あなたの周りには、人が話しているのに何かと途中から入ってきて口を挟む人はいますか。
横から割り込んで口を挟まれると良い気はしませんが、口を挟む本人はどんな人なのでしょうか。
今回は、何かと口を挟んでくる人の心理をお伝えしていきます。
口を挟む人の性格的な特徴や、口を挟んでくる人の対処法についても触れていきますので、口を挟まれて困ることがあれば、参考にしてください。
目次
口を挟む人の心理
相手の立場に立って考えれば、横から口を挟まれるのは良いことではないとわかるはずです。
それなのにお構いなしに口を挟んでくる人は、一体何を考えているのでしょうか。
ここでは人の話に口を挟んでくる人の心理について、解説していきます。
自分の事を必要としてもらいたい
口を挟む人には、自分の事を必要としてもらいたいという心理が働いています。
他人に必要とされて、自分の事を自分自身で認めたいのです。
それができれば幸福感や満足感を得ることができますので、自分のことを認めて必要とされる事に対しては、強い願望を抱いています。
自分の思い通りにしたい
口を挟む人には、物事や人を自分の思い通りにしたいという心理も働いています。
自分の思い通りにすることで、自己満足度を上げたい傾向が強いです。
「あれやこれや」と意見を出して、自分の考えている枠にはめようとします。
そうすると、支配欲が満たされて喜びを感じるのです。
人からすごいと言われたい
口を挟む人には、人から「この人はすごい」と言われたいという心理も働きます。
このタイプは聞かれてもいないのに自分の意見を言うことで、「周りからすごいと認められている」と信じている傾向が強いです。
口を挟むことは、自分が人より優れて偉くなった気がするのでしょう。
相手のことが気になる
口を挟む人には。相手のことが気になるという心理も働いています。
このタイプは相手のことを心配して気になるために、ついあれこれと口出しをするのです。
ただ、本人は一生懸命に心配しているつもりでも、相手にしてみれば「うざいな」と思われていることも少なくありません。
嫌がらせをしたい
口を挟む人には、人に対して嫌がらせをしたいという心理も働くことがあります。
このタイプは相手のことが気になる反面、相手に対して嫌悪感を持っているのです。
その嫌悪感を紛らわせるためにも相手の言動を止めるような口出しをして、相手が嫌がることをしたがります。
関連記事はこちら▽ 嫌悪感を感じる人の特徴や心理|嫌悪感を抱く相手との付き合い方とは
口を挟む人の性格的な特徴
いくら本人が良かれと思って人の話に口を挟んだとしても、挟まれた方は「うざい」「迷惑」と思うことが多いです。
それに気付かない口を挟む人には、共通の性格的な特徴が見られます。
ここでは口を挟む人の特徴について、見ていきましょう。
お喋り好き
口を挟む人には、お喋り好きという特徴が見られます。
人が話していると自分だけが黙っていることが我慢できずに、自分も間に入り込んで口を挟んでしまうのです。
単にお喋りが好きというタイプもいますが、実は人よりも目立ちたくてペラペラと喋るというタイプもいます。
自己中心的
口を挟む人には、自己中心的という特徴も見られます。
口を挟む人は自分がペラペラと喋りたいあまり、人の話など聞いていません。
自分さえ喋ることができればよいのです。
そのためこのタイプは人への気遣いができる人は少なく、自己中心的な人が多い傾向にあります。
世話好き
口を挟む人には、世話好きという特徴も見られます。
口を挟む人は、人にとって余計なことや迷惑がられることを言う傾向が強いです。
口を挟む人はただ単に世話好きなだけで、悪気はありません。
しかし余計なことを言うことで、人から嫌悪感を持たれることも多いです。
他人に厳しく自分に甘い
口を挟む人には、他人に厳しく自分に甘いという特徴も見られます。
このタイプは自分の尺度で物を見るため、「それは違う」「こうした方が良い」と厳しく意見を言うことが少なくありません。
しかし自分のことは「これくらいで良いだろう」と甘く考える傾向が強いです。
心配性
口を挟む人は、心配性という特徴も見られます。
このタイプは相手が失敗することを心配するあまり、自分は良かれと思って「〇〇した方が良いのではありませんか」と口出しをするのです。
しかし人は口出しをされることを良く思わずに、嫌悪感を抱かれることもあります。
口を挟んでくる人への対処法
自分たちが話をしているのに、横から余計なことを口出しされると嫌悪感を抱く人は少なくありません。
とはいえ、口を挟む人をあからさまに拒否することはできません。
そこでここでは、口を挟んでくる人と上手に付き合う対処法を解説していきます。
なるべく関わらない
口を挟んでくる人には、なるべく関わらないという対処法があります。
人は、自分が関わっている人には嫌われているとは思っていません。
そのため口を挟まれるのが嫌なら、その人と関わらなければ良いのです。
そうすれば、相手も積極的に関わろうとはしないでしょう。
適度に話を聞く
口を挟んでくる人には、適度に話を聞いておくという対処法もあります。
口出しをしてくる人は良かれと思って意見をしていると思っている傾向が強いため、適度に話を聞いてみましょう。
相手は自分が余計な口出しをしていることに気付いて、あまり口出しをしてこなくなります。
認めてあげる
口を挟んでくる人には、相手のことを認めてあげるという対処法もあります。
口を挟んでくる人は「人に認めてもらいたい」と思っている傾向が強いです。
そのため口出しをされたら、優しく相手を認めてあげましょう。
相手の目的は達せられ、余計な口出しはしなくなります。
隙を見せない
口を挟んでくる人には、隙を見せないという対処法もあります。
口を挟んでくる人は、何かにつけて余計な口出しをしてくる傾向が強いです。
そのため相手に対して、こちらの隙を見せないように心がけてみましょう。
口出しをする場面がなくなり、うざい口出しをしなくなります。
さり気なく距離を置く
口を挟んでくる人には、さり気なく距離を置くという対処法もあります。
たとえ嫌いな人であっても、あからさまに無視することは考えものです。
しかし口出しをされることに嫌悪感を抱くのでならば、そっと距離を置いてみましょう。
相手も必要以上に近づいてくることはなくなります。
口を挟まないために意識するべきこと
口を挟まれると「迷惑だ」と感じ嫌悪感を抱く人は多いはずなのに、時折自分が人の話に口を挟んでしまうことはありませんか。
もしそうなら気をつけなければなりません。
そこでここでは、口を挟まないために意識するべきことを解説していきます。
好ましくないと認識する
口を挟まないためには、口を挟むことは好ましくないと認識することが大切です。
口を挟む人には、口出しをすることに悪気がある人は多くありません。
しかし、話を聞く側には「余計な事ばかり言って」とうざく思われることもあります。
そのため口を挟むことは、基本的に好ましくないことが多いと認識しましょう。
口出しをすることを控える傾向が生まれます。
我慢する
口を挟まないためには、口出しをしたいと思っても我慢することも大切です。
口を挟む人は、何かと口出しをしなければ気持ちが落ち着かない人が少なくありません。
しかしそれでは相手は嫌悪感を抱きかねませんので、口を出したくなったらぐっと我慢して、気を紛らわしましょう。
我慢することで、良好な人間関係を保つことができます。
一呼吸入れる
口を挟まないためには、口出しをしようとするときに一呼吸入れることも大切です。
口を挟んでくる人は、相手の話が一息ついたときすぐに口出しをしてくる人が少なくありません。
しかし、相手は考えがあって間を置いていることもあります。
そのため人が話の間を置いたからと言ってすぐに口出しをせずに、一呼吸入れてみましょう。
余計に口を挟むことが少なくなります。
人の話し中にはメモを取る
口を挟まないためには、人の話し中にはメモを取るということも大切です。
口を挟む人は人の話が終わる前に口を出そうとする人が少なくありません。
しかしそれでは相手に対して失礼です。
そのため人の話し中には、メモを取るようにしてみましょう。
人の話が終わった後なら、口を出してもうざいと思われることは少ないです。
素直に謝る
口を挟まないためには、自分が口出しをしていることを素直に謝るということも大切です。
口を挟む人は、無意識のうちに口出しをしている人が少なくありません。
しかし、口出しをされた相手は「また余計なことを言って」と嫌悪感を持つ人が多いです。
そのため自分でも気付かないうちに口出しをしたら、素直に謝りましょう。
そうしているうちに口を挟むことが少なくなります。
口を挟むことは慎みましょう
何かと口を挟んでくる人の心理や口を挟む人の性格的な特徴、口を挟んでくる人の対処法などについてお伝えしてきました。
口を挟む人は大抵の場合、悪気があって口出しをしているのではありません。
しかし相手側にしてみれば口出しをされることは、「うざい」と思うことが多いです。
そのため口を挟む癖がある人は、口出しをすることを慎みましょう。
良好な人間関係を築くために、心がけたいことです。