ただでさえ不思議で、何を考えているのがわからないと言われることも多いAB型。
蠍座という星座と合わせると、何ともミステリアスで近寄りがたい独特のオーラさえ感じられます。
目立ちたがりではないのに、どこか寂しそうで、気になってしまう相手です。
何を見つめているのか、遠いところに向けたような視線が気になりますが、ふとこちらを振り向いたときの目は、私たちの心の中まで見通してしまうようですね。
さっそく、AB型蠍座に話しかける準備として、ちょっとだけ性格を覗いてみましょうか。
また、蠍座全体の性格についてはこちらで詳しく説明しています。
蠍座(さそり座)の性格の特徴とは?大人しくて寂しがり屋な一面もある目次
蠍座AB型の性格
意志が強い
表面的には物静かで、おとなしい性格をしているのではないかと思ってしまいます。
雰囲気も言葉も物静かな人が多いです。
でも、頭はいつも早く回転して、何か考え事をしています。
同時にいくつかのことを考えられます。
そして、大切な考えを固めようとしています。
それが仕事であれ、恋愛であれ、趣味であれ、人生の設計についてかもしれませんが、何かを決めたなら実行しようとします。
周到に計画を立てて、ストイックなくらい努力を重ねて、いばらの道だって黙々と進んでいきます。
普段おとなしくしていたのはこの為のエネルギーを温存していたかのようですね。
そう、蠍座AB型は意志がとても強いです。
大切なのは自分が決めたことであって、他のことに目を向けたり、他の人の言葉に耳を傾けることもしません。
ひたすら頑固
一回決めたことは、ひたすらそれを守ろうとします。
状況が変わって、それがもう必要ではなくなっても、自分が苦しくなったとしても、こだわり続けます。
例えば、お付き合いしていた恋人のために作り始めたものを、別れてしまっても作り続けるように。
感傷に浸りながらも、何かしていたいのです。
そして、途中でやめてしまうことが何だか気に入らない。
その姿は周りから見て痛々しくて、見かねて声をかけた友達の言葉だって聞き入れません。
もう何のためなのか、自分でもわからなくなっても、続けようとします。
立ちどまることが苦手なのは、ふと気が抜けた瞬間に自分の涙に溺れることを避けたいからです。
意外に負けず嫌い
何かに負けて悔しいと思う気持ちがバネになって、伸びていく人もいます。
でも、蠍座AB型は何度も挑戦しますが、負けを認めたくありません。
ある意味、自分が何かを征服することで、優越感を得られたときにやっと止まります。
一緒に遊ぶことを楽しむ程度なら良いのですが、何度も追いすがられると相手は疲れてきます。
早く決着をつけようとして、相手がわざと負けるフリをしたなら、それもまた気に入りません。
その面では子供っぽいところがあるかもしれません。
いつもは大人っぽくてクールなのに、これも意外な一面です。
不思議な勝負強さ
蠍座AB型には魔法が使えるのかと思うくらい、良い時に力を発揮します。
ここ一番、外せないところはぜひお願いすると良いかもしれません。
例えば、いろいろな人が見守る最後のシュートだったり、一人に注目が集まる場面などです。
多くの人は、プレッシャーに負けてしまいますが、蠍座AB型の人は観客がいることで興奮もしていますが、落ち着いて集中できます。
何かハイの状態になって、最後の勝負で大逆転できる風を起こします。
ドラマや映画であるような、スローモーションのように見えているのかもしれません。
そんな場面で落ち着いていられるのは、普段の努力と、度胸があるのですね。
突き詰めるのが好き
一言で言うなら、蠍座AB型は凝り性の人が多いです。
体を鍛えることをしたり、スポーツが自分に向いていないと思えば、研究や趣味に没頭します。
興味の持てるものに狙いをつけたら、飽きずに続けていくので、その道を極めていきます。
音楽家や芸術家、陶芸家など、何か表現したり作ることも向いています。
好きなものに凝りながら、自分と向き合っていく時間が必要です。
自分の世界を周りに作り上げ、確認することで安心します。
繊細な面があり、多くの人とズレがあるのも自分でちゃんとわかっているので、そういう世界に馴染めなくても、帰って休める場所が欲しいのです。
優しいけれど不器用
本当は、すごく優しくて思いやりのある人なのに、誤解されがちな性格は少し損です。
誰かに軽く声をかけたり、嘘でも慰めを言ったりすることは不誠実だと感じるので、考えてから確かな言葉を言いたいと思っています。
耳障りの良いことよりも、本当のことを言うので、きつい言葉もあるかもしれませんが、蠍座AB型の人に言われたことは嘘ではないでしょう。
褒められたなら、嬉しいですね。
ですが、真実を語りたいと思うのは、心を開いた相手だけ。
興味のない相手や、向き合う価値の感じられない相手になら、言葉をかけることさえしないドライな面もあります。
その結果、軽々しく近づけないイメージになってしまいます。
面倒見が良い
何人かで集まって、面白おかしく話をしている輪に入っていくことは蠍座AB型はしません。
でも、そんな仲間の前では強がっていたけれど、一人になって落ち込んでいる人を見たら、その背中をちゃんと見ています。
他の人には秘密にして欲しい相談を持ちかけられたり、本当に困っていそうな人を見たら、蠍座AB型は手を差し伸べます。
いつも傍にいる友達のような相手ではないけど、困ったときには安心して頼りに行きたい人です。
真剣に話を聞き、役に立つようなアドバイスをしてくれます。
口先だけではない言葉に、蠍座AB型の人の優しさが感じられます。
問題が解決した後も、実は気にかけてくれているので、報告をしてあげると喜びます。