ケチをつける人の心理や特徴|ケチをつけてくる人への対処法とは

あれがだめ、これは悪いなど、何でもかんでもすぐにケチをつける人に会ったことありませんか?たまにケチをつけるくらいならいいですが、常に嫌なことを言い、雰囲気を悪くしてしまう人がいます。ケチをつける人は、マイナスな言葉ばかりなので、聞いていて疲れますし不快感を抱きます。
どう対応すれば、良いのか困っている人もいると思います。この記事では、ケチをつける人の心理と特徴、また、ケチをつけられやすい人の特徴についてまとめています。記事の最後に、ケチをつけてくる人の対処法も書いているので、是非最後までご覧ください。

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ケチをつけるの意味とは

ケチをつけると聴くと、人のすることに対してあらを探して取り立てたり、気にすることでもないのに大袈裟にするというマイナスなイメージが出てくると思います。
そのマイナスなイメージ通りで、ケチをつけるという意味は2つあります。

  • ①縁起の悪くなるような嫌なことを言うこと。
  • ②欠点を見つけて貶す、難癖をつけること。

「ケチ」は元々は縁起の悪いことを意味する「怪事」が訛ったものです。昔は、怪事がつくと言うと「不吉なことが起きる」という意味でしたが、次第に現在の「悪評などで物事がうまく進まない」という意味に変化しました。
口は災いの元と言われるように、ケチをつける人はマイナスな発言をしてしまうため、人間関係を悪くしてしまいやすいでしょう。

ケチをつける人の心理

ケチをつけたがる人の心理はどうなっているか気になりますよね。ケチをつけたがる人は、承認欲求が満たされていなかったり、現状に不満を持っていたりします。そのため、ケチをつけることで、承認欲求を満たしたり、不満を解消したりしている人もいます。そこで、ケチをつけたがる人の心理状態をより詳しく5つに分けてお伝えします。

上の立場でいたい

自分の方が上の立場だとアピールするために、ケチをつけたがる傾向があります。欠点を指摘することで相手の価値を下げて、自分の方が能力が高いことをアピールできると誤解しています。また、自分の立場を上だと見せることで、相手を思い通りにコントロールしようとしていることもあります。
ケチをつけることで自分を良く見せることができ、上の立場でいられると思っているのは本人だけで、周囲には批判的な印象を与えているでしょう。

ストレスを発散したい

ストレスを発散させる場がなく、ケチをつけることでしかストレスを発散できないことがあります。人を貶したり、嫌なことを言って、相手の反応を楽しむことでストレスを発散しています。また、相手の言い分を言い負かしたりするときにスッキリすることってありますよね。その爽快感を忘れられず、ケチをつけてストレスを発散している可能性もあります。

認めてほしい

人には誰でも「他人から認められたい」という承認欲求があります。特に秀でた才能や自慢できることがないと、劣等感を感じてしまいます。劣等感は強いが、自分には能力がないとなると、人を貶すことで周囲から認めてもらおうと間違った行動をする人もいます。

自分に自信がない

自分に自信がない人はケチをつけたがる傾向があります。自分に自信がないと、自尊心が低く、相手を貶すことで自分のプライドを維持しようとします。自分に自信がある人は、相手の意見を聞き入れる余裕があります。しかし、自分に自信がない場合、自分が貶されたり、欠点を指摘されるのを不安と感じるでしょう。そのため、自己防衛のためにケチをつけて予防線を張っていることもあります。

嫉妬をしている

自分よりも優れていたり、成功していたりする人を見ると羨ましいって思いませんか?ケチつけたがる人は、自分ができないことを相手が達成しているのを見て、羨ましいという気持ちが嫉妬に変わってしまっている場合があります。
そのため、ケチをつけることによって、相手の欠点を重視して自分が優位に立ったと思い、嫉妬心を減らそうとしています。
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ケチをつける人の特徴

職場に1人は、必ずケチをつける人がいると思います。何かと難癖をつけ、物事を否定してくるため、否定された人は気持ちが落ち込んでしまいます。
ケチばかりをつける人はある特徴があり、その特徴を知ることであらかじめ距離を置く事が出来るかもしれません。
ここでは、ケチをつける人の特徴を5つに分けてご紹介します。

相手の気持ちが理解できない人

自分中心で物事を捉えているため、相手の気持ちを理解できないという特徴があります。
自分が良ければ問題ないと考えているため、相手が傷つこうが関係ありません。
自分が不満に思ったことを、そのまま伝えてしまう人が多いです。
そのため、ケチをつけたがり、相手を嫌な気持ちにさせてしまいやすい傾向にあります。

プライドが高い人

プライドが高いと、自分よりも優れた人に対して劣等感を抱いてしまいます。自分が相手よりも上の立場でいたいため、ケチをつけて自分のプライドを保とうとしています。
また、プライドが高いと、自分のことをもっと周囲に知ってもらい、評価されたいという承認欲求も強い傾向にあります。そのため、より周囲に認められるためにあえて否定的な発言をして、周囲の関心を得ようとしてる可能性もあります。

偏った固定概念を持っている人

職場で今まで蓄えた知識や経験が絶対であると偏った固定概念を持っている人はいませんか?そのような人は、自分しか信じることができないため、柔軟に物事を受け入れることができません。そのため、自分の知識が正しいことを証明するためにケチをつけてきます。
また、自分の知識や経験が否定されることを恐れている場合もあります。

マイナス思考な人

マイナス思考な人は、何に対しても否定から入る傾向があります。
自分に自信がなかったり、リスクを恐れるあまり、否定的なことばかりを考えてしてしまうのです。そのため、悪気はなくてもついケチをつけてしまい、相手を無意識のうちに傷つけている可能性があります。

人の欠点ばかり探している人

ケチをつける人は、欠点をまず探してしまう特徴があります。
職場にも仕事をするよりも人を貶してばかりいる人はいませんか?そんな人は、自分にはない相手の長所を認められなかったり、欠点を見つけ相手の価値を下げることで優越感に浸っています。
優越感に浸ることで自分の価値は変わらないのに、価値が上がったような感覚に浸り、難癖をつけるようになっていきます。

ケチをつけられる人の特徴

できることなら、なるべくケチをつけられたくありませんよね。ケチをつけられてばかりいると、なぜ自分ばかりこんなに否定されるのだろうと悩んだり、落ち込んだりします。
ケチをつけられている自覚はあるが、原因についてわかっていない人もいると思います。
原因を知ることで対応することができ、ケチをつけらる機会は減ります。ここでは、ケチをつけられる人の特徴を5つに分けてご紹介します。

気が弱い人

気が弱く、自分の意見をはっきりと伝えられない人は、ケチをつけられやすくなります。
ケチをつける人は、自分が傷つけられたり悪いことを指摘されることを嫌います。ですから、自分の意見を言わない人は、ケチをつける側にとって言い返して来ないため、傷つく心配がなく都合が良い存在です。

立場が低い人

自分より立場が高い人には賛成するのに、立場が低い人にはケチばかりつける人がいます。
自分の立場が高いというだけで、知識や経験があり、自分が正しいと勘違いしているのです。そのため、立場が低い人の言葉は信用性がないと思い込んでケチをつけてきます。

批判する人

気づかないうちに自分も相手を批判してしまってることはありませんか?ケチをつける人はケチをつけられやすい人でもあります。なぜなら、人を貶してばかりの人は周囲からも良い印象を持たれないからです。
そのため、周囲を貶したり、難癖をつけてる人は、自分もされる側になりやすく、ケチをつられてしまうことが多いです。

自信がない人

自信がなく、相手の顔色ばかり伺っていると、ケチをつけやすい印象になってしまいます。
自信がありハキハキしている人に比べ、自信がなくオドオドとしている人は、付け入る隙があるように見えます。そのため、難癖をつけやすかったり、欠点を突かれたりしやすくなります。

目立つ人

出る釘は打たれるということわざがあるように、目立つ人はケチをつけられやすいです。
人と違うことをすると目立ってしまい、周囲からも注目されます。自由な環境なら問題ありませんが、周囲に合わせなければいけない時に違う行動をしてしまうとケチをつけられる対象になりやすくなります。

ケチをつけてくる人への対処法

ただ意味もなく相手を貶しめようとケチをつけてくる人は、相手にする必要はありません。
しかし、人間関係もあるため、なかなか無視をするなどそうはいきません。
ケチをつけてくる人にどう関われば良いのでしょうか。ケチをつける人の対応を知ることで、簡単に対処することができます。そこで対処法を5つご紹介します。

話を聞き流す

欠点を指摘されたり、貶されると相手にしたくなりますが、聞き流しましょう。
相手にしてしまうと、「自分のことを受け入れてくれるかもしれない」「この人は反応してくれる人だ」などと勘違いしてしまう人もいます。また、ヒートアップしてよりケチをつけてこられることもあります。
そのため、話を聞き流しあまり反応しないようにすることが大切です。

一緒にいる時間を減らす

一緒にいる時間が長いとそれだけケチをつけてくる機会も増えてきます。
仕事や生活に支障がでないのであれば、なるべく関わらないことが自分のためになります。
一緒にいる時間を減らすことで、ケチをつける回数も減り、ストレスも軽減することができるでしょう。

成長する機会と捉える

ケチをつけられたことの中には、本当は自分に悪い点があったのかもしれません。原因を考えて改善することで、自分が成長できる機会になる場合もあります。自分が成長すれば、隙がなくなり、ケチをつけられることもなくなっていきます。
そのため、偏見を持たずに相手の意見を一度受け入れ、考えてみるのも良いでしょう。

気にしすぎない

欠点を言われたり、貶されると落ち込んでしまい、引きずってしまう人は多いと思います。
ケチをつけた本人は、ケチをつけたことすら覚えていない可能性があります。そのため、気にしすぎるのは時間の無駄です。自分の欠点のみを見直し、あとは気にせずに過ごしましょう。

他の人に相談する

ケチをつけてきた人は、善意ではなく、悪意があって貶してきた場合もあります。
自分ばかりにケチをつけて来る場合は、相手から敵対視をされていたりする可能性があり、人に相談することで、第三者の目線からその意味を判断することができます。
そのため、自分だけで考えるのではなく、他者の意見も聴くために相談してみるのも良いでしょう。

ケチをつける人へのスピリチュアル的な対処法

これまでケチをつける人の心理でご紹介したように、ケチをつける人は自信がなかったり、自分の価値に悩んでいたりします。ケチをつける人の根本を変えなければ、否定的な発言は変わりません。そのため、ケチをつける人を少しずつ変えることができるスピリチュアル的な対処法をご紹介します。

傾聴する

傾聴してもらうことで、自分の話を聞いてくれたと満足します。話を聞いてほしくてケチをつけてくる場合もあります。傾聴してもらうことで、自分の気持ちに気づき、自己の理解ができるようになります。そうすることで、ケチばかりつけていたと考え直す機会を作れます。

受容する

ありのままを受け入れることで、相手に寄り添うことができます。寄り添ってもらうことで、ケチをつけていた人は、自分を否定しない信頼できる人だと認識してもらえます。
信頼関係を築ければ、虚勢をはる必要がなくなり、自然とケチをつけられなくなるでしょう。

共感する

共感してもらうと人は自分のことを肯定してくれると感じます。他者からの肯定は、自分にも価値があると認識できます。自分の価値を知ることで、自信につながり劣等感を減らすことにも繋がるでしょう。そして、わざわざケチをつけて相手の価値を下げなくても、自分の価値で勝負すれば良いと気づくことができます。

ケチをつけられても振り回されないようにしよう

ケチをつけられると、辛い気持ちになったり、マイナス思考になったりすることがあります。ケチをつける人は、自己中心的な考え方をしているか、他人の目を気にしている傾向にあります。人間は誰にでも欠点があり、完璧ではありません。そのため、ケチをつけられたとしても、傷ついたりする必要はありません。距離をおいたり、コミュニケーションのとり方を変えることで、ケチをつける人とも上手に付き合うことができるでしょう。