歩きスマホをする人の原因や心理|歩きスマホをやめさせる方法とは

歩きスマホをする人について、紹介します。
あなたの周りにも、歩きスマホをする人はいませんか。
歩きスマホは危険、マナー違反だと騒がれていますが、歩きスマホをする人は一向に減る様子はありません。
ここでは、改めて歩きスマホをする人の原因やメリットとデメリット、嫌われる理由、歩きスマホをやめさせる方法などを見ていきたいと思います。
また、歩きスマホをしないための対策についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

歩きスマホをする人の原因や心理

まずは、歩きスマホをする人の原因や心理について紹介します。
歩きスマホはダメ、マナー違反だと言われ続けているのに、なぜ歩きスマホをやめることができないのでしょうか。
歩きスマホをする人の原因や心理を、見てみましょう。

地図アプリを使っている

歩きスマホをする人の原因や心理には、地図アプリを使っていることが挙げられます。
目的地までのナビゲーションが、今はスマホで簡単にできるようになりました。
そのため、歩きスマホをしている人の中には地図アプリで目的地までの道のりをナビしている人も多いのです。

メッセージのやり取りをしている

歩きスマホをする人の原因や心理には、メッセージのやり取りをしていることが挙げられます。
歩きスマホをしている人は、友人などとLINEなどのメッセージのやり取りをしていることも多いです。
メッセージを打つのに夢中になってしまい、周りが見えなくなるほどスマホを注視しているケースもあるでしょう。

SNSが気になる

歩きスマホをする人の原因や心理には、SNSが気になることが挙げられます。
家でスマホを使うときと同じように、歩きながらでもSNSが気になって仕方がありません。
これは、スマホ依存症の人の典型的なパターンだと言えるでしょう。
どんなときでも、たとえ歩いているときでもスマホが手放せないのです。

ゲームをしている

歩きスマホをする人の原因や心理には、ゲームをしていることが挙げられます。
スマホのゲームアプリは多岐にわたり、中には歩きながらプレイするものもありますよね。
健康促進という点では良いものですが、ついゲームに夢中になってしまい、人とぶつかるなどのトラブルも多発していることを自覚しなくてはなりません。

自分は大丈夫

歩きスマホをする人の原因や心理には、自分は大丈夫だというものが挙げられます。
世間ではこれだけ歩きスマホは危険だと騒がれているにも関わらず、歩きスマホをし続ける人は後を絶ちません。
それは、「自分は大丈夫」という根拠の無い自信を持っているから。
歩きスマホをしていても、自分は危険なことにはならないと思っているのです。

歩きスマホのメリットとデメリット

続いて、歩きスマホのメリットとデメリットについて紹介します。
歩きスマホと聞くと、「良くないこと」「悪いこと」といったマイナスのイメージが強いのですが、歩きスマホにはメリットもあるのでしょうか。
歩きスマホのメリットとデメリットには、以下のようなものがあります。

メリット

道に迷わない

歩きスマホのメリットには、道に迷わないことが挙げられます。
歩きスマホをしている人のうち、地図アプリなどで目的地までの道のりをナビゲーションしている人は、歩きスマホをすることで道に迷わないというメリットが生まれます。
目的地までの最短ルートを案内してもらえるのも、ありがたいポイントですね。

時間の有効活用

歩きスマホのメリットには、時間の有効活用になることが挙げられます。
歩きスマホをするということは、「歩きながら他のことを並行している」ということ。
つまり、2つのことを同時に行っているわけですから、当然ですが時間の有効活用になるのです。
止まってスマホを操作するよりも、効率的だと考える人も少なくないのではないでしょうか。

退屈しのぎになる

歩きスマホのメリットには、退屈しのぎになることが挙げられます。
歩きスマホは、「歩きながらスマホを操作する」ことですから、何もせずに歩いているだけではつまらない時間も、楽しい時間に変えることができるのです。
退屈しのぎになるのは、歩きスマホのメリットと言えるでしょう。

デメリット

人とぶつかる

歩きスマホのデメリットには、人とぶつかることが挙げられます。
歩きスマホをしていると、周りが見えなくなるため人とぶつかることも多くなります。
人だけでなく、電柱にぶつかったり、階段を踏み外すこともあり、怪我をする可能性も高くなるといえます。
これは、歩きスマホの大きなデメリットと言えるでしょう。

視界が狭くなる

歩きスマホのデメリットには、視界が狭くなることが挙げられます。
歩きスマホをしている人は、目の前ではなく手元のスマホしか見ていません。
そのため、明らかに視野が狭くなります。
そうなると、先程触れたように人とぶつかるなどのトラブルやケガが増えるのは、言うまでもありませんね。

トラブルが増える

歩きスマホのデメリットには、トラブルが増えることが挙げられます。
歩きスマホをしていることで、自分がケガをするならまだしも、他人を巻き込んだり自分が加害者になるなどのトラブルも多発しています。
また、歩きスマホをしている人をターゲットにした当たり屋などもいますし、歩きスマホをしているからこそのトラブルが多いのは否定できません。

歩きスマホをする人が嫌われる理由

ではここで、歩きスマホをする人が嫌われる理由について見てみたいと思います。
歩きスマホをする人が好きという人は、恐らくいないのではないでしょうか。
歩きスマホをする人を見るとうざい、腹立つなどと感じるのはなぜなのか、歩きスマホが嫌われる理由をまとめてみました。

歩くのが遅い

歩きスマホをする人が嫌われる理由には、歩くのが遅いからというものが挙げられます。
歩きスマホをしている人は、スマホの画面に夢中になりながら歩いているので、当然ですが歩くペースが遅くなります。
急いでいるときなどに、目の前をのんびり歩かれたらイライラしてしまいますね。

邪魔

歩きスマホをする人が嫌われる理由には、邪魔だからというものが挙げられます。
歩きスマホをする人は、歩くペースが遅いだけでなく、広がっているなど周りの迷惑を考えません。
道幅いっぱいに広がって歩いていて、しかものんびり歩いていたら、邪魔でしかありませんよね。
嫌われるのも、当然です。

周りを気にしないから

歩きスマホをする人が嫌われる理由には、周りを気にしないからというものが挙げられます。
歩きスマホをする人は、自分のことしか考えていません。
そもそも、周りの迷惑になるという認識があれば、歩きスマホをすることはないでしょう。
歩きスマホをする人は周りを気にしないから、嫌われるのです。

理不尽な言い分をするから

歩きスマホをする人が嫌われる理由には、理不尽な言い分をするからというものが挙げられます。
歩きスマホをする人は自分のことしか考えていないので、たとえば人とぶつかったときなどには、「ぶつかった方が悪い」と言ったりします。
自分はスマホを見てるのだから、前を見ている人が避けるべき、などと理不尽なことを言ったりするのです。

危険だから

歩きスマホをする人が嫌われる理由には、危険だからというものが挙げられます。
歩きスマホは、とにかく危険なのです。
周りを見ずにぶつかってきたり、転んだ人に巻き込まれてケガをした、という人もいます。
そういう目に遭ったことがある人からすると、歩きスマホは危険すぎるという認識なので、やる人を心の底から嫌い、批判しているのでしょう。

歩きスマホをやめさせる方法

続いて、歩きスマホをやめさせる方法について紹介します。
もし、家族や友人など身近な人が歩きスマホをしていたら、やはり注意するべきですよね。
家族や友人に歩きスマホをやめさせるには、一体どんな方法があるのでしょうか。

何度も説明する

歩きスマホをやめさせる方法には、何度も説明することが挙げられます。
歩きスマホは危険なこと、マナー違反であること、やるべきではないことなどを、根気よく相手に何度も説明しましょう。
お互いにイライラするかもしれませんが、歩きスマホをやめさせるには何度も説明するしか方法はありません。

加害者になる可能性を示唆する

歩きスマホをやめさせる方法には、加害者になる可能性を示唆することが挙げられます。
歩きスマホをしていて他人にぶつかり、ケガをさせてしまった場合などは、自分が歩行者であっても加害者になる可能性があります。
歩きスマホをする人は、「自分は大丈夫」という根拠の無い自信を持っていますので、加害者になる可能性を真剣に話すのもおすすめです。

責任は自分でとるように言う

歩きスマホをやめさせる方法には、責任は自分でとるように言うことが挙げられます。
何度言っても歩きスマホをやめないようなら、「何かあったときの責任」は自分で取るように強く言いましょう。
家族や成人している子供であれば、何かあったときに親を頼るなと言い聞かせておくことで、少しは改心するかもしれません。

アクセス制限をかける

歩きスマホをやめさせる方法には、アクセス制限をかけることが挙げられます。
未成年の子供であれば、親のスマホから子供のスマホのアクセス制限をかけることが可能です。
何度言っても歩きスマホをやめないようなら、アクセス制限をかけて「外出中はスマホに(特定のアプリに)アクセスできない」ようにしてしまうのも1つの方法かもしれません。

注意喚起する

歩きスマホをやめさせる方法には、注意喚起することが挙げられます。
歩きスマホをやめよう、というポスターなど、現時点では注意喚起することくらいしかできることはありません。
たとえ罰則ができたとしても、やめるかどうかは本人次第ですからね。
歩きスマホをやめさせるためには、必死で注意喚起する以外に方法がないのが現状なのです。

歩きスマホをしないための対策や解決策

最後に、歩きスマホをしないための対策や解決策について紹介します。
自分自身が歩きスマホをする癖がついており、何とかしてやめたいと思っている人もいるでしょう。
歩きスマホをしないための対策や解決策には、以下のものがあります。

キャリアの注意アプリの利用

歩きスマホをしないための対策や解決策には、キャリアの注意アプリを利用することが挙げられます。
ドコモなら「歩きスマホ防止機能」、auは「歩きスマホ注意アプリ」、ソフトバンクには「STOP歩きスマホ」という歩きスマホの注意アプリがあります。
これらをインストールしておくと、歩きスマホをしようとしたら注意喚起されるとともに、スマホに制限がかかるため、必然的に歩きスマホができなくなるでしょう。

音声化アプリの利用

歩きスマホをしないための対策や解決策には、音声化アプリの利用が挙げられます。
歩いているときにネットやSNSを見たいという人には、「音声化アプリ」がおすすめ。
あらかじめ選択しておいた記事を、音声で読み上げてくれるため、スマホを見ながら歩かなくてもすむようになりますよ。

本人の意識の問題

歩きスマホをしないための対策や解決策には、本人の意識の問題であることが挙げられます。
ここまで歩きスマホをしないための対策や解決策を紹介しましたが、結局のところは「本人の意識の問題」と言わざるを得ません。
本人に歩きスマホをやめるという強い意志がなければ、どうすることもできないのです。

まとめ:歩きスマホは危険!今すぐやめて

歩きスマホをする原因や心理、メリットとデメリット、歩きスマホをする人が嫌われる理由、歩きスマホをやめさせる方法、そして歩きスマホをしないための対策について紹介しました。
歩きスマホは危険ですし、自分だけでなく他人を巻き込む可能性もあるため、やはりやるべきではありません。
とはいえ、歩きスマホをやめるかどうかは本人の意思次第と言わざるを得ないため、本人に「歩きスマホをやめる」という気持ちがなければ、周りはどうすることもできないのが現状なのです。