職場の男性などから、「困ったことがあったら相談に乗るよ」「なんでも聞いてね」などと言われたことのある人もいるでしょう。
単なる親切心からなのか、それとも自分に対して好意があるのかなど、あれこれ考えてしまいますよね。
ここでは、そんな「なんでも聞いて」と言う男性に注目し、その心理を紐解いていきたいと思います。
また、脈ありサインや脈なしサインの他、対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
「なんでも聞いて」と言ってくる男性心理
男性から「なんでも聞いて」と言われると、単なる社交辞令なのか、親切心からなのかなど、色々考えてしまいます。
あなたと男性の関係性やシチュエーションにもよりますが、男性が女性に対して「なんでも聞いてね」と言うのは、頼られたい願望が強いことが多いようです。
頼りにされたい
人から何かを聞かれるということは、人から頼られている証でもありますよね。
あなたに「なんでも聞いて」と言う男性は、あなたから何かを聞かれることを期待しています。
人から、特に女性から頼りにされることで自尊心を満たし、自分は凄い人間なんだと思いたいのかもしれません。
認められたい
あなたは、自分に分からないことやできないことがあるとき、誰に助言を求めますか?
職場であれば、直属の上司と答える人が多いと思いますが、なぜ上司に聞くのかというと、上司なら「知っている」からですよね。
つまり、人に聞かれるということは、周りから「この人は知っている」と認められているということでもあるため、男性は他人に認められたい欲求が強いと言えるでしょう。
自分の方ができる
あなたに「なんでも聞いて」と言ってくる男性は、もしかするとあなたに対抗心を抱いているのかもしれません。
あなたはそんなこと思っていなくても、男性が勝手に…ということもあるでしょう。
だからこそ、男性は「自分の方があなたよりも仕事ができる」ことをあなたに教えるため、あえてなんでも聞いてねと言うのです。
教えてあげたい
あなたのことを可愛い後輩だと思っていたり、放っておけないと思っている場合にも、男性はなんでも聞いてねと言うようになります。
あなたに対し、自分の知ってることを教えてあげたくてたまらないのです。
あなたのことを気に入ってるからこそなのですが、そこに恋愛感情は無い場合が多いでしょう。
自慢したい
そして、より自信家の男性の場合、自分の知ってることをあなたに自慢したくてたまりません。
「自分はなんでも知っている」「こんなことも知っている」ということを、あなたに知ってほしくてたまらないのです。
あなたに対して自分の凄さを知らしめたいだけであり、あなたの尊敬する眼差しが欲しいのでしょうね。
どんな人?「なんでも聞いて」と言ってくる男性の特徴・性格
あなたに対して気軽に「なんでも聞いて」と言う男性は、少なからずあなたより自分の方ができる、自分の方がなんでも知っていると思っている人だと言えます。
具体的には、自己が強く、無意識的に相手を見下すところがある人と言えるかもしれません。
自信がある
人に対して「なんでも聞いて」と言えるのは、自信がある人だけの特権です。
自信がない人なら、自分の知らないことを聞かれたら困るため、安易に聞いてとは言えません。
堂々となんでも聞いてと言えるのは、それだけ自分に対して自信がある証拠と言えるでしょう。
承認欲求が強い
女性に対して「なんでも聞いて」と言う男性の多くは、女性から頼りにされることで自分の価値を見出そうとしています。
つまり、他の人よりも承認欲求が強いことが多いのです。
人から褒められたり認められたりすることで、自分はできる人なんだと思いたいのでしょうね。
人を見下す
こちらは無意識であることも多いのですが、「なんでも聞いて」と言う男性は、言い換えれば「あなたより自分の方が知っている」と言ってるのと同じこと。
あなたの知らないことを自分は知ってる、だからあなたに教えてあげたいと思っているので、心のどこかで周りを見下す癖があることもあるでしょう。
言動の端々に、見下していることが見え隠れしていることも少なくありません。
「なんでも聞いて」と言ってくる男性は脈あり?脈なし?
気になる男性から「なんでも聞いて」などと声をかけられると、何となく期待してしまうという人もいるでしょう。
確かに、好きな女性にかっこいいところを見せたくて言う男性も少なくありませんが、必ずしも脈ありとは限らないのが現状です。
「なんでも聞いて」と言ってくる男性の脈ありサイン
気にかけてくれる
あなたのことが好きで声をかけてくる男性の場合、普段からあなたのことを気にする言動が多くなります。
やはり、好きな人のことは気になってしまうのでしょう。
あなたが何をしてるのか気にしたり、困ってることがあったときにすぐに気づくのは、脈ありである証拠です。
関連記事はこちら▽ 気にかけてくれる職場の男性心理と脈あり・脈なしサインを徹底紹介!
いつも近くにいる
あなたも、好きな人の近くにいたいと思うでしょう?
この気持ちは、男性も女性も同じもの。
だからこそ、無意識的に視界に入る距離を陣取ってしまうのです。
なんでも聞いてと言う男性が、なんだかんだでいつも近くにいるなと感じるのなら、それはあなたのことが気になっているからだと言えるでしょう。
あなたにしか言わない
そして、その男性が「なんでも聞いて」と言うのは、あなただけですか?
それとも、女性や男性問わず他の人にも言っていますか?
もし、男性はあなた以外の人に言わないのであれば、あなたのことを特別だと思っているのでしょう。
つまり、脈ありの可能性が高いです。
「なんでも聞いて」と言ってくる男性の脈なしサイン
誰にでも言う
先程も触れましたが、「なんでも聞いて」と誰に対してでも言ってくるのであれば、それはあなたのことが好きだからではなく、単純に自尊心を満たしたいからである可能性が高いです。
自分のことを褒めて認めてくれる人であれば誰でも良いので、あなたを含め不特定多数の人に「なんでも聞いて」と声をかけ、自分を頼ってくれる人を探しているのです。
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自分の話しかしない
人は、好きな人と話すときには自然と聞き役に回ることが多くなるもの。
なぜなら、好きな人のことを知りたいと思うからです。
また、会話はお互いにキャッチボールをすることで初めて成立するので、自分の話だけしている人は、あなたと会話をする気はないということですね。
言ってることが適当
なんでも聞いてと自分から言ったにも関わらず、聞かれたことへのアドバイスが適当だな…と感じたことはありませんか。
何となく会話が噛み合っていないと感じたり、誰にでも通用するようなことしか言ってこないのであれば、あなたのことを助けたいから声をかけてくるのではなく、頼られる自分に酔ってるだけだと言えるでしょう。
「なんでも聞いて」と言われた時の対処法や返し方
男性から「なんでも聞いてね」と声をかけられたとき、どんな風に返したら良いのか悩んでしまうこともありますよね。
特に、相手が好きな人なのかそうではないのかによっても、対応の仕方は変わってくるもの。
男性への対処法は、以下を参考にしてみてください。
男性に対して好意がある場合
笑顔でお礼を言う
好きな人から「なんでも聞いて」と言われたら、嬉しいですよね。
その嬉しさは、きちんと相手に伝えるべきだと言えます。
変わったことを言う必要はありませんので、にっこり笑って「ありがとう」と伝えましょう。
あなたに余裕があれば、「何かあったら一番に相談するね」と伝えてみてください。
○○くんがいると心強いな
好きな人からなんでも聞いてと言われたら、心強いと感じるのが本音でしょう。
相手の男性はどういうつもりで言ってきてるのかは分かりませんが、「何かあったら自分を頼っていいよ」と言われているわけですから、「○○くんがいると心強いよ」と笑って伝えてみると良いですよ。
目を見ながら「なんでもいいの?」
気になっている人からなんでも聞いてと言われたら、まずは相手の男性の目をじっと見つめてみましょう。
目は口ほどに物を言うという言葉の通り、目を見つめると相手が何を考えているのか、その言葉に嘘は無いのかが大まかに分かるもの。
目を見ながら「なんでもいいの?」と、可愛く聞いてみてくださいね。
男性に対して好意がない場合
会釈しておく
好きではない人からなんでも聞いてと言われても、正直なところ困ってしまうもの。
特に職場の人などであれば、邪険に扱うこともできませんからね。
そんなときは、とりあえず会釈しておきましょう。
にっこり微笑んで軽く頭を下げておけば、言葉を発さなくても失礼にはなりません。
愛想笑い
なんでも聞いて、と言ってくる男性が自己満足から言っている場合、あなたが何か質問しないとしつこいこともあるでしょう。
あまりにもしつこいな…と感じてしまった場合、仕方が無いので愛想笑いでやり過ごしてください。
とりあえず笑っておき、忙しいふりをしてその場を離れてしまえば問題ありません。
距離をとる
なんでも聞いてと言ってくる男性に興味がなく、しつこくてウザいと感じているのであれば、さりげなく距離をとるようにしましょう。
少しずつ距離を取り、相手から声をかけられないようにするのです。
物理的な距離があれば、わざわざ話しかけてくることはほとんどないはずですからね。
まとめ:なんでも聞いてと言う男性は単なる自己満足の可能性も!
女性に対して、自分の方が凄いことをアピールしたい、周りから頼りにされることで自分のことを認められたいと感じている男性は、意外と多いです。
あなたに「なんでも聞いて」と言ってくるのも、女性に頼られたい、自分はすごいと思いたいからかもしれません。
いわゆる自己満足のために、「なんでも聞いて」と言ってくる人もいるということです。
もちろん、純粋な好意からそう言ってくる男性もいますから、見極めは慎重に行っていくことをおすすめします。