浮いてる人の特徴について、紹介します。
職場や学校でも、『あの人ってちょっと浮いてるよね』という人がいたり、『私、浮いてるかも』と思うことはありませんか。
なんとなく『浮いてる』という言葉は使うものの、具体的にどんな人が『浮いてる人』なのでしょうか。
ここでは、浮いてる人の特徴や浮いてしまう人への対処法、浮いてる人にならないための方法を紹介していきます。
浮いてるかも…と悩んでいる人や、身近に浮いてる人がいる人などは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
浮いてる人の意味とは
まずは、『浮いてる人』の意味から見ていきます。
『浮いてる』という表現は割とよく使う気がしますが、どんな意味なのでしょうか。
調べてみると、浮いてるとは『集団の中で他者と隔たりが生じている状態』を指します。
つまり、浮いてる人は周りに馴染めず、良くない意味で目立ってしまう人のことを指す言葉だと言えるでしょう。
日本人は特に、周りと同じにすることで安心感を得ると言われていますので、周りに馴染めない浮いてる人は、かなり目立ってしまうのかもしれません。
浮いてる人の特徴
では、浮いてる人の特徴を紹介します。
浮いてる人とは、周りに馴染めず良くない意味で目立ってしまう人のことだと言いましたが、具体的にはどんな特徴があるのでしょうか。
以下の項目に当てはまる人は、職場や学校で『浮いてる人』扱いされている可能性が高いと言えそうです。
人に合わせられない
浮いてる人の特徴には、人に合わせられないことが挙げられます。
浮いてる人は、『周りに合わせる』という概念がそもそもないので、人に合わせることができません。
人の意見や考えを受け入れられず、我が道を行くタイプですね。
職場や学校といった集団社会では、人に合わせることが求められる場面も多いので、それができない人は即『浮いてる人認定』されてしまいます。
空気が読めない
浮いてる人の特徴には、空気が読めないことが挙げられます。
浮いてる人は周りを気にしないので、その場の空気を読むことができません。
空気を読める人は周りに合わせられる人なので、浮いてる人が空気が読めないのはある意味当たり前かもしれませんね。
空気が読めないので、突拍子もない発言をするなどその場の空気を壊すことも少なくありません。
個性が強すぎる
浮いてる人の特徴には、個性が強すぎることが挙げられます。
集団で浮いてしまう最たる理由が、この『個性が強すぎる』ことでしょう。
服装などの見た目、考え方など全てにおいて個性が強すぎるため、周りがついていけないのです。
自分の好きなものを追求することは悪いことではないのですが、集団の中では浮くきっかけになることも多いのです。
自分の話しかしない
浮いてる人の特徴には、自分の話しかしないことが挙げられます。
浮いてる人はマイペースなところもあるので、人の話を聞かずに自分の話しかしません。
誰かが話していても、すぐに自分の話に変えてしまうところがあるので、周りからは距離を置かれてしまいます。
自分では悪気があってやってるわけではないところが、厄介かもしれません。
関連記事はこちら▽ 自分語りをする人の心理|自分語りが多い人がうざい時の対処法とは 自分の話にすり替える人の心理や特徴|自分の話にすり替える人への対処法とは
自己中心的
浮いてる人の特徴には、自己中心的なことが挙げられます。
人に合わせられない、自分の話しかしないというのは、つまり自己中心的だということ。
浮いてる人は、良くも悪くも『自分のこと』しか考えていません。
自分のことしか考えていないからこそ、空気が読めずに場の雰囲気を悪くしてしまうのでしょうね。
浮いてる人が好きな理由
浮いてる人が好きな理由を紹介します。
浮いてる人は周りに馴染めず孤立していることも多いのですが、意外と浮いてる人は異性から好かれることも多いもの。
浮いてる人が好き、浮いてる人に惹かれるという人もたくさんいるのですが、その理由がこちらです。
媚びないから
浮いてる人が好きな理由には、媚びないからというものが挙げられます。
よく女性は、好かれるために男性や上司に媚びる人がいますよね。
そういうあからさまな態度が苦手な人は多いのですが、浮いてる人は人に媚びたりしません。
媚びないところが好きという人は、意外とたくさんいるものです。
刺激があるから
浮いてる人が好きな理由には、刺激があるからというものが挙げられます。
浮いてる人は、周りと違う考え方や価値観を持っているので、一緒にいると『予想外』な反応をしてくれることも。
そんな予想外な反応が楽しい、刺激になると感じている人もいるようです。
周りに流されないから
浮いてる人が好きな理由には、周りに流されないからというものが挙げられます。
浮いてる人は人に合わせず我が道を行くタイプなので、周りの意見や考えに流されることはありません。
そのせいで周りから浮いてしまうのですが、言い換えれば自分の信念があるということ。
そういう姿勢をカッコイイと感じている人も、たくさんいるんですよ。
独特な雰囲気があるから
浮いてる人が好きな理由には、独特な雰囲気があるからというものが挙げられます。
浮いてる人は一匹狼のような雰囲気があったり、どこかミステリアスな雰囲気があるなど、集団の中にいる人とはちょっと違う雰囲気を持っています。
特に男性は、ミステリアスな雰囲気のある女性が好きな人も多いので、浮いてる人は好かれるのかもしれません。
自分にないものを持ってるから
浮いてる人が好きな理由には、自分にないものを持ってるからというものが挙げられます。
人は、自分と同じタイプではなく自分と違うタイプを好きになる、とよく言いますよね。
まさにそれで、人に流されて自分の意見を言えないような人は、人に流されず『自分』を貫き通せる浮いてる人に自分にないものを感じ、憧れるのかもしれません。
浮いてる人が嫌われる理由
続いて、浮いてる人が嫌われる理由を紹介します。
浮いてる人が好きという人も確かにいるのですが、浮いてる人は集団の中では嫌われることが多いです。
集団生活では、どうしても『人に合わせる』ことが重要になってきますからね…。
浮いてる人が嫌われる理由には、以下のものが挙げられます。
デリカシーがないから
浮いてる人が嫌われる理由には、デリカシーがないからというものが挙げられます。
浮いてる人は周りに媚びたり好かれようとする気持ちがないので、自分の思ったままをストレートに伝える傾向があります。
相手からすれば言われたくないこと、指摘されたくなかったことという場合もあるでしょう。
人を否定することも多いので、浮いてる人は嫌われるのです。
人に迷惑をかけるから
浮いてる人が嫌われる理由には、人に迷惑をかけるからというものが挙げられます。
浮いてる人は周りのことを考えず、自分のことしか考えていません。
自分の個性を主張するあまり、集団のルールを逸脱していることもあるでしょう。
ルールを守れないと周りに迷惑をかけるのは必須なので、嫌われるのかもしれませんね。
自分勝手だから
浮いてる人が嫌われる理由には、自分勝手だからというものが挙げられます。
浮いてる人の周りに合わせられないところを、『自分勝手だな』と捉える人もいます。
浮いてる人は嫌なことは嫌とハッキリ言える人で、自分が納得しないことはやりません。
しかし集団生活では、自分のやりたいことだけやるわけにはいきませんよね。
それができない浮いてる人は、嫌われるのも当然なのかもしれません。
コミュニケーションが取れないから
浮いてる人が嫌われる理由には、コミュニケーションが取れないからというものが挙げられます。
浮いてる人は個性が強すぎるが故、何を考えてるのか分からない、理解できないと感じる人も少なくありません。
会話をしていても浮いてる人が何を言ってるのかが分からず、コミュニケーションにならないことも。
コミュニケーションが取れないため、めんどくさいと感じてしまうのでしょう。
雰囲気が悪くなるから
浮いてる人が嫌われる理由には、雰囲気が悪くなるからというものが挙げられます。
たとえ正しいことであっても、言うべきじゃないことってありますよね。
浮いてる人は空気が読めず、『言うべきじゃない』ことが分かりません。
いきなり正論を言うこともあり、場がシラケてしまうことも少なくありません。
関連記事はこちら▽ 正論ばかり言う人の特徴や心理|正論ばかり言う人への対処法とは
浮いてしまう人への対処法
ではここで、浮いてしまう人への対処法を紹介しましょう。
たとえばあなたの職場に浮いてしまう人がいるとき、あなたはどうしますか。
あなたがその人の上司という立場であるなら、このまま放置するわけにもいきませんよね。
浮いてしまう人への対処法は、こちらです。
雑談をしてみる
浮いてしまう人への対処法には、雑談をしてみることが挙げられます。
浮いてしまう人とは、まずは雑談をしてみましょう。
孤立していると仕事にも支障が出ますので、積極的に雑談をしてみるのがおすすめ。
あなたが浮いてる人と雑談をしていることで、他の人も話しかけるようになるかもしれません。
話を聞いてみる
浮いてしまう人への対処法には、話を聞いてみることが挙げられます。
もし、近くに浮いてしまう人がいたときには、ぜひ話を聞いてあげてください。
本人も、自分が浮いてることで悩んでいるかもしれません。
人は誰かに話を聞いてもらうだけでもスッキリすることが多いので、話を聞くだけでも良いのです。
相手の気持ちを考えるよう言う
浮いてしまう人への対処法には、相手の気持ちを考えるように言うことが挙げられます。
浮いてる人が嫌われるのは、人の気持ちが分からずストレートに何でも言ってしまうから。
しかも悪気がないので、厄介なわけです。
そんな人には、相手の気持ちを考えるように伝えましょう。
自分が言われて嫌なことは言わない、を徹底するだけでも、印象はだいぶ変わるはずですよ。
コミュニケーションを取ってみる
浮いてしまう人への対処法には、コミュニケーションを取ってみることが挙げられます。
浮いてる人は個性が強すぎて、なかなかコミュニケーションが取れないことも。
浮いてる人もコミュニケーションを取るのが苦手なだけかもしれないので、積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。
次第に、お互いのことが分かってくるのではないでしょうか。
仲良くなってみる
浮いてしまう人への対処法には、仲良くなってみることが挙げられます。
浮いてる人はコミュニケーションを取るのが苦手で周りから『変わってる』と思われているものの、親しくなってみると意外と普通だった、ということも珍しくはありません。
浮いてる人も相手に敵意がないことが分かれば心を開いてくれるので、仲良くなってみるのもおすすめですよ。
浮いてる人にならないためには
最後に、浮いてる人にならないためにはどうしたらいいのか?を、紹介します。
職場や学校で浮いてる人認定されてしまうと、毎日が苦痛でたまりません。
孤独感から学校を休みがちになり、さらに浮くという悪循環の始まりです。
そうならないためには、あなた自身が意識して以下のことを心がけていくしかありません。
人の話をちゃんと聞く
浮いてる人にならないためには、人の話をちゃんと聞くことが挙げられます。
浮いてる人は人の話を聞かずに自分の話をする傾向があるので、『人の話をきちんと聞く』習慣をつけましょう。
人が話しているときは、相槌を打ちながら聞く、それだけでいいのです。
人が話し終わってから自分の意見を言う分には、相手からも嫌な顔をされることはないでしょう。
ルールを守る
浮いてる人にならないためには、ルールを守ることが挙げられます。
浮いてる人は超がつくほどマイペースなので、遅刻したり納期を守らないなんてことも。
学生の場合は、個性的すぎて制服をアレンジしている、なんてこともあるでしょう。
集団生活の最低限のルールが守れない人は確実に浮いてしまいますから、最低限ルールは守るようにしてください。
人の良いところを見つける
浮いてる人にならないためには、人の良いところを見つけることが挙げられます。
浮いてる人はデリカシーのない発言をしたり、人を批判することも少なくありません。
人の悪いところではなく、良いところを見つけるようにしましょう。
短所と長所は紙一重なので、悪いところも言い換えれば良いところになるものです。
合わせる努力をする
浮いてる人にならないためには、合わせる努力をすることが挙げられます。
集団生活をしていたら、何でもかんでも自分の思い通りになることはありません。
たまには人に合わせることも必要です。
慣れるまでは人に合わせるのは難しいと感じるかもしれませんが、少しずつ合わせる努力をしていきましょう。
愛想を良くする
浮いてる人にならないためには、愛想を良くすることが挙げられます。
一匹狼で周りはみんな敵、みたいな雰囲気を出していると、誰も近寄れなくなってしまいます。
ニコニコと愛想良くしているだけでも、周りからの印象はだいぶ良くなるもの。
人と話すときに愛想良くするのは、集団生活を難なく乗り切るための基本でもあるのです。
浮いてる人は集団生活では嫌われるので要注意
浮いてる人の特徴や浮いてる人への対処法などについて、紹介しました。
浮いてる人は恋愛面では好かれることもありますが、集団生活では十中八九嫌われてしまいます。
やはり集団生活では、周りに合わせることが必須スキルとして求められるからでしょう。
浮いてる人は個性があり、自分の意見があって人に流されないカッコイイ人ですが、集団生活を送る上では嫌われてしまう可能性が高いので、気をつけてくださいね。