臆病者な性格であるが故、人間関係が苦手と感じている人は多いのではないでしょうか。
友人関係や上下関係など、他人と接する際はただでさえ気を遣いますよね。
そんな中でも一層気を遣うのは、やはり恋愛です。
臆病者の人が恋愛をする姿には、一体どのような特徴があるのでしょうか。
目次
臆病者な人の恋愛の特徴
消極的
臆病者な人が臆病な性格である最大の原因には、自分への自信の無さにあります。
自信を持てないがゆえに消極的な為、恋愛において自分からアピールをする事はほどんどありません。
臆病者な性格が災いし、「自分なんかがアピールしたら迷惑を掛けるに決まっている」などと、非常にネガティブな考えを持っているのです。
その為、相手にアピールをするどころか、むしろ自分の気持ちを隠してしまいがちです。
勇気を出して一歩踏み出す事を苦手とする為、残念ながら好きな人が出来ても成就しない場合も多々あります。
受け身
臆病者な性格であるがゆえ、好きな人に積極的にアピールを出来ない事は日常茶飯事です。
その為、好きな人と両想いになる事がなかなか無く、片想いで終わってしまう事も珍しくありません。
そんな彼ら・彼女らは、「言い寄ってくれた相手と付き合う」というパターンが非常に多いのです。
そもそも自分から行動する事が苦手な為、相手から近付いてくれる方が気が楽なのです。
臆病者な性格の人は、何でも相手に合わせがちである事も特徴です。
その為、恋愛においても、相手が積極的すぎる位が丁度良いのかもしれません。
疑い深い
異性に好意を寄せられた時や告白をされた時、普通であれば「嬉しい」と感じますよね。
しかし、臆病者な性格の人は、そんな時「何で私なの?」「何か裏があるんじゃないの?」と深く勘ぐってしまいます。
臆病者な人が臆病になってしまった原因は人それぞれですが、「人間関係において何かトラウマがある」場合も多々あります。
例えば、過去に恋愛で痛い目を見たり、人間関係において嫌な思いをした経験があったり。
そんな過去が原因となり、基本的に自尊心や自信が無く、「自分なんかが受け入れられるわけがない」と感じながら生活をしています。
特に、誰かに裏切られた経験がある場合は、非常に疑い深い性格になってしまいます。
傷つきやすい
臆病者の人は、恋愛だけでなく人間関係においても非常に消極的です。
なるべく他人と深い関わりを持たなかったり、一人で行動する事が多かったりと、他人を避ける傾向にあります。
なぜ他人と関わりを持たないのか?それは「傷つく事が怖い」からです。
他人と深い関係になればなるほど、時には喧嘩をしたり、辛辣な指摘を受ける事もあるでしょう。
そんな「傷つく事」を恐れるあまり、些細な事で傷ついてしまうのです。
恋愛においても、相手からの連絡が少しそっけなかったり、相手の機嫌が悪い時など、些細な事で必要以上に傷ついてしまいます。
平和主義
傷つきやすい性格ゆえ、彼ら・彼女らは日頃から人間関係において、事なかれ主義かつ平和主義を貫いています。
どんな場でも周囲より一歩下がり、自主的に意見を主張する事もほどんどありません。
また、争いになりそうであると察知した瞬間、なるべくその場を丸く収めようとします。
恋愛においてもその性格は同じで、例えば相手と喧嘩になりそうな雰囲気になった時は、すぐに自分から折れる傾向にあります。
多少相手に納得がいかなかったとしても、「自分が謝っておけば面倒事にならない」と考えてしまうのです。
また、そんな性格ゆえ、「他人にまずい事を言ってはならない」と常に周囲に気を遣っています。
平和主義を貫く為であれば何でも相手に合わせてしまう為、その精神の疲労には計り知れないものがありそうです。
失恋から立ち直るのが遅い
臆病者な人は、普通の人に比べ失恋から立ち直るのが遅い事も特徴です。
なかなか自分からアピール出来ない彼ら・彼女は、片想いの期間が非常に長い場合が多いです。
その為、勇気を振り絞って告白をしたが玉砕してしまった場合や、交際出来たものの破局してしまった場合、それだけ大きなダメージを受けてしまいます。
彼ら・彼女らは臆病者であるがゆえに、一つ一つの恋愛にかける労力が大きいのです。
ただでさえ自分に自信が無い為、「もう恋愛出来ないかも」「恋愛向いてないかも」と深く落ち込んでしまいます。
しかし、立ち直りが遅いというのは、つまり一途だという事でもあります。
好きな人や恋人がコロコロ変わる事が一切無い為、裏を返せば非常に一途かつ堅実な性格だと言えるのです。
逆に悪印象を持たれやすい
臆病者な人は、基本的に他人にバリアを張っています。
傷つけられたくない、面倒事は避けたいと常に周囲に気を遣い、気疲れする事は日常茶飯事です。
そもそも人間関係が苦手である為、何でも相手に合わせてしまったり、自分の意見を主張しません。
恋愛においても、相手の行きたい場所に行き、相手の食べたい物を食べ、相手の好みに合わせ、何事も自分が先に折れます。
また、万が一喧嘩に発展してしまった場合は、自分を守る為に音信不通という手段を取ってしまったりする場合もあります。
臆病者であるがゆえビクビクした態度を取ってしまう事もあり、その性格が時に仇となってしまう場合があります。
相手に「何を考えているか分からない」「思っている事を主張してほしい」という不満を抱かせてしまうのです。
初対面の際は「大人しい」「優しい」という印象を持たれる事が多いものの、深い関係になった際は、時に悪印象を与えてしまう事も少なくありません。
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