『できない、無理』という人と違って、荒削りな人は何でもやってみて、それから結論を出すのです。
ポジティブ
荒削りな人の長所には、ポジティブなことが挙げられます。
荒削りな人の前向きでポジティブなところは、他の人も見習うべきところでしょう。
ダメだったときのことを考えたり、失敗をいつまでも引きずったりはしません。
ポジティブに物事を考えられない人も多いので、荒削りな人のポジティブさは素直に凄いと思います。
へこまない
荒削りな人の長所には、へこまないことが挙げられます。
ポジティブなことと似ていますが、荒削りな人はちょっとやそっとのことではへこみません。
元々細かいことを気にしない性格なので、失敗したりうまくいかなかったりしても、『まぁいっか』と片付けてしまい、ネチネチと引きずることはありません。
荒削りな人間を改善する方法
最後に、荒削りな人間を改善する方法を紹介します。
荒削りな人は必ずしもデメリットとは限りませんが、『大雑把で雑』など、良いイメージが少ないのも事実。
仕事などでは荒削りなことはデメリットになることも多いので、気になる人は意識して改善していきましょう。
丁寧にやる
荒削りな人間を改善する方法には、丁寧にやることが挙げられます。
荒削りな人は、何をするにも大雑把で雑。
それを改善するには、何事も丁寧にやる習慣をつけるしかありません。
まずは身近なところから、たとえば靴は揃えて脱ぐ、カバンの中身を整理するなどから始めてみてはいかがでしょうか。
早さを求めない
荒削りな人間を改善する方法には、早さを求めないことが挙げられます。
荒削りな人の多くは、何でもかんでも『早く終わらせる』ことを重視している傾向にあります。
仕事も早く終わらせるべき、というのはあながち間違いではないのですが、荒削りを直したいなら早さを求めてはいけません。
物を丁寧に扱う
荒削りな人間を改善する方法には、物を丁寧に扱うことが挙げられます。
ペンや書類、デスクなどの身近なものを、あなたは大切に丁寧に扱っていますか?
使ったら使いっぱなし、書類は出しっぱなしになっていませんか?
荒削りな人は物を壊すことが多かったり、消耗品の減りが早いことも多いので、身近なものから丁寧に使うようにしてみましょう。
見直しをする
荒削りな人間を改善する方法には、見直しをすることが挙げられます。
仕事が終わった!と思ったら、必ず提出する前に見直しをしてください。
内容は間違っていないか、といった中身のチェックだけでなく、見た目のチェックも怠ってはいけません。
ホチキスを留める位置や書類のズレがないかなど、見直しをする癖をつけると自分の荒削りさに気がつくはずです。
動く前に考える
荒削りな人間を改善する方法には、動く前に考えることが挙げられます。
何かをやる前に、『どうやって進めていくか』『どんなふうにしたいか』といった、作業の流れや完成形を想像してみてください。
荒削りな人はすぐに作業に入ってしまうことが多いので、まずは『頭で考えてから動く』癖をつけることが大切です。
荒削りな人は大雑把で雑だがポジティブな人
荒削りな人の特徴や性格について、紹介しました。
荒削りな人は大雑把で雑なので、細かいところまで確認できておらず、詰めが甘いと言われてしまいます。
パッと見では仕事も早くて素晴らしいのですが、よくよく見ていくと確認不足なところが多くなるので、荒削りな人は仕事ではマイナスの評価を受けやすくなると言えるでしょう。
まずは自分自身で荒削りであることを自覚し、直そうと意識することが大切です。