押しに弱い女性心理や特徴|押しに弱い性格を直したい人がやるべきこととは

押しに弱い女性心理や特徴|押しに弱い性格を直したい人がやるべきこととは

押しに弱い女性っていますよね。

他人からの頼みごとをすんなり受け入れてしまったり、男性からのアプローチにすぐに乗ってしまったり。

押しに弱い性格のために周りに振り回されがちで、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回は押しに弱い女性の特徴や心理、長所と短所、対処法を紹介します。

「押しに弱い性格をなんとかしたい!」と悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。

「押しに弱い」の意味とは

押しに弱いとは強く要求されたことに対して、断れなかったりすぐ話に折れてしまったりすることを指します。

押しに弱いせいで人に流される・都合のいいように扱われるなど、ネガティブな意味で使われがちです。

自分の意見があっても何らかの理由で主張できず、人に合わせてしまうのでしょう。

ただ押しに弱い性格のおかげで周りと同調しやすく「あの人は人当たりが良い」と好感を持たれる場合もあります。

押しに弱い女性の特徴

押しに弱い女性は他人の強いアピールに対して弱く、すぐに負けてしまいます。

ここではそのような押しの弱い女性にどのような特徴があるかを解説します。

自分や思い当たる人に当てはめて、見てみてくださいね。

自分の意見を主張しない

押しの弱い女性は、自分の思っていることや意見をなかなか主張しようとしません。

言いたいことがあっても相手の言うことに流されてしまい、自分の気持ちを押し殺しがちです。

また元々自分の思いを言葉にするのが苦手で、考えがまとまらず他人の言いなりになってしまう場合もあるでしょう。

受け身である

自分から率先して話題を振ったり発言したりしない、消極的で受け身な女性も押しに弱い傾向にあります。

自分の意見があっても、結局相手の要求に押されてしまい合わせてしまうからです。

受け身なのは悪いことではありませんが、自己主張せずに人に合わせてばかりでいると、相手も調子に乗ってしまいがちなので注意が必要です。

断れない

頼みごとやお願いごとを断れずに引き受けてしまうタイプの人は、押しに弱いと言えるでしょう。

本当は嫌と思っている場合でも、相手を気遣ったり自分の見られ方を気にしたりするあまり、引き受けてしまうのです。

他人のために動ける優しい人とも言えますが、本来自分が背負わなくていい重荷まで背負ってしまいます。

優柔不断である

自分で物事を決められない優柔不断な人は、押しに弱く周りに流されやすい傾向にあります。

自分で決断を下すのが難しく感じ、人に決めてもらったり引っ張ってもらったりした方が心地よく感じるからです。

また判断が遅く、周りの人の速さについていけないことも。

自分で決めたいと思っていても、流されるまま他人に判断を委ねてしまう場合もあるでしょう。

依存しやすい

依存体質な人は「自分では何もできない…」と無価値観を感じているため、自分以外の存在に頼りきってしまいます。

自分で考える前から他人に意見を求めてしまうため、良くも悪くも相手に影響を受けやすいのです。

何か押しつけられても簡単に受け入れてしまうため、相手の思うままに操られやすいと言えます。

なぜ?押しに弱い女性の心理

上記では押しに弱い女性の特徴について説明しましたが、彼女たちにはどのような心の動きがあるのでしょうか。

ここでは押しに弱い女性の具体的な心理について見てみます。

自分に思い当たる部分がないかチェックしてみましょう。

自信がない

自信がないため、自分の意見や考えを正しいと思えず他人に合わせてしまう人がいます。

理不尽なことを押しつけられても「相手にも一理あるから…」と正しい判断ができず、自分の意見も言えません。

また自己評価が低いからこそ、強くものを言ってくる人に対し「自分にはないものを持っている」と感化される一面もあります。

自信がなく他人の判断に主軸を置いてしまうところから、押しに弱い部分が感じられます。

関連記事はこちら▽ 感化されやすい人の特徴|周りを感化させる方法とは? 感化されやすい人の特徴|周りを感化させる方法とは?

嫌われるのが怖い

「人に嫌われるのが怖い…」と周りの目を気にしすぎる人は、押しに弱くなりがちです。

自分の意見を言って相手から反感を食らい、自分が傷つくのを恐れているのでしょう。

相手に合わせて好かれることで安心感を得るので、強引な要求だとしても受け入れてしまいます。

承認欲求が強い

承認欲求が強い女性で、押しに弱い傾向にある人がいます。

他人からの要求に従うことで、自分の存在価値を確かめたいのです。

困っている人や自分より弱い立場の人から助けを求められると「私が助けないと!」と放っておけなくなる人がいますよね。

正義感が強く優しい人と言えますが、自身の「必要とされたい」「認められたい」という思いからの行動かもしれません。

こだわりがない

自身にこだわりがなく何を決めるのにも相手任せな人は、押しに弱い面があります。

自分に「こうしたい!」という思いがないので、相手の判断に身を任せてしまうからです。

「何食べたい?」「どこに行きたい?」と聞かれても、どこでもいいし相手に合わせる方が楽と感じ「何でもいいよ」「どこでもいい」と返しがちです。

共感してしまう

相手の気持ちに共感しやすく、自分ごとのように受け取ってしまう繊細な人がいます。

良くも悪くも自分と他人の境界線が薄いため、相手の意見や考えも納得したり受け入れたりしやすいのです。

相手の気持ちを感じすぎた・自分ごととして捉えてしまった結果、人から押されてしまう場合があります。

押しに弱い人の長所と短所

物事は表裏一体で良いところもあれば、悪いところもあるものです。

つまり押しが弱い人にも悪い面だけでなく、良い面もあるということです。

ここでは押しに弱い人の長所・短所の両面から具体的に特徴を捉えてみましょう。

長所

人に合わせられる

押しに弱い人は自己主張が少なく、人に合わせることが上手です。

それは他人から「周りの人に配慮できる人」「人当たりの良い人」と好感を持たれることへ繋がります。

優しくてコミュニケーションがとりやすい人という認識から、交友関係が広がる場合もあるでしょう。

新しいものを取り入れられる

押しに弱い人は、良い意味で「こうでなければならない」というこだわりが薄いため、新しいものを取り入れやすいと言えます。

他人からの要求をすんなり受け入れられるので、自身が思ってもいなかった世界が開けることも。

また流行に乗りやすく、トレンド物もいち早く取り入れられるでしょう。

波風立てず穏やかでいられる

押しに弱い人には周りの人に配慮できる、心の優しい方が多くいます。

人と争うことを望まない平和主義だからこそ、トラブルのない穏やかな日常を送ることができます。

それは周囲の人をホッとさせるような温かい人柄に繋がり、周りの人からの好感をあげることができます。

短所

他人に主導権を握られる

押しに弱く他人の言われるがままになる人は、他人に主導権を握られてしまいます。

自分自身で舵を取れず、自分の考えや意見をないがしろにされがちだからです。

初めに抱いていた思いや考えも、人に合わせている内に相手の思想に染められてしまう可能性があるので注意が必要でしょう。

ストレスが溜まる

他人を優先して自分の思いを押し殺してばかりいると、意識的にも無意識的にもストレスが溜まるものです。

行き過ぎたストレスは精神的にも肉体的にも良くない影響を与えますし、ある日爆発してしまうことだってあるかもしれません。

自分を守る意味でも、ストレス度合いを把握しながらの改善が必要でしょう。

トラブルに巻き込まれる

押しが弱いことで、面倒な問題やトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

押しが弱いという弱点に目をつけて、自分の都合の良いようにコントロールしようとする人もいるということです。

トラブルに巻き込まれないためにも、自分の信念を強く持つことが望まれます。

押しに弱い性格を直したい人がやるべきこと

押しに弱い人の心理や特徴について説明してきましたが、実際に押しの弱い性格にはどう対処していけばいいでしょうか。

ここでは「押しに弱い性格をどうにかしたい」と悩んでいる方へ向けて、具体的にやるべきことを紹介します。

自分にできそうなものから、やってみてくださいね。

自分の意見を持つ

押しに弱い女性の中には自分の意見や考えが分からず、相手の言われるがままに動いてしまう方もいますよね。

そのような人はまず自分の意見を持つことから始めてみましょう。

誰かが言っていたことでなく、自分の心が感じたままのこと・思ったことを丁寧に拾って言葉に変換してみてください。

自分の意見を主張する

実際に自分の考えや意見を相手に主張してみましょう。

初めは「相手に自分の思いを伝えるのが怖い…」「相手の反応が気になって何も言えなくなる…」と抵抗を感じるかもしれません。

しかし伝えなくては相手から理解も得られないし、逆に不信感を抱かれることだってあるのです。

できる範囲でいいので少しずつ自分の意見を主張すると、次第に抵抗感が薄れてスムーズに発言できるようになりますよ。

自分を受け入れる

自分の意見を言うことで抵抗を感じる原因は、「相手から嫌われるかもしれない…」という恐怖からくることが多いと思います。

もともと他人の気持ちを察知しやすい繊細な人は、他人の顔色を伺いがちですよね。

まずは相手のことを過度に気にしてしまう自分を受け入れてあげましょう。

いったん自分の気持ちの整理をつけて落ち着くことができれば、シンプルになって自分の主張ができやすくなります。

疑問に思うことを調べる

人に何か押しつけられたときに疑問を感じることがあれば、しっかり調べましょう。

押しに弱く他人の言いなりになりやすい人は、相手の言動に疑問を持たずに素直に受け入れてしまう人が多いからです。

悪質な要件だとしたら後々トラブルに発展しかねないので、早めに対処する必要があります。

普段から疑問を調べる癖をつけておけば、人から何か押しつけられた時も疑問に感じて、適切な対応ができるようになります。

ストレスケアを行う

自分は押しに弱いと感じる女性には自分をケアすることを大切にしてほしいです。

押しに弱い女性は自分の気持ちを内に溜めやすく、気づかない内にストレス抱えてしまう場合が多いからです。

おすすめは日記です。自分の感情や思いをひたすら書き連ねるだけでも、スッキリできます。

ストレスを上手く発散して、自分の本当の思いに気づきやすくなりましょう。

押しに強い女性の心理

押しに弱いことで悩んでいる人は、自分の特性を何とかしたいと思いますよね。

そのような方におすすめなのは、押しに強い女性を参考にすることです。

真逆のタイプの人の心理を知って、自分に生かせることはないか見てみましょう。

自分が引っ張っていきたい

押しに強い女性は、自分が周りを引っ張っていきたいと率先して動く傾向にあります。

リーダー気質の方が多く、自分で主導権を握って決断・行動したいという思いが強いからです。

時に周囲の人を振り回してしまうこともありますが、押しに弱くて悩んでいる女性は、このような強引さも参考にするのがおすすめです。

相手を頼りなく感じる

押しに強い女性は相手に対して頼りなく感じ、「それなら自分がやったほうがいい」と強引になる場合があります。

そうならざるを得ないこともあるでしょうが、自分自身で責任を負ったことにより、自然とたくましさや強さが出てくるのです。

自分が前に立つ・自覚をもって行動していけば、生きる上での姿勢が正されて自分自身を変えることができます。

自信がある

押しに強い女性は自分に自信があるからこそ、強い発言を堂々とできる傾向にあります。

自分の判断に迷いがなく、人から何か言われたとしてもブレずにいられるのでしょう。

自分のことを信頼しているので、上手くいかなくても適切に対処できたり気持ちを切り替えられたりできます。

細かいところを気にしない

押しに強い女性の中で細かいことを気にしない、大らかな人がいます。

他人の細かいところを気にしないでコミュニケーションできるので、自分の意見を気にせず伝えやすくなります。

悪く言えば大雑把とも言えますが、繊細過ぎる方はこの雑さを見習ってもいいかもしれません。

自由にしたい

押しに強い女性は他人に縛られたりコントロールされるのに強い抵抗感をもち、何としてでも避けたい思いがあります。

彼女たちの「自由にいたい」という思いが、押しの強さに現れるのです。

押しが強くなければ相手のペースに巻き込まれることになり、結果自分が苦しむのを分かっているのでしょう。

押しに弱い女性は適切な対処をしていこう

いかがでしたでしょうか。

今回は押しに弱い女性の特徴や心理、押しが弱いのを直すためにできること、押しの強い女性についてご紹介しました。

押しの弱い女性は、自分の言動に後悔したり悩んだりしがちです。

しかし物事は表裏一体。押しの弱い部分には長所もあるので、自分の良いところも見た上でいったん自分を受け入れましょう。

その後で本記事を参考に、自分でできることから取り組み、押しの弱い自分を直していければ良いですね。