適当にあしらう人の心理や特徴|適当にあしらわれた時の対処法とは

適当にあしらう人の心理や特徴|適当にあしらわれた時の対処法とは

こちらが一生懸命話しているのに、適当にあしらわれてしまった。

そのような経験、あなたにもありませんか?

相手が丁度忙しくてタイミングが悪かったのかもしれませんし、もしかすると虫の居所が悪かったのかもしれません。

何か事情があったにしろ、適当にあしらわれると誰だって良い気分はしないものです。

今回は適当にあしらう人の特徴や心理、あしらわれた時の対処法をご紹介します。

適当にあしらう人の特徴

人間関係を構築する上で、人をあしらうことも時には必要かもしれません。

とはいえあしらい方を間違えると、相手を怒らせてしまうこともあるでしょう。

適当さは、すぐに相手に伝わってしまうものです。

適当にあしらう人には、どういった特徴があるのでしょうか。

上から目線

上から目線で物事を考えている人は、相手を適当にあしらいがちです。

自分の方が立場が上で偉いと勘違いしているため、周りの話に全く耳をかしません。

自分勝手な発言や行動を繰り返し、周囲からひんしゅくを買うことも。

人の好き嫌いが激しい

自分の好き・嫌いの感情がはっきりしている人は、嫌いなものやコトには適当に対応します。

それは人に対しても同様で、1度嫌いと認識した相手はとことん拒否。

適当にあしらい、相手にしません。

話も真剣に聞いてくれないので、職場にこういった人がいると仕事が上手くまわらないこともあるでしょう。

楽観的で無責任

人の話を真剣に聞かず、「まっ、いっかー」「何とかなるでしょ」と楽観的に物事を考え、適当に相手をあしらう人がいます。

友達同士なら「あいつは楽観的だな」と思われるくらいで済みますが、職場では「あいつは無責任なやつだ」と思われ、周りから信用されなくなってしまいます。

我が強い

自分の思い通りに物事が進まないと気が済まないような我が強い人は、気に食わないことがあれば相手を適当にあしらいます。

自分より目立っている人や優秀な人がいると、わざと冷たい態度をとったり、素っ気ない態度で適当にあしらったりして、不満を解消しようとするのです。

関連記事はこちら▽ 気に食わない人の特徴や心理|気に入らない人を排除する方法とは 気に食わない人の特徴や心理|気に入らない人を排除する方法とは

自分のことしか考えていない

自分と気が合わない人や気に食わない相手とのやり取りは面倒だ。

このように自分のことしか考えていない人は、適当に相手をあしらって追いやろうとします。

適当に対応すれば相手が嫌な気分になって自分から離れていくことを分かっており、意図的にあしらっているのです。

適当にあしらう人の心理

人を適当にあしらう人は周りから敬遠されたり、嫌われたりします。

相手からの印象も悪くなるでしょうし、頻度が高ければ信用だって失いかねません。

にも関わらず人を適当にあしらってしまう人は、いったいどのような心理状態なのでしょうか。

警戒心が強い

警戒心が強く人をなかなか信用することができない人は、他人をよせつけないために相手を適当にあしらってしまいます。

親しくない人に対してはぶっきらぼうに接したり、よく知らない相手には不信感をあらわにして素っ気なく対応することもしばしば。

人見知りのため、心を開けない相手には適当な対応になりがちです。

相手を見下している

自分の方が相手より偉いと勘違いし、心の中で相手を見下しているような人は適当に人をあしらうことが多いものです。

自分の方が正しいのだから人の意見なんて聞く必要がない、そう思っています。

自分の力や権力を誇示したいのかもしれませんが、残念ながらかえって逆効果となり、人望を失うでしょう。

その場をうまく収めたい

理不尽な要求やクレーム、意味のない長々とした会話、これらを何とか穏便にうまく収めたいと考える人は、相手を適当にあしらいがちです。

まともに対応していては自分が疲れ果ててしまいますし、かといって無視をするわけにもいきません。

何とか波風たてず上手く切り抜けるために、当たり障りのない返事で適当にあしらおうと考えています。

関連記事はこちら▽ 穏便な人の特徴や性格|穏便な対応方法や断り方とは 穏便な人の特徴や性格|穏便な対応方法や断り方とは

相手のことが気に食わない

相手のことが気に食わない、相手に対して不満がある、このように考えている人は相手を適当にあしらってしまうかもしれません。

面と向かって気に食わないことや不満をぶちまけることができない代わりに、相手を適当にあしらってイライラを解消しようとするのです。

相手が落ち込む姿を見て、自分のうっぷんを晴らそうとしています。

面倒くさい

気が合わない人やしつこい人とは面倒だから関わりたくない、と考える人はわざと相手を軽くあしらいます。

相手から自分がどう思われるかは関係ありません。

面倒くさい対応をするくらいなら、相手から嫌われても構わないと思っています。

適当にあしらわれた時の対処法

適当にあしらわれて喜ぶ人はいないでしょう。

しかし人を適当にあしらう人の多くは、あしらわれた人がどんな気分になるのかを考えません。

我慢し続ければ自分が辛くなるだけなので、ここでは効果的な対処法をご紹介します。

笑ってやり過ごす

人を軽くあしらってくるような人は、相手がムキになって反応することを面白がる傾向があります。

イラっとするでしょうが、まずは深呼吸。

言われたことは否定せず、にっこり笑って肯定してみましょう。

相手もペースが乱されて、それ以上あしらってくることはなくなるはずです。

話題を切り替える

同じ話を長々と続けてしまうと相手も飽きてしまい、適当な扱いをうけることがあるかもしれません。

何だか真剣に話を聞いてもらえていない、そう感じたら思い切って話題を変えてみましょう。

相手もただ単に興味のない話をされて、困っていただけかもしれません。

落ち込んだ姿を見せる

友達同士や恋人同士の場合、ちょっとふざけたり意地悪したくなって相手をあしらっている場合も。

そういう時は、あなたが落ち込んでいる姿を見せるのが効果的です。

相手に悪気がない時ほど、あなたがダメージを受けている姿を見せることで罪悪感を覚え、反省してくれます。

あきらめて受け入れる

誰に対しても適当な扱いをする人の場合、それがその人の性格だとあきらめて受け入れるという方法もあります。

あしらわれるとイライラしてしまいますが、毎回イライラするのも疲れますし、何より人の性格はそうそう変えることができません。

「こういう人だから仕方ない」と思うことで、自分も楽になれます。

その場を立ち去る

どうしても不愉快な気分になってしまう時は、黙ってその場を離れるのも一つの方法です。

相手を尊重していれば、適当にあしらおうなんて気にはなりません。

「ちょっとくらい軽くあしらっても大丈夫だろう」と甘く見られている証拠です。

相手に気をつかったり、無理に合わせる必要はありません。

適当にあしらわれる人の特徴

自分はよく人からあしらわれる、気が付くと雑に扱われている、そう感じる人がいるかもしれません。

もちろん人をあしらうなんて、褒められたことではありません。

しかし「あしらわれやすい」人がいるのも事実です。

ここでは適当にあしらわれる人の特徴をご紹介します。

話がくどい

同じ話を何度もする、説明が回りくどい、こういう人は残念ながら適当にあしらわれる確率が高いでしょう。

話を聞くのが面倒だと思われてしまい、相手から冷たく対応されがちです。

話がくどい人ほど自分の話に酔いやすく、相手が面倒くさいと感じていることに気が付かない傾向も。

ネガティブ思考

後ろ向きな考えをする人や、否定的な発言を繰り返すような人は、周囲から煙たがられます。

ネガティブは周りに伝染しますから、できることなら傍にいてほしくないと考える人もいるはずです。

励ましてくれる人も中にはいるでしょうが、度が過ぎれば面倒な存在だと思われ、次第に愛想をつかされて適当にあしらわれてしまいます。

自分本位でわがまま

自分の都合でしか物事を考えられない自分本位な人は、誰からも尊重されません。

相手が忙しくても自分の都合に合わせようとする人は、注意が必要です。

最初は親身に話を聞いてくれるかもしれません。

しかし自分のわがままを通そうとすればするほど相手の心は離れていき、最後には適当にあしらわれてしまうのです。

関連記事はこちら▽ 話を聞いてくれる人の特徴|話を聞いてくれる人が欲しい時にやるべきこととは 話を聞いてくれる人の特徴|話を聞いてくれる人が欲しい時にやるべきこととは

自己主張をしない

自分本位な人もあしらわれますが、自分を主張しない大人しい人もあしらわれる傾向にあります。

自分の意見を言わない人は、いないものとして考えられてしまうからです。

特に社会人になってからは、自分の意見をもたない人は見向きもされません。

有限不実行

口では大きなことを言うくせに全く行動が伴っていない人は、周りから呆れられ、いつしか適当に扱われるでしょう。

何か言っても「どうせまた口だけでしょ」と思われてしまい、誰も本気で話を聞いてくれないからです。

本当に何かやりたいことが見つかっても、誰も真剣に耳を傾けてくれません。

適当にあしらう方法を見つけよう

「人をあしらう」と聞くと、何だか悪いことをしているように聞こえます。

もちろん相手の話を適当に聞いて雑に扱うような人は嫌われるでしょうし、人望も失います。

一方で「この人は厄介だ」「この人とはできれば関わりたくない」と感じた経験が、誰にでもあるはずです。

一歩間違えれば相手を不快にさせてしまいますが、上手にあしらう方法を学べば、ストレスなく人間関係を結べるようになるかもしれません。