「好きかわからないけど取られたくない」の心理と対処法を徹底解説!

「好きかわからないけど取られたくない」の心理と対処法を徹底解説!

相手に対して恋愛感情はないものの、なんとなく「取られたくない」と思うこともあるでしょう。

相手が好きな人であるならまだしも、なぜ好きという確信がないのに取られたくないと思うのでしょうか。

ここでは、「好きかわからないけど取られたくない」という心理を紐解いていきたいと思います。

また、対処法や自分の気持ちの確かめ方についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

「好きかわからないけど取られたくない」はどういう心理?

好きな人や付き合っている恋人のことを誰にも取られたくない、誰にも渡したくないと思うのは、当たり前の感情です。

しかし、相手のことを好きかどうかわからないのに取られたくないと思うのはなぜなのでしょうか。

その心理は人それぞれではあるものの、以下のようなものが多いです。

自分のモノだと思っている

好きか分からなくても取られたくないと思うのは、簡単に言うなら相手に対する独占欲が働いている状態です。

相手のことを、あなたは自分のモノだと思っているのでしょう。

ただの友達であっても、相手は自分のモノであるため、自分以外の人と仲良くするのが嫌だと嫉妬しているのかもしれませんね。

自分のことを優先してほしい

自分のことが大好き、という人に多い心理でもあるのが、「自分のことを一番に考えてほしい」というもの。

相手のことを好き、特別だという気持ちがなくても、みんな自分のことを優先して扱うべきだと思っているのでしょう。

自己中心的でわがままな人や、自分勝手な人によくある心理の1つです。

自分が一番だという自負

たとえば「推し」に対する気持ちと似ているのですが、自分が相手のことを誰よりも考えている、という自負はありませんか?

愛情ではなくても、相手のためにという気持ちが誰よりも強いと思っている人も、相手を誰にも取られたくないと思うようになります。

なぜなら、自分よりも相手を理解できる人はこの世にいないと思っているからです。

取られると思うと惜しくなる

何ともないただの石ころでも、誰かに「それいいな!頂戴!」と言われると、急に捨てるのが勿体ないと感じたことはありませんか。

いらないと思っていたものや特に必要だと感じていなかったものでも、誰かが欲しいというと途端に手放すのが惜しくなるもの。

好きか分からないのに取られたくないという感情は、まさにこの心理と同じだと言えるでしょう。

モヤモヤする

そして、好きか分からないけど取られたくないというときの心理として多いのは、理由は分からないけど心がざわついているというもの。

いわゆる「モヤモヤする」という状態ですね。

自分でもなぜモヤモヤするのか理由がはっきりしないため辛いのですが、相手を「取られたくない」という気持ちがあなたの心をざわつかせているのです。


好きかわからないけど取られたくない時の対処法

相手が好きな人や恋人であるなら、自分の気持ちをそのまま伝えることもできるでしょう。

しかし、好きかどうかわからない人が相手だと、自分でもどうしたらいいのか分からなくなってしまうもの。

自分の気持ちが一番ではありますが、以下のような方法で対処してみてください。

自分の気持ちと向き合う

相手のことを好きか分からなくても、その人のことを取られたくないという気持ちが現時点ではあなたの本音ということです。

その気持ちと、しっかり向き合っていきましょう。

「好きか分からないけど取られたくない」という気持ちはあなたにしか分からないものなので、あなたが自分の気持ちと向き合うしかないのです。

一度距離を置く

自分の気持ちとしっかり向き合ってみるためにも、一度「好きか分からないけど取られたくない人」と離れてみるのもおすすめです。

近くにいるとそれが当たり前になり、正しい判断ができなくなることは珍しいことではありません。

一度離れてみることで、自分にとって相手がどういう存在なのかを確認してみてください。

友人に相談する

あなたの信頼できる友人に、現状を話してみるのも良いでしょう。

第三者からの客観的な視点は、あなたの考えとはまた違っているもの。

友人の意見を聞くことで、自分の気持ちと向き合うきっかけになるかもしれません。

もし、あなたと相手に共通する友達がいるのなら、その人に相談してみてはいかがでしょうか。

好きなことに熱中する

好きか分からないけど取られたくない、という気持ちは、あなたがその人に依存しているだけという可能性もあります。

あなたがその人との関わり以外に楽しいと思えることがないため、必然的に「その人が自分の全て」になってしまっているのでしょう。

新しい趣味を始めてみるなど、熱中できるものを見つけると気持ちが落ち着くかもしれませんよ。

素直に伝えてみる

そして、あなたと相手が友人関係であるのなら、今の気持ちをそのまま相手に伝えてみるのもあり。

友達としての嫉妬なのか、男女としての嫉妬なのか分からないという気持ちを、そのまま伝えてみるのです。

相手があなたのことをどう思っているかは分かりませんが、直接本人に自分の気持ちを伝えることで、気持ちに変化が訪れる可能性も高いですからね。


好きなのかどうか自分の気持ちを確かめる方法

特定の人を取られたくないと思うのは、恋愛感情やそれに伴う独占欲によるものと考えるのが一般的です。

あなたが本当は相手のことを好きなのか、相手のことをどう思っているのかを確かめるには、以下のような方法がおすすめです。

相手に恋人ができたところをリアルに想像する

恋愛感情として相手を取られたくないと思っているのなら、相手に恋人ができたら嫌だと思うはずです。

単純に自分が最優先でなくなることを不安に感じているだけなら、「相手に恋人ができても今まで通り会える」のなら平気なはず。

恋人という存在に嫌悪感を覚えるのであれば、それは恋愛感情として相手のことが好きなのでしょう。

男女の関係になることを想像する

相手に恋人ができることではなく、あなたとその人が恋人同士になることを想像してみるのもあり。

できるだけリアルに、相手とのことを想像してみてください。

今までとは異なり、男女としての付き合いになることに抵抗がない、むしろ嬉しいと思うのであれば、あなたは相手のことが好きだということです。

相手のことを考える時間

そして、人は好きな人のことは無意識的に考えてしまうもの。

片思いであれば、尚更でしょう。

あなたは、家にいるときなどその人のことをどれだけ考えていますか?

気がつくといつもその人のことを考えているというのであれば、あなたにとってその人は特別な存在なのでしょう。

恋愛感情があると考えるのが、妥当かもしれません。


まとめ:取られたくないという素直な気持ちとしっかり向き合おう

相手のことを好きかわからなくても、実際問題としてあなたはその人のことを取られたくないと思っているのですよね。

つまり、それがあなたの本音であり、あなたの答えだということ。

どうでもいい人のことを、取られたくないと思うことはありません。

いつから好きだったのかがはっきりしないのと同じで、あなたが相手のことを特別な存在だと思っていることは間違いないでしょう。

この機会に、自分の素直な気持ちとしっかり向き合ってみてくださいね。