自分語りをする人の心理について、紹介します。
あなたの周りにも、『自分語り』をする人はいませんか。
自分語りをする人は気分がいいのでしょうが、正直なところ聞いている方はウンザリしてしまうもの。
そこでここでは、『自分語り』をする人の心理について詳しく見ていきたいと思います。
自分語りをする人への対処法や自分語りをやめる方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
「自分語り」の意味とは
まずは、『自分語り』の意味から紹介していきます。
自分語りとは、一体どんなことなのでしょうか。
自分語りを一言でいうなら、『聞かれてもないのに自分のことを話し続けること』。
自分の過去や自慢話、自分の趣味など、とにかく自分について話し続けることを自分語りと言うのです。
自分について話すことは決して悪いことではありませんが、『自分語り』は批判的な意味合いで使われることが多いので、言われたら少し気にした方がいいかもしれませんね。
「自分語り」はどこから自分語りになる?
では、『自分語り』はどこから自分語りになるのでしょうか。
自分について話すこと全てが、自分語りと言われるわけではありません。
自分について話すこと全てが自分語りだったら、自己紹介も自分語りになってしまいますからね。
どこからが自分語りになるか?という明確なボーダーはないのですが、『質問してないのに自分の話を始める』とき、自分語りと言うことが多いような気がします。
もしくは、聞いている方がウザイなと感じたら自分語り、といってもいいかもしれません。
自分語りをする人の心理
自分語りをする人の心理について、紹介します。
自分語りは一般的に、『ウザイ人に対する批判的な意味合い』で使われる言葉です。
つまり、自分語りをする人は周りからウザいと思われている、ということ。
それなのになぜ、自分語りをしてしまうのでしょうか。
承認欲求が強い
自分語りをする人の心理には、承認欲求が強いことが挙げられます。
承認欲求とは、『自分のことを認めてほしい』という気持ちのこと。
承認欲求は誰もが持っているものですが、自分語りが多い人は承認欲求が人一倍強いといえます。
特にSNSなどで自分語りをする人は、いいねやコメントの数で自分の価値を見出そうとしていると言えるでしょう。
かまってほしい
自分語りをする人の心理には、かまってほしいことが挙げられます。
こちらは特に女性に多く、自虐的な自分語りをする傾向があります。
相手の気を引き、かまってほしいという気持ちの現れです。
『そんなことないよ』『大丈夫だよ』と言ってほしいのがバレバレですね。
自慢したい
自分語りをする人の心理には、自慢したいことが挙げられます。
こちらは男性に多く、自分の過去の栄光や武勇伝を聞かれてもいないのに語り出すタイプですね。
『俺が高校生の頃はこうだった』『テストで1位をとったら、親が〇〇買ってくれて』など、凄いと思われたくて自慢話をするのです。
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自分が正しいと思ってる
自分語りをする人の心理には、自分が正しいと思ってることが挙げられます。
自分語りをするおじさんに多いのですが、『俺の若い頃は…』と、やたらと自分の過去の話をしてくる人がいるでしょう?
あれは、自分のしてきたことが正しいことだと思っているので、自分を見習ってほしいという意味で自分語りをしているのです。
関連記事はこちら▽ 過去の話ばかりする人の心理|過去の話ばかりする人が嫌いな時の対処法
教えてあげたい
自分語りをする人の心理には、教えてあげたいというものが挙げられます。
こちらが何も聞いていないのに、自分語りをした挙句に無意味なアドバイスをしてくる人っていますよね。
自分の過去の経験から、相手に勝手にアドバイスをしている気になっているのですが、周りはアドバイスなど求めていないことがほとんど。
単なる自己満足でしかありません。
何が悪い?自分語りする人がうざいと思う理由
ではここで、自分語りする人がうざいと思う理由を説明しましょう。
自分語りする人が嫌いという人は多く、はっきり言って自分語りする人は嫌われるといっても過言ではありません。
なぜ自分語りする人はウザいと思われてしまうのでしょうか。
その理由が、こちらです。
自分のことしか考えてないから
自分語りする人がうざいと思う理由には、自分のことしか考えてないからというものが挙げられます。
自分語りをする人は、とにかく自分のことばかり話します。
周りのことを一切考えず、自分のことしか考えていないのはただの自己中。
うざいと思われても仕方がないのではないでしょうか。
他の人に興味や関心がないから
自分語りをする人がうざいと思う理由には、他の人に興味や関心がないからというものが挙げられます。
自分語りをする人は、たとえ他の人が話をしていても、うまいこと自分の話にすり替えてしまいます。
いつの間にか、自分の話にしているのです。
そういう態度は、周りから見ると『自分以外に興味が無い』と思われてしまうため、うざいと思われるのでしょう。
関連記事はこちら▽ 自分の話にすり替える人の心理や特徴|自分の話にすり替える人への対処法とは
うるさい、つまらないから
自分語りをする人がうざいと思う理由には、うるさい、つまらないからというものが挙げられます。
自分語りをする人は、自分の話を周りに聞いてほしいという欲求が強すぎるので、相手が聞きたくもない話を延々としてくることも。
コメントをするまでひたすら話を続けられてはうるさいですし、そもそも興味のない話題なのでつまらないのです。
関連記事はこちら▽ 話が面白くない人の特徴|話が面白くないと言われた人の改善方法とは
自慢話ばかりだから
自分語りをする人がうざいと思う理由には、自慢話ばかりだからというものが挙げられます。
自分語りをする人の話の内容は様々ではあるものの、大半が『自慢話』であることは否定できません。
特に男性の自分語りはほとんどが自慢話なので、聞いている方もウンザリしてしまいます。
上から目線だから
自分語りをする人がうざいと思う理由には、上から目線だからというものが挙げられます。
自分語りをする人は、自分は周りよりも凄い、偉いという気持ちが少なからずあるので、他人を見下した言い方をすることも多いです。
頼んでもいない無意味なアドバイスをしてくるなど、上から目線以外の何物でもありませんね。
自分語りが多い人に疲れる時の対応方法
ではここで、自分語りが多い人に疲れるときの対応方法を紹介しましょう。
自分語りが多い人が近くにいると、正直相手をするのも疲れてしまいますよね。
そんなときは、どう対応したらいいのでしょうか。
自分語りが多い人に疲れるときの対応方法は、こちらです。
無視する
自分語りが多い人に疲れるときの対応方法には、無視することが挙げられます。
自分語りはただの自己満足でもあるので、その中に『聞き漏らしてはいけない大切な話』はありません。
相手をするのがめんどくさいのであれば、無視してしまうのもおすすめです。
ひたすら無視をしていれば、自分語りする人もつまらなくなって語るのをやめるはずですよ。
予定を伝える
自分語りが多い人に疲れるときの対応方法には、予定を伝えることが挙げられます。
自分語りする人のターゲットにされてしまったら、あらかじめこちらの予定を伝えておくとGood。
『このあと予定があるから』と先に伝えておけば、相手が自分語りを始めたとしても『予定があるからごめんね』と席を外すことができますね。
相手の話を一旦まとめる
自分語りが多い人に疲れるときの対応方法には、相手の話を一旦まとめることが挙げられます。
自分語りが多い人の話は、意味もなければオチもありません。
ただ自分が話したいことを話しているだけなので、一旦話を遮るのが有効策。
『今の話は、〇〇ってことでいいの?』など、さりげなく話を遮ってまとめてみましょう。
あなたが話を簡潔にまとめたことで、自分語りをする人の話も終わるかもしれません。
気持ち悪いとストレートに言う
自分語りが多い人に疲れるときの対応方法には、気持ち悪いとストレートに言うことが挙げられます。
友人など、最悪の場合は疎遠になっても問題ない関係であるなら、いつまでも我慢してつまらない自分語りを聞いてあげる必要はありません。
友人関係が破綻してもいいという覚悟があるのなら、『自分語りとか気持ち悪いからやめて』とストレートに伝えてしまうのもありでしょう。
関連記事はこちら▽ 気持ち悪い人の特徴や見た目|気持ち悪いと感じる人への対処法とは
適度に受け流す
自分語りが多い人に疲れるときの対応方法には、適度に受け流すことが挙げられます。
自分語りをする人が職場の人や身内など関係を断つことができない場合は、適度に受け流すのが正解。
失礼ですが聞いてもあなたのためになる話ではないので、適当に相槌を打ちながら右から左へ流してしまいましょう。
もうやめたい!自分語りをしない方法
それでは、自分語りをしない方法について紹介します。
自分語りは相手にウザイと思われるなど、あまり良い印象を与えるものではありません。
自分では気づかないうちに自分語りをしている可能性もあるので、指摘されたらできるだけ早く改善していくことをおすすめします。
自分語りを治したい人は、ぜひ目を通してみてください。
聞かれてから答える
自分語りをしないようにする方法には、聞かれてから答えることが挙げられます。
自分語りをする人は、基本的に『聞かれる前に』自分の話を始めてしまいます。
話したい!という気持ちが強いのでしょうが、自分語りを治すためには『聞かれてから答える』『聞かれるまで話さない』ことを徹底してみましょう。
自分と向き合う
自分語りをしないようにする方法には、自分と向き合うことが挙げられます。
過去に自分語りをして後悔したことがあるからこそ、自分語りをやめたいと思っているのですよね?
その後悔を、きちんと次に繋げましょう。
そのためにも、まずは自分としっかり向き合うことが大切です。
毎日日記をつけるのも、自分を客観的に見るためにはおすすめですよ。
人の話を最後まで聞く
自分語りをしないようにする方法には、人の話を最後まで聞くことが挙げられます。
自分語りをする人は、つい人の話の途中で自分の話をしてしまう癖がある人。
自分の話をしたい気持ちはグッと堪えて、人の話を最後まで聞く癖をつけましょう。
人の話をきちんと聞ける人になれば、自分の話を話も聞いてもらえるようになるものです。
話を簡潔にする
自分語りをしないようにする方法には、話を簡潔にすることが挙げられます。
自分語りをする人は話が長くてダラダラしていて、『結局何が言いたいの?』と周りから思われてしまいがち。
自分でも何を話したか分からない、なんてことも少なくありません。
できるだけ話を簡潔にし、ダラダラ話さないように気をつけましょう。
関連記事はこちら▽ 何が言いたいのかわからない人の特徴|何が言いたいのかわからない人にイライラする時の対処法とは 簡潔に話せない人の特徴|簡潔に話すためのトレーニング方法とは
相手の反応を見る
自分語りをしないようにする方法には、相手の反応を見ることが挙げられます。
つい自分の話をしていた、ということもあると思いますが、自分が話をしているときは、相手の反応をマメに見るようにしましょう。
相手が楽しそうか、つまらなそうかといった反応をしっかり観察していれば、空気を読んで自分語りをしないようにできるはずですよ。
自分語りをしない人の心理的な特徴
最後に、自分語りをしない人の心理的な特徴を紹介しましょう。
自分語りは度が過ぎるとウザがられてしまいますが、逆に自分語りどころか自分のことを話さない(話せない)人もいます。
自分語りをしない人の心理的な特徴は、こちらです。
警戒心が強い
自分語りをしない人の心理的な特徴には、警戒心が強いことが挙げられます。
自分語りをしない人は、自分以外の他人のことを基本的に信用していません。
自分のことを話すということは、自分のことを相手に知られるということ。
知られるのが怖いのは、警戒心が強いから以外にありません。
コンプレックスがある
自分語りをしない人の心理的な特徴には、コンプレックスがあることが挙げられます。
自分語りをしない人は、自分のコンプレックスを人に知られることを恐れており、それゆえ自分のことを話そうとしません。
コンプレックスが強ければ強いほど、自分語りをすることはないでしょう。
話すのが苦手
自分語りをしない人の心理的な特徴には、話すのが苦手なことが挙げられます。
話すのが好きな人もいれば、苦手な人もいます。
自分語りをしない人は話すことが苦手なので、どう話したらいいのか分かりません。
このタイプは自分語りをしないだけでなく、意見なども言えず、普段から聞き役になることが多いでしょう。
嫌われるのが怖い
自分語りをしない人の心理的な特徴には、嫌われるのが怖いことが挙げられます。
自分に自信がない人は、自分のことを話すことで嫌われるかも…という気持ちがあるもの。
自分語りが良いイメージじゃないことは知ってますし、尚更でしょうね。
人から嫌われたくない、嫌われるのが怖いという気持ちが強い人ほど、自分語りをしないものです。
人との距離を保ちたい
自分語りをしない人の心理的な特徴には、人との距離を保ちたいというものが挙げられます。
自分語りは自分のこと、つまりプライベートを話すことでもあるので、人との距離が近くなってしまいます。
他人とは一定の距離を保っていたい、深入りしたくない(されたくない)という気持ちがあるからこそ、自分語りをせずに距離を保とうとするのです。
自分語りする人はウザがられるのでほどほどに
自分語りをする人の心理や、うざいと思われる理由について紹介しました。
自分語りは聞かれてもいないのに自分のことを話し続けることで、相手は『聞いてないよ…』とウンザリしてしまいます。
いつまでも自分本位な自分語りを続けていると、周りから人がいなくなってしまうかもしれません。
自分語りはほどほどにし、相手の話を聞くことも大切だということに気づいてくださいね。