言い過ぎる人の心理について、紹介します。
何かあるたびに、つい『言い過ぎて』しまう人っていますよね。
もしかすると、あなた自身が言い過ぎてしまって悩んでいる、ということもあるでしょう。
ここでは、言い過ぎる人の心理や性格について見ていくとともに、言い過ぎる性格を直す方法も紹介していきます。
身近な人、もしくは自分自身に当てはまるという人は、今後の人間関係を築くためにもぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
言い過ぎる人の心理
まずは、言い過ぎる人の心理から見ていきましょう。
感情のままに自分の思っていることを言ったり、言い方がキツくなってしまう言い過ぎる人。
冷静になれば『あれは言うべきじゃない』と分かるのに、なぜ言い過ぎてしまうのでしょうか。
言い過ぎる人の心理には、このようなものがあります。
優越感を得たい
言い過ぎる人の心理には、優越感を得たいというものが挙げられます。
言い過ぎる人は、きつい言葉を浴びせることで、相手よりも自分が上だという優越感に浸りたいと思っています。
職場にいる言い過ぎる人は、周りよりも自分は優れていると感じている人が非常に多いと言えるでしょう。
自分を優先させたい
言い過ぎる人の心理には、自分を優先させたいというものが挙げられます。
優越感を得ることと似ていますが、自分の意見や考えを優先させたいが故に、つい言い過ぎてしまうことも。
仕事のときに限って言い過ぎてしまう人は、『仕事を成功させたい』という気持ちが強いだけなのですが、周りからは『キツイ人』だと思われているかもしれません。
認めてほしい
言い過ぎる人の心理には、認めてほしいというものが挙げられます。
恋人や家族間で言い過ぎる人は、『自分のことを認めてほしい、知ってほしい』という承認欲求があるのです。
言い過ぎてしまうのは、あくまでも自己主張に過ぎず、自分の考えを相手に知ってほしい、私はこういう人間なんだと認めて欲しい気持ちの現れだと言えるでしょう。
イライラしている
言い過ぎる人の心理には、イライラしていることが挙げられます。
イライラしていると、ちょっとしたことが気に触ったり普段よりもカチンと来ることも多いもの。
心に余裕がないので、周りへの配慮ができずについ言い過ぎてしまうのです。
イライラしていると冷静な判断もできないので、ちょっと厄介かもしれませんね。
事実を言っただけ
言い過ぎる人の心理には、事実を言っただけというものが挙げられます。
単純に『事実』を伝えているだけであり、あえて悪口を言ったり、相手を傷つけるつもりもありません。
本当のことを伝えているだけなので、言い過ぎたという自覚もなければ、悪いことを言ったという自覚もなく、一番厄介なタイプかもしれませんね。
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言い過ぎてしまう性格の特徴
続いて、言い過ぎてしまう性格の特徴を紹介します。
言い過ぎてしまうのは、その後のトラブルなどを招く可能性も高いため、あまり良いことではありません。
それなのに、つい『言い過ぎてしまう』のは、どんな性格の人なのでしょうか。
言い過ぎてしまう性格の特徴には、以下のものが挙げられます。
融通が利かない
言い過ぎてしまう人の性格の特徴には、融通が利かないことが挙げられます。
言い過ぎてしまう人は頑固で真面目なタイプが多く、融通が利きません。
だからこそ、ズルをする人、間違ったやり方をしている人を見逃すことができないのです。
事実を言ってるだけであれ、言い方がキツくなるのは問題ですね。
関連記事はこちら▽ 頑固な人の特徴や心理|頑固な性格を治したい人がやるべきこととは
コンプレックスが強い
言い過ぎてしまう人の性格の特徴には、コンプレックスが強いことが挙げられます。
自分のコンプレックスが強いからこそ、他人から認められたいという承認欲求も強くなるもの。
自分を認めてほしいと強く思うのは、それだけコンプレックスが強く、自分に劣等感を抱いている証拠です。
黙ってられない
言い過ぎてしまう人の性格の特徴には、黙ってられないことが挙げられます。
言い過ぎてしまう人は、何でも話したくてたまらない、つまり『黙ってられない』のです。
自己主張が強く、知っていることや分かることは誰よりも先に言いたいという気持ちがあり、周りから一目置かれたい人とも言えるでしょう。
負けず嫌い
言い過ぎてしまう人の性格の特徴には、負けず嫌いなことが挙げられます。
言い過ぎてしまう人は、基本的に負けず嫌いです。
口で言い負かされたら負けなので、負けないためにあえてキツい言葉を選んで言い過ぎることも。
負けず嫌いな人は勝ち負けが全てなので、相手が言い返せなくなるまでトコトン攻撃してしまいます。
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言い負かす人の心理|相手を言い負かしてくる人への対処法とは 言い返せない人の特徴・性格・心理|泣かずに言い返す方法とは
感情的になりやすい
言い過ぎてしまう人の性格の特徴には、感情的になりやすいことが挙げられます。
言い過ぎてしまう人は沸点が低く、些細なことでイライラする感情的になりやすい人。
何が気に障ったの?と相手が理解に苦しむことも多く、急にヒステリックになって感情任せに暴言を吐きまくることもあるでしょう。
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言い過ぎて後悔する理由
言い過ぎてしまって後悔する理由を紹介します。
言い過ぎる人は、『つい』勢い任せに言い過ぎてしまうことがほとんど。
感情的になってしまって、本来言うべきではない余計なことまで口走ってしまうので、後悔している人も多いです。
相手を傷つけた
言い過ぎてしまって後悔する理由には、相手を傷つけたことが挙げられます。
勢い任せに言ってしまい、我に返ると目の前には相手の傷ついた顔があった…という人もいるでしょう。
相手が本気で傷ついている姿を見て、初めて『言い過ぎた』ことに気づくケースも少なくありません。
相手を傷つけたと自覚した瞬間、大きな後悔が生まれるのです。
関係が悪くなった
言い過ぎてしまって後悔する理由には、相手との関係が悪くなったことが挙げられます。
自分が言い過ぎたことで、相手との関係がギクシャクしてしまった、なんてこともあるでしょう。
特に恋人同士に多く、自分の言い過ぎた一言がきっかけで別れることになった、ということもあるようです。
相手に甘えている
言い過ぎてしまって後悔する理由には、相手に甘えていることが挙げられます。
親やパートナーなど、身近な人に言い過ぎてしまうのは、相手に甘えているから。
この人には何を言っても大丈夫だ、という根拠の無い自信があるため言い過ぎてしまうのですが、『何を言っても無条件で受け入れてくれる』人などこの世にいません。
それを実感した途端、とてつもない後悔に襲われることになるでしょう。
自己嫌悪に陥るから
言い過ぎてしまって後悔する理由には、自己嫌悪に陥るからというものが挙げられます。
言い過ぎることを何度も繰り返してしまう人は、その都度自己嫌悪に陥ってしまいます。
どうして毎回言い過ぎてしまうんだろう、どうしてやめられないんだろうという自己嫌悪が、強い後悔を招いているのです。
言い過ぎた時の謝り方
ではここで、言い過ぎたときの謝り方を紹介します。
言い過ぎてしまった相手が部下でも上司でも、自分で『言い過ぎてしまった』と自覚して後悔しているのなら、きちんと謝らなくてはいけません。
また、言い過ぎた人から謝られたときには、許してあげる心も忘れないでくださいね。
素直に謝る
言い過ぎたときの謝り方には、素直に謝ることが挙げられます。
自分で相手に悪い事をした、と思っているのなら、意地を張らずに素直に謝りましょう。
プライドが高い人などは謝るのに抵抗があるかもしれませんが、『悪い事をしたときに謝る』のは基本中の基本。
素直に謝る気持ちが大切です。
相手が部下でもきちんと謝る
言い過ぎたときの謝り方には、相手が部下でもきちんと謝ることが挙げられます。
言い過ぎて謝るときに、立場は関係ありません。
部下に謝るなんて…と思うかもしれませんが、きちんと謝れない上司になど、誰もついてきませんよ。
『さっきは言い過ぎてごめん』と、ちゃんと謝りましょう。
どこが悪かったかを認める
言い過ぎたときの謝り方には、どこが悪かったのかを認めることが挙げられます。
何度か同じことを繰り返していると、ただ謝るだけでは誠意が伝わらないこともあります。
自分のどこが悪かったのか?を、きちんと自己分析して伝えましょう。
『今回は、私の〇〇が悪かったと思ってる』と具体的に伝えることで、相手にも誠意が伝わるようになりますよ。
今後どう改善するかを伝える
言い過ぎたときの謝り方には、今後どう改善していくかを伝えることが挙げられます。
言い過ぎてしまうのは性格も大いに関係しているので、簡単に直るものではありません。
そのため何回も同じことを繰り返している人もいるでしょう。
だからこそ、『直すように意識している』ことを真剣に伝えることがおすすめです。
早めに謝る
言い過ぎたときの謝り方には、早めに謝ることが挙げられます。
言い過ぎてしまったときは、なるべく早く謝ることが大切。
自分の気持ちが落ち着き、『言い過ぎたな…』と思ったのなら、先延ばしにせずにすぐに謝りましょう。
先延ばしにしても良いことは1つもなく、余計に関係がこじれるだけだからです。
言い過ぎる性格を直す方法
最後に、言い過ぎる性格を直す方法を紹介します。
言い過ぎる性格は、人間関係のトラブルを招く可能性が高くなるため、意識して直すべきです。
とはいえ、言い過ぎる性格を直すのは簡単なことではありません。
気を抜かず、意識して改善していきましょう。
言葉を選ぶ
言い過ぎる性格を直す方法には、言葉を選ぶことが挙げられます。
言い過ぎる性格人は、相手に対してきつい言葉を浴びせてしまうことが多いので、言葉選びに気をつけましょう。
勢い任せに口を開くときつい言葉を発しやすいので、意識してきつい言葉を避けることが大切です。
自分に置き換えてみる
言い過ぎる性格を直す方法には、自分に置き換えてみることが挙げられます。
言葉を発する前に、『自分だったら』と考えてみるのです。
こんな言葉は言われたくないな、あんなふうに言われたら嫌だな、とあなたが思うことは、言うべきではありません。
事実を言っただけで無意識に相手を傷つけてしまっている人は、自分に置き換えて考えてみることがおすすめですよ。
落ち着いて話す
言い過ぎる性格を直す方法には、落ち着いて話すことが挙げられます。
言い過ぎてしまうとき、大抵の人は感情が昂っていて、自分でもセーブできなくなっています。
感情的にならないように、落ち着いて話すことを心がけましょう。
感情的になりそうなときは、深呼吸して落ち着いてくださいね。
相手のことを考える
言い過ぎる性格を直す方法には、相手のことを考えることが挙げられます。
相手の気持ちを完璧に分かることはできませんが、相手に寄り添って考えることはできます。
こんなふうに言ったら相手はどう思うのだろうか?というのを、その都度考えてみましょう。
相手の気持ちを考えることで、言い過ぎる性格を直せるかもしれません。
一呼吸置く
言い過ぎる性格を直す方法には、一呼吸置くことが挙げられます。
勢いに任せて発言してしまうと、大抵は言い過ぎてしまいます。
だからこそ、発言する前には一呼吸置いてからにしましょう。
落ち着いてから話すことと似ていますが、気持ちに少しでも余裕があれば、言い過ぎてしまうリスクも少なくなるはずです。
言い過ぎる人も後悔している
言い過ぎる人の心理や性格の特徴、謝り方などについて紹介しました。
言い過ぎる人にイラッとした人も多いと思いますが、言い過ぎる人も後悔しています。
言い過ぎてしまう心理には色々ありますが、どのタイプでも言ってから後悔していることには変わりません。
自分でもどうにもできないもどかしさなどがあると思いますが、自分で意識する以外に直す方法はありません。
後悔したときが、改善するチャンス。
すぐには難しいと思いますが、少しずつ意識して言い過ぎる性格を直していきましょう。