くすぶってる人の特徴や心理|気持ちがくすぶってる時の対処法とは

くすぶってる人の特徴や心理|気持ちがくすぶってる時の対処法とは

くすぶってる人の特徴について、紹介します。

あなたの周りにも、くすぶってる人はいませんか。

もしかしたら、あなた自身がくすぶってることに悩んでいるのかもしれませんね。

ここでは、そんな『くすぶってる人』にフォーカスを当てていきたいと思います。

くすぶってる人の特徴や心理、対処法の他、くすぶってる人への接し方についても紹介しますので、身近にくすぶってる人がいるという方もぜひ最後まで読み進めてみてください。

燻ってる人(くすぶってる)の意味とは

まずは、『くすぶってる人』の意味から紹介します。

『燻る』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • よく燃えずに煙だけ上げている様子
  • 一向に燃焼が進まない様子

このことから、くすぶってる人とは以下のような人のことを言います。

  • いつまでも成功や栄進を果たせずにいる人
  • 気持ちのわだかまりが残り続けている人

イメージとしては、『口だけで結果が残せない』『いつまでも昇格せず同じポジションに留まっている』人だと言えるでしょう。

仕事でくすぶってる人の特徴

仕事でくすぶってる人の特徴について、紹介します。

『あの人くすぶってるな』と思わず感じてしまうのは、やはり仕事中であることが多いです。

では、一体仕事でくすぶってる人にはどんな特徴があるのでしょうか。

具体的な特徴は、こちらです。

常に忙しそうにしている

仕事でくすぶってる人の特徴には、常に忙しそうにしていることが挙げられます。

仕事でくすぶってる人は、正直なところ無駄な動きが多く、優先順位もつけられないため常にバタバタと動き回っています。

常に忙しそうにしている人は、残念ながら仕事ができない人。

しかし本人は、忙しくしていることを勲章のように感じていることも多いです。

悪口や陰口が多い

仕事でくすぶってる人の特徴には、悪口や陰口が多いことが挙げられます。

悪口や陰口は、言う方はスッキリするかもしれませんが、聞かされる方は気分が悪くなるもの。

ネガティブな話題は、社内全体の雰囲気も悪くなってしまいます。

悪口や陰口が多い人は人の短所しか目につかないので、上に立てる人間ではありません。

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作業効率が悪い

仕事でくすぶってる人の特徴には、作業効率が悪いことが挙げられます。

忙しそうにしていることからも分かるように、くすぶってる人は作業効率が非常に悪いです。

優先順位の見極めができず、目についたものから作業を進めていくため、途中で止まることは日常茶飯事。

準備や計画を立てるのも苦手だと言えるでしょう。

上から目線で人を見下す

仕事でくすぶってる人の特徴には、上から目線で人を見下すことが挙げられます。

たとえば後輩から指示を仰がれたり仕事の相談をされたとき、くすぶってる人はこれみよがしに上から目線になるでしょう。

そして、『私なら1時間でできるけど、キミはもう少し余裕を持って作業したほうがいいよ』などと見下した発言をしてきます。

目標がない

仕事でくすぶってる人の特徴には、目標がないことが挙げられます。

仕事でくすぶってる人は、『こうなりたい』『〇〇をやりたい』などといった目標がありません。

目標がないからこそ、意識が仕事に集中しないのです。

それは全て『やる気のない人』と周りに見られてしまうため、どんどんくすぶるばかりでしょう。

くすぶってる人の心理

続いて、くすぶってる人の心理を紹介します。

くすぶってる人と一言で言っても、自分の今の状況を客観的に理解している人としていない人では、心理もかなり変わってくるもの。

くすぶってる人の心理には、こんなものが考えられます。

自分が正しい

くすぶってる人の心理には、自分が正しいというものが挙げられます。

悪口を言う人や上から目線になる人の多くは、『自分が正しい』という心理があります。

自分のやり方が正しいのに、それを理解しない周りが悪いくらいに思っているので、周りから認められることはありません。

面白くない、楽しくない

くすぶってる人の心理には、面白くない、楽しくないというものが挙げられます。

今の仕事に、やりがいや楽しさを感じていますか?

くすぶってる人は、今の仕事のやりがいや面白さ、楽しさが分かっていません。

『面白くないけど、他にやること(やりたいこと)が無いから』という理由で、仕事を続けているのでしょう。

周りが低能

くすぶってる人の心理には、周りが低能というものが挙げられます。

自分が評価されないことはもちろん、自分だけが忙しく動き回っていることを、くすぶってる人は『周りが低能だから』だと思っています。

自分が仕事ができないからとは思わず、人のせいにしているためいつまでたっても成長することはできないでしょう。
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上手くいかない焦り

くすぶってる人の心理には、上手くいかない焦りが挙げられます。

頑張っているのに上手くいかない、自分よりも年下の後輩にどんどん手柄を持っていかれる…なんてことが続くと、人は誰でも焦りが生まれるもの。

その焦りから更に頑張ろうとするのですが、焦りは煙を大きくするばかりで余計に空回りしてしまいます。

見栄っ張り

くすぶってる人の心理には、見栄っ張りなことが挙げられます。

くすぶってる人は自分主体で物事を考えることが多いので、基本的に見栄っ張りです。

仕事が終わらなかっただけなのに、『明日の分も少しやってから帰ろう』などとわざとらしくつぶやいていることも少なくありません。

気持ちがくすぶってる時の対処法

ではここで、気持ちがくすぶってるときの対処法を紹介します。

仕事が上手くいかないとき、後輩に先を越されたときなど、気持ちがくすぶってしまうこともあるでしょう。

しかし、いつまでもくすぶってるわけにはいきません。

気持ちがくすぶってるときは、以下の方法を試してみてください。

一旦リセットする

気持ちがくすぶってるときの対処法には、一旦リセットすることが挙げられます。

気持ちがくすぶってるときに作業をしても、基本的にうまくいきません。

気持ち的には焦るかもしれませんが、一旦リセットしてしまいましょう。

目を閉じて深呼吸する、一旦席を離れるなどして、気持ちをリセットすることが大切です。

気分転換する

気持ちがくすぶってるときの対処法には、気分転換することが挙げられます。

『気持ちがくすぶってるな』と自覚しているのなら、早めに気分転換しましょう。

そのまま放っておいても、いいことは1つもありません。

美味しいものを食べる、体を動かすなど自分なりの方法で、リフレッシュしてみてください。

目標を作る

気持ちがくすぶってるときの対処法には、目標を作ることが挙げられます。

気持ちがくすぶってしまうのは、目標がないからかもしれません。

目標があると人は努力することができるので、まずは何かしら目標を作ることから始めましょう。

達成するのが難しい目標(メイン)と、それを達成するためにやるべき小さな目標(サブ)を作ることがおすすめです。

1つずつ片付けていく

気持ちがくすぶってるときの対処法には、1つずつ片付けていくことが挙げられます。

気持ちがくすぶってるときは、なんとなくモヤモヤしていることと思いますが、目の前のことを1つずつ片付けていきましょう。

『やるべきこと』『やりたいこと』『あとでやれば大丈夫なこと』に分類し、優先順位をつけた上で1つずつ順番に片付けていくことをおすすめします。

自分と向き合う

気持ちがくすぶってるときの対処法には、自分と向き合うことが挙げられます。

気持ちがくすぶってるときこそ、自分自身と向き合うチャンス。

自分を客観的に見つめる良い機会でもあります。

自分自身としっかり向き合うことで、これからやるべきことも自然と見えてくることでしょう。

くすぶってる人への接し方

最後に、くすぶってる人への接し方を紹介します。

職場など身近にくすぶってる人がいる場合、どのように接するのが正解なのでしょうか。

『くすぶってる人』のタイプにもよりますが、くすぶってる人とはあまり深く関わらない方が正解かもしれません。

できるだけ関わらない

くすぶってる人への接し方には、できるだけ関わらないことが挙げられます。

くすぶってる人、特に自分を正当化する人や悪口ばかり言っているような人とは、距離を置いてできるだけ関わらないようにしましょう。

こういう人と関わっていると、ろくなことになりません。

当たり障りない話だけする

くすぶってる人への接し方には、当たり障りのない話だけすることが挙げられます。

くすぶってる人とはプライベートな話をするのではなく、当たり障りのない話だけをするようにしましょう。

余計な話をしていると、他の人に『〇〇さんの話に付き合っていたから、仕事が終わらなかった』などと言われる恐れがあるからです。

相手の良いところを探す

くすぶってる人への接し方には、相手の良いところを探すことが挙げられます。

今、あなたはその人のことを『くすぶってる』『仕事ができない』などと感じていると思いますが、その人にも良いところはあるはず。

短所ではなく長所に目をやることで、相手の見方もだいぶ変わってくるのではないでしょうか。

気にせずいつも通りにする

くすぶってる人への接し方には、気にせずいつも通りにすることが挙げられます。

上手くいかずに焦ってそうだな、と感じたら、あえて気にせずいつも通りに接しましょう。

本当に辛いと感じたら、向こうから一言助けを求めてくるはずです。

いつも通りにしていて、向こうから相談してくるのを待つのもアリですよ。

嫌味はスルーする

くすぶってる人への接し方には、嫌味はスルーすることが挙げられます。

くすぶってる人の中には、わざとらしく嫌味を言ってくる人も少なくありません。

そういう嫌味や悪口をいちいち間に受けていたらキリがありませんので、嫌味は聞こえてきてもスルーしてしまいましょう。

スルースキルは社会に出てから必要不可欠なものなので、身につけておいて損はありません。

くすぶってる人はキッカケがあれば変われる

くすぶってる人の特徴や心理、対処法、くすぶってる人への接し方などについて紹介しました。

くすぶってる人は、目標がなかったり仕事ができない人であるため、仕事で結果を出したり認めてもらうには時間がかかると言えます。

しかし、本当の意味で『仕事ができない』わけではありません。

本来は仕事のできる能力は持っていますので、キッカケさえあれば別人のように変わることもできるでしょう。

自分の意識次第でも十分変わることはできますので、まずは『くすぶってる今の自分』を認めることから始めてみてください。