ケチな男とは、お金を大事にして使わずに、貯め込みたいという心理がその言動に表面化されてしまうような男性のことです。
お金だけでなく、物品などでも「ケチ」は当てはまります。
基本的にケチな男性を好きだという女性は少なく、むしろ嫌いだと感じているのが現実です。
実際に婚活をしていてケチな男性だとわかった瞬間、それ以上関わるのやめたという話もあります。
具体的にケチと言っても、一体どのような男性が当てはまるのでしょうか。
そこで今回はケチな男の特徴・心理、そして性格についてご紹介していきますので、あなたや周りの男性に当てはまるかどうか確認しながらご覧ください。
また、ケチな男とデートする時にありがちなことや、もし結婚するとしたらどのようなことを覚悟しなければいけないのか、についても触れていますので参考にしてみてください。
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目次
ケチな男の特徴とは
目先の損得勘定で動く
ケチな男性の一番目立つ特徴になるのは、今持っている現金を使わない事しか考えていないというもので、例えば一円でも安い食材を買いに行くために2時間かけて自転車をこぐといった行動が見られます。
通常であれば自転車ではなくバスや電車などの公共交通機関を使いますし、車を所有しているなら車で向かうのですが、ケチな男性と言うのは交通費やガソリン代がかかる事の方が気になるのです。
したがって、自分がどれほど疲れようが節約できるならそれで良いという考えに至り、一円を節約するためにそれを遥かに上回る労力をかけてしまうケースが多々見られます。
また、節約が目的で安い物を買いに行くのに、交通費やガソリン代がかかっては意味がないという考えも持っていますので、周りが何を言っても聞く耳を持たない方がほとんどです。
人目を気にせず節約する
節約家と言えば聞こえが良いのですが、ケチな男性はそれがいきすぎていて節約こそが目的に変化している事が多く、飲食店やスーパーなどでもトラブルを起こす事があります。
例えば、スーパーなどでは主婦に混じって値下げ品を購入しようとしますし、中には値引きシールが貼って無いだのと店員に詰め寄る方もいて、とにかく自分が得するのであればどう見られようと関係ないと考えている方が多いです。
また、この傾向はデートでも見られるようになっていて、一般的に男性であれば女性にご馳走したり多めにお金を払う事が多いのですが、ケチな男性の場合はその場で一円単位まで割り勘で計算します。
その為、会計が遅くなる事もありますが気にしていませんし、どれだけ混雑していようともまずは自分が損をしないかどうかが重要で、それがトラブルに発展する可能性は高いです。
貯金が趣味
とにかくお金を使わない男性は無趣味である事が多く、これは何らかの趣味を持つとそれに必要な道具などを購入しなくてはいけない事が理由になり、節約が何よりも大切だと考えている男性は貯金する事が唯一の趣味だと言えます。
また、ケチな男性というのは節約できた事に対してある種の達成感を覚えるのだと言われ、例えば1000円節約する事ができれば貯金通帳の残高が1000円増えますので、それに大きな喜びを感じるのです。
その為、毎月もらうお給料などはもちろんですが、ボーナスや臨時収入なども必要最低限だけ残して後は全額貯金するというケースも多く見られます。
さらに、ケチな男性は通帳の残高を減らしたくないのでどうしてもお金が必要な場合は、貯金があるのに誰かから借金するという意味の分からない行動を取る事も特徴的です。
ケチな男の心理とは
お金しか信用できない
ケチな男の人ほど、人間よりもお金の方が信用できる、と思い込んでいるものです。
人間は裏切ることがあるけど、お金は裏切ることがないと考えているため、いつもケチでお金に対してはとてもシビアです。
当然ながら他人に対して奢るという行為もなく、いつもきっちり1円単位まで割り勘にしないと、気が済まなかったりします。
お金がないと不安で仕方なく、常に頭の中はお金のことでいっぱいで、何をするにも心に余裕がありません。
派手に遊ぶこともなく、貯金が趣味で、増えていく金額を見ることで安心感を覚えるのです。
人間関係を築きながら、誰かと触れ合うことで安心するのではなく、お金を蓄えることこそが、人生における安心だと信じて疑いません。
出費を極端に嫌がるため、周りから見るといつもケチケチしていて、お金にうるさい男に見えてしまいます。
自分に自信がない
お金に対してケチな男ほど、自分に対して自信がなかったりします。
自分に自信がないため、お金をできるだけたくさん蓄えることで、自分のプライドを何とか保とうとするのです。
お金をたくさん持っている人間ほど偉く、名誉ある人間だと勘違いしているため、必死で貯金しようとします。
お金さえあれば何とかなるとも考えているため、自分を磨く努力よりも先に、貯蓄をする方を優先したりします。
そのためお金に対して執着心が強くなり、他人からケチだと思われてしまうような態度ばかり、取ることになるのです。
そんな男性ほど、自分のケチケチした態度や生活ぶりを、人にどう思われようと気にしたりしません。
自分が持っているコンプレックスや自信のなさを、お金で何とかカバーしようとする心こそ、ケチな男の心理状態なのです。
極度の心配性で小心者
ケチな男の人は、お金がなくなった先に起こることに対して、必要以上に不安を感じるという心理状態にあります。
そのため、わずかなお金でもなくなってしまったらどうしようと、いつも不安に駆られ、普通にお金を使うことさえ心配で仕方なかったりするのです。
そんなに生活が苦しくなくとも、過度に節約してみたり倹約することで、なんとか不安や心配を取り除こうとします。
気が小さく、お金がなくなるという状況に耐えられないことが想像できるため、できるだけそんな現実を回避するために、出費を抑えた生活をしようとするのです。
友人や知人が少なければ少ないほど、お金に依存する心が強くなり、お金が無くなることに対する心配や不安が強く現れてしまいます。
そんな不安を払しょくするためにも、日ごろから節約ばかりするため、ケチな男に見えてしまうのです。
ケチな男の性格とは
慎重な性格
ケチな男はできるだけお金を使わず、少しでも貯えを増やそうとするものですが、それは慎重な性格によるものと考えていいでしょう。
「人間、何をするにも先立つものは金」と、ケチな男は考えています。
たとえば、今は健康で元気に仕事をしているとしても、生身の人間ですから、いつ病気やけがで入院し、働けなくなるかもしれません。
そんな時、貯えがなくてはたちまち困ったことになってしまいます。
保険に入っていたとしても、働けなくなればその間の収入はなくなるわけですから、少しでも多くの貯えをしておくほうが安心でしょう。
勤めている会社が倒産してしまうというリスクも考えないではいられません。
そのようにさまざまなリスクを想定し、そのリスクを乗り越えるためには、できるだけ多くの貯えをしておく必要と考えるのがケチな男なのですが、それは慎重という性格によるものなのです。
自立心が強い性格
たとえ、病気やけがをして長期入院したり、会社が倒産したとしても、親や兄弟、友達などに頼り、お金を援助してもらうことができれば、自分に貯えがなくてもなんとかしのげるかもしれません。
特に若いうちは、実際に親に助けてもらってピンチを乗り超えたいというケースも少なくないでしょう。
ケチな男はそのように人を頼ることをよしとしません。
それは、ケチな男は自立心が強い性格だからです。
自立心の強い性格の人は、物心両面で自立し、なにごとも自分一人の力で対処しようという意志を強く持っています。
そのため、「何かあったら、親や兄弟を頼ればいいや」という考え方をすることができません。
どんなことがあっても、どんな困難に直面しても、自力で対処し、ピンチを乗り越えようとするのです。
自力でピンチを乗り越えるために必要なのは、やはりお金でしょう。
それで、ふだんから倹約して貯えを増やしているわけです。
ケチな男は、自立心の強い性格の持ち主ということになります。
コツコツタイプの堅実な性格
ギャンブル好きな人は、基本的にケチではありません。
損をするリスクの高いギャンブルに少なくないお金を投入するのですから、浪費家と言っていいでしょう。
ケチな男はそのようなお金の使い方はしません。
ギャンブルで大儲けしようとか、リスキーな投資で一山当てようという考えとは無縁なのです。
その考えのもとにあるのが、ケチな男の堅実な性格ということができるでしょう。
コツコツ地道に貯えを増やしていくのがケチな男です。
日ごろからできるだけお金を使わないようにし、使わなかった分を預貯金に回せば、確実に貯えは増えていきます。
お金好きな人の中には、一発勝負で大金を手にしようとする人が少なくありません。
しかし、ケチな男は堅実な性格なために、そのようなギャンブルをすることは嫌いなのです。
コツコツ地味に貯えを増やしていきたいと考える堅実な性格なのが、ケチな男と考えていいでしょう。
ケチな男のデートの特徴とは
きっちりと割り勘を要求する
ケチな男はお金のためであれば格好よく見られようとは考えませんし、たとえ好きな相手との初めてのデートであろうと、初めが肝心といってきっちりと割り勘を要求することすら珍しくありません。
男女平等、奢られて当然と考えているような女性とは金銭感覚が合わないと考えて付き合おうとはしませんし、男性は奢る意思がないことを示すために、レジできっちりと、それこそ1円単位まで計算をして割り勘をしようとします。
会計時にスマホを取り出して計算機アプリを起動させるようなことをしても、周囲の目が恥ずかしいなんて考えません。
たしかに、男性にばかりデートで金銭的な負担をかけようとする風潮は時代遅れでしょうが、ケチな男性はその意識が特に強いのです。
しかし、女性側から奢るといってきた際には、喜んで乗っかります。
遠くのデートスポットに興味がない
交通費を出すのがもったいないので、いくら有名でカップルが楽しめるデートスポットであっても、遠く離れた場所にデートに出かけようとはしません。
自分からはまず言い出しませんし、彼女から提案をされても渋ります。
車を持っていても、デートのためにガソリン代がどれだけかかるのか考えてしまうので、彼女がその分の費用や駐車料金を出すといわなければ頷きません。
仕事などで使っているバスや電車の定期券を持っていれば、それで行くことができる範囲内でできるだけデートを済ませようとします。
普段行かない場所に二人で行くことで新鮮な気持ちになりますし、雑誌を見てここに行きたいあそこに興味があると盛り上がるのがデートの醍醐味でしょう。
しかし、ケチな男性はいかに移動にお金がかからないかを考えますから、遠くの場所は興味の範疇外なのです。
お家デートが大好き
節約大好きなケチな男は、恋人と二人きりになれてお金もかからない、しかもそれなりに親密な時間を楽しむことができるおうちデートが大好きです。
何かというと彼女を家に呼ぼうとするか彼女の家に行こうとしますし、映画館に行く代わりにテレビや動画を見て過ごしたり、外食をする代わりに近くのスーパーに安い食材を買いに行って料理を楽しんだり、お出かけしたい気分になったら近場の公園までふらふらと散歩をしたり、おうちデートを心から満喫します。
ケチな男性にとっては最もお金がかからないデート方法ですし、特別な場所に行かなくても二人でまったりと過ごすことができれば、懐だけではなく心も満足するのです。
彼女のほうも出不精なタイプであれば不満も生まれにくいのですが、逆に行動的の女性なら期待するデートができず、こうした男性の振る舞いに愛想を尽かしやすくなります。
ケチな男と結婚するときに覚悟することとは
節約を強いられる
ケチな男というのは文字通りけちなので、必然的にお金が貯まる生活を心がけているので、その結果としてお金は同年代の平均値よりも溜め込んでいます。
しかし、そのお金は何かに使われることはありません。
せいぜい投資などに振り分けられているだけなのです。
ケチな男というのはけちなので、お昼も社員食堂で食べるよりも自分でお弁当を持っていた方が安くつく場合には水筒とお弁当持参で会社に行きます。
このようにケチな男とは「弁当男子」と呼ばれています。
「弁当男子」は一見家庭的でまめな性格のようなのですが、実は極端にお金が好きなので、お金が手元に残るとことならば家事だろうと炊事だろうと何でもやります。
もちろん、このようなケチな男と結婚するということは、女性も会社にお弁当を持っていくことになるのです。
休日のお出かけはほとんどない
ケチな男はお金を使いたくないので、基本的に休みの日は家でごろごろしているか。
図書館から無料で借りてきた本を読み一日終えます。
外に出るときでも、大型のホームセンターに行ったり、スーパーマーケットに行ったりして、金をかけないで時間をつぶすような生活をします。
もちろん、ケチな男といえども掃除や洗濯等のやらなければならないことがあれば、それを優先的にやります。
ですから、ケチな男と結婚するということは、ケチ男が休みの日でもどこかお金のかかるテーマパークに連れて行ってもらえることは全くありません。
ケチな男と結婚するということは、お金を払って映画を見たり、博物館に行ったりすることはなくなるのです。
なぜならば、ケチな男というのは「見るだけで、金を払うのはばかばかしい。」と考えているので、そのようなところに金を払いたくないからです。
仕事は続けなければいけない
ケチな男というのはコストパフォーマンスを第一に考えて結婚に踏みきります。
ですから、ケチな男が女性と結婚しても女性に対して今働いている仕事を続けるようにといいます。
なぜならば、ケチな男が結婚をしてもいいと考えるということは、その女性が「お金が稼げる」からであり、その女性と結婚することによって、自分のお金が減ることがないと考えての結婚なのだからです。
このように、ケチナ男と結婚するということは今まで、女性が好きでやっていた「金のかかること。」を止めなけければならなくなるのです。
ケチな男と結婚するとは価値観をお互いにをすり合わせのではなく、金銭的な価値観を一方的にケチな男にあわせなければならなくなるのです。
つまり、女性の金銭的な自由はケチな男と結婚すると全くなくなってしまうことを意味します。
ケチな男を嫌いな女性は多い
いかがでしょうか。
基本的にケチな男は女性から嫌われる傾向があります。
その理由はもちろん今回ご紹介したように、お金の事ばかり考え、女性のことをないがしろにしてしまう男性が多いからです。
もちろん女性でも、割り勘を気にしなかったり、お家デートが好きな女性はたくさんいます。
しかしやはり男性には堂々として欲しい気持ちがあるものです。
そして好きな男性とたくさんの思い出を作り共有したいという思いがあります。
その思いを踏みにじられるような行為をされ続けるようなケチな男には、やがて愛想を尽かして気持ちが冷めることも少なくありません。
その上、浮気を繰り返したりするようなケチな男だったらもう最悪です。
もしそんな男性だと気づいた瞬間さっさと別れるべきでしょう。
ケチな男は婚活などでも敬遠されがちなので、思い当たる節がある男性は十分注意しましょう。