牽引するリーダーについて、紹介します。
あなたの周りにも、チームを牽引するリーダーはいませんか。
チームにリーダーは必ずいるものですが、周りを牽引できるリーダーがどうかは人それぞれ。
ここでは、牽引するリーダーについて見ていきたいと思います。
牽引するリーダーの特徴や心理、向いている性格の他、牽引する力を身につける方法などを紹介していきますよ。
周りから信頼される牽引するリーダーになりたい人、必見です。
目次
牽引するリーダーの特徴
まずは、牽引するリーダーの特徴から紹介します。
チームを牽引するリーダーは、文字通りチームのメンバーを引っ張っていける人、ということですが、牽引するリーダーにはどんな特徴があるのでしょうか。
牽引するリーダーに共通する特徴には、以下のものが挙げられます。
平等に接する
牽引するリーダーの特徴には、平等に接することが挙げられます。
牽引するリーダーは、誰かをエコヒイキすることなく、誰に対しても平等に接することができます。
仕事ができるかどうか、実績があるかどうかなどで人を判断することはありません。
色眼鏡や先入観で人を判断せず、平等に接することができるのは牽引するリーダーの最大の特徴と言えるのではないでしょうか。
短所より長所を見つける
牽引するリーダーの特徴には、短所より長所を見つけることが挙げられます。
人は、どうしても他人の長所よりも短所の方に目がいってしまいがち。
しかし牽引するリーダーは、その人の短所よりも長所を見つけることができます。
長所がない人などいませんので、長所を見つけるのがうまいのでしょうね。
人の話をよく聞く
牽引するリーダーの特徴には、人の話をよく聞くことが挙げられます。
牽引するリーダーは、周りの話をよく聞くことができます。
自分と違う意見や自分に対する批判の声であっても、きちんと聞くことが出来る器の大きさをもっていると言えるでしょう。
周りの話をちゃんと聞けるというのは、チームを牽引するリーダーには必要不可欠なスキルです。
メリハリがある
牽引するリーダーの特徴には、メリハリがあることが挙げられます。
牽引するリーダーは、仕事中とプライベートをしっかり分けるなど、メリハリのある人でもあります。
会社の外に出てからも、くどくどと仕事の話をすることはありません。
オンとオフがはっきりしていてメリハリがあり、『やるときはやる』タイプです。
適材適所に人を配置できる
牽引するリーダーの特徴には、適材適所に人を配置できることが挙げられます。
牽引するリーダーは人の長所を見つけるのが得意だといいましたが、それにより適材適所に人を配置することができるのです。
得意分野に配置することで、その人は自分の能力を発揮しやすくなりますよね?
チームとして結果を出すためにも、適材適所に人を配置することは重要な事だと言えるでしょう。
牽引するリーダーの心理
続いて、牽引するリーダーの心理について紹介します。
牽引するリーダーは、一体どんなことを考えているのでしょうか。
ここでは、牽引するリーダーの心理について見ていきたいと思います。
牽引するリーダーの心理には、こんなものが挙げられます。
成功させたい
牽引するリーダーの心理には、成功させたいというものが挙げられます。
牽引するリーダーは、任されている仕事やプロジェクトを、『何としてでも成功させたい』という強い意志を持っています。
成功させるためには自分一人の力ではどうすることもできないので、チームを牽引して成功に導こうと思っているのです。
周りを信頼している
牽引するリーダーの心理には、周りを信頼していることが挙げられます。
牽引するリーダーは、自分の力だけでなく周りのチームのメンバーの力も信じています。
周りを信頼しているからこそ、仕事を任せることができるわけです。
自分一人でやろうとせず、周りを頼れるのは周りを信頼している証でしょう。
もっと良くしたい
牽引するリーダーの心理には、もっと良くしたいというものが挙げられます。
牽引するリーダーは常に向上心を持っており、たとえ良い結果が出たとしてもそれで満足することはありません。
次は今よりも更に良い結果を出したい、もっと良くしたいという気持ちを、常にもっているのです。
着いてきてほしい
牽引するリーダーの心理には、着いてきてほしいというものが挙げられます。
牽引するリーダーは、自分自身に自信を持っていますので、『自分についてこい!』という気持ちが強いです。
万が一何かあったときには自分が責任を持つから、思う存分やってくれ、という懐の広さを見せることもあるでしょう。
自分が主役じゃなくてもいい
牽引するリーダーの心理には、自分が主役じゃなくてもいいというものが挙げられます。
牽引するリーダーは、自分が目立つことにはあまりこだわりません。
良い結果が出せるのなら、自分は目立たなくても(主役じゃなくても)構わず、縁の下の力持ちに徹することもあるでしょう。
牽引する人に向いている性格
続いて、牽引する人に向いている性格を紹介します。
『牽引する人』『牽引するリーダー』は、やはり向いている人とそうではない人がいます。
努力次第で誰でも牽引する人になれるとはいえ、向き不向きがあるのは忘れてはいけません。
牽引する人に向いている性格には、以下のものが挙げられます。
冷静
牽引する人に向いている性格には、冷静なことが挙げられます。
牽引する人は、常に落ち着いていて、その場その場で適切な判断ができる人でもあります。
そのため、感情的になったり主観で動いてしまうような人は、牽引する人にはなれません。
常に冷静さを保ち、落ち着いている人が牽引する人には向いているのです。
一貫性がある
牽引する人に向いている性格には、一貫性があることが挙げられます。
牽引する人は、人によって態度を変えたり日によって言動が異なることはありません。
自分の発言には責任をもてる人でもあるので、一度口にしたことは簡単には覆すことは無いでしょう。
言動や態度に一貫性があるので、周りからも信頼されやすいのです。
謙虚
牽引する人に向いている性格には、謙虚なことが挙げられます。
牽引する人は、自分が主役じゃなくても構わないという謙虚さを持っています。
目立ちたがり屋な人や自分勝手に威張っているような人は、牽引する人にはなれません。
プロジェクトが成功して上司に褒められたとき、『私だけの力ではなく、チームのみんながいたから成功できました』と言える謙虚さは、牽引する人にはなくてはならないものでしょう。
協調性がある
牽引する人に向いている性格には、協調性があることが挙げられます。
牽引する人は、自分本位な考え方をしているわけではなく、周りの声を聞き、周りと協力することができる人ですよね。
それはつまり、牽引する人には協調性があるのです。
周りと協力して1つのことをやり遂げるのは、協調性がある人じゃないとできませんよね。
ポジティブ
牽引する人に向いている性格には、ポジティブなことが挙げられます。
牽引する人はチームのリーダーになる人なので、ポジティブな性格をしています。
ネガティブで少しの失敗をいつまでも引きずるような人には、ついて行きたいとは思いませんよね?
牽引する人は『周りがついてくる人』なので、ポジティブであることは必須事項と言えるでしょう。
牽引力を身につけるには
最後に、牽引力を身につけるにはどうしたらいいのか?について、紹介します。
牽引力がある人、すなわちリーダーシップがある人になるには、どうすれば良いのでしょうか。
牽引力を身につけるためには、自分の意識がけが必要不可欠です。
視野を広く持つ
牽引力を身につけるには、視野を広く持つことが挙げられます。
牽引力のある人は、視野が広く自分の考えに固執することはありません。
自分と違う意見や考えがあったら、それをきちんと認めることができるのは視野が広いからだと言えるでしょう。
本を読んだり趣味を作ったりして、世界を広げていくことをおすすめします。
周りの声に耳を傾ける
牽引力を身につけるには、周りの声に耳を傾けることが挙げられます。
牽引力のある人は、周りの声をきちんと聞くことができる人です。
自分にとって都合の悪い内容や批判的な内容であっても、頭から否定することはなくきちんと聞き入れることができるのです。
牽引力を身につけるのなら、周りの声に耳を傾けることを忘れてはいけません。
自信をつける
牽引力を身につけるには、自信をつけることが挙げられます。
牽引力のある人は、自分に自信を持っています。
それは自分の知識や経験からくるものなので、確かな自信だと言えるでしょう。
周りを引っ張っていく牽引力を身につけるのなら、自信をつけることは何よりも大切なこと。
小さな目標を達成して、自己肯定感を高めていきましょう。
感情のコントロールをする
牽引力を身につけるには、感情のコントロールをすることが挙げられます。
牽引力のある人は、常に冷静で感情的になることはほとんどありません。
自分でしっかりと感情のコントロールをしているからです。
些細なことでイライラしてしまう人などは、感情のコントロールをすることを心がけていきましょう。
率先して行動する
牽引力を身につけるには、率先して行動することが挙げられます。
新しいプロジェクトのメンバーを募集しているときなど、積極的に手を挙げてみましょう。
牽引力のある人というのは、自分の経験から様々な判断をしていきますので、経験を積むことは大切なこと。
自分にできるか分からない…とネガティブにならず、『やってみたい』と行動することが大切なのです。
牽引するリーダーになろう
牽引するリーダーの特徴や心理、向いている性格などについて紹介しました。
牽引するリーダーは、自分が目立つことより周りを上手に立たせて結果を出すことを重視しています。
自分が自分が、としゃしゃり出るのではなく、周りの能力を発揮することに力を入れている感じですね。
牽引するリーダーはその素質から周りからも信頼されやすいので、ぜひ牽引するリーダーを目指してみてはいかがでしょうか。