しどろもどろになる人の特徴や心理|しどろもどろになってしまう時の対処法とは

しどろもどろになる人について、紹介します。

あなたの周りにも、『しどろもどろになる人』はいませんか。

何か質問したとき、急にしどろもどろになる人っていますよね。

ここでは、そんなしどろもどろになる人の特徴や心理の他、しどろもどろになるときの対処法を見ていきたいと思います。

記事の最後には、しどろもどろにならない人になるための方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

しどろもどろになるの意味とは

まずは、『しどろもどろになる』の意味から紹介します。

『しどろもどろ』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。

  • 言葉や話の内容が、ひどく乱れるさま

つまり『しどろもどろ』とは、言葉や話の内容がめちゃくちゃで、聞いている方が『何を言ってるのか分からない』と感じるような状態のこと。

焦りや緊張が強いシーンで使われることが多く、追い詰められたときや緊張する場面で使うことが多いです。

『話の内容が乱れる』という意味からもわかるように、しどろもどろは良い意味で使われることはありません。

しどろもどろになる人の特徴

では続いて、しどろもどろになる人の特徴について紹介します。

しどろもどろになるとは、話の内容がひどく乱れるということですが、しどろもどろになる人にはどんな特徴があるのでしょうか。

しどろもどろになる人の特徴について、まとめてみました。

自信がない

しどろもどろになる人の特徴には、自信がないことが挙げられます。

しどろもどろになる最大の理由でもあるのが、自信がないこと。

自信がないからこそ、人から詰め寄られたり理由を聞かれたりしたときに、答えに詰まってしまうのです。

受け答えがしどろもどろになるのは、自信がない証拠だと言えるでしょう。

話すのが苦手

しどろもどろになる人の特徴には、話すのが苦手なことが挙げられます。

しどろもどろになる人は、基本的に人前で話すのが得意ではなく、話すことに苦手意識を持っていることも多いです。

人前で離そうとすると緊張してしまう、吃ってしまうなどしどろもどろになるのは、話すのが苦手という先入観のせいかもしれません。

気持ちに余裕がない

しどろもどろになる人の特徴には、気持ちに余裕がないことが挙げられます。

しどろもどろになる人は、いつも忙しそうにしている、仕事に追われているなど気持ちに余裕がありません。

余裕が無いと目の前のことにいっぱいいっぱいになってしまうため、『筋道を立てる』ことにまで頭が回らなくなってしまうのかもしれませんね。

完璧主義

しどろもどろになる人の特徴には、完璧主義なことが挙げられます。

しどろもどろになる人は完璧主義で、少しのミスも許せないタイプ。

普段は完璧に仕上げてきているものの、自分の知らないことを聞かれたときに『知らない』と言えず、回答がしどろもどろになってしまうことも少なくありません。

緊張しやすい

しどろもどろになる人の特徴には、緊張しやすいことが挙げられます。

普段から会話がしどろもどろになる人は、元々緊張しやすいタイプなのでしょう。

学生の頃など、『授業で指されたらどうしよう』とドキドキしていたタイプですね。

しどろもどろは緊張によって引き起こされるものなので、しどろもどろになる人は十中八九『緊張しやすい人』だと言えるでしょう。


しどろもどろになる人の心理

続いて、しどろもどろになる人の心理について紹介します。

しどろもどろになる人の特徴については先程紹介したとおりですが、しどろもどろになる人は一体どんなことを考えているのでしょうか。

しどろもどろになる人の心理には、以下のものが挙げられます。

知らないと思われたくない

しどろもどろになる人の心理には、知らないと思われたくないというものが挙げられます。

完璧主義の人やプライドが高い人などは、自分の知らないことを聞かれたとき、素直に『知らない』と言うことができません。

知らないことがバレないように、いかにもらしいことを話そうとするのですが、筋道が立てられずしどろもどろになってしまいます。

何か言わないとマズイ

しどろもどろになる人の心理には、何か言わないとマズイというものが挙げられます。

人から何か聞かれたり詰め寄られたりしたとき、何を言ったらいいのか分からないものの、『何か言わないとマズイ』と思うこともあるでしょう。

その場をやり過ごすために何か言わないと…と模索するものの、突拍子もないことを言うなどしどろもどろになってしまいます。

疑われたくない

しどろもどろになる人の心理には、疑われたくないというものが挙げられます。

ミスやトラブルの原因として疑われているときなど、自分の無実を晴らしたくて必死になりますよね。

そういうときは気持ち的にもかなり焦っているので、しどろもどろになりがち。

疑われたくない気持ちが強ければ強いほど、しどろもどろになるでしょう。

頭が真っ白になっている

しどろもどろになる人の心理には、頭が真っ白になっているというものが挙げられます。

しどろもどろになる人は、緊張のあまり頭が真っ白になっているのでしょう。

自分でも『何か言わなきゃ』と思っているためとりあえず言葉は発するのですが、時系列がバラバラなどで相手に伝わるものではありません。

相手を意識しすぎ

しどろもどろになる人の心理には、相手を意識しすぎなことが挙げられます。

たとえば上司に気に入られたい、好きな人に良い印象を与えたいなどの『下心』があると、つい相手を意識しすぎてしまいますよね。

相手を意識しすぎると緊張も増しますから、しどろもどろになりやすくなってしまうのです。


しどろもどろになってしまう時の対処法

ではここで、しどろもどろになってしまうときの対処法について紹介します。

自分で話していて『しどろもどろになってしまった』と感じたり、相手から『何が言いたいのか分からない』などと指摘されてしまったときには、どう対処すれば良いのでしょうか。

しどろもどろになってしまうときの対処法は、こちらです。

深呼吸する

しどろもどろになってしまうときの対処法には、深呼吸することが挙げられます。

しどろもどろになるということは、あなたは自分が思っている以上に緊張していたり、焦っているのでしょう。

そんなときは、ゆっくり深呼吸を数回繰り返し、リラックスすることがおすすめ。

深呼吸すると気持ちが落ち着くので、しどろもどろになるのも改善できるかもしれません。

聞き役に回る

しどろもどろになってしまうときの対処法には、聞き役に回ることが挙げられます。

好きな人と話しているときにしどろもどろになってしまう場合は、自分が話すのではなく聞き役に回るのもおすすめ。

相手の話を相槌を打ちながら聞くことで、自分は話さなくても良い印象を与えることができますよ。

一旦席を外す

しどろもどろになってしまうときの対処法には、一旦席を外すことが挙げられます。

しどろもどろになって自分でも何を話しているのか分からなくなりそうなときには、一旦席を外しましょう。

席を外し、言いたいことをまとめたり気持ちを落ち着かせてから改めてその場に戻るのです。

心の準備のために席を外すというのは、決しておかしなことではありません。

言い訳をやめる

しどろもどろになってしまうときの対処法には、言い訳をやめることが挙げられます。

しどろもどろになるシチュエーションとして多いのは、やはり言い訳をするとき。

言い訳をするとき、人は高確率でしどろもどろになるものです。

言い訳をやめて、素直に接することも大切だということを覚えておきましょう。

落ち着くまでの間を取る

しどろもどろになってしまうときの対処法には、落ち着くまでの間を取ることが挙げられます。

一旦席を外したり深呼吸することと似ていますが、落ち着くまでの間を取ることもおすすめです。

要は自分が落ち着けるようになるまで話し出さない、ということで、気持ちが落ち着いてから話し始めるのもアリですよ。


しどろもどろにならない人になるには

最後に、しどろもどろにならない人になるにはどうすれば良いのか、その方法を紹介します。

仕事でも恋愛でも、しどろもどろになると信用されにくくなりますから、やはりしどろもどろにならない人になりたいもの。

しどろもどろにならない人になるには、以下のことを試してみてください。

自信をつける

しどろもどろにならない人になるには、自信をつけることが挙げられます。

自分の発言に自信がないから、しどろもどろになるというのは、あながち間違いではありません。

自信が無いと相手から詰め寄られたり違う意見を言われたとき、堂々としていられないからです。

しどろもどろにならない人になるには、自信をつけるのは必要不可欠だと言えるでしょう。

ありのままの自分を好きになる

しどろもどろにならない人になるには、ありのままの自分を好きになることが挙げられます。

自分を良く見せたい、という気持ちは少なからず誰にでもあるものですが、見栄を張った結果しどろもどろになるというのは割とよくある話。

ありのままの自分を好きになり、『今のままでいい』と思うことが大切です。

経験を積む

しどろもどろにならない人になるには、経験を積むことが挙げられます。

しどろもどろにならずに受け答えができるかどうか?は、経験がものをいう部分でもあります。

様々な経験をしている人のほうが、臨機応変に対応することができますからね。

そのためにも、積極的に経験を積む努力をしていきましょう。

自分に正直になる

しどろもどろにならない人になるには、自分に正直になることが挙げられます。

しどろもどろになりやすいのは、自分を実際よりも良く見せたいなどの見栄があったり、プライドの高さから素直になれない人。

知らないことを知らないと正直に言える人のほうが、かっこいいものです。

自分に正直になりましょう。

好かれようと思うのをやめる

しどろもどろにならない人になるには、好かれようと思うのをやめることが挙げられます。

相手に嫌われるよりは好かれたいと思うものですが、好かれようと思えば思うほど逆効果。

好かれたい気持ちが強すぎるあまり、しどろもどろになることは多いものです。

好かれようと思うのをやめれば、それだけで気持ちが軽くなるでしょう。

まとめ:しどろもどろになるのは気持ちの問題!リラックスして話そう

しどろもどろになる人について、特徴や心理、対処法、しどろもどろにならない人になるための方法を紹介しました。

しどろもどろになるのは、誰にでも起こりうる可能性のあるもの。

様々な理由や心理があるわけですが、どれも本人の気持ちの問題と言わざるを得ません。

気持ちによって、しどろもどろになってしまっているのです。

まずは緊張を解したりリラックスすることに努め、自分らしさを上手にアピールしていけるといいですね。