30代なのに親が一人暮らしを反対するときの、親を説得する方法について紹介します。
30代になっているにも関わらず、親が一人暮らしに反対する、ということもありますよね。
ここでは、30代の人が一人暮らしをしたいと思う理由や、反対する親の理由などを詳しく見ていきたいと思います。
また、記事の最後には親を説得する方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
そもそも30代の一人暮らしに親の許可は必要なの？
そもそも30代の一人暮らしに、親の許可は必要なのでしょうか。
結論から言ってしまうと、安定した収入がある30代であれば、一人暮らしをするために親の許可は必要ありません。
未成年や学生であれば、アパートを借りるために親の許可が必要になりますが、30代の社会人であれば親の許可など不要です。
つまり、本気で一人暮らしがしたいのならば「強行突破」することも可能だということ。
30代であるにも関わらず、一人暮らしするために「親の許可は必要なのか？」と考えている時点で、世間からは「甘えている」「常識知らず」などと思われていることでしょう。
30代で親が一人暮らしを反対するケースが増えているのは、近年問題視されている晩婚化の影響も、少なからずあると言えそうです。
30代の人が一人暮らししたいと思う理由
さてそれでは、30代の人が一人暮らししたいと思う理由について紹介します。
今まで実家住みだった人が、30代になってから一人暮らしをしたいと思う理由には、どんなものがあるのでしょうか。
30代の人が一人暮らししたいと思う理由には、以下のものが挙げられます。
自立のため
30代の人が一人暮らししたいと思う理由には、自立のためというものが挙げられます。
いつまでも実家暮らしをしていたのでは、家事を含め「自立している」と胸を張って言うことができません。
実際、婚活などの場でも「一人暮らししている＝自立している」とみなされることは多いものです。
通勤時間の短縮
30代の人が一人暮らししたいと思う理由には、通勤時間の短縮が挙げられます。
実家と今の職場までの距離がある、交通の便が良くないなど、毎日の通勤に不便さを感じていることから、一人暮らしをしたいと思う人もいるでしょう。
通えない距離ではないけど、通勤をもっと楽にしたいと思う人は、意外と多いのではないでしょうか。
親の束縛からの解放
30代の人が一人暮らししたいと思う理由には、親の束縛からの解放が挙げられます。
小さい頃から親の言いなりになってきた、親が敷いたレールの上を歩いてきたという人もいると思います。
「自分の意思で決めたい」と強く思ったとき、まずは親から離れるべきだという結論に至ったのかもしれませんね。
将来のため
30代の人が一人暮らししたいと思う理由には、将来のためというものが挙げられます。
本気で結婚を意識したとき、婚活しようと思ったときなど、やはり一人暮らしの方が有利であることは言うまでもありません。
生活力や家事のスキルが一定以上ある、と見なされるからです。
将来のためにも、確かに一人暮らしは経験しておくべきかもしれませんね。
いつまでも実家暮らしは恥ずかしい
30代の人が一人暮らししたいと思う理由には、いつまでも実家暮らしは恥ずかしいというものが挙げられます。
世間一般の見方で言うなら、いつまでも実家暮らしをしている人は「自立していない」「親のスネをかじっている」と言われても仕方がありません。
ちゃんと生活しているからこそ、実家暮らしを恥ずかしいと感じて一人暮らししたいと思うのでしょう。
なぜ？もう30代なのに親が一人暮らしを反対する理由
続いて、もう30代なのに親が一人暮らしを反対する理由について、紹介します。
もう30代になっているのに、親が一人暮らしを反対するのはなぜなのでしょうか。
年齢的には立派な大人で、きちんと働いているのに一人暮らしを反対される理由には、以下のものが挙げられます。
子離れできていない
もう30代なのに親が一人暮らしを反対する理由には、子離れできていないことが挙げられます。
いつまでも子離れできない親というのは一定数いるものですが、まさにそのタイプですね。
子供が可愛くて仕方なく、自分が動けるうちは何でもしてあげたいと思っているのでしょうが、「自分がいなくなってから」のことは何一つ考えておらず、ある意味無責任な親とも言えるでしょう。
生活が心配
もう30代なのに親が一人暮らしを反対する理由には、生活が心配というものが挙げられます。
自分の子供が、今まで料理や洗濯などの家事を一切やってきていないため、いきなり一人暮らしをしたら生活できないのでは…と心配でたまりません。
このタイプは、「結婚するまで出て行かなくてもいいのでは」などと平気で言うことも多いです。
わざわざお金を使わなくていい
もう30代なのに親が一人暮らしを反対する理由には、わざわざお金を使わなくていいというものが挙げられます。
一人暮らしをするには、家賃や光熱費、食費など今よりお金がかかることは間違いありません。
実家に住んで貯金をすればいい、と言う親も多いですが、一人暮らしをしないとお金の大切さやお金の使い方が分からないものです。
家を出る理由が分からない
もう30代なのに親が一人暮らしを反対する理由には、家を出る理由が分からないというものが挙げられます。
実家にいれば何不自由ない暮らしができるのに、なぜ子供が一人暮らしをしたいと言い出すのか、理由が分からないという親もいます。
小さい頃から、無意識的に子供を自分の言いなりにさせてきた親に、圧倒的に多い考え方だと言えるでしょう。
自分が寂しい
もう30代なのに親が一人暮らしを反対する理由には、自分が寂しいからというものが挙げられます。
親子の仲が良いことは、決して悪いことではありません。
しかし、自分が寂しいから子供に出ていかないでと言うのは、仲が良いを通り越して、もはや依存です。
父親が亡くなっているなど、母親だけの場合に多い理由ですね。
親を説得する方法とは
最後に、親を説得する方法について紹介します。
30代で一人暮らししたいのに親が反対するときには、どうやって親を説得したら良いのでしょうか。
できることなら良好な関係のまま、一人暮らしをしたいもの。
親を説得するには、以下のことを試してみてください。
理由を説明する
親を説得する方法には、理由を説明することが挙げられます。
なぜ一人暮らしをしたいのか、その理由をきちんと説明しましょう。
「どうせ反対されるから」などと言い、きちんと話し合うことを避けているのではないですか？
親を説得するには、理由を説明して納得してもらう以外に方法はないのです。
いつまでも甘えていられないと言う
親を説得する方法には、いつまでも甘えていられないと言うことが挙げられます。
親が元気なうちはいいですが、普通に考えたら自分より親が先に死ぬのは当然のこと。
いつまでも親に甘えているわけにはいかない、と真剣に伝えましょう。
親に心配をかけないためにも、一人で生活できるようになりたい、と伝えてみてください。
住所などはちゃんと伝える
親を説得する方法には、住所などはちゃんと伝えることが挙げられます。
親が一人暮らしを反対する理由は、単純にあなたのことが心配なのです。
ですから、住むところはもちろん周年に何があるのかなども含め、親に伝えておくといいでしょう。
住所がちゃんと分かれば、意外と一人暮らしを認めてくれる親もいるものです。
一緒に選ぶ
親を説得する方法には、一緒に選ぶことが挙げられます。
何度か言いましたが、親はあなたのことが心配でたまりません。
住むアパートやマンションを、一緒に選ぶのはどうでしょうか。
セキュリティや立地、治安なども含め、親も納得する物件を探してみてください。
それでもダメなら、仕方ないと割り切って強行突破することも視野に入れておきましょう。
月に一度は連絡する
親を説得する方法には、月に一度は連絡することが挙げられます。
何をしても親が一人暮らしに反対のままでも、冒頭で触れたように30代の人が一人暮らしをすることは可能です。
親の許可が得られなくても、住所などはきちんと知らせておき、半ば強引に一人暮らしをしてしまいましょう。
その際、月に一度は連絡を入れるようにすると、次第に親も納得してくれるものです。
まとめ：一人暮らしは親離れ・子離れの第一歩
30代なのに親が一人暮らしを反対することについて、一人暮らししたいと思う理由や反対する理由、親を説得する方法を紹介しました。
簡単に言ってしまえば、30代で一人暮らししないのは親離れ、子離れできていない証拠。
つまり、一人暮らしをすることは親離れ、子離れの第一歩でもあるのです。
いつまでも親と一緒に住んで家事を任せていてもいいですが、大抵の場合親は自分よりも先に死にます。
将来のことも考え、早めに自立することをおすすめします。
