言葉尻を捉える人の特徴や心理|言葉尻を捉える人への対処法とは

言葉尻を捉える人について、紹介します。

あなたの周りにも、やたらと『言葉尻を捉える人』はいませんか。

ここでは、言葉尻を捉える人について詳しく見ていきたいと思います。

『言葉尻を捉える』の意味を始め、言葉尻を捉える人の特徴や心理、言葉尻を捉える人への対処法まで触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

言葉尻を捉えるの意味とは

まずは、『言葉尻を捉える』の意味から紹介します。

『言葉尻を捉える』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • 相手の些細な言い間違いや言い損ないを指摘する
  • 相手の間違いにつけ込んで、攻撃的、批判的な発言をする

人は誰でも、言い間違いをすることくらいありますよね。

言葉尻を捉える人とは、そういう些細な言い間違いをわざわざ指摘する人のことをいいます。

類語には『揚げ足を取る』があり、良い意味で使われる言葉ではないことが分かりますね。

言葉尻を捉える人の特徴

では続いて、言葉尻を捉える人の特徴について紹介します。

言葉尻を捉える人は、他人の揚げ足を取ってばかりの人、言い間違いをわざわざ指摘する人のことですが、具体的にはどんな特徴があるのでしょうか。

言葉尻を捉える人の特徴は、こちらです。

正義感が強い

言葉尻を捉える人の特徴には、正義感が強いことが挙げられます。

言葉尻を捉える人は、言い方を変えれば『間違いが許せない』ということ。

小さな間違いも許すことができない強い正義感を持っているため、相手の言い間違いを指摘してしまうのです。

このタイプの場合、言葉尻を捉えることに悪気はありません。

自己中心的

言葉尻を捉える人の特徴には、自己中心的なことが挙げられます。

言葉尻を捉える人は、基本的に自己中心的な性格をしていて、自分が注目されていないと気が済みません。

注目を浴びるためには、相手を批判するのが手っ取り早いですし、間違いを指摘するのは正論でもあるため言いやすいのでしょうね。

関連記事はこちら▽ 正論ばかり言う人の特徴や心理|正論ばかり言う人への対処法とは

自信がない

言葉尻を捉える人の特徴には、自信がないことが挙げられます。

言葉尻を捉える人、相手の些細な間違いを指摘する人というのは、自信がありません。

自信がないからこそ、その自信のなさを隠すために相手を攻撃するのです。

そうすれば、指摘されるのは自分ではなくなりますからね。

神経質な性格

言葉尻を捉える人の特徴には、神経質な性格であることが挙げられます。

言葉尻を捉える人は完璧主義で、神経質であることも多いです。

神経質だからこそ、細かいところが気になって仕方がありません。

相手の些細な言い間違いに気がつくのも、細かいところまで気を配っている神経質な性格だからだと言えるでしょう。

しつこい

言葉尻を捉える人の特徴には、しつこいことが挙げられます。

言葉尻を捉える人は、とにかくしつこいもの。

周りが『終わりにしたい』という空気を出していても、知ってか知らずかしつこく話しかけてくることも少なくありません。

そのため、空気が読めない人と思われていることも多いです。


言葉尻を捉える心理

続いて、言葉尻を捉える心理について紹介します。

言葉尻を捉える人の特徴については先程紹介したとおりですが、言葉尻を捉える人はどんなことを考えているのでしょうか。

言葉尻を捉える心理にはどんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

認められたい

言葉尻を捉える心理には、認められたいというものが挙げられます。

言葉尻を捉える人は、あえて相手の言い間違いをしてくるわけですが、それは周りから『そんな小さなことに気づくなんて凄い』と思われたいのです。

自分の凄さを周りに認めてほしい、周りから認められたいという承認欲求が強い人だと言えるでしょう。

構ってほしい

言葉尻を捉える心理には、構ってほしいというものが挙げられます。

とにかくしつこいタイプに多い心理なのが、構ってほしいというもの。

コミュニケーションを取るのが下手で、人との距離感が分からない人ほど、構ってほしくて言葉尻を捉える発言ばかりしてしまいます。

こちらが反応するまで、しつこく話しかけてくるでしょう。

優位に立ちたい

言葉尻を捉える心理には、優位に立ちたいというものが挙げられます。

言葉尻を捉えるということは、相手の間違いを指摘するわけですから、すなわち『自分の方が相手よりも優位』に立てるということ。

優位に立ちたい、マウントを取りたいという心理が強い人ほど、言葉尻を捉える傾向にあるでしょう。

自分の方が上

言葉尻を捉える心理には、自分の方が上だというものが挙げられます。

優位に立ちたい心理と似ていますが、自分の方が相手よりも上だと思っているからこそ、間違いを指摘する人もいます。

このタイプは、言葉尻を捉えるというよりは『間違いを教えてあげている』という感覚であるため、悪気は全くありません。

劣等感を隠したい

言葉尻を捉える心理には、劣等感を隠したいというものが挙げられます。

言葉尻を捉える人は自信がないと言いましたが、自分の劣等感を隠したくて人の揚げ足を取ってしまう人も少なくありません。

自分よりもダメな人がいる、ダメな人を作ることで、自分の評価を上げようとしているのです。


言葉尻を捉える人への対処法

最後に、言葉尻を捉える人への対処法について紹介します。

言葉尻を捉える人が身近にいると、正直イライラしますし迷惑ですよね。

文句を言える相手ならいいですが、言葉尻を捉える人が上司だったらそうもいきません。

言葉尻を捉える人への対処法は、こちらを参考にしてください。

距離を置く

言葉尻を捉える人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。

言葉尻を捉える人がムカつくときには、適度な距離を取るようにしましょう。

物理的な距離ができれば、言葉尻を捉えてくることも少なくなるはずです。

味方を何人か作っておき、さりげなく間に入ってもらうなどするといいですね。

お礼を言っておく

言葉尻を捉える人への対処法には、お礼を言っておくことが挙げられます。

言葉尻を捉える人が上司だった場合、とりあえずお礼を言っておきましょう。

あなたに間違いがあったのは事実ですし、その間違いを教えてくれたのも事実ですから、お礼は言っておくべきですよね。

素直にお礼を言っておけば、上司とのやり取りも最短で終わるでしょう。

やり返すのはNG

言葉尻を捉える人への対処法には、やり返すのはNGなことが挙げられます。

言葉尻を捉える人がムカつくからと言って、あなたも同じように相手の言い間違いを探して、指摘するのはやめましょう。

同じことをやり返しても何の意味もありませんし、あなた自身が言葉尻を捉える人と同じレベルになるだけですよ。

無視はしない

言葉尻を捉える人への対処法には、無視はしないことが挙げられます。

言葉尻を捉える人がうざいとき、つい無視をしたくなる気持ちは分かりますが、無視をするのはNG。

特に相手が構ってほしくて言葉尻を捉える人だった場合、無視することで余計にエスカレートする恐れがあるからです。

適度に距離をとるなどして、無視はしないようにしていきましょう。

冷静に受け止める

言葉尻を捉える人への対処法には、冷静に受け止めることが挙げられます。

あなたが『あの人はいちいち言葉尻を捉えてきてウザイな』と感じたとしても、それはあなたの勘違いという可能性もあります。

感情的になると冷静な判断ができないため、どんなときでも冷静さを失わないようにしましょう。

イラッとしたときこそ、深呼吸してみてくださいね。


まとめ:言葉尻を捉える人は嫌われるので注意

言葉尻を捉える人の特徴や心理、対処法について紹介しました。

言葉尻を捉える人は、悪気があるないに関わらず、周りからは嫌われてしまいます。

親切心や正義感から『教えてあげているだけ』だとしても、言い方が相手をバカにしていたり、見下したりしているからです。

その人の性格や言い方次第という部分ではありますが、言葉尻を捉える人は大抵の場合嫌われますので、自分に当てはまるのであれば早めに改善していくことをおすすめします。