苦笑いをする人の心理や特徴|苦笑いされた時の対処法とは

苦笑いをする人の心理や特徴|苦笑いされた時の対処法とは

苦笑いの心理について、紹介します。

あなたの周りにも、普段から苦笑いばかりする人はいませんか。

苦笑いは、正直なところ相手に良い印象は与えません。

それなのに苦笑いをするのは、なぜなのでしょうか。

ここでは、苦笑いの心理や特徴、対処法について見ていきたいと思います。

また、苦笑いの改善方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

苦笑いの心理

まずは、苦笑いの心理から紹介します。

苦笑いをする人は意外と多いのですが、なぜ苦笑いをしてしまうのでしょうか。

冒頭でも触れたように、苦笑いは相手に良い印象は与えません。

それなのに苦笑いをしてしまうのはなぜなのか、心理を見てみましょう。

困惑している

苦笑いの心理には、困惑しているというものが挙げられます。

苦笑いをするシチュエーションというのは様々ですが、多くは『返事に困る』『どちらに従えばいいのか悩む』など、とにかく困惑しているというもの。

困惑している気持ちから、とりあえず笑うという苦笑いになってしまうのです。

どうしたらいいか分からない

苦笑いの心理には、どうしたらいいか分からないというものが挙げられます。

困惑しているという心理と似ていますが、今の状況に困っていて『どうしたらいいか分からない』と思っているのです。

大人として何とか対応しなくてはいけない、と思うからこそ、苦笑いになってしまうのかもしれません。

呆れている

苦笑いの心理には、呆れているというものが挙げられます。

相手の意見や反応、行動などに呆れているときも、苦笑いをすることがあります。

『呆れてものも言えない』という言葉があるでしょう?

まさにその通りで、相手に呆れてしまって何も言えないとき、仕方なく苦笑いで返すのです。

角を立てたくない

苦笑いの心理には、角を立てたくないというものが挙げられます。

大人になれば、自分の意見を常に発言できることばかりではありません。

本音を隠して付き合うこともあるでしょう。

相手との関係に角を立てたくない、という気持ちから、本音を隠して苦笑いをするのです。

察してほしい

苦笑いの心理には、察してほしいというものが挙げられます。

苦笑いをするときは、『構わないでほしい』『話しかけないでほしい』『関わらないでほしい』など、自分の気持ちを察してほしいという気持ちが込められていることもあります。

言葉にしなくても気持ちを察してほしいときに、苦笑いをする人は意外と多いのではないでしょうか。

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苦笑いする人の特徴

続いて、苦笑いする人の特徴について紹介します。

苦笑いは、困惑や呆れ、察してほしいときなど、自分の本音を隠すときに使われることが多いです。

では、そんな苦笑いをする人には、どんな特徴があるのでしょうか。

苦笑いする人の特徴は、こちらです。

目が笑っていない

苦笑いする人の特徴には、目が笑っていないことが挙げられます。

苦笑いする人が相手に良い印象を与えない最大の理由が、『笑顔が不気味』だということ。

それはなぜかというと、目が笑っていないから。

口元だけ笑っているものの、目が笑っていないというのは苦笑いする人の最大の特徴です。

人を見下している

苦笑いする人の特徴には、人を見下しているということが挙げられます。

苦笑いする人は、時として他人を見下している場合もあります。

他人を見下しているため、上から目線の発言などもあるでしょう。

自分の方が上だと思っているからこそ、苦笑いをして相手をバカにするのです。

平和主義

苦笑いする人の特徴には、平和主義なことが挙げられます。

苦笑いする人は、争いごとを好まない平和主義者なことが多いです。

争いごとが苦手だからこそ、自分の本音を隠して苦笑いをし、その場をやり過ごすのでしょう。

平和主義者だからこそ、苦笑いをすることも増えてしまうのです。

自然な笑顔ができない

苦笑いする人の特徴には、自然な笑顔ができないことが挙げられます。

苦笑いする人の中には、自分では普通に笑っているつもりという人も多いもの。

本人としては、苦笑いをしているつもりなど一切ないのですが、周りからは苦笑いだと思われてしまうのは、自然な笑顔ができないからなのです。

自分の意見が言えない

苦笑いする人の特徴には、自分の意見が言えないことが挙げられます。

苦笑いする人は、自分の意見を言うことができません。

自分の意見が言える人であれば、わざわざ苦笑いをしてやり過ごすことなどないでしょう。

苦笑いをするのは、自分の本音を隠すため、すなわち自分の意見が言えないためなのです。

苦笑いされるのが嫌いな理由

ではここで、苦笑いされるのが嫌いな理由を紹介します。

苦笑いをされるのが好き、という人は恐らくいないでしょう。

多くの人は、苦笑いされることを『嫌だ』『嫌いだ』感じるもの。

それはなぜなのか、その理由をまとめてみました。

本音が見えないから

苦笑いをされるのが嫌いな理由には、本音が見えないからというものが挙げられます。

苦笑いをする人は、少なからず本音や本心を隠しています。

それゆえ、苦笑いをしている人の本音を見ることはできません。

本音が見えないから嫌い、という人は意外と多いと言えるでしょう。

嘘をつかれている気分になるから

苦笑いされるのが嫌いな理由には、嘘をつかれている気分になるからというものが挙げられます。

本音を見えないことと似ていますが、『本音を隠している=嘘をつかれている』と感じる人もいるでしょう。

相手と親しければ親しいほど、嘘をつかれている気分になるのかもしれません。

何を考えてるのかわからないから

苦笑いされるのが嫌いな理由には、何を考えてるのか分からないからというものが挙げられます。

何度も言いますが、苦笑いは自分の本音を隠すために使います。

顔は笑っているのに、心は笑っていないわけです。

そういうちぐはぐな状態から、何を考えてるのか分からないと感じる人は多いでしょう。

不快になるから

苦笑いされるのが嫌いな理由には、不快になるからというものが挙げられます。

苦笑いは、良い印象を与えません。

それは周知の事実ですから、それをしてくる人に対して不快感を抱くのは、当然といえば当然の感情だと言えるでしょう。

苦笑いをされると不快になるから、されたくないのです。

誤魔化してるから

苦笑いされるのが嫌いな理由には、誤魔化してるからというものが挙げられます。

苦笑いするということは、自分の気持ちを隠して本音を誤魔化してるということ。

『本当は言いたいことがあるんじゃないの?』と感じてしまうからこそ、本音を誤魔化す相手に対してイライラしてしまうのです。

苦笑いされるのは嫌われてるの?

では、苦笑いされるのは嫌われているのでしょうか。

確かに苦笑いは、本音を隠して笑顔を作っている、仕方なく笑っているわけですが、だからといって必ずしも嫌われているというわけではありません。

特に男性の場合、照れ隠しで苦笑いをすることも多いもの。

女性からのアプローチに照れてしまい、照れていることを隠すために苦笑いをするのです。

本当は嬉しいのに、何となく悟られたくなくて苦笑いをしてしまうのでしょう。

男性のプライドですね。

一方女性の場合、拒絶の意味合いで苦笑いをすることも多いので、嫌われているかどうかは苦笑いの有無だけでなく、ほかの要因も合わせて見極めたいところです。

苦笑いされた時の対処法

ではここで、苦笑いされたときの対処法を紹介します。

職場の人や友人、気になる人などに苦笑いをされてしまったら、どうすれば良いのでしょうか。

苦笑いはすぐに分かるので、苦笑いをされるとちょっと困惑してしまいますよね。

苦笑いされたときには、以下の方法で対応していきましょう。

微笑み返す

苦笑いされたときの対処法には、微笑み返すことが挙げられます。

たとえば自分の失敗を見られてしまい、相手が苦笑いしてきたときなどは、軽く微笑み返すのがおすすめ。

あえて微笑み返すことで、『内緒にしてね』というあなたの気持ちが相手にも伝わることでしょう。

話題を変える

苦笑いされたときの対処法には、話題を変えることが挙げられます。

自分が一方的に話し続けてしまったときなどに相手が苦笑いしてきたら、その話題に飽きていたり、正直ウザいと思っているのかも。

そんなときは、思い切って話題を変えてみてください。

相手主体で盛り上がるような話題にすると、その後の会話も弾みますよ。

話を切り上げる

苦笑いされたときの対処法には、話を切り上げることが挙げられます。

あなたと話すこと自体にウンザリしていそうなとき、長時間一方的に話し続けてしまっていたときなどは、話を切り上げるべきかもしれません。

相手は、あなたの話を聞くことに疲れている可能性があるので、『お時間取らせてしまってすみません』と一言お詫びし、話を切り上げましょう。

相手の意見を聞く

苦笑いされたときの対処法には、相手の意見を聞くことが挙げられます。

苦笑いされたということは、相手はあなたの対応に悩んでいるということ。

話している途中であるなら、『あなたはどう思う?』などと相手の意見を聞くのがオススメです。

独りよがりの会話にならないよう、良い意味で相手を巻き込んでいきましょう。

苦笑いが癖になっている人の改善方法

最後に、苦笑いが癖になっている人の改善方法を紹介します。

本人は苦笑いではなく普通に笑っているつもりなのに、周りからは苦笑いに見えてしまう、という人もいます。

また、普段から苦笑いばかりしてしまうことに悩んでいる人もいるでしょう。

苦笑いをやめるためには、以下の方法を試してみてください。

自分の本音と向き合う

苦笑いが癖になっている人の改善方法には、自分の本音と向き合うことが挙げられます。

普段から苦笑いばかりしていると、自分で自分の気持ちが分からなくなることもあります。

苦笑いをやめるためには、まずは自分の本音と向き合うことが必要不可欠。

じっくりと、自分の本音と向き合ってみてください。

自分の気持ちを言葉にする

苦笑いが癖になっている人の改善方法には、自分の気持ちを言葉にすることが挙げられます。

苦笑いばかりしている人は、自分の気持ちを言葉にすることができません。

慎重になるのは良いことですが、自分の気持ちを押し殺すのが良いこととは限りません。

時には、自分の気持ちを言葉にすることも大切なのです。

表情筋を鍛える

苦笑いが癖になっている人の改善方法には、表情筋を鍛えることが挙げられます。

自分では笑っているつもりなのに苦笑いに見えるという人は、もしかしたら表情筋が硬いことが原因かもしれません。

目元や口元の表情筋を鍛えることで、次第に自然な笑顔ができるようになるでしょう。

ストレスを発散する

苦笑いが癖になっている人の改善方法には、ストレスを発散することが挙げられます。

苦笑いする人は自分の気持ちを隠しているので、自然とストレスが溜まります。

ストレスが溜まるとより一層苦笑いをするようになってしまいますから、ストレスは定期敵に発散するのがGood。

自分なりのストレス発散方法を、見つけておきましょう。

口角を上げる意識をする

苦笑いが癖になっている人の改善方法には、口角を上げる意識をすることが挙げられます。

苦笑いをする人は自然な笑顔が苦手なので、口角を上げて笑う癖をつけるよう、意識していくのがおすすめ。

毎日鏡に向かって口角を上げる練習をするなど、自分で意識して苦笑い、作り笑いを卒業していきましょう。

苦笑いはやめて楽しむことを考えよう

苦笑いの心理や特徴、対処法、改善方法などについて紹介しました。

苦笑いをする人は、周りの目を気にしすぎて自分の本音を隠すなど、その人との会話を楽しめていません。

一度発した言葉は取り消せないため会話に慎重になるのも分かりますが、苦笑いでやり過ごしても良いことは1つもありませんよ。

苦笑いでやり過ごすことよりも、相手との会話を楽しむことを考えましょう。

会話を楽しむことを重視すれば、自然と苦笑いもしなくなっていくはずです。