こじらせ女子の特徴や原因|こじらせ女子がめんどくさい時の対応

こじらせ女子は近年急増しています。恋愛での失敗、結婚できないことへの焦りなどから、ネガティブになり心が歪んでしまうのが、こじらせ女子が誕生する原因の一つです。
今回は、こじらせ女子について紹介していきます。
こじらせ女子の特徴・性格・恋愛傾向や、こじらせ女子への対応、さらに改善方法なども紹介していきます。
自分自身の特徴や性格と照らし合わせて、こじらせていないかチェックしましょう。

こじらせ女子の意味とは

「こじらせる」という言葉には、「物事をもつれさせ、解決をむずかしくさせる」という意味があります。
つまり「こじらせ女子」とは、「物事を複雑に考え解決への糸口を見いだせない」「物事をもつれさせて面倒なことにしてしまう」という性質をもった女性のことを指します。
もっと簡単に表現すると、「ひねくれ者」「面倒な女性」ということになります。
これらのことから「こじらせ女子」という表現には、あまり良い意味が含まれていないと言えます。

こじらせ女子の特徴

こじらせ女子は、明るくて華やかなモテ系女子とは真逆な特徴を持っています。周囲からは「独特な女性」と思われることが多く、比較的とっつきにくい印象を与えます。
ここでは、こじらせ女子の特徴について紹介していきます。

素直じゃない

こじらせ女子には、素直じゃないという特徴があります。
人から褒められても素直に喜ぶことがありません。猜疑心が強く、全てを斜に構えて見てしまうので、褒められても「何か裏があるのでは?」と考え心から喜ぶことができないのです。
また、喜んで浮かれてる姿を見せたくないとも考えています。

自虐的

こじらせ女子は、自虐的でありそれを笑いにして周囲を楽しませようとすることがあります。
自分のことを「モテない」「ブス」などとネタにして笑いを誘います。しかしそれはコンプレックスが強く、人から指摘されて傷つく前に自分からネタにしようという考えがあっての行動なのです。

見た目が個性的

ファッションや髪型が独特で個性が強い、という特徴を持ったこじらせ女子もいます。
流行に乗ることに対しての嫌悪感があり、わざわざ流行とはかけ離れた個性的な服装を選びます。「流されるのはかっこ悪い」と意固地になり、ファッションだけでなくあらゆる流行を拒絶します。

女性らしくしない

服装や言動に女性らしさを感じさせないのもこじらせ女子の特徴です。
元々サバサバしていて男っぽい性格というわけではなく、女性らしさを自分からわざわざ遠ざけようとします。このタイプは、ぶりっ子や色気のある女性に対してかなり敵対視しているのも特徴的です。

一人行動ができる

こじらせ女子は一人行動が全く苦になりません。
女子会や合コンなど賑やかで華やかな場所は苦手で、一人カラオケはもちろん、一人焼肉、一人飲みなど、どこへでも一人で行くことができます。
一人で居ることは全く寂しくなく、友達もあまり多くはないのが特徴です。


こじらせ女子の性格

こじらせ女子にはポジティブな印象があまりなく、どこか暗いムードを漂わせています。それはこじらせ女子が持つマイナス思考な性格に原因があると考えられます。
ここでは、こじらせ女子の性格について詳しく紹介していきます。

自信がなく卑屈

こじらせ女子は自信がなく自己評価がとても低いため、「自分なんて…」といつも卑屈に物事を考える性格をしています。
素直じゃないのは自信がないことが原因なのです。
どうせ上手くいかないと、物事を最初から諦めているので新しいことに挑戦することもありません。

ネガティブ

ネガティブで何でも悪い方に考えてしまうのも、こじらせ女子の性格的特徴です。
恋愛・結婚・仕事など、全てに対して明るく楽しい未来を想像することができません。常に最悪の状況を想定しているので、危機管理能力が高いという点では仕事では能力を認められることが多いでしょう。

甘え下手

こじらせ女子は甘え下手な性格で、人を頼ることが苦手です。
職場では上司や同僚を頼ろうとはせず、人によっては「可愛げのない女」と思われている場合もあります。本当は相談したい、頼りたいと思っていても、素直じゃないので上手く伝えることができないのです。

関連記事はこちら▽ 可愛げがない女性の特徴|可愛げがない性格を直したい人がやるべきこととは 可愛げがない女性の特徴|可愛げがない性格を直したい人がやるべきこととは

皮肉屋

こじらせ女子は皮肉屋で、常に物事を斜に構えて見る性格です。
素直に物事を受け止めることがなく、人の言動の裏をかこうとします。人に対しての皮肉をついポロッと口に出してしまうので「毒舌」と思われることがありますが、人によっては「面白い人」と評価してくれる場合もあります。

行動力がない

こじらせ女子は行動力がなく、現状維持を好む性格をしています。
行動力がないと同時に向上心もないので、何かに対して情熱を持って努力するということがありません。自信がないので、努力しても無駄と考えています。また、失敗した姿を人に見せたくないという思いもあります。

こじらせ女子の恋愛傾向

こじらせ女子はやはり恋愛に対する考え方までもこじらせてしまっているので、恋愛が上手くいくことが少なく、結婚のチャンスも逃してしまいがちです。
ここでは、こじらせ女子の恋愛傾向について詳しく紹介していきます。

常に受け身

こじらせ女子は恋愛においても常に受け身で、自分からは絶対に行動しない傾向があります。
自信がないため、気になる男性がいても一切アプローチすることができません。
また、恋人ができてもデートに誘うのはいつも彼からで、自分から愛情表現もしないため、彼にうんざりされてフラれることもあります。

彼氏に甘えられない

こじらせ女子は彼氏に甘えることができません。
もともと人とのベタベタとした付き合いは苦手で、人に甘えるという習慣もないので、恋愛においても恋人に甘えたり頼ったりということが難しいのです。
悩みや困ったことも相談しないので、「自分は頼りない男なのかな」と逆に彼が自信をなくしてしまう場合もあります。

イケメンは恋愛対象外

こじらせ女子にとって、イケメンやモテる男は恋愛対象外です。
イケメン・モテ男には何か必ず裏があるはずと考えています。華やかで人からチヤホヤされる人に対しての嫌悪感もあり、とても性格の良いイケメンでも、見た目だけで「無理」と判断してしまいます。
また、自分みたいな女とは不釣り合いとも考えています。

架空の恋人がいる

こじらせ女子の中には、恋愛話になるとつい架空の恋人を作ってしまうという人もいます。
周囲の人と恋愛話になったときに、彼氏がいない悲しい女と思われることを回避するため、あたかも実在しているような架空の恋人とのエピソードを披露します。
嘘がバレたときは確実に「痛い女」と噂されるので、注意が必要です。

理想が高い

こじらせ女子は、男性に対する理想が高過ぎるという傾向があります。
男性に求めるものが多すぎて、恋人ができてもダメなところばかり探してしまいすぐに別れてしまうことがほとんどです。
そのため婚期をどんどん逃し、更にこじらせてしまう結果となってしまいます。

こじらせ女子のメリット

こじらせ女子は客観的に見るとマイナスイメージが強いですが、ネガティブな要素ばかりではありません。こじらせ女子であるおかげで起こるメリットもあるのです。
ここでは、こじらせ女子のメリットを紹介していきます。

自立している

こじらせ女子は一人でいることが苦にならず、誰かに頼ることもあまりないので、精神的に自立していると考えられます。
もしもこじらせ女子と付き合った場合には、束縛や依存の心配はなく、お互いの時間を大切にできます。ある程度の自由が欲しい男性にとってこれは大きなメリットでしょう。

仕事はできる

恋愛、人間関係は苦手ですが、目の前の仕事に対しては堅実に取り組むことができ、周囲からの評価も高いです。
「仕事をきっちりやらなければクビになるかも…」などとネガティブに考えることがプラスに働き、しっかりとこなすことができるのです。ネガティブも視点を変えるとメリットとなるのです。

争い事を起こさない

こじらせ女子は、常に受け身で自分から行動を起こすことがないため、争い事や揉め事を起こすこともありません。
皮肉屋で毒舌を言うこともありますが、危機管理には長けているので本人に向かって攻撃することは絶対にないです。協調性はないですが、トラブルメーカーではないところはメリットです。

こじらせ女子が嫌いでうざい理由

こじらせ女子は争いを巻き起こすタイプではなく比較的安全な存在ですが、後ろ向きな発言やお得意の皮肉で人に悪いイメージを与え嫌われてしまう場合があります。
ここでは、こじらせ女子が嫌いでうざい理由について紹介していきます。

言い訳が多すぎる

こじらせ女子は、何かと言い訳をして物事をすぐに諦めてしまいがちです。失敗して恥をかいたり傷つくことが嫌なので、言い訳して自分を正当化しようとします。
言い訳を聞かされる身近な友人達は「またか…」とうんざりして、離れていってしまうこともあります。

ネガティブでめんどくさい

こじらせ女子はネガティブで暗く、場の空気を重くしてしまう場合があります。
心を開いた数少ない友人にはネガティブな発言をすることが多く、「大丈夫だよ」といくら励ましてもネガティブが止まることはないので、あまりにもしつこいとめんどくさがられ嫌われてしまいます。

自虐的過ぎて引く

こじらせ女子は自虐ネタでみんなを笑わせようとしますが、ときにやり過ぎて周囲の人を引かせてしまいます。
自分の容姿や性格を蔑んで笑いを取ろうとするのは、やり過ぎると見ていて辛いものがあります。反応にも困るし、あまり関わりたくないと思われても仕方ありません。

男に厳し過ぎる

こじらせ女子は男性に求めるものが多すぎることが原因で、恋人や気になる男性から嫌われてしまうことがあります。
欠点を平気で指摘してしまうこともあり、男性にとっては一緒に居て息の詰まる存在になってしまいます。短所があるのはお互い様なので妥協も必要です。

上から目線がイラつく

こじらせ女子は人の言動を斜に構えて見て皮肉をこぼすことがあり、毒舌好きにはウケますが人によってはその様子を見て「上から目線」と感じ、嫌われてしまう場合もあります。
確かにその行動は、自分のことを棚に上げて人の揚げ足をとっていると捉えられても仕方ありません。

こじらせ女子への対応

こじらせ女子はとても複雑な性格なので、対応が難しいと感じるのは無理もありません。しかし、あまり難しく考えず基本的には放置しておくのがお互いのために良いと考えられます。
ここでは、こじらせ女子への対応について紹介していきます。

話を聞き流す

こじらせ女子の皮肉や毒舌発言がうざい場合には、できるだけ話を聞き流し放置するようにしましょう。
いちいち笑ったり反応しているうちに、同類と判断されてどんどん人の悪口をあなたに呟いてくるようになる危険性があります。
職場であれば、仕事に集中している風を装い聞こえていないふりをしましょう。

そっとしておいてあげる

職場のこじらせ女子を無理に飲み会に誘う・知人のこじらせ女子を強引に合コンに参加させる…これはお互いにとって絶対に良くない行動です。
気分が乗らないこじらせ女子は機嫌が悪くなり、お酒の勢いもありネガティブ発言や皮肉を連発して場の空気を悪くする可能性があります。
こじらせ女子に誘いを断られたらそっとしといてあげましょう。

関連記事はこちら▽ 【男女別】そっとしておいてほしい人の心理|そっとしておいてほしい時の上手な伝え方とは 【男女別】そっとしておいてほしい人の心理|そっとしておいてほしい時の上手な伝え方とは

自虐ネタには笑顔で対応

反応に困るほどの自虐で笑いをとろうとしてきた場合は、戸惑う気持ちを抑えてとりあえず笑顔で対応してあげましょう。
こじらせ女子にとって自虐ネタを披露するのは自己防衛のためです。場がしらけたり、冷たい目で見られるとかなりショックを受けるので、温かい目で見守ってあげましょう。

お世辞は言わない

こじらせ女子は褒められるのが大の苦手です。もしも職場の上司がこじらせ女子なら、お世辞を言うのは控えましょう。良かれと思って言ったとしても、あなたに対して苦手意識を持ってしまいます。
それよりも、「ありがとうございます」などしっかりとお礼を言う方が、相手の気分が良くなりあなたの評価も上がるでしょう。

励ましは必要ない

ネガティブ発言を連発するこじらせ女子に、励ましの言葉は必要ありません。
友達が後ろ向きなことを言っていたら「頑張ろうよ!」と励ましたくなりますが、こじらせ女子は別に励ましなど求めていません。
毎回励ましているとあなたが疲れるだけなので、適当な相槌を打っておけば良いのです。

こじらせ女子と仲良くするための接し方

こじらせ女子と仲良くするためには、時間をかけてすこしずつお互いの距離を縮めていく必要があります。急接近は望めないので、長期戦になることを覚悟しましょう。
ここでは、こじらせ女子と仲良くするためにはどのように接するべきか紹介していきます。

距離感に注意して接する

こじらせ女子は、グイグイ距離感を詰めてくる人には苦手意識を持ってしまい、一気に心のシャッターを下ろし二度と開けてくれることはありません。
仲良くなるためには付き合い方に注意し、すこしずつ距離を縮めていくことを心掛けましょう。いきなり趣味や恋愛について深掘りしようとするのは絶対にダメです。

話をしっかり聞いてあげる

こじらせ女子は自分に自信がなく卑屈でネガティブという、とても暗い性質を兼ね備えています。ネガティブな発言は聞いているだけでうんざりしてしまいますが、そんな話でもちゃんと聞いてくれる相手を心のどこかで求めています。
真剣に受け止めなくても良いのです。単なる愚痴と思って最後まで聞いてあげましょう。

長所を見つける

こじらせ女子にも長所はあります。
精神的に自立していて依存心がないところなど、しっかりと観察することで良いところは沢山見つかります。長所を理解してあげることで、猜疑心の強いこじらせ女子が「この人は信頼できる」と判断し、あなたに心を開いてくれるでしょう。

意見を尊重してあげる

こじらせ女子は自分の意見を人前で言うことがあまりありません。注目されたり否定されるのが好きではないからです。
もしも、ちょっとしたことでもあなたに自分の意見を言ってきた場合には、できるだけ尊重してあげましょう。それを繰り返すうちに、こじらせ女子はあなたに心を許すようになるでしょう。

さりげなく褒める

こじらせ女子は褒められることが苦手ではありますが、心の底から嫌がっているわけではありません。自分を卑下したり、自虐をネタにするタイプのこじらせ女子は、本当は人から認められたいと心のどこかで思っているのです。
2人きりの時に、大袈裟でなくさりげなく褒めてあげると、心がほころびあなたに好感を持つでしょう。

こじらせ女子の改善方法

こじらせ女子である自分自身に嫌気がさし、直したいと思っている人は少なくないでしょう。こじらせる癖をやめたいのなら、まずネガティブな思考をやめることがとても重要です。
ここでは、こじらせ女子の改善方法を紹介していきます。

人に笑顔で接する

関わる人達には常に笑顔で接することを心掛けましょう。
こじらせ女子は愛想がなくとっつきにくい人と思われがちです。それは笑顔が足りないからです。
また、常に笑顔でいることで自分自身の気持ちも晴れやかになり、ネガティブな気持ちになることがどんどん減っていきます。

褒められたらお礼を言う

褒められたら「ありがとうございます」と素直にお礼を言うようにしましょう。
褒められるのが苦手なこじらせ女子は、褒められると戸惑ってしまいお礼さえも言えないことが多いです。最初は照れくさいでしょうが、お礼を言うことを繰り返すうちに習慣となり、こじらせ女子を改善することに繋がります。

人とたくさん関わる

自分の殻に閉じこもっているといつまでもこじらせ女子のままです。人と積極的に交流をもつようにしましょう。
人と接することに慣れるというのは、こじらせ女子の直し方としてとても良い方法です。色んな人と会話することで自分自身の視野を広げることができ、また猜疑心も自然と薄れていくでしょう。

自分を否定しない

自分を否定するネガティブ思考はやめましょう。
ネガティブな思考の直し方は難しくありません。物事をプラスに考える癖をつければ良いだけです。意識して何でもポジティブに考えるようにするうち、それがしぜんと習慣となるのです。そうすることで、自分自身を卑下する気持ちもどんどん無くなり、こじらせ女子を卒業できます。

人の良い所を見る

人のことを斜に構えて見ることをやめて、素直に良い所を見つけるよう心掛けましょう。
こじらせ女子のダメなところは、まず人の欠点を見つけようとするところです。また、見た目や第一印象だけで「自分とは合わない」と決めつけてしまうのも良くありません。
人の良い所に目を向けることで、必ず素直な女性に変わることができます。

こじらせ過ぎには要注意

「自分はこじらせ女子だ」そう自覚した瞬間に、こじらせ女子を改善するために行動を起こすことをおすすめします。
歳を重ねたこじらせ女子は、会社ではお局様と呼ばれ煙たがられ、いくつになっても男性への理想が高すぎることで婚期を逃しつづけ結局独身のまま…という状況に陥ってしまう可能性が高いです。
明るい未来のためにも、早急にこじらせ女子を卒業しましょう。