行動力がない人の特徴や心理|行動力を身につける・鍛える方法とは

行動力がない人の特徴や心理|行動力を身につける・鍛える方法とは

あなたの周りには、何に対しても行動するのが遅いと感じる人はいますか?いつになったらやり始めるのだろう、いつになったら提出するのだろうと、イライラしてしまうことがあるのではないでしょうか。

ここでは行動力のない人の特徴や心理を見て、なぜ行動できないのかを知りましょう。また対処法や行動力を鍛える方法も合わせて紹介しますので、悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

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行動力がない人の特徴

行動力にない人と感じさせてしまうのには、いくつかの特徴があります。ここではどのような特徴が、行動のない人に当てはまってしまうのかを紹介します。

自分に当てはまっていないかどうか、ぜひ見比べてみてください。

期限ギリギリになる

学校でも仕事でも提出期限がある物は、早めに始め余裕をもって取り組む方が気持ち的にもゆとりがありますし、完成度を高く提出することがあると言えます。しかし行動力がない人は、期限ギリギリにならなければ行動し始めることができません。

期限までの期間が長ければ長いほど、余裕があると安心しダラダラとしてしまうのです。

決断が遅い

行動力のない人は、悩む時間が人より長い特徴があります。自分がどう行動するのかが決断できないので、行動に移すことができないのです。

自信のなさが悩む時間を長くしているのかもしれません。

口だけ

行動力がない男に多いですが、発言は大きなことを言っている割に行動が伴わないのです。「○○をやり遂げる」「○○になる」などと、立派なことをいうのにそれを実現するための行動が見えないので、不信感を持たれることもあります。

目標を立てたらそれで満足してしまうタイプと言えます。

目標がない

明確な目標があることは、人を行動しようという気持ちを高めます。また目標に向かってどう行動すべきかが、見えているのと見えていないのでは動きやすさに違いがあると言えるでしょう。

特に男性が優位な職場で働く女の人は、どんなに頑張っても男性には勝てない状況が続くことによって、行動力がない女の人へと変わってしまう傾向にあり、行動力は環境によって変化すると言えるのではないでしょうか。

ネガティブ

行動することによって失敗することを恐れたり、周りからの評価が気になってしまうと行動力がなくなってしまいます。自分に何か大きな変化があることが怖いとも思っており、動けないでいるのでしょう。慎重とも言えるかもしれません。

行動力がない人の心理

行動力のない人に対して、なぜ早く行動しないのか疑問に感じたことはありませんか?多くの人は1度はなぜ?と首を傾げたことがあるでしょう。

ここでは行動力のない人の心理を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

失敗したくない

行動力のない人は、失敗したくないという気持ちが強いと言えます。「失敗は成功のもと」という言葉もあり失敗しても良いという気持ちで、行動に移すことができる人も中にはいますが、行動力のない人は違い失敗は怖いことなのです。

完璧じゃないといけないと慎重になり過ぎてしまうのです。

面倒

行動力のない人は面倒くさがりの人が多いです。それなりに自分の居場所があり、それなりなお給料を貰っていれば満足なので、これ以上面倒なことはしたくないと感じているのでしょう。

また緊急性の高いこと以外は後でやれば良いというスタンスが目立ちます。

時間配分がわからない

自分がやり遂げるまでに、どのくらいの時間を有するのかがわかっていません。自分の実力の把握と時間配分がわからないのでしょう。

やるべきことの全体が見えていないのかもしれません。

今のままが良い

今現在の自分に満足しているので、何か行動を起こして変わるのは嫌だと思ています。変わりたいと願っていたり、変わらなくてはいけない状況になければ、人は大変な思いして行動しようという気持ちにはなりづらいでしょう。

何をしたらいいかわからない

自分が今何をすべきかが分からなければ行動したくても出来ません。やるべきこと全体が把握できないという人もいれば、やるべきことを考えることができない人とそれぞれです。

特に普段から多くのことを人任せにしている人は、この心理で行動ができない事が多いと言えます。

行動力がない原因

人によって性格や行動特性に違いがあります。初めから行動力ないということはありません。

行動力にない人を理解するためには、行動できない原因を知るのが1番です。ここでは行動力がない原因となっていることについて紹介します。

逃げる癖がある

言い訳ばかり考え、行動することから逃げることばかり考えています。期日までに終わらせるために工夫しようという考えはないので、周りの人は行動しない人の言い訳にうんざりしています。

長年逃げることを続けてきたことで癖になってしまっているのでしょう。

行動しなくて良い環境で育った

自分で行動して何かをこなすという経験が無ければ、行動の移し方がわかりません。行動力がない人は、今まで何かと周りの人にやってもらえる、恵まれた環境に育ってきたのでしょう。また誰かが手伝ってくれるだろうという甘えた考えがあります。

不安感が強い

行動した先の自分が想像できなければ、不安感が強くなり高度することが怖くなってしまいます。不安・怖いといった感情が1度自分の中に生まれてしまえば、人は1歩踏み出すことを躊躇してしまうものなのです。

行動することが自分にとって正解なことだと理解する必要があります。

行動力がないメリットや長所

行動力のない人が必ず仕事が出来ないということではありませんし、短所だということではありません。行動力がないからこそメリットになっていることがあります。

行動力がないからと評価低く見るのではなく、まずは長所を知ってください。ここでは行動力のないメリット・長所を紹介します。

相手を立てることができる

行動力のない人は人の意見に頼りがちです。しかしそれは人の意見をよく聞き、相手を立てることができることとも言えます。

また仕事の中では意見が合わないことも多々あります。しかしうまく相手を立てることができるので、意見の違いでぶつかることもなく、スムーズに話を進めることもできるでしょう。

慎重に判断

行動力のない人は必ず考える時間を長く取ります。何の考えもなくすぐに行動することが無いので、冷静になる時間を取ることができると言えます。

何事に対しても慎重に考えられるところが、行動力のない人の長所と言えます。

責任感がある

行動ができない理由には、やるからには完璧にしたいという気持ちが強いことがあげられます。ミスしないよう念入りに準備をしているのです。

行動力のなさは気になる点ではありますが、責任感の強さの表れでもあり、長所と言えるでしょう。

行動力がない人にイライラする時の対処法

行動力がなくても良いところはあるとは言っても、何をするのにも時間がかかっている姿を見れば、分かっていてもイライラしてしまうことがあります。1度ネガティブな感情を抱けば、なかなか気持ちを変えることは難しいです。

ではイライラしてしまった時はどうしたら良いのでしょう。ここでは行動力のない人にイライラしたときの対処法を紹介します。

割り切る

初めから行動に移すのが遅い人と認識しておくことで、イライラは軽減することができます。今まで行動力を感じたことのない相手に対し、「いつもより早く行動し始めるかも」「余裕をもって提出してくれるかも」といっ、た過度の期待を寄せてはいけません。

いつも通りだなと感じるくらいが丁度よいので、行動が遅いことを想定して予定を組みましょう。

距離を置く

行動しない姿にイライラしてしまうのであれば、必要最低限の関わりにするのも一つの手でしょう。関わる時間が増えると、その人の嫌な所に意識が行きがちになってしまいます。

丁度よい距離感で接することで、イライラを抑えることができるのではないでしょうか。

細かく指示する

全体を説明し指示すると、準備に時間がかかったり全体の把握ができなかったりします。初めから少しずつ細かく指示することで、やるべきことや期限を把握しやすくなります。

行動できなくて仕事を任せられないと諦めるのではなく、できる範囲を把握し接することで対処できることもあります。

深呼吸する

イライラしてついつい口出ししてしまいそうになるかもしれません。しかし行動するタイミングやスピードは人それぞれです。

あなたの口出しによって、更に遅くなる可能性があるので、口出しは逆効果です。言いたくなったら深呼吸して気持ちを落ち着かせましょう。

自分の仕事に集中する

何かに集中しているときは、周りに気を取られることが少なくなります。人の行動の遅さを気にしてイライラするのであれば、自分の仕事に集中しましょう。

より多くの仕事をこなすことができますし、イライラしてストレスをためなくて済みます。

行動力を身につける・鍛える方法

行動力のない人も、心のどこかで行動力のある人に憧れを抱いたり、自分も行動力を身につけたいと感じることがあるでしょう。しかしそうは思っても、「行動するぞ」といってすぐ実行できる人はほとんどいません。

ではどうすればよいのか、ここでは行動力を鍛える方法を紹介します。

ポジティブに考える

行動力のない人は、なんでもネガティブに考える傾向にあります。誰でもネガティブな思考になることはやりたくないでしょう。

「つまらないかもしれない」「どうせ○○だろう」といったネガティブな考えはやめ、「たのしいかもしれない」とポジティブに考えて見ると、いつもより行動しやすくなると言えます。

失敗を恐れない

誰だって失敗することは嫌だし怖さを感じます。でも失敗することばかり考えていたら何もできなくなってしまいます。誰にでも失敗することはあります。

失敗しても大丈夫という気持ちが大切です。失敗したとしてもそれは良い経験になります。

即行動

行動力がない悩みを改善するには、とにかく行動してみることを続けるのが1番です。1歩踏み出すことに慣れてしまえば、自然と行動力は身についてきます。

考えることは大切なことではありますが、時には考えなく行動してみても良いのではないでしょうか。

自信を持つ

自信がなくて行動に移すことができないという人もいます。しかしあなたは自分が感じているほど、ダメな人ではありません。また周りの人も思っているほどあなたのことを低く評価していません。

考えすぎるのはやめ、自信をもって行動しましょう。今のまま行動しないでいた方が、評価を下げることかもしれません。

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環境を変える

行動力のないことが当たり前のように通ってしまっている環境で、行動力を鍛え変わろうと思ても、なかなかうまくいかなかったり、気恥ずかしさから頑張れないこともあります。ではいっそのこと新しい環境に変え、自分自身も新しい自分に生まれ変われるようにしてみるのはどうでしょう。

行動しなくてはいけない環境・行動力のある人が多い部署・自分をのびのび動かせてくれる上司など、あなたがどのような環境なら行動力が鍛えられるかを考えると良いでしょう。

行動力がないのはデメリットとは限らない

行動に移すまでの時間や行動するスピードは、人によって違います。そのため行動力のある人から見たら、行動力のない人は何もしていないように見え、イライラしてしまいがちです。忙しいときは特にそうでしょう。

しかし行動するまでに時間がかかる人の中には、慎重派でしっかり準備しなくては行動できないという人もいます。またそんな人は行動し始めたら、仕事をこなすのは早いということもあります。

行動し始めが自分より遅いからダメとすぐに判断せず、その人がどのような仕事をするかをよく見てみてください。