講釈垂れる人について、紹介します。
あなたの周りにも、『講釈垂れる人』はいませんか。
ここでは、講釈垂れる人の意味や心理、特徴などについて見ていきたいと思います。
講釈垂れる人をうざいと感じる理由や、講釈垂れる人への対処法についても触れていますので、身近にいる講釈垂れる人にうんざりしている…という人も、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
講釈たれの意味とは
まずは、『講釈垂れる』の意味から紹介します。
講釈垂れるというのは、上から目線でだらだらと物事を伝えるという意味。
講釈には、
- 文章や言葉の意味を説明する
- 物事の価値や道理をもったいぶって解説する
という意味があります。
垂れるはダラダラ話すという意味なので、『講釈垂れる』は上記のような意味になるわけです。
この意味からも分かるように、『講釈垂れる』は褒め言葉ではなく、良い意味合いで使われることはありません。
講釈垂れる人と言われることのないように、気をつけたいものですね。
講釈垂れる人の心理
講釈垂れる人の心理について、紹介します。
先ほど紹介したように、講釈垂れるというのは良い意味で使われることはありません。
それなのに、なぜ講釈垂れる人がいるのか不思議ですよね?
講釈垂れる人の心理には、以下のものが挙げられます。
優越感に浸りたい
講釈垂れる人の心理には、優越感に浸りたいというものが挙げられます。
講釈垂れる男性に多いのが、『優越感に浸りたい』というもの。
このタイプは自分は人より優れていると思っているので、いかにもな感じでもったいぶって解説し始めることでしょう。
優越感に浸っているので、自然と上から目線になってしまいます。
凄いと思われたい
講釈垂れる人の心理には、凄いと思われたいというものが挙げられます。
優越感に浸りたい心理と似ていますが、講釈垂れる人は周りから『凄い』と思われたい一心だったりします。
実際には、ネットなどから拾い集めてきた情報を話しているだけなのですが、あたかも『自分が経験したこと』のように自慢げに話すこともあるでしょう。
自分が正しい
講釈垂れる人の心理には、自分が正しいというものが挙げられます。
講釈垂れる人は、自分が得た情報は正しいという根拠のない自信を持っています。
だからこそ、上から目線で話すのでしょう。
自分は正しい、間違っているはずがないと思っているので、ある意味堂々としていることもポイントです。
認めてほしい
講釈垂れる人の心理には、認めてほしいというものが挙げられます。
講釈垂れる人の中には、実は自信がなく強いコンプレックスを感じている人もいます。
そういうタイプは、自分のことを認めてほしい気持ちが強く、認めてほしいがゆえに自分の知っていることを講釈垂れてしまうのです。
注目されたい
講釈垂れる人の心理には、注目されたいというものが挙げられます。
講釈垂れる人は凄いと思われたい、自分が正しいと思っているので、周りから注目されたいという気持ちも強いです。
自分の知っている知識を見せびらかし、周りから注目されたいのでしょう。
実際には『嫌味ったらしいな』という目で見られているのですが、それには気づいていません。
講釈垂れる人の特徴
続いて、講釈垂れる人の特徴について紹介します。
講釈垂れる人の意味と心理については先ほど紹介した通りですが、講釈垂れる人にはどんな特徴があるのでしょうか。
講釈垂れる人には以下のような特徴があるので、当てはまる人は周りから講釈垂れる人だと思われているかもしれません。
他人を否定する
講釈垂れる人の特徴には、他人を否定することが挙げられます。
講釈垂れる人は、自分が一番偉い、凄いと思っているため、周りの意見は聞きません。
自分以外の人のことは基本的に受け付けず、自分と違う意見はバッサリ切り捨てていくでしょう。
他人を否定するというのは、講釈垂れる人の典型的な特徴です。
自己中心的
講釈垂れる人の特徴には、自己中心的なことが挙げられます。
講釈垂れる人の心理からも分かるように、講釈垂れる人は自分のことしか考えていません。
つまり、自己中心的な性格だと言えるでしょう。
他人を否定することからも、講釈垂れる人は自分以外の人はどうなっても気にしないのです。
中身がない
講釈垂れる人の特徴には、中身がないことが挙げられます。
講釈垂れる人が話す内容は、ネットなどから仕入れた情報のみ。
実際に自分が経験したことを自慢げに話しているだけなので、中身のない人だと思われてしまいます。
講釈垂れる人は、浅はかで中身がないというのも特徴の一つと言えるでしょう。
関連記事はこちら▽ 中身がない人の特徴|中身がある人との違いや中身のある人間になる方法とは
口が達者
講釈垂れる人の特徴には、口が達者なことが挙げられます。
講釈垂れる人は、いかに自分が凄い人間かどうかをアピールしたくて仕方がありません。
そのためには、話を盛ったり大げさに話すこともあるでしょう。
次から次へと大袈裟な表現が出てくるのは、口が達者な証拠です。
仕事ができない
講釈垂れる人の特徴には、仕事ができないことが挙げられます。
講釈垂れる人は、周りから集めた情報をあたかも自分の知識のように振舞っていますが、それは自分の知識ではありません。
自分の能力を過信している部分が少なからずあるので、実際には仕事のできない人であることも多いでしょう。
口だけで自分から動けないので、『言われたことしかできない人』と思われている可能性も高いです。
講釈がうざい理由
次に、講釈垂れる人がうざい理由について紹介します。
講釈垂れる人のことは、はっきり言ってうざいと感じている人が大半です。
なぜ、講釈垂れる人のことをうざいと感じるのでしょうか。
講釈垂れる人がうざい理由について、まとめてみました。
上から目線だから
講釈垂れる人がうざい理由には、上から目線だからというものが挙げられます。
講釈垂れる人の話し方というのは、どこか上から目線になることが多いです。
周りが知らないことを自慢げに話すことの多い講釈垂れる人ですから、上から目線になるのは必然的と言えるかもしれませんね。
くどいから
講釈垂れる人がうざい理由には、くどいからというものが挙げられます。
講釈垂れる人は、同じことを何度も言ったり、もったいぶってなかなか結論を言わないなど、とにかく『くどい』のです。
周りが自分の話をどんなふうに聞いているかなど気にせず、自分のペースで話し続けていくのはうざいですね。
関連記事はこちら▽ 同じことを何度も言う人の心理|同じ事を何度も言う人がしつこい時の対処法とは
話がつまらないから
講釈垂れる人がうざい理由には、話がつまらないからというものが挙げられます。
講釈垂れる人の話は、ネットなどから仕入れた情報を話しているだけ。
自分でも理解していないことを『説明』しているだけなので、聞いている方は全く面白くありません。
つまらない話を延々と聞かされるのは、苦痛でしかありませんね。
何が言いたいのか分からないから
講釈垂れる人がうざい理由には、何が言いたいのか分からないからというものが挙げられます。
講釈垂れる人の話はくどく、ダラダラしているため、話が終わってから『結局何が言いたかったの?』とポカンとしてしまうこともあるでしょう。
時間だけ使われ、何が言いたいのかわからず終わるので嫌になってしまいますね。
嫌味っぽいから
講釈垂れる人がうざい理由には、嫌味っぽいからというものが挙げられます。
講釈垂れる人は、自分は偉いと思っているため、無意識のうちに相手を見下しています。
だからこそ上から目線になり、嫌味っぽい言い方になるのです。
言葉の端々に刺があるな、と感じる言い方ばかりするので、話を聞くこと自体が嫌になってしまうのです。
講釈垂れる人への対処法
最後に、講釈垂れる人への対処法を紹介します。
もし身近に講釈垂れる人がいたら、どう対処すれば良いのでしょうか。
何もしなければ自分のストレスが溜まるだけですし、やはり何とかしなくてはなりません。
講釈垂れる人への対処法は、こちらを参考にしてください。
聞き流す
講釈垂れる人への対処法には、聞き流すことが挙げられます。
講釈垂れる人の話というのは、はっきり言って意味のあるものではありません。
ダラダラと御託を並べているだけなので、聞き流してしまっても特に問題は無いでしょう。
まともに聞いても疲れるだけですから、右から左へ聞き流してしまえばOKです。
相手にしない
講釈垂れる人への対処法には、相手にしないことが挙げられます。
講釈垂れる人の話を聞き、一度でも『凄いね!』などと相手を褒めてしまうと、何度もあなたに対して講釈を垂れてくるでしょう。
だからこそ、講釈垂れる人のことは最初から相手にしないのがベター。
なるべく相手にせず、関わらないように努めてください。
距離を置く
講釈垂れる人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。
講釈垂れる人と関わりたくないのなら、物理的な距離を置きましょう。
物理的な距離があれば、講釈垂れる人はあえてあなたに関わることはなくなるはず。
もっと身近な人で、話を聞いてくれそうな人をターゲットにするからです。
忙しそうにする
講釈垂れる人への対処法には、忙しそうにすることが挙げられます。
講釈垂れる人の話を聞きたくないなと思っても、はっきり『うるさい』と言うのはやはりはばかられますよね。
そんなときは、わざとらしく忙しく振舞ってみましょう。
仕事中なら特に、忙しそうにするのは効果的ですよ。
やんわり注意する
講釈垂れる人への対処法には、やんわり注意することが挙げられます。
もし、講釈垂れる人が友人や同僚などの身近な人であるなら、『そんな言い方したらもったいないよ』『誤解されちゃうからやめた方がいいよ』など、やんわり伝えてみるのもアリ。
相手との関係次第ではありますが、相手のためを思って伝えるのもありだと覚えておきましょう。
講釈垂れる人にならないように注意
講釈垂れる人の意味や心理、特徴などについて紹介しました。
講釈垂れるというのは決して褒め言葉ではなく、言われたらすぐに改善するべきことでもあります。
自分は気分がいいかもしれませんが、周りを不快にしているのですから、やはり治すべきですよね。
まずは自分が『講釈垂れる人』だということを自覚することから始め、周りのことを考えるようにしましょう。
講釈垂れる人として、周りから距離を置かれないように気をつけてくださいね。