重い人の特徴|重い人が苦手で疲れる時の対処法とは

重い人の特徴|重い人が苦手で疲れる時の対処法とは

「あの人と一緒にいると気分が重くなる」という人。あなたの周りにいませんか?重い人の特徴や苦手意識を持ってしまう理由、重い人が好きな理由や対処法をご紹介します。重い人に好かれる人の特徴や重くならない方法、重い人と軽い人のどちらか良いかなど、気になる項目も確認してみましょう。なぜあの人を重いと感じるか、その理由に納得できるかもしれません。

「重い人」の意味とは

重い人=物事を深刻に受け止める人と解釈してください。決して体重や体形のことではありません。深刻に受け止めるからこそ、真面目な対応しかできないので、うっとおしがられることもあります。別の言い方をすれば、思い込みが激しく、まっすぐにしか進まない部分を持っている人です。

深堀して考えるので、軽率な態度はとりません。できないことを「できる」とは言わないので、安請負いすることもないでしょう。悪く言えば、頑固で融通の利かない側面もあります。

関連記事はこちら▽ 頑固な人の特徴や心理|頑固な性格を治したい人がやるべきこととは 頑固な人の特徴や心理|頑固な性格を治したい人がやるべきこととは

重い人の特徴

重い人は見た目からして違います。ただ、人は多かれ少なかれ重い部分を持っているため、ここにあげられた特徴のみで判断しないよう注意してください。時間や場所によっては重くならざるを得ない場合もあるので、環境が変わったら確認したほうが良いでしょう。

とにかく相手に尽くす

重い女は自分を犠牲にして、相手に尽くします。例えどんなにツライ状況になっていたとしても、相手のためなら時間も惜しくありません。その結果、自分が不利益を被ることになったとしても、相手を恨むようなこともないでしょう。相手のために役に立てた自分に幸せを感じるのです。

束縛が強い

重い男は束縛が強めです。誰とどこへ行くのか。何の用で連絡するのか。何をする予定なのか。今まで何をしていたのか。相手に関わるあらゆる情報を知らなければ気が済みません。自分の知らない人間関係が存在すれば、多くの場合でそれを許すことはできないでしょう。

プレゼントが高価

高価なプレゼントを相手に贈ることで、自分の気持ちを伝えます。そのため経済的な状況に差しさわりがなければ、驚くほど高級品を渡す場合もあるでしょう。高ければ相手を繋ぎ止めておけるわけではありませんが、金額の高さを自分の気持ちに比例させているのかもしれません。

メールやlineの文章が長い

急な用事でもない。大事なお知らせでもない。それでも重い人は、メールやlineの文章が長い傾向にあります。意識しなければ、短い言葉でまとめられません。「自分の気持ちはこれだけ」「こんなふうに感じている」というニュアンスが含まれているので、意味もなく長くなりやすいのかもしれません。

連絡が多い

とにかく連絡が多いです。おそらく自分にかまって欲しい気持ちと、相手が何をしているのか確認する目的もあるのかもしれません。空いた時間に連絡し、返事が遅れたり、返信しなかった場合は、相手から連絡がもらえるまで続けます。そのため1歩間違えるとストーカー行為になります。

重い人が苦手な理由

重い人が苦手な理由は、あなたの中に軽い部分があるからです。もしくは「ちょっと軽率だったかも」と自己評価しているからこそ、重い人に抵抗感が芽生えるもかもしれません。一緒にいるだけで窮屈なので、本来の自分ではいられないのです。

圧力を感じる

「もっと自由に行動したい」「他にも選んでみたい」そう思っているとしたら、重い人に圧力を感じるでしょう。あとで確認されるのは困るので、とりあえず大人しくするかもしれませんが、本音を言えば飛び出したいと思うこともあります。面倒なので言わないだけで、選択肢が少ないことに不満があるでしょう。

相手をすることが面倒

重い人の相手は面倒です。何でも深刻に捉えるので、うかつに言葉を発することができません。ちょっとしたやり取りにも冗談が通じないので、巻き込まれないよう距離を置きたい感じです。相手が納得できるまで説明を求められることもあり、そのうち途中で投げ出したくなります。

何かにつけて判断が遅い

重い人は判断が遅いです。「これをやっても大丈夫か」「どこまで対応するべきか」アレコレ考えているうちにタイミングを見失うことも多く、一緒に行動すればチャンスを逃してしまう可能性もあります。なかなか決断できないので、イライラしたり、呆れたりする人も多いです。

フットワークが悪い

フットワークが悪いので、なかなか行動しません。デートの場所はその場の雰囲気や予算、道中の交通手段や持ち物など、さまざまな方向から考えます。思い立ってすぐには行動しません。良い意味では慎重ですが、一緒にいると楽しめないことも多く、その場の勢いで盛り上がることもないでしょう。

息が詰まる

重い人と一緒だと息が詰まります。気が抜けない。軽い調子で騒げない。なんとなくモチベーションも上がりません。そのためさっきまでやる気があったけど気持ちが乗らなかったり、弱気になる経験もあるかもしれません。ありのままの自分でいられないくらい、テンションが下がります。

重い人が好きな理由

重い人が好きな理由は、相手を信頼できるからです。絶対に自分を裏切らないような気がするし、何よりも誰にでも好かれようとしない姿勢に好感が持てます。人によって好きなポイントは違いますが、ここでは代表的な項目をあげます。

好かれていることを実感できる

重い人は一途な気持ちを見せてくれるので、自分が好かれていることも実感できます。求められている事実を感じられるし、こちらから働きかける必要もありません。好きかどうかを本人に確認しなくても、相手の気持ちが充分伝わってきて、安心感を得られるでしょう。

何よりも自分を優先してくれる

重い人は、何よりもあなたを優先してくれます。よほど仕事で外せない会議や商談でもない限りは、恋愛を大切にしてくれるでしょう。そのため友達や家族の後回しにされることはありません。もし後回しにされるとしたら、その時は相手の身の回りで重大なトラブルが起こった証拠です。

アレコレ世話をしてくれる

こちらから頼まなくても、いろんな面で世話を焼いてくれます。例えば書類上の手続きやアポイントの電話、物事の段取りや先方との打ち合わせ。細かいことにも気づいてもらえるので、多くのことを任せられるでしょう。お世話係をやろうという意気込みはなくても、なんだかんだ言ってその役割が落ち着くのかもしれません。

ほとんどのお願いを聞いてもらえる

無理難題でなければ、多くの願いごとを叶えてもらえます。例えば行きたい旅行先や見たい映画、食べたいデザートや身に着けたいアクセサリーなど、おねだりして援助してもらえることも珍しくありません。相手のお願いを叶えてあげることに、喜びを感じている人もいます。

約束を破らない

重い人は軽々しく約束をしません。できる範囲内でしか対応しない傾向もあり、ほとんど約束を破ることはないでしょう。そもそも守れないなら、「約束するべきではない」とさえ思っているかもしれません。逆を言えば、重い人と約束する時は覚悟が必要なこともあります。

関連記事はこちら▽ 覚悟がある人の特徴や心理|覚悟がある人は強いと言われる理由とは 覚悟がある人の特徴や心理|覚悟がある人は強いと言われる理由とは

重い人に好かれる人の特徴

重い人に好かれている人は、その人の心を動かす魅力にあふれているということです。もちろん人それぞれ好みはありますが、その中でも5つ並べてみました。なぜあの人と付き合っているのか。どうしてあの2人が恋人同士なのか。不思議に思う人間関係を観察してみましょう。

何とかしてあげたくなるような生活

「私しかこの人を理解してあげられない」「俺がいなければ…」重い人に好かれる人は、母性本能をくすぐるタイプが多いです。「何とかしてあげたい」と思わせるような生活ぶりだったり、生活能力が低い場合もあります。そのため重い人はますます、遣り甲斐を感じてお世話をするのかもしれません。

夢を追う人

生活には困るけど夢を追う人。子供のような純粋さを持ち、ただ好きなことをやりやり続ける。重い人はそんな夢追い人を支えたいと思うようになり、いつの間にか心を奪われているケースも多いです。自分ではそんなつもりはなくても、いわゆる相手にハマった状態に陥るのです。

仕事を優先する人

一生懸命に仕事をする。忙しくてなかなか会ってもらえない。そんな状況でこそ、重い人は本領を発揮するのかもしれません。会えない理由は他の異性ではなく、仕事だとわかっているからこそ、相手の行動を理解できます。そんな相手を影でサポートする自分の姿にも、自己満足しています。

ツンデレな人

厳しい言葉や冷たい態度の間にも、時々優しさを見せてくれるそんな相手を好きになる傾向があります。重い人は自分の気持ちを押し付ける傾向にありますが、ツンデレな人には通用しません。だからこそ余計に気持ちが膨らみ、相手への想いも強くなるのだと思います。

自分らしく生きている人

一見わがままな状態に映る自分らしく生きる人ですが、重い人から見れば魅力的に見えます。誰かの顔色を伺わず、生きる姿に憧れを感じる気持ちがあるのかもしれません。その気持ちが恋へと発展し、自分と違う人生だからこそ相手の生き方を追いかけたいのでしょう。

重い人に疲れる時の対処法

重い人に疲れる時は、自分の心を優先してください。どんなに好かれていても、どんなに都合良く利用できる相手でも、長く一緒にいれば負担になります。あなたに相手と同じくらいの重さがなければなおさら。対処は自分を守る処世術。

自分の身代わりを頼む

自分の身代わりを友達に頼んでも良いでしょう。もちろん場合にもよりますが、食事程度なら問題ありません。「会って愚痴を言われそう」「何か相談されるかも」という時は、時間を費やされる可能性もあるので、友達の都合がつけばお願いしてみるのもおススメです。

正当な理由をつけてスルー

仕事で抜けられない。家庭の事情で帰らなければいけなくなった。どんな理由にせよ、それが正当だと感じてもらえる言い訳であれば、重い人をスルーしても良いでしょう。もちろんスルーするにはそれなりの理由を作る必要があるし、あとから言い訳できる状況を整える準備をしてください。

どこまでなら良いかルールを聞く

どこまでなら新しいことに挑戦しても良いか。どんな人となら遊びに出かけても良いか。重い人のルールや条件を先に聞いておきましょう。それがわかっていれば、ある程度の対応をすることができます。いきなり怒られると面倒なので、概要的な外側に枠だけでも教えてもらってください。

出かける前に細かく説明しておく

重い人以外の誰かと出かける時は、いつ誰とどこへ何をするために出かけるのか。何のために行かなければならないのか。その目的をはっきり説明し、あらかじめ伝えておきましょう。あとから伝わると、「隠されていたのではないか…」と誤解され、ますますややこしいことになります。

出先から適度に連絡する

無事に出かけることができたら、出先から何度か連絡しましょう。ここでは、別に本当のことを言う必要はありません。相手は納得するような言葉をかけてあげれば、安心してもらえるので、あとはあなたの自由に振る舞えば問題ありません。ただし、バレて困ることは限度を決めてください。

重い人が重くならない方法

「私って重いかも」「重くなって嫌われたくない」と思っているとしたら、相手に重さを感じさせないよう意識して過ごしましょう。実際にはどう思われているかわかりません。でも、自覚があるなら、できるところから見直してください。

連絡回数を減らす

どれくらいの連絡ペースがベストかは、人によって違います。でも、重い人は連絡回数が多いので、減らしたほうが良いです。例えば1日5回していれば2回。週5回なら週3回など、今まで自分のペースを落とすことで、相手の自由な時間を増やすことに繋がるでしょう。

恋愛以外にも目を向ける

恋愛以外の趣味を増やしましょう。仕事が好きなら仕事でもかまいません。相手のことを忘れてしまうくらい、夢中になれる何かを見つけてください。恋愛だけに力を注ぐのではなく、他のことに目を向けることをおススメします。そうすれば力が分散し、バランス良く過ごせます。

1人で旅行してみる

重い性格を直すなら、1人で旅行してみましょう。1人旅はあなたを成長させてくれます。自分が住む土地と離れ、非日常の時間を過ごすことで、これまで見えていなかった自分と向き合えるかもしれません。そこで誰かに頼ったとしても、あなたが1人で旅できた事実が重さを軽くしてくれるでしょう。

人間関係を広げる

1人だけに焦点を絞らず、人間関係を広げましょう。自分と違いタイプ。出会った経験のないタイプ。さまざまな人と交流することで、自分の重さに気づけます。いろんな人がいるので、他の人の話しを聞いて行動を変える場合もあるかもしれません。そこから人脈が広がります。

こだわりを捨てる

「○○しなければならない」といった、こだわりを捨ててください。自分に制限をかけるのではなく、自由な発想を許しましょう。自分に制限をかけると、どうしても行動が重くなりがち。少しでも軽く生きるには制限を取り外し、柔軟な対応がとれるよう動いてみましょう。


重い人と軽い人どっちがいい?

重い人と軽い人のどちらが良いかは、個人によります。「お互いの自由を尊重して仕事を優先したい」「いろんな人と出会いたい」そんな場合は、軽い人とのお付き合いが良いでしょう。「結婚を考えたい」「前の恋愛で傷付いた」という人は、重い人を選んで落ち着いた関係性を築いた方が良いかもしれません。

どちらが自分に合うかは恋愛観の好み。束縛されたい人もいれば、束縛を嫌う人もいます。自分はどうなのか考えて、答えを出してください。

長い人生設計は重い人の方が良いかも

恋愛と結婚は違います。ましてやそこに子供が生まれたら、軽いままでは生活できません。軽い人でも環境が変われば、重い人になる可能性もあるのです。人生を変えるような決断をする場合、軽い人は不向きです。勇み足で失敗することもあるし、何よりも考えが浅くて成功できるほど人生は甘くありません。失敗した時の立ち直りが早い長所もありますが、将来を見据えて考えるなら重い人を候補に選んでも良いでしょう。