性格が悪い人の顔つきや原因の特徴|性格が悪い人への対処法とは

あなたの周りにも性格の悪い人はいるでしょう。なんで性格が悪いと思われることをするのか、疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。性格が悪い言動は、印象が悪くその後の付き合いも上手くいかなくなってしまうのですから、疑問に感じるのもあたりまえです。

今回はそんな性格が悪い人に注目し、性格が悪いと思わせてしまう特徴や顔つき、性格が悪くなってしまう原因など、様々な視点から見ていきましょう。

性格が悪いの意味とは

性格が悪いとは、自分のことばかり考え行動することで、他人を振り回してしまう人のことを指します。他人からの目を気にしないため、自分がどんなに迷惑をかけたり他人を傷つけているかに気が付きません。

また自分さえ良い方向にすすめるのであれば、他人を傷つけてしまっても問題ないと考えるため、自分の良さをアピールしたり相手を見下すこともしばしばです。自己愛の強さとも言えますが、周りの人にあまり良い印象は持たれないと言えるでしょう。


性格が悪いと意地が悪いの違いとは

人に対して「性格が悪い」という言葉を使う場合と「意地が悪い」という言葉を使うことがあります。どちらもネガティブな表現で同じ意味を持つように感じるかもしれませんが、厳密には違いがあります。

「性格が悪い」はどちらかといえば自分に良い状況を得る為におこなう自分中心な言動から、周りの人を振り回すといった直接的なものではありません。「意地が悪い」は、相手を困らせようと故意的に行います。相手に対して悪意をもっています行っているので、直接的と言えるでしょう。

性格が悪い人の特徴

性格が悪い人に見られる特徴はどのようなものがあるか想像は付きますか?実はあなたも性格が悪いと思われているかもしれません。

ここでは性格が悪い人の特徴を紹介していきます。ぜひ参考にして、自分に当てはまってしまう点がないかを見比べてみましょう。

人のせいにする

性格が悪い人は、どんなことにおいても自分の非を認めることはありません。何か問題が起こったとしても、自分が悪いのではなくそれに関わった自分以外の人が悪いと考えるのです。

相手が大切な友達であったとしても、ミスをなすりつけるような言動が見られるため、人はどんどん離れていきます。

自分を優位に見せる

性格が悪い人は、誰よりも自分が上だと思っており、周りの人からも優位な扱いを受けていないと機嫌が悪くなります。そのため周りにその事を知らしめるために、人の劣っている所を指摘しマウントを取るのです。

男性であれば仕事での成功体験・女性では恋愛の話を持ち出し、マウントを取る傾向にあります。

悪口を言う

人の悪口を言って気持ちを発散する姿をよく目にします。自分のことは棚に上げ、人のミスや言動に対し不満を言うのです。

人の悪口を言うことでストレス発散と気持ちの安定をしようとしているのでしょう。しかしその回数の多さに聞いている方はうんざりしてしまいます。

口調が強い

人がどのように感じようと関係ないので、口調が強い特徴が見られます。多くの人はネガティブなことは、オブラートに包み優しく聞こえるよう配慮しますが、思ったままにストレートな伝え方をしてしまうのです。

人によって態度を変える

自分のタイプの人や上司といった良い顔をしたほうがメリットのある相手と、後輩や同期など良い顔する必要がない相手で態度を変えます。損得勘定で行動しているのです。

相手が自分にとってどちらの存在であるかを瞬時に判断できるので、性格が悪い以前に頭が良い人と言えるかもしれません。


性格が悪い人の顔つき

人は表情からその人の考えや性格を読み取ります。また第一印象をよくするのに表情が大切と言われるように、顔つきはその人を表します。

ここでは性格が悪い人の顔つきを紹介します。ここで紹介する顔つきが当てはまっている人は、性格が悪いと印象付けている可能性があります。参考にしてください。

目が笑わない

笑顔なのに怖さを感じる人っていますよね?なぜ怖い印象を受けるかというと、目が笑っていないことに原因があります。

目の印象は思った以上に強いと言えます。目が笑っていない笑顔は、本心を出していないように感じさせ、性格が悪い人と判断されやすくなるのです。

口元だけ笑う

口元だけ笑うと、不自然な顔つきになります。何かネガティブなことを考えると自然と口角は下がってしまいます。

そこを口角をあげようとするので、無理に笑っているように感じ、何か企んでいるようにも感じるのでしょう。

目が吊り上がっている

目が吊り上がるのは攻撃的になっているときです。相手に怒りをぶつけるときの目つきは、怖さを感じるのではないでしょうか。

人が傷つくことを考えずに怒りをぶつけるので、目が吊り上がる顔つきを見て性格が悪いという印象になるのです。

眉間にしわを寄せている

目つきと同じで、眉間にしわを寄せるのも怒りの感情があることが原因です。そのため眉間にしわを寄せている人に対し、怖い・性格が悪いという印象を強く持ちがちです。

また嫌いな相手に接するときに、眉間にしわを寄せていることが多いことから、性格が悪い人が自分に対しどのような感情を抱いているかが一目でわかってしまいます。

顔が歪んでいる

性格が悪い人は、無理に笑ったり眉間にしわを寄せたりと、不自然な表情をすることが多いことから、顔がゆがんでいることがあります。歪んだ心が顔に出てきてしまっているのでしょう。

そんな歪んだ顔つきに違和感を感じたり気持ち悪さを感じ、性格が悪い人なのだと思うのです。


性格が悪い人の原因

生まれながらにして性格が悪いという人はいません。何かきっかけがあって性格が悪くなってしまっているのです。ここでは性格が悪い人の原因について紹介していきます。

原因を知ることで、性格が悪い人を理解することができるかもしれません。ぜひ参考にしてください。

コンプレックスがある

誰でも大なり小なりコンプレックスを持っています。そのコンプレックスを隠すために人に攻撃して意識をそちらに移したり、嘘をついてしまうのです。

もともとは自分を守るための行動だったのが、守れば守るほど性格の悪い人という印象を強めてしまっているのでしょう。

承認欲求が強い

性格の悪い人は、承認欲求が強く誰からも認められた存在でいたいと思っています。特に仕事でその思いが強く出る傾向にあり、自分が認められるためなら、同僚や後輩の手柄を横取りするということもします。

育ちに問題がある

親や兄弟との関係が悪かった・両親の喧嘩が絶えなかった・いじめを受けていたなど、幼少期に経験したことが原因になっていることがあります。自分の心を守るために工夫した結果、性格が悪くなってしまったということもあるでしょう。

また幼少期にひねくれた接し方をされたことで、それが正しい接し方であると間違った認識をしているのです。

怒られた経験がない

人は怒られることで正しいやり方を覚えたり、自分を見つめなおす機会を得ます。怒られた経験がない人が、仕事においてミスをして怒られると、なぜ怒られなきゃいけないのかとイライラしたり不機嫌になってしまうのです。

その怒りを理不尽に相手に向けるので、性格が悪くなってしまうのでしょう。

嫉妬

相手より劣っていると感じた時に嫉妬心は生れます。嫉妬心は時に相手に敵意を向け、自分に注目が集まるように行動したり、相手を陥れるような発言をします。

嫉妬から発生した自分を良く見せたい・誰よりも注目されたいという願望が、性格の悪い行動を起こすのです。


性格が悪い人のメリットとデメリット

メリット

性格が悪い人を見て、「羨ましい」という感情や「可哀そう」という感情を抱いたことはないでしょうか。性格が悪いことには、メリットもデメリットもあります。

どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。

思い通りになりやすい

周りの人から見れば性格が悪い人は厄介な人です。自分の気分によって周りの人を振り回すのですから当たり前のことです。多くの人は性格が悪い人と関わりを持ちたくなく、好きなようにさせておけば良いと、半ばあきらめた対応をします。

性格が悪い人からすれば、なんでも思い通りになる環境が出来上がっている状態になります。

すっきりする

ストレス解消で性格が悪い行動を取っている人もいます。自分の感情のままに行動することができ、その場ではすっきりするでしょう。我慢するということがないのです。

もちろん根本的な問題解決をしていないので、またすぐにストレスをためてしまうこともありますが、爆発するまで抱え込むということはありません。

面倒な人付き合いが無い

どちらかと言えば周りの人から避けられてしまうことが多いので、人付き合いが面倒に感じている場合、生活しやすい環境と言えます。無理に親しくない人と会話をしたり、プライベートを邪魔されることが無いのです。

デメリット

トラブルが続く

性格の悪い人は、周りの人を巻き込んでしまうため、人とのトラブルは絶えません。初めは人間関係でのトラブルだったのが、仕事にも影響が出るということも少なくないのです。

次から次へとトラブルが続くのでうんざりするかもしれませんが、そのトラブルのきっかけは性格が悪い人の行いなのです。

仲間がいない

性格の悪い人にはプライベート一緒に遊べる友達も、一緒に努力できる仲間もできません。いつも1人で行わなければいけません。周りは複数人でワイワイ楽しむ中、1人で過ごすのは想像以上に寂しいものです。

性格が悪い人は、人と一緒にいるのが嫌いというわけではないので、余計辛い思いをするでしょう。

勘違いされる

仲良くなろうと話しかけても、今までの行いを見ている人は、また何かきついことを言われるのではないかと、避けようとします。良いことを使用としても勘違いされてしまうのです。人の印象というのは強くそれを覆すには時間がかかります。


性格が悪い人がモテる理由

性格が悪い人でも、恋人がいたり好きだという人がいて驚いたという人はいませんか?性格が悪ければ恋愛対象にならないということはありません。

性格が悪い人が意外とモテている場合もあるのです。ではどのようなところに魅力を感じるのでしょう。

見た目重視

内面よりも外見を重視する人もいます。そんな人にとって性格が悪いということはどうでも良いのです。

見た目重視の人は、性格は悪くても好みの顔でスタイルが良ければ、一緒にいて鼻が高いと思っている人もおり、見た目がととのっているということだけでモテるのです。

ひとりにできない

母性本能が強い人にとっては、性格の悪い人は放っておけない存在です。孤立していたり誰からの助けも得られず困っている姿を見れば、ついつい手を差し伸べたくなってしまうのです。

自分がついていなければという正義感がいつしか恋愛感情になってしまうのでしょう。

強い

性格が悪い人は、どんな人にも自分の意見を伝えることができます。自己主張が苦手な人にとっては自信があり堂々としている性格が悪い人は、魅力的に感じます。

関わりを持てば自分も何か言われてしまうかもしれないと分かっていても、強い姿に憧れを抱いてしまうのです。

刺激がある

性格が悪い人との付き合いは、性格が悪い人の気分次第な所があります。落ち着いた付き合いはできないと言ってよいでしょう。ドラマのような展開に刺激的で楽しさを感じるのです。

ギャップ

性格が悪い人も常に性格が悪く攻撃的なわけではありません。機嫌が悪いときには攻撃的ですが、機嫌の良いときには優しい面を見せます。性格が悪い人が好きな人は、そのギャップに魅力を感じているのです。

いろんな顔を見れるので面白さや特別感を感じるのかもしれません。


性格が悪い人への対処法

性格が悪い人と関わりを持つことに、憂うつさを感じたり辛さを感じることがあります。傷つくことを言われる可能性があるので、そのような感情を抱いてしまうのも無理はわりません。

性格が悪い人へどのような対処をすれば、傷つかなくて済むのでしょうか。ここでは対処法を紹介します。

関わりを持たない

性格の悪い人とは関わりを持たないことが一番早く実行することができる対処法でしょう。仕事に関係ということだと、全く関わらないということは難しいかもしれませんが、必要なこと以外は関わらないという選択はできます。

プライベートなことは話をしないというスタンスを積極的に見せることで、相手も関わろうという気にならないでしょう。

聞き流す

理不尽なことや嫌なことは聞き流してください。耳に入ってくるので嫌な気持ちにはなってしまうかもしれませんが、その言葉にいちいち反応していたら身が持ちません。

「また何かいてきている」くらいで聞き流せば、気持ちが少しはラクになるでしょう。

反面教師にする

性格の悪い人は、ある意味教科書のようなものです。人にどのような接し方をすれば悪い印象を与えることになるかを身をもって教えてくれているのです。

あなたも同じにならないように反面教師にしましょう。勉強だと思いながら接し観察すると良いでしょう。

はっきり言う

性格が悪い人は自分の思うとおりに言葉を投げかけてくるのですから、それに対して感じたことをはっきりと伝えても良いと言えます。「今の言葉傷つく」「性格が悪い」など伝えることで、相手がどう思うのかを教えてあげることができます。

自分のことだけを考える

性格が悪い人にいちいち付き合っているのは時間の無駄です。そんなことに時間を使うのであれば、自分のための時間にしましょう。

仕事でも趣味でも何でもいいです。自分が楽しめることに集中しましょう。


悪い性格を直したい人がやるべきこと

自分の性格の悪さに気がつき、少しでも直したいと感じた時、何をすべきでしょう。何をどうすれば悪い性格を直すことができるのでしょうか。

ここでは悪い性格を直す方法を紹介します。ぜひ参考にできることから実行してみましょう。

自分を見つめなおす

悪い性格を直したいのであれば、まずは自分を見つめなおし、何が原因で性格が悪い行動をとってしまうのかを知る必要があります。また性格が悪く見える行動を取っていないかを確認しましょう。

原因を知らなければ直しようがないですし、今まで気が付かなかった性格の悪い言動を知ることで、相手の立場に立って物事を考えやすくなります。

相手がどう思うかを知る

多くの人は相手の気持ちを想像し、嫌な思いをしないように言動を考えます。性格が悪い人はそれができず、自分の思いのままに相手に接してしまいがちです。

自分のこととして置き換えて発言をしてみてはいかがでしょうか。自分がやられたら嫌だと思うことはしないようにすることで軽減されます。

ストレス解消する

ストレスが溜まっていると人に優しくできなくなります。イライラしているときに性格が悪い行動をとってしまうからです。こまめにストレス発散することを心がけましょう。体を動かしスッキリさせるのも効果的です。

良いところ探しをする

性格の悪い人は人の悪いところばかりに意識が向いてしまい、そこを指摘したくなってしまいます。人の悪いところを見ればイライラしてしまうのは仕方のないことでしょう。

そんな人は良いところに目を向けることから始めてみてください。良いところ探しをすることで、指摘したいという気持ちはやわらぎます。

心を満たす

人は満たされると負の感情は起こりにくくなります。好きなことを楽しむ・好きなものを食べるなど、自分の心が満たされることを積極的に取り入れてください。

自分のことで忙しければ人のことは気になりません。また人との関わり方も変わってくるでしょう。


性格が悪い人の末路

性格が悪い人を続けることで、良いことが起こるのか・悪いことが起こるのか、知りたくありませんか?ここでは性格が悪い人の末路について紹介していきましょう。

ここで紹介する末路を知って、あなたは性格の悪さを直したいと思うでしょうか。

信頼を得られない

性格が悪い人の行動を見て信頼をよせる人は少ないです。一度失った信頼を回復するのは難しく、今まで関わりを持ってきた人との間に壁を感じてしまいます。

信頼を得られなければ、仕事・プライベート共に良好に事柄が進むことは難しいでしょう。

助けてもらえない

嫌な思いをさせられた人に対し、手を差し伸べようと思う人はいません。性格が悪い人は人を傷つける言動をするため、良く思って貰えていない可能性が高いです。

性格が悪い人が何か困っていても、見て見ぬふりをされてしまうこともあるでしょう。

孤立する

性格が悪く周りの人を振り回していれば、誰も寄り付かなくなるのは当たり前です。社会に出れば学校とは違い、自分で人間関係を築く必要があります。特に会社にいる時間は長く、会社内でのコミュニケーションは、仲間を作るだけでなく仕事の進捗にも関わってきます。

会社で孤立してしまえば、仕事が上手くいかず退職をすることにもなりかねません。

反撃される

性格が悪い人の周りにいる人は、やられても我慢する気の弱い人ばかりとは限りません。中にはやられたらやり返すという強い人もいるでしょう。

性格が悪い人が多くの人を振り回せば、その中にはやり返そうと機会をうかがう人が必ずいます。気を付けないと痛い目を見るでしょう。

プライベートで遊ぶ仲間がいない

周りから人がいなくなるのは会社だけとは限りません。プライベートで遊ぶ友達も離れていくでしょう。仕事の仲間は、完全に関わりを断ち切ることは業務上難しいと言えますが、プライベートで遊ぶ友達は全く関係ありません。

性格が合わないと思えば、関わることをやめることができてしまうのです。友達も振り回してしまえば、気が付いたときには連絡が取れないということもあるでしょう。

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強さが無ければ性格が悪い人は続けられない

性格が悪い人は、周りの人からの信頼をなくし孤立することが考えられます。人付き合いをしたくないという人にとっては、面倒ごとが一つ無くなるのですから良いことかもしれませんが、人との関わりは嫌いではないという人には厳しい現実が待っていると言えるのではないでしょうか。

また自分の行いによってトラブルが続いてしまったり、相手を敵にまわし困っていても手を差し伸べてもらえない状況になってしまうこともあるため、強い精神を持った人でないと性格が悪い人にはなり続けることができないでしょう。