距離感が近い人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、『距離感が近い人』はいませんか。
気づくといつも近くにいて、ちょっとビクッとしてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。
ここでは、そんな距離感が近い人にフォーカスを当てていきたいと思います。
距離感が近い人の特徴や苦手なときの対処法の他、距離感の近さを直す方法などについて触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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目次
距離感が近い人の特徴
まずは、距離感が近い人の特徴について紹介します。
物理的な距離感が近い人は、必然的に心の距離が近い人でもあるのですが、一体どんな特徴があるこでしょうか。
距離感が近い人に共通する特徴には、以下のようなものが挙げられます。
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好奇心旺盛
距離感が近い人の特徴には、好奇心旺盛なことが挙げられます。
距離感が近い人は、基本的に好奇心旺盛な性格をしています。
好奇心旺盛だからこそ、何にでも興味を持って近づいた結果、距離が近すぎてしまうのでしょう。
このタイプは何にでも興味津々なので、積極的に行動する人でもあります。
人見知りしない
距離感が近い人の特徴には、人見知りしないことが挙げられます。
人見知りしないので、誰にでもフレンドリーに話しかけられたり、誰とでも仲良くなることができるでしょう。
初対面でもいきなり名前で呼んだりあだ名をつけるなど、わりとグイグイ来るタイプの人が多いです。
自意識過剰
距離感が近い人の特徴には、自意識過剰なことが挙げられます。
距離感が近い人の中には、自分は人気者で誰からも好かれている、などと自意識過剰な人もいます。
このタイプの場合、『みんなから好かれている自分が近づいても、嫌がられるはずがない。むしろ嬉しいはずだ』と勘違いしているので、必要以上に距離が近くなる傾向があるのです。
空気が読めない
距離感が近い人の特徴には、空気が読めないことが挙げられます。
距離感が近い人は自分中心に物事を考える傾向があるため、周りの人の気持ちや空気を読むことができません。
距離が近すぎることで相手が嫌がっていたり、微妙な空気になっていたとしても、それを感じ取ることができないのです。
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スキンシップが多い
距離感が近い人の特徴には、スキンシップが多いことが挙げられます。
距離感が近い人は心の距離も近いので、ためらいなくスキンシップなどもしてきます。
たとえば頭や肩などにボディタッチしてきたり、嬉しいことがあったらハイタッチを求めることもあるでしょう。
その人にとっては、スキンシップは当たり前のことなのです。
距離感が近い人が気持ち悪い理由
次に、距離感が近い人が気持ち悪い理由を紹介します。
距離感が近い人に対して、嫌悪感を抱く人も多いのではないでしょうか。
適切な距離感というのは人それぞれ違うので、距離感が近い人を『嫌だ』『気持ち悪い』と感じることは珍しいことではありません。
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パーソナルスペースに入り込むから
距離感が近い人が気持ち悪い理由には、パーソナルスペースに入り込むからというものが挙げられます。
パーソナルスペースとは、いわゆる『自分だけのプライベート空間』のこと。
この空間範囲は人それぞれ異なり、パーソナルスペースが広い人もいれば狭い人もいます。
パーソナルスペースが広い人の方が人との距離感を取りたくなりますので、距離感が近い人を気持ち悪いと感じることも多いでしょう。
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ボディタッチが多いから
距離感が近い人が気持ち悪い理由には、ボディタッチが多いからというものが挙げられます。
距離感が近い人は必然的にボディタッチも多くなりますが、大して親しくない人に身体を触られるのは嫌ですよね?
いやらしく触られるのではないとしても、ボディタッチが多いことに不快感を覚える人は多いでしょう。
プライベートな質問をしてくるから
距離感が近い人が気持ち悪い理由には、プライベートな質問をしてくるからというものが挙げられます。
距離感が近い人は人見知りをせず自意識過剰なところもあるので、仲良くなる前からプライベートな質問をしてくることも少なくありません。
恋人はいるのかや、今までの経験人数をいきなり聞いてくる人もいますが、不快感しかありませんね。
馴れ馴れしいから
距離感が近い人が気持ち悪い理由には、馴れ馴れしいからというものが挙げられます。
距離感が近い人はよく言えばフレンドリーですが、悪くいえば馴れ馴れしく図々しい人。
ボディタッチやスキンシップに関しても、馴れ馴れしいからこそですよね。
人との距離を保ちたい人にとって、この馴れ馴れしさは気持ち悪いと感じるものなのです。
相手のことをよく知らないから
距離感が近い人が気持ち悪い理由には、相手のことをよく知らないからというものが挙げられます。
パーソナルスペースが広い人でも、相手のことをよく知って親しくなれば、距離感が近くても気持ち悪いとは思わないもの。
相手を気持ち悪いと感じてしまうのは、相手のことをよく知らないからだと言えるでしょう。
距離感が近い人が苦手な時の対処法
距離感が近い人が苦手なときの対処法について、紹介します。
距離感が近い人が苦手だな、と感じるときはどうすれば良いのでしょうか。
職場に距離感が近い人がいると、どう接していいか分からなくなってしまいますよね。
距離感が近い人が苦手なときは、以下のことを試してみてください。
自分から距離をとる
距離感が近い人が苦手なときの対処法には、自分から距離をとることが挙げられます。
距離感が近い人が苦手だと感じたら、我慢せずに自分から距離を取りましょう。
相手が同性、異性に関係なく、自分からさりげなく距離をとることがおすすめです。
あからさまに距離をとると避けているように思われてしまうので、『さりげなく』がポイントですよ。
相手側にカバンを持つ
距離感が近い人が苦手なときの対処法には、相手側にカバンを持つことが挙げられます。
たとえば異性と歩くときなど、肩がぶつかるくらい距離が近いことが嫌なのであれば、相手側の手でカバンを持つなどして物理的な距離をとりましょう。
わずかではありますが、カバンを持つことで距離をとることができますよ。
正面に座り直す
距離感が近い人が苦手なときの対処法には、正面に座り直すことが挙げられます。
たとえば飲み会などで隣に座った人が距離感が近くて嫌だと感じたのであれば、隣ではなく正面に座り直すのがおすすめ。
正面ならテーブルを挟んで座ることになりますし、正面にいれば避けたような感じは与えずに済むでしょう。
はっきり伝える
距離感が近い人が苦手なときの対処法には、はっきり伝えることが挙げられます。
職場の人など、ある程度気心がしれている人であれば、『ちょっと距離が近すぎです』『距離が近いと緊張してしまいます』などと伝えてみましょう。
きつい言い方ではなく、優しい口調で伝えることで相手も嫌な気分にさせません。
距離を置く
距離感が近い人が苦手なときの対処法には、距離を置くことが挙げられます。
距離感が近い人がどうしても苦手なのであれば、できるだけ関わらないように距離を置くようにしましょう。
仕事の付き合いがあるなら仕事だけの付き合いにとどめておき、必要以上に関わらないことがおすすめ。
相手はパーソナルスペースが恐らく狭いので、距離を置く以外に方法はありません。
距離感が近いと言われた時の直し方
ではここで、距離感が近いと言われたときの直し方について紹介します。
あなたは何とも思っていなくても、もしも周りから『距離感が近い』と言われたとしたら…どうすれば良いのでしょうか。
距離感が近いと言われたら、その人と関わるときは特に距離感に気をつけるべきだと言えます。
素直に距離をとる
距離感が近いと言われたときの直し方には、素直に距離をとることが挙げられます。
もしも直接、相手から距離感が近いと言われたのなら、素直に距離をとるようにしましょう。
あなたにとっては距離感が近いとは感じていなくても、相手にとっては近すぎて不快だったということ。
ここは素直に応じるのが正解です。
人と自分は違うことを知る
距離感が近いと言われたときの直し方には、人と自分は違うことを知ることが挙げられます。
先ほども触れましたが、適切な距離感は人それぞれ違うもの。
あなたは不快に感じていない距離感が、相手にとっては不快に感じることもあるのです。
自分主体で考えるのをやめることが、適切な距離感を知るための第一歩と言えるでしょう。
信頼関係を作る
距離感が近いと言われたときの直し方には、信頼関係を作ることが挙げられます。
距離感が近くて嫌だなと感じる最大の理由は、相手との信頼関係ができていないこと。
相手のことをよく知らず、相手との信頼関係ができていないのに距離感が近いから、不快感を覚えるのてます。
まずは信頼関係を築くことを心がけましょう。
相手を尊重するよう心がける
距離感が近いと言われたときの直し方には、相手を尊重するよう心がけることが挙げられます。
何度も言っていますが、適切な距離感は人それぞれ違います。
自分の適切な距離感が、相手にとっても適切かどうかは分かりません。
距離感を直したいのなら、相手を尊重することが欠かせないのです。
適切な距離感を聞く
距離感が近いと言われたときの直し方には、適切な距離感を聞くことが挙げられます。
相手にとってはどのくらいの距離感が良いのか、それは本人にしか分かりません。
ある程度話せる相手であるなら、適切な距離感はどのくらいなのかを聞いてみましょう。
相手によって適切な距離感は変わりますから、分からない時は素直に聞くことも大切です。
人との距離感が上手い人の共通点
最後に、人との距離感が上手い人の共通点を紹介します。
人との距離感がうまく掴めなくて悩んでいる人もいれば、人との距離感が上手い人もいますよね。
人との距離感が上手い人にはどんな共通点があるのか、詳しく見てみましょう。
相手主体で考える
人との距離感が上手い人の共通点には、相手主体で考えることが挙げられます。
人との距離感が上手い人は、何においても『相手主体』で考えることができる人です。
自分がこうだから相手もこうだ、という考えではなく、状況を見て『この人はこのくらいの距離感が良いだろう』と相手の気持ちを読み取ることができると言えるでしょう。
空気を読むのがうまい
人との距離感が上手い人の共通点には、空気を読むのがうまいことが挙げられます。
人との距離感が上手い人は視野が広く、空気を読むのもうまいもの。
相手がどう考えているのか、この距離感はどうなのかというのを、空気から読み取っているのです。
空気を読むのが上手い人は、人間関係を築くのも上手く、コミュニケーション能力も高いです。
ほどほどの関係性が作れる
人との距離感が上手い人の共通点には、ほどほどの関係性が作れることが挙げられます。
人との距離感がうまく取れない人、距離感が近い人の多くは、相手のことを『好き』か『嫌い』かの2択でしか考えることができません。
しかし人との距離感が上手い人は、好きと嫌いの中間、ほどほどの関係を築くことができる人なのです。
バランスをとるのが上手い
人との距離感が上手い人の共通点には、バランスをとるのが上手いことが挙げられます。
ここでいうバランスとは、主に人間関係に関するもの。
人によって適切な距離感を使い分けている、というと分かりやすいでしょうか。
こういうバランスをとるのが上手いのは、立派な特技と言えそうですね。
人に執着しない
人との距離感が上手い人の共通点には、人に執着しないことが挙げられます。
距離感を掴むのが上手い人は、人に執着したり依存したりすることがありません。
執着する人は、どうしても人との距離感が近くなってしまいますからね。
そうならないのは、人に執着しないからなのです。
距離感が近い人はパーソナルスペースが狭い人
距離感が近い人の特徴や距離感が近い人が苦手なときの対処法、距離感が近いことの直し方などについて紹介しました。
距離感が近い人は決して悪気はなく、パーソナルスペースが狭いために人と近づくことを苦痛に感じません。
しかしパーソナルスペースや適切な距離感は人それぞれ違うので、自分がこうだから周りもこうだ、とは思わないでほしいのが本音でしょう。
距離感が近い人が苦手ならはっきり伝えたり自分から距離を保つなどし、ストレスを溜めないように過ごしたいものですね。