あなたの周りにこの人は筋を通す人だなと感じる人はいるでしょうか。
筋を通すという行為は簡単にできそうに思えて、なかなかできないものです。
その理由は、筋を通す人の特徴に隠されています。
そこで今回は、筋を通す人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、筋を通す女性にはメリットとデメリットが存在します。
その内容についてはこちらをご覧下さい。
筋を通す女性のメリットとデメリット5選目次
筋を通す人の特徴
真っ直ぐでブレない
筋を通す人は基本的にブレることがありません。
常に真っ直ぐで、周りからの誘惑にも負けない心の強さを持っているのですが。
ちょっとぐらいズルをして楽をしようとする気持ちが芽生えることは誰だってあるでしょう。
もちろん筋を通す人もそのことに関しては例外ではありません。
しかし、そんな気持ちが浮かんでも、実際に行動に移さないのが特徴でもあります。
その理由は、とてもシンプルです。
実際にズルした自分をイメージして、その未来に対して自分を許すことができないのです。
そのため、周りからは強情な人間だと思われがちですが、筋を通しているからこそ、信頼され人望を集めます。
誠意がある
筋を通す人は誠意の塊です。
とても誠実なので、相手のことを真っ先に考えるのも特徴の1つといってもいいでしょう。
常に相手のことを考えて行動するので、捻じ曲がったことは絶対にやってはならないと思っているのです。
このような発言をしたら相手はどう感じるだろうか?こんな態度をとったらどう思うだろうか?とちゃんと考えた上で振舞うことができます。
そのため、当の本人が忘れているような出来事もきちんと覚えており、ときおりそのことに触れてしっかりと筋を通すのです。
約束は必ず守る
筋を通す人は、約束を破ることをしません。
約束を守らないことで失うものの大きさを本質的に理解しているからです。
約束を破ることで、自己嫌悪に陥り、人からの信用を失い、どうでもいい感情になってしまうという負のループに入ります。
ますます自分はダメな人間なんだと感じることでしょう。
そのようになってしまうと筋を通すどころではありませんよね。
筋を通す人は、どんなに些細なことでも約束を覚えており、しっかりと守ることを徹底しています。
非を認めて謝罪できる
筋を通す人は、自分の過ちをちゃんと認めてそれを謝罪できます。
自分の非を認めるというのは、なかなかできることではありません。
むしろ、自分が犯したミスなどを隠蔽して、知らぬふりをすることの方が多いでしょう。
しかし、筋が曲がったことが大嫌いな人は、決してそのようなことはしません。
なるべく早くミスを伝えて謝罪するのです。
ミスを隠しながらもいずれバレてしまう人と、ちゃんとミスを報告して謝罪する人とではどちらが最終的にチャンスが巡ってくるかというと、明らかに後者ですよね。
筋を通す人にはチャンスがたくさん巡ってくるものです。
関連記事はこちら▽ 自分の非を認めない人の特徴や心理|自分の非を認めない人の末路とは
嘘をつかず正々堂々としている
先述の非を認めて謝罪できることに通じるものがありますが、筋を通す人は自分に対しても、他人に対しても嘘をつきません。
人間はどうしても嘘をついてしまう生き物ですが、嘘をついた後の感覚というのは気持ちいいものではありません。
中にはどうしてあんな嘘をついてしまったんだろうと、後悔することだってあります。
きちんと筋を通す人はその感覚を理解しているため、嘘をつかないと自分に制約をたてているのです。
人は嘘をつかない人を信頼しますし、安心感を覚えます。
また、嘘をつかないことで態度も堂々とすることができます。
筋を通す人を嫌いな人もいる
筋を通すということは全てにおいて良いことかというと必ずしもそういうわけではありません。
もちろん負の側面もあります。
わざわざ報告しなくても良い人にまで報告してしまうことで、プロジェクトが頓挫してしまったり、トラブルに発展してしまったりすることはその典型例でしょう。
つまり、筋を通すことで本来の目的が失われてしまうことになるのです。
そうしたことが続くと、目的を完璧に達成したい人からしてみれば、筋を通したがる人を嫌いだと思うのはごく自然のことです。
このように状況や環境によっては筋を通す人は嫌われることもあるので注意が必要です。
筋を通す人になろう
筋を通す人になるための条件はとてもシンプルです。
自分の考えを曲げず、誠意を持って相手と接し、約束を決して破らず、ミスをしたら素直に謝罪し、絶対に嘘をつかない。
たったこれだけなのですが、実際に行動に移すとなるとかなりハードルが高いのは間違いありません。
周りにこのような人がいたら、とても安心しますよね。
もしあなたが筋を通す人になりたいのであれば、人から信用される人間になるべきでしょう。
そのためには、今回のシンプルな条件が必要不可欠になりますので、できることから実践してみてください。