権威主義者の特徴や性格|権威主義的な人への対処法とは

権威主義者の特徴や性格|権威主義的な人への対処法とは

権威主義者について、紹介します。

あなたの周りにも、『あの人は権威主義者だなぁ』と感じる人はいませんか。

学校や職場、SNSなど、私たちの身近でも権威主義は起こりうるもの。

ここでは、そんな『権威主義者』に注目してみましょう。

権威主義者の特徴や性格、心理の他、権威主義者への対処法についても紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

権威主義者の意味とは

まずは、権威主義者の意味から紹介します。

『権威主義』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • 権威を絶対的なものとして重視する考え方
  • 権威をたてにとって思考、行動すること
  • 権威に対して盲目的に服従する態度をとること

簡単に言うと、『偉い人(強い人)に従って、弱い人を軽蔑する』人のことを権威主義者というのです。

上司や地位のある人だけでなく、有名人、フォロワーの多い人など、『権威を持つ人』は様々ですが、権威主義者はそういう権威を持つ人に逆らわず、逆らう人を侮辱する傾向にあるといえるでしょう。

権威主義者の特徴

では、権威主義者の特徴を紹介します。

『権威主義』というと、国単位の話だと思う人もいるかもしれませんが、もっと小さな社会でも十分に起こりうるもの。

私たちの身近な社会にも、当然権威は存在しますからね。

そんな権威主義者にはどんな特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

上下関係に厳しい

権威主義者の特徴には、上下関係に厳しいことが挙げられます。

権威主義者の中では、上下関係は最重要といっても過言ではありません。

自分よりも強い人、偉い人の言うことは絶対であり、逆に自分よりも弱い人、下の立場の人には強く当たります。

権威主義者は、こういう対応を間違ったことだとはほんの少しも思っていません。

決断力がない

権威主義者の特徴には、決断力がないことが挙げられます。

権威主義者は、自分自身で考えて何をするか決めることができません。

上の立場の人に従う、というやり方が身についてしまっているため、自分で決めることができないのです。

自分でやろうと思ったことがあっても、必ず上の立場の人に許可をとってからにするでしょう。

自分がない

権威主義者の特徴には、自分がないことが挙げられます。

権威主義者は、何をするときでも権威のある人に従います。

自分がやりたいこと、思っていたことと違っていたとしても、自己主張することはありません。

偉い人に従ってペコペコしているだけなので、権威主義者に『自分らしさ』は皆無なのです。

メンタルが弱い

権威主義者の特徴には、メンタルが弱いことが挙げられます。

権威主義者がなぜ偉い人に従っているのかというと、それはずばりメンタルが弱いから。

偉い人に逆らって、自分が不利になることを恐れているのです。

権威主義者の中には、本当はやりたくない、それは間違っていると思いながらも従っている人もいますが、そういう人はみなメンタルが弱いと言えるでしょう。

不安を抱えている

権威主義者の特徴には、不安を抱えていることが挙げられます。

権威主義者の多くは、心に何かしらの不安を抱えています。

それは、強いコンプレックスの場合もあるでしょう。

そういう不安を隠すため、強い人に従って自分のポジションを確立しようとしているのかもしれませんね。

権威主義者の性格

続いて、権威主義者の性格について紹介します。

権力のある人に従い、弱いものを差別してしまう権威主義者は、どんな性格をしているのでしょうか。

権威主義者にありがちな性格の特徴を、まとめてみました。

自分に当てはまるものがあるか、確認してみてください。

太鼓持ち

権威主義者の性格には、太鼓持ちなことが挙げられます。

権威主義者の性格の最大の特徴でもあるのが、偉い人に媚びを売る、つまり太鼓持ちであること。

偉い人や強い人にペコペコし、相手の機嫌を損ねないようにゴマをすってばかりいるのは、権威主義者が太鼓持ちであることを物語っていますね。

流されやすい

権威主義者の性格には、流されやすいことが挙げられます。

権威主義者は基本的に『自分』がないので、他人の意見に流されやすいといえます。

権威のある人に流されるのはもちろんですが、権威のある人が褒めた人、権威のある人が認めた人にもすぐに流されてしまうでしょう。

優柔不断

権威主義者の性格には、優柔不断なことが挙げられます。

権威主義者は、権威のある人がいなければ自分で決めることはできません。

決断することも選ぶこともできず、右往左往するばかり。

これは、権威主義者が優柔不断な性格だからだといえるでしょう。

人任せで自分で決められないのは、社会に出てから困ってしまいますね。

一貫性がない

権威主義者の性格には、一貫性がないことが挙げられます。

権威主義者は、人によって態度や言動を変えるなど、自分の言動に一貫性がありません。

そのときの状況に応じて、自分の立場が危うくならないように発言を選んでいるからです。

そのため、昨日と今日で言っていることが違う、ということも珍しくはありません。

素直

権威主義者の性格には、素直なことが挙げられます。

権威主義者は、権威のある人が言うことを一切疑わず、疑問視することもありません。

普通なら、『この人が言うことは正しいのだろうか』と考えるものですが、権威主義者は一切の疑いを持ちません。

相手のやることを疑わないのは、権威主義者が素直な証ですね。

権威主義者の心理

続いて、権威主義者の心理について紹介します。

権威主義者は、なぜ権威のある人(偉い人、強い人)に無条件で従ってしまうのでしょうか。

その理由を知るためにも、権威主義者の心理を探ってみましょう。

権威主義者の心理には、以下のものが挙げられます。

正しいことだと思っている

権威主義者の心理には、正しいことだと思っているということが挙げられます。

権威主義者は素直な性格でもあるので、権威のある人がやること、言うことを疑いません。

そのため、偉い人に従うのは『正しいこと』だと思っているのです。

自分は正しいことをしているだけ、という気持ちが、権威主義者にはあるのでしょうね。

不安を払拭したい

権威主義者の心理には、不安を払拭したいというものが挙げられます。

権威主義者は、心になんらかの不安を抱えており、それを隠すために従っている部分も少なからずあるもの。

そういう隠している不安を払拭したいという気持ちが、権威を絶対的なものとして捉えているのかもしれません。

自分の居場所を確保したい

権威主義者の心理には、自分の居場所を確保したいというものが挙げられます。

権威主義者は、誰かに必要とされることで『自分』を確立しているもの。

だからこそ、必要とされるために権威に従い、自分の居場所を確立しようとしているのです。

自分の居場所は自分で作るものですが、権威主義者の場合は、権威によって居場所を与えてもらおうと思っているのかもしれません。

認められたい

権威主義者の心理には、認められたいというものが挙げられます。

権威主義者は、実はコンプレックスが強く自分の存在価値を分かっていないことも多いです。

誰かに認められたい、認めてほしいという気持ちが強くなればなるほど、権威に逆らえなくなっていくのです。

自信がない

権威主義者の心理には、自信がないことが挙げられます。

権威主義者は、自分に自信がありません。

自分は誰にも必要とされていない、誰かに認められたいという気持ちも、すべて自信のなさから来るもの。

自信がないからこそ自分の意見を言えず、権威に従う以外に方法がなくなってしまうのでしょう。

権威主義的な人への対処法

最後に、権威主義的な人への対処法を紹介します。

あなたの周りや身近に権威主義的な人がいたら、どう対応していけば良いのでしょうか。

権威主義的な人は、こちらが何を言っても聞く耳を持ちません。

だからこそ、以下のように対処していくことをおすすめします。
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距離を置く

権威主義的な人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。

権威主義的な人とは、できるだけ距離を置いて巻き込まれないようにしましょう。

物理的な距離ができれば、どうしてもという理由がない限り権威主義者は話しかけてこないはず。

あからさまに避けるのではなく、少しずつ距離をとるようにしてみてください。

関わらない

権威主義的な人への対処法には、関わらないことが挙げられます。

権威主義的な人と関わると、正直なところろくな目に合いません。

権威主義者は自分たちの考えに従わない人を徹底的に排除しようとしてくるので、心無い言葉に傷つけられることもあるでしょう。

だからこそ、距離を置いて関わらないようにするのが正解なのです。

反論しない

権威主義的な人への対処法には、反論しないことが挙げられます。

権威主義的な人が何か言ってきたら、反論するのはおすすめしません。

理想は、肯定も否定もせずにスルーしておくこと。

自分の考えとは違っていて、そのやり方が間違っていると感じたとしても、反論するとあなたがターゲットにされる可能性が高いので、反論せず放っておきましょう。

聞き流しておく

権威主義的な人への対処法には、聞き流しておくことが挙げられます。

権威主義者の発言というのは、筋が通っておらず自分勝手なものも少なくありません。

そういう人の話をまともに聞いていても、良いことはないですよね。

だからこそ、権威主義的な人の話は適当に聞き流しておけば良いのです。

反面教師にする

権威主義的な人への対処法には、反面教師にすることが挙げられます。

権威主義的な人は、恐らく周りからも疎まれていたり避けられたりしていることでしょう。

みな、権威主義者とは本音ではあまり関わりたくないのです。

だからこそ、権威主義者を反面教師にして『あんな風にはならない』と心に違うキッカケにしてみてはいかがでしょうか。

権威主義者は自信をつけることから始めよう

権威主義者の特徴や性格、心理、権威主義者への対処法について紹介しました。

権威主義者は、何も疑わずに権威に従ってしまっている人が多いのですが、それは全て自信のなさが発端になっているもの。

権威主義者であることは、やはり『自分がない』ことからあまり良いこととは言えません。

まずは自信をつけることから始め、権威に屈することなく自分の意見や考えを伝えられるようになるといいですね。