行き当たりばったりな人の特徴や性格｜行き当たりばったりな人の長所・短所や対処法をご紹介！

行き当たりばったりな人の特徴について、紹介します。

行き当たりばったりな人の印象は、正直なところあまり良くない、どちらかというと悪いイメージですが、必ずしもマイナスなことばかりではありません。

あなたの周りにも、行き当たりばったりでもみんなから好かれている人がいるでしょう？

ここでは、行き当たりばったりな人の特徴や性格、長所短所を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「行き当たりばったり」の意味

まずは、『行き当たりばったり』の意味からお話します。

辞書によりますと、行き当たりばったりの意味は『無計画にその場の成り行き任せに行動すること。壁に当たってからどうするか考えること』だそう。

悪い意味で使われることが多いですが、良い意味では『何でもやってみる』などでしょうか。

壁に当たってもめげない、諦めずに解決策を見出すというのも、行き当たりばったりに当てはまるかもしれません。

「行き当たりばったり」の言い換え表現

『行き当たりばったり』の言い換え表現、類義語にはどんなものがあるのでしょうか。

行き当たりばったりの意味には、『無計画』『成り行き任せ』などがあり、これらの意味を持つ言葉には、以下のようなものがあります。

場当たり
出たとこ勝負
その場しのぎ

どの言葉も、準備や計画なくその場の成り行きや思いつきで行動することを表す言葉です。

行き当たりばったりな人の特徴

では、行き当たりばったりな人の特徴を紹介しましょう。

行き当たりばったりな人は女性より男性に多く、仕事にも影響を及ぼすことがあるので気をつけなくてはなりません。

行き当たりばったりな人の5つの特徴は、こちらです。

仕事の効率が良くない

行き当たりばったりな人の特徴には、仕事の効率が良くないことが挙げられます。

それはずばり、計画を立てずにいきなり行動するから。

仕事はやはり、計画性がその後の効率を左右すると言っても過言ではありません。

行き当たりばったりな人はその場の成り行きで進めていくので、周りから見ていると『先にそれをやれば良かったのに』ということが多々あるのです。

計画や前準備が苦手

行き当たりばったりな人の特徴には、計画や前準備が苦手なことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は、あらかじめ計画を立てたり、段取りを考えたりするのが苦手です。

『なんとかなるさ』という気持ちが常にあるので、めんどくさい前準備なんてしなくてもいいだろう、と思っているのです。

特に男性に多く、仮に計画を立てたとしても、予定はかなり大雑把で、とても『計画を立てた』と呼べるものではありません。

人生計画がない

行き当たりばったりな人の特徴には、人生計画がないことが挙げられます。

人生というか、将来のことを考えるのが根本的に苦手なのが行き当たりばったりな人。

『人生なんてどうなるか分からない』『予定通りに進むとは限らない』と思っているので、人生の計画を立てることは無駄なことだと思っていることも多いようですね。

上司に嫌われやすい

行き当たりばったりな人の特徴には、会社で上司に嫌われやすいことが挙げられます。

行き当たりばったりな人というのは、計画性がなくてその場の成り行きや思いつきで行動する人のこと。

仕事の効率も良くはなく、しかも計画性がないためにミスをすることも多くなるでしょう。

不真面目に見えてしまうことからも、上司からは嫌われやすいと言えるのです。

適応能力が高い

行き当たりばったりな人の特徴には、適応能力が高いことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は、予想外なことが起こっても、その場で何とかすることができます。

元々計画性がないため、そもそも『予想』と呼べるものがないのかもしれません。

その場その場で一番良い方法を決めることができるので、適応能力は非常に高いと言えるでしょう。

行き当たりばったりな人の性格

続いて、行き当たりばったりな人の性格を見ていきましょう。

行き当たりばったりな人は計画を立てずに物事に臨み、その結果がどうであってもクヨクヨしたりしません。

あまり良いイメージがないのは事実ですが、行き当たりばったりな人の性格が良くない、というわけではありませんよ。

楽観的

行き当たりばったりな人の性格には、楽観的なことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は、すべての物事に対して『何とかなる』と思っています。

その『何とかなる』には何の根拠もないのですが、行き当たりばったりな人は『何とかなる』と信じて疑いません。

そのため、行き当たりばったりな人の性格は楽観的だと言えるでしょう。

1人が好き

行き当たりばったりな人の性格には、1人が好きなことが挙げられます。

1人が好きと言っても、友達がいないというわけではありません。

どちらかというと、『1人でも平気』な感じでしょうか。

自分の気持ちのままに行動するので、行き当たりばったりな人は一人旅なども好きで、思いついた途端に出かけることも少なくありません。

前向き

行き当たりばったりな人の性格には、前向きなことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は、たとえ失敗してもクヨクヨへこんだりしません。

なるようになる、という気持ちが強いので、たとえミスをしても常に前向き。

元々何も計画していないので、失敗を恐れる気持ちがないのです。

融通がきく

行き当たりばったりな人の性格には、融通がきくことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は、何度も言いますが元々計画性に乏しいです。

そのため数人で行動するようなとき、いきなり『〇〇に行きたい』などと言われても、その場で融通をきかせることができるのです。

その場その場で相応しい行動を取れるというのは、ある意味すごいことと言えるでしょう。

行き当たりばったりな人の長所と短所

行き当たりばったりな人の長所と短所について、紹介します。

『行き当たりばったり』は短所なイメージが強いのですが、必ずしも短所というわけではありません。

基本的に、長所と短所は紙一重。

そのことを理解したうえで、行き当たりばったりな人の長所と短所を見ていきましょう。

行き当たりばったりな人の長所

一緒にいて楽しい

行き当たりばったりな人の長所には、一緒にいて楽しいことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は計画を立てず、言わばその場のノリでやることを決めるタイプ。

やることや目的が決まっているわけではないので、基本的には自由です。

自由気ままに生きている人の傍以上に、一緒にいて楽しい場所なんてありませんね。

ポジティブ

行き当たりばったりな人の長所には、ポジティブなことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は前向きなので、たとえ失敗してもめげずに前を向いています。

ネガティブな人といると自分まで暗い気持ちになりますが、行き当たりばったりな人はポジティブなので、明るい気持ちになれるでしょう。

臨機応変な対応ができる

行き当たりばったりな人の長所には、臨機応変な対応ができることが挙げられます。

行き当たりばったりな人は壁にぶつかってから対処法を考えていくことからも、その場その場で臨機応変な対応ができるのは最大の長所。

計画的な人は計画外のことが起こると慌ててしまいますが、行き当たりばったりな人は何が起こっても慌てず、臨機応変に対応することができるのです。

頭の回転が早い

行き当たりばったりな人の長所には、頭の回転が早いことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は事前に計画を立てるのではなく、『やってみてから決める』タイプ。

そのため、今何をすべきか、何をすれば良いのかを瞬時に判断することができます。

行き当たりばったりなのに周りから好かれるタイプの人は、間違いなく頭の回転が早い人だと言えるでしょう。

行き当たりばったりな人の短所

失敗しても反省しない

行き当たりばったりな人の短所には、失敗しても反省しないことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は、たとえ失敗しても『なぜ失敗したのか』を深く考えたりはしません。

自分に甘く、失敗しても『運が悪かった』などと捉えてしまうため、反省することがありません。

学習能力がない

行き当たりばったりな人の短所には、学習能力がないことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は、何度失敗しても次は計画を立てよう、とは思いません。

今回はうまくいかなかったけど、次はうまくいく、という根拠のない自信があるからです。

同じ失敗やミスを繰り返すことも多く、特に職場などでは『学習能力がない』として見放されることも少なくありません。

失敗する可能性が高い

行き当たりばったりな人の短所には、失敗する可能性が高いことが挙げられます。

なぜなら、何度も言うように行き当たりばったりな人には計画性がないから。

無計画に物事を始めて失敗せずにすむほど、世の中は甘くはありません。

実際に失敗だった、と捉えるかどうかは別として、最初から失敗する可能性が高いのはちょっと問題ですね。

先のことが考えられない

行き当たりばったりな人の短所には、先のことが考えられないことが挙げられます。

行き当たりばったりな人がなぜ計画を立てられないのかと言うと、先のことを考えるのが苦手だから。

こうしたらこうなる、次はどうなるという段取りを考えられないのは、言い換えれば『次はどうなるか』という想像力が欠落しているからです。

先のことが考えられないから失敗する、ということにも、なかなか気づくことができません。

行き当たりばったりな人にイライラする時の対処法

行き当たりばったりな人にイライラするときは、どうすれば良いのでしょうか。

計画的なタイプの人は特に、行き当たりばったりな人を見ているとイライラしてしまうもの。

彼氏など身近な人が行き当たりばったりな人だったら、尚更でしょう。

行き当たりばったりな人にイライラするときの対処法は、こちらです。

当てにするのをやめる

行き当たりばったりな人にイライラするときの対処法には、当てにするのをやめることが挙げられます。

なぜイライラしてしまうのかというと、相手が計画してくるだろう、と相手のことを当てにしているから。

期待を裏切られるからイライラするわけですから、最初から当てにするのをやめてしまえば、イライラすることもなくなるはずですよ。

考え方を変える

行き当たりばったりな人にイライラするときの対処法には、考え方を変えることが挙げられます。

たとえば、『相手が何も考えていなければ自分の好きなように行動できる』と、自分のメリットになるように考えてみるのです。

相手が無計画だからこそ自分の好きにできるんだと思えば、イライラすることもなくなり、むしろ行き当たりばったりな人に感謝の気持ちさえ生まれるかもしれませんね。

一緒に計画を立てる

行き当たりばったりな人にイライラするときの対処法には、一緒に計画を立てることが挙げられます。

特に相手が彼氏で、旅行やデートのプランを考えているのであれば尚更、相手に全てを求めずに一緒に計画を立てるようにしてみましょう。

共同作業で彼氏との絆も深まりますし、計画を立てる段階で嬉しそうなあなたを見れば、彼氏の考え方も変わってくるかもしれませんよ。

反面教師にする

行き当たりばったりな人にイライラするときの対処法には、反面教師にすることが挙げられます。

行き当たりばったりな人にイライラしても、ハッキリ言って時間の無駄。

イライラするだけ時間が勿体ないので、『あんなふうにだけはならないようにしよう』と、冷静になりましょう。

反面教師にすると、その場でのイライラもおさまってくるはずですよ。

行き当たりばったりな性格を改善する方法

最後に、行き当たりばったりな性格を改善する方法を紹介します。

行き当たりばったりな性格は悪いことばかりではありませんが、世間の風当たりというか、世間からの印象は決して良いとは言えません。

だからこそ、やはり行き当たりばったりな性格は治せるなら治した方がいいでしょう。

行き当たりばったりな性格を改善する5つの方法は、こちらです。

予定を立てる

行き当たりばったりな性格を改善する方法には、予定を立てることが挙げられます。

最初から『計画』を立てるのは難しいので、まずは自分の予定を立ててみましょう。

スケジュール帳やカレンダーアプリなど、何でもいいので直近の予定を書き込んでみてください。

予定があることが分かれば、徐々に『予定』をベースにした計画が立てられるようになるはずです。

日記をつける

行き当たりばったりな性格を改善する方法には、日記をつけることが挙げられます。

行き当たりばったりな人は、たとえ失敗しても反省せず、従って同じ失敗も繰り返しやすくなってしまいます。

毎日日記をつけて、自分自身の行動を見直してみてください。

日記を読むと客観的に判断することができるようになるので、行き当たりばったりな性格も徐々に改善されていくことでしょう。

目標を見つける

行き当たりばったりな性格を改善する方法には、目標を見つけることが挙げられます。

この先どうなりたいか、何がしたいのかなど、大まかでもいいので目標を見つけてみてください。

『こうなりたい』という目標が見つかると、目標を達成するためにはどうすればいいのか？を自然に考えることができるようになるものです。

計画的な人をお手本にする

行き当たりばったりな性格を改善する方法には、計画的な人をお手本にすることが挙げられます。

職場などでは特に、できる人の真似をするのはよくあること。

計画的で段取りを考えるのが上手な人をお手本にすれば、普段どうやっているのか分かるようになります。

そうすれば、あなたも『行き当たりばったり』から脱却することができるようになるでしょう。

自分を偽らない

行き当たりばったりな性格を改善する方法には、自分を偽らないことが挙げられます。

行き当たりばったりな人は自分に甘く、失敗しても自分のせいだとは思っていません。

自分のミスを認めないうちは、行き当たりばったりを改善することなどできません。

自分に嘘をつかず、素直に自分の悪い所を認めることが大切です。

行き当たりばったりは悪いことではないが、決して良いことでもない

行き当たりばったりな人の特徴や性格、長所と短所などについて、紹介しました。

行き当たりばったりは悪いこととは言いきれないものの、決して良いことと胸を張って入れるわけでもありません。

イメージや印象はどうしても悪い方が大きいですし、できることなら改善することをおすすめします。

行き当たりばったりの良いところだけ残して、悪いイメージの部分だけを変えられたらいいですね。