誇張する人について、紹介します。
あなたの周りにも、誇張する人はいませんか。
思わず『その話、絶対嘘でしょ?』と言ってしまいたくなるほど話を誇張する人について、ここでは詳しく見ていきたいと思います。
誇張する人の特徴や心理の他、誇張する人への対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
誇張するの意味とは
まずは、『誇張する』の意味から説明していきます。
『誇張する』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
- 実際よりも大きく見せる
- 大げさに話す
誇張するというのは、事実よりも大げさに話すことを言います。
本当はただ転んで擦りむいただけなのに、『前から猛スピードで突っ込んでくる車から子供を助けようとしたら、転んでケガをした』などと話を大げさに言ったりするのです。
『転んでケガをした』という説明だけをすればいいのに、余程大変なことがあったという風に話すことが、『誇張する』ということです。
自分を誇張する人の特徴
では次に、自分を誇張する人の特徴について紹介します。
自分のことを、実際の実力よりも凄い人のように誇張する人には、どんな特徴があるのでしょうか。
以下のような特徴がある人は、自分を誇張しているかもしれませんよ。
話を盛る
自分を誇張する人の特徴には、話を盛ることが挙げられます。
自分を誇張する人は、どんな話をするときでも話を盛ります。
事実だけを話すことができず、あれこれ『オマケ』をつけて話すでしょう。
また、もったいぶってなかなか結論を言わないことも少なくありません。
すぐ嘘をつく
自分を誇張する人の特徴には、すぐ嘘をつくことが挙げられます。
自分を誇張する人は、いかに自分が凄い人なのか、もしくはいかに自分が苦労してきたかをアピールするため、嘘をつくことも躊躇いません。
本人は嘘をついている自覚はなく、息を吸うように嘘を言うこともあるので、見破るのはなかなか難しいでしょう。
SNSが好き
自分を誇張する人の特徴には、SNSが好きなことが挙げられます。
自分を誇張する人は、SNSでリア充アピールをしたり、メンヘラチックな投稿をするなど、とにかくSNSが大好き。
普段の自分とは、異なる口調で投稿することもあるでしょう。
SNSが大好きで、しょっちゅうスマホを見ていることも特徴です。
プライドが高い
自分を誇張する人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。
なぜ本当の話よりも大げさに話をするのか?というと、それはずばり自分の凄さを相手に知ってほしいから。
自分が一番でいたいというのは、プライドが高い証ですよね。
事実を盛ってまで、周りにアピールしたくてたまりません。
不幸アピールをする
自分を誇張する人の特徴には、不幸アピールをすることが挙げられます。
誇張する人の中にはリア充アピールをする人もいれば、自分の不幸アピールをする人もいます。
割と身近なもので言えば、『仕事が忙しくて2時間も寝てないんだよね。』などと言うのがそうですね。
本当はいつもより少し睡眠時間が短いだけなのに、大げさに話してしまうのです。
話を誇張する人の心理
続いて、話を誇張する人の心理について紹介します。
話を誇張する人、事実よりも大げさに話を盛ってしまう人は、一体何を考えているのでしょうか。
話を誇張する人の心理について、まとめてみました。
話を誇張する人は、以下のようなことを考えています。
注目されたい
話を誇張する人の心理には、注目されたいというものが挙げられます。
話を誇張する人は、自分の話を人に聞いてほしい、自分に注目してほしいという気持ちが強いです。
周りよりも目立つため、自分に注目を集めるために話を誇張してしまいます。
この心理の人は、目立ちたがり屋なことが多いでしょう。
凄いと思われたい
話を誇張する人の心理には、凄いと思われたいというものが挙げられます。
話を誇張する人は、自分の話を聞いた人から『そんなことも知ってるなんて凄いね!』『知らなかった』と言われたくてたまりません。
周りよりも自分の方が優れていると思っていますから、凄いと思われたい一心で話を誇張してしまいます。
構ってほしい
話を誇張する人の心理には、構ってほしいというものが挙げられます。
話を誇張する人は、いわゆる『かまってちゃん』であることが多いです。
リア充アピールをする人は、『その彼氏(彼女)とどこで知り合ったの?』と聞かれたく、不幸アピールする人は『そんなことないよ、大丈夫だよ。』と言われたいのです。
認められたい
話を誇張する人の心理には、認められたいというものが挙げられます。
話を誇張する人は、周りよりも承認欲求が強い人が多く、自分のことを周りに認めてほしいという気持ちが強いです。
人から認めてもらうため、凄いと思われるために話を誇張し、何でもかんでも大げさに話してしまうのでしょう。
優越感を得たい
話を誇張する人の心理には、優越感を得たいというものが挙げられます。
話を誇張する人は、相手が知らない話をすることで『自分の方が上だ』と思いたいのです。
人から聞いた話やネットから仕入れた情報を、あたかも自分が見たことのように話す人の多くは優越感を得たいだけだと言えるでしょう。
話を誇張する人への対処法
最後に、話を誇張する人への対処法を紹介します。
職場など身近なところに話を誇張する人がいると、どう対応していいか悩んでしまいますよね。
自分がストレスを溜めないためにも、話を誇張する人には、以下のような方法で対処していきましょう。
鵜呑みにしない
話を誇張する人への対処法には、鵜呑みにしないことが挙げられます。
話を誇張する人は、常日頃から話を盛っているので、相手が話を始める前から『どうせ嘘なんだろうな。』と思うことでしょう。
そういう人の話は、たとえ聞いても鵜呑みにしないことがおすすめです。
話を鵜呑みにし、振り回されないようにしてください。
話半分に聞いておく
話を誇張する人への対処法には、話半分に聞いておくことが挙げられます。
鵜呑みにしないことと似ていますが、話を誇張する人の話は『話半分に聞いておく』のが一番です。
話の内容をすべて信用するのではなく、『多少は事実も混ざってるんだろうな。』くらいに捉えておきましょう。
聞き流す
話を誇張する人の心理には、聞き流すことが挙げられます。
話を誇張する人が話を始めたら、右から左へ聞き流してしまいましょう。
失礼ですが、誇張する人の話は大半が事実と異なるので、まじめに聞いても何の意味もありません。
時間の無駄になりかねない話ですから、聞き流してしまうのが正解です。
周りから事実確認をする
話を誇張する人への対処法には、周りから事実確認をすることが挙げられます。
話を誇張する人の話が信じられない、本当なのか怪しいと感じたら、周りから事実確認をとりましょう。
『○○さんの話って、本当なの?』と周りに聞いてみると、実際には話を大幅に盛っていたことが分かるかもしれません。
距離を置く
話を誇張する人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。
話を誇張する人と一緒にいるのが嫌になったら、距離を置くのもアリ。
めんどくさいタイプの話を誇張する人だった場合は特に、物理的な距離を置いて話を聞かされずにすむようにしましょう。
距離を置き、なるべく関わらないようにするのもアリなのです。
まとめ:誇張する人は信用されなくなる前に改善しよう
誇張する人の特徴や心理、誇張する人への対処法について紹介しました。
誇張する人は、自分では嘘をついているつもりもなければ、話を盛っているつもりもないのかもしれません。
しかし、誇張した話を聞かされている人からすると、『誇張した話=嘘』でしかないのです。
あまりにも話を誇張してばかりいると、誰からも信用されなくなってしまいます。
そうなる前に、誇張する癖を改善していきましょう。