近年、SNSを中心に「蛙化現象」という言葉を耳にすることが増えました。
蛙化現象は、起こした方もされた方も辛いので、なるべく早めに対処することが欠かせません。
そこでここでは、女性の蛙化現象の治し方について、詳しく見ていきたいと思います。
蛙化現象になりやすい女性の特徴や、治したいときにやってはいけないことについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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目次
蛙化現象とは
「蛙化現象」というのは、おとぎ話の「カエルの王様」が由来となって生まれた言葉だと言われています。
好きな人と両思いになった途端、相手に対して嫌悪感を抱いたり気持ち悪いと感じてしまうことを、周りから気持ち悪がられていたカエルが王子の姿になってハッピーエンドを迎えるというカエルの王様にちなみ、蛙化現象と呼んでいます。
好きな人と両思いになれたら嬉しいはずなのに、なぜか相手のことを気持ち悪いと思ってしまい、結果として恋愛が上手くいきません。
蛙化現象は男女問わず誰でもなる可能性がありますが、男性よりも女性に多い現象だと言えるでしょう。
診断!女性の蛙化現象のあるあるな特徴
蛙化現象はここ数年で耳にするようになった表現であるため、蛙化現象と言われてもいまいちピンと来ないという人もいるでしょう。
今回は、蛙化現象をおこした女性に多い特徴をまとめましたので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
両思いになると態度が変わる
好きな人に片思いをしている間はとても楽しく、付き合ってからの楽しい日々を想像しているものの、両思いになった途端に考え方が変わってしまうのが、蛙化現象の最大の特徴でもあります。
あんなに好きだったのに、なぜか相手を気持ち悪いと感じてしまい、そうなってからは人が変わったように態度も激変してしまいます。
自己嫌悪に陥る
蛙化現象は、なりたくてなるわけではありません。
自分が好きで告白したものの、OKをもらって両思いになると気持ちが変わってしまうのは、女性自身も困惑してしまうもの。
そして、自分から告白したのに付き合えないのは相手に申し訳ない…と自己嫌悪に陥るのです。
落ち込む
先程も触れましたが、蛙化現象はなりたくてなるわけではありません。
だからこそ、蛙化現象を起こしてしまった女性は必要以上に落ち込むようになるのです。
落ち込むと自己肯定感が低くなり、さらに落ち込むという悪循環にハマることになるでしょう。
拒絶反応を示す
蛙化現象に陥った女性は、好きな人、すなわち彼氏に対して強い嫌悪感を覚えるのが特徴でもあります。
つまり、好きな人に対して拒否反応、拒絶反応を示すようになるのです。
相手が近づくと離れたくなる、目を合わせない、会話を続けないなど、「関わりたくない」と思うようになってしまいます。
連絡をしない
そして、蛙化現象を起こしている女性は、自分から好きな人にLINEをしてくることはありません。
元々LINEが好きだった人や、付き合う前は頻繁にやり取りをしていたとしても、自分から連絡をしてくることはないでしょう。
あからさまにLINEの頻度が変わるので、何かあったのは明らかですね。
蛙化現象になりやすい女性の特徴・性格
蛙化現象は、みななりたくてなるものではありません。
それはつまり、言い換えれば蛙化現象は誰でもなる可能性があるということ。
特に、以下のような特徴や性格の女性の場合、蛙化現象を起こしやすいと言えるでしょう。
自信がない
蛙化現象は、好きな人が自分を好きだと言った途端、相手を気持ち悪いと思ってしまうこと。
好きな人と両思いになったにも関わらず、「どうせフラれるんだ」「私なんかを本気で好きになってくれるはずがない」と思ってしまい、フラれる前に自分から嫌いになろうとしてしまいます。
恋愛経験が少ない
人を好きになった経験はあっても、実際に両思いになったり付き合ったりしたことがほとんどない女性は、蛙化現象になりやすいです。
なぜなら、恋愛に理想やイメージを持ちすぎていて、現実を知らないから。
自分の思っていた恋愛と違うと感じ、嫌悪感が芽生えるのかもしれません。
理想が高い
蛙化現象は、理想と現実のギャップが大きいことが原因でも起こると言われています。
つまり、理想が高ければ高いほど現実とのギャップが生じるわけですから、蛙化現象も起こりやすくなるのです。
特に、現実の恋愛に少女漫画などのイメージを持っている女性は、より蛙化現象を起こしやすいと言えるでしょう。
過程を楽しむ
女性は男性よりも、付き合うまでの流れや過程を重視する人が多いと言われています。
好きな人ができたとき、片思いのときの方が楽しくて仕方がない、という人がいるでしょう?
そういう人の多くは、付き合うまでの過程を楽しんでいるため、両思いになった時点がゴールであり、満足してしまうのかもしれません。
ネガティブ
そして、蛙化現象は自分に自信がなく、不安になりやすいタイプの女性にも多いと言えます。
男性に勝手な理想を持っており、「私なんかと付き合うなんて変な人」と思ってしまうのでしょう。
ネガティブだからこそ、恋愛を楽しむよりも不安の方が強くなってしまうのかもしれません。
女性の蛙化現象の治し方
好きな人と両思いになった途端、相手のことを気持ち悪いと感じてしまう蛙化現象は、なってしまった方もとても辛いもの。
自分が蛙化現象を起こしていると気づいた時点で、早めに治す方向で調整していくことが大切です。
そのためのポイントが、こちらです。
成功体験を重ねる
蛙化現象は、自信のない女性に圧倒的に多い現象です。
だからこそ、蛙化現象を治したいのなら、小さな成功体験を重ねて自己肯定感を高めましょう。
簡単に達成出来るような小さな目標を作り、それを達成することで、自分を褒めてあげると良いですよ。
自信をつける
成功体験を重ねて自己肯定感を高めることと似ていますが、自信を持つことも蛙化現象を治すためには欠かせません。
自信がないからこそ、好きになった人を信じられなかったり、物事を悪い方にばかり考えてしまうのです。
自信をつけるのは簡単なことではありませんが、こちらも成功体験を重ねることで自然と身についてくるでしょう。
自分を好きになる
蛙化現象を起こす女性の大半は、ネガティブで自分の嫌なところばかりが目についてしまっています。
人には短所があるのは当然ですが、それと同時に長所もあるもの。
自分の良いところを自分で見つけ、自分を好きになることも、蛙化現象を治すための第一歩ですよ。
理想やイメージを求めすぎない
蛙化現象は、現実の恋愛と自分のイメージがかけ離れているほど起こりやすくなります。
「思ってたのと違う」という感覚が、男性への嫌悪感を生むのでしょう。
そうならないようにするために、普段から理想や自分のイメージを持ちすぎず、相手に求めないように意識することが大切です。
恋愛から一旦離れる
好きな人を気持ち悪いと思ってしまうことは、繰り返せば繰り返すほど自分が辛くなってしまいます。
蛙化現象を治したいのであれば、一旦恋愛のことを忘れてみるのも良いでしょう。
自分の好きなことをして過ごし、リフレッシュすることもときには必要ですよ。
蛙化現象を克服したい女性がやってはいけないNG行動
蛙化現象を一度起こしてしまうと、何とかして早く治したいと思ったり、もしくは一時的な感情の変化だと思い込もうとすることもあります。
しかし蛙化現象は心理的な問題であるため、そう簡単に治るものではありません。
本気で治したいのなら、焦らず、以下のようなことはしないように気をつけましょう。
自分を責める
蛙化現象は、自信のなさやネガティブな感情が発端となって起こることも多いです。
だからこそ、蛙化現象を起こしたからといって自分を責めてしまうのはNG。
自分を責めると、より蛙化現象が悪化してしまうかもしれません。
むりやり関係を続ける
蛙化現象は、本人の心の問題でもあるため、長く続けていけば治るかも、また好きになれるかもと思ってしまいがち。
その気持ちは分かりますが、気持ち悪い、嫌いだと思い続けながら関係を続けるのは、相手に対して失礼でしかありません。
むりやり関係を続けても、大抵の場合良い方向には進まないでしょう。
完璧を求める
自分にも相手にも完璧を求めてしまう人も、蛙化現象を起こしやすく、尚且つ克服するのが難しいといえます。
完璧を求めるということは、理想を高く持ちすぎているということでもあるので、より蛙化現象を悪化させる恐れがあるからです。
ある程度適当でも大丈夫、くらいに思っておく方が良いですね。
気付かないふりをする
蛙化現象を克服するためには、自分の今の状態をしっかりと見つめなくてはなりません。
つまり、蛙化現象を起こしていることに気付かないふりをしたり、現実から目を逸らしているうちは蛙化現象を克服することはできない、ということ。
辛くても現実をしっかり受け止めることが、蛙化現象克服のための第一歩なのです。
相手にあれこれ求める
そして大切なのは、相手に求めすぎないということ。
蛙化現象は、あくまでも起こした側の心理的な問題であり、相手のせいというわけではありません。
「彼がもっと○○だったら」「彼が○○してくれたら」などと思っているうちは、蛙化現象を克服することなどできないでしょう。
蛙化現象克服のために、相手にあれこれ求めるのは間違いなのです。
まとめ:女性の蛙化現象は早めに対処しよう
好きな人と両思いになった途端に相手のことを気持ち悪いと思ったり、嫌悪感を抱いてしまう蛙化現象は、女性に多く見られる現象です。
決して珍しいものではなく、他人事でもありません。
蛙化現象は誰でも起こすことがあり、それゆえ身近な問題として捉えておくべきものでもあります。
もし、自分が蛙化現象を起こしてしまっても焦らず、落ち着いて早めに対処していくことが大切です。