言い返せない人の特徴・性格・心理|泣かずにうまく言い返す方法とは

あなたの周りには人から何か言われた時に、言い返せない人はいますか。
また、自分自身が人に言い返せなくて悩んでいる場合もあるでしょう。

人から言われたことに言い返せないと、相手の思うままに状況が進んでいきます。自分の気持ちは言い出せないままなので、自分の中にモヤモヤが溜まってストレスに感じてしまいます。

ここでは言い返せない人の特徴や原因、対処法を紹介します。本記事を参考に、人に言い返せない問題を克服しましょう。

言い返せない人の特徴

言い返せない人は、人から言われたことに対して自分の意見も言わずに、はぐらかしたり同調したりしがちです。

よく見てみると、言い返せない人は似たような特徴があるようです。

ここでは言い返せない人の心理や性格面から見た特徴について解説します。あなたの思い当たる言い返せない人に当てはめて、確認してみましょう。

言い返せない人の心理的な特徴

嫌われるのが怖い

人から言われたことに対して自分の意見を言ったら、相手の気分を害して嫌われると思う場合です。

コミュニケーションとは、相手と自分の意見を交わしながら成り立たせるものです。時に相手と違う考えを持ち議論になっても、それは人間性の好き嫌いとは切り離して考えなければなりません。

しかし過去に自分の意見を言ったことで嫌われた経験があると、また嫌われてしまうと思って意見を言うのを躊躇してしまいます。

相手を傷つけるのを怖れている

相手に言い返すことで、相手を否定し傷つけてしまうという恐れを持つ人がいます。

言いたいことがあっても、相手に嫌な思いをさせてまで言うことではないと自分の中で止めてしまうのです。

相手の気持ちを考えられる思いやりのある人と言えますが、それでは自分の意見が蔑ろにされます。

穏便に済ませたい

穏便に済ませたいと思っている人は、一方的に人から言われたとしても言い返しません。

自分が言い返すことで、相手が反発し面倒なことになると先読みしているのです。

余計な問題を起こすよりは、自分が我慢することでその場をやり過ごしたいのでしょう。
「自分の意見は相手を逆上させるから言わない」という、諦めの気持ちを感じさせます。

自分が間違っていると思っている

自分の意見が正しいと感じられず、言い返せない人がいます。

「自分が間違っているのかもしれない」という自信のなさが、確固とした意見を持ちづらくさせるのです。

自分が間違っているという思いは、「相手の方が正しい」と相手の思想に染め上げられる傾向にあります。

言い返せないどころか、相手に洗脳されてしまう危険性もあるのです。

自分の見られ方を気にしている

自分がどう思うかより周りからの目が気になる場合、言い返すことに抵抗を覚えます。

自分が言い返すことで、言い返した相手や周りの人の反応を過剰に気にしてしまうのです。

自意識過剰になると「他人から変な目で見られていないか」「面倒に思われていないか」など自分の言いたいことまで意識が及ばなくなります。

よって人から何か言われても、言い返せないまま自分の意見を抑えることになるでしょう。

言い返せない人の性格の特徴

八方美人

八方美人の人は、皆にいい顔をして合わせてしまう傾向にあります。自分に自信がないため、人に合わせることで嫌われないようにと取り繕うのです。

自分の気持ちより人からどう思われているかを気にするため、自分の意見が存在せず、言い返すという選択肢が頭にない場合も多いでしょう。

我慢強い

我慢強い人は、人から何を言われても言い返さずに耐えることができます。

理不尽なことを言われても、それを受け入れる度量のある辛抱強い人と言えるでしょう。

しかし、人に言われるがまま自分の意見を押さえつけていると、ストレスが溜まり他の面で厳しくなったり爆発したりしかねません。

我慢強いことは素晴らしい面もありますが、同時に危うい面もあると自覚することが大切です。

一人で抱え込みやすい

一人で抱え込みやすい人は、人に相談したり頼ったりすることが苦手です。

「何でも自分で解決する」と自己完結しやすく、物事を他人と共有するのを避けてしまいます。

人から何か言われた時も、相手に自分の思いを伝えるのではなく、相手を遮断し自分一人で何とかしようとするのです。

問題が起きたら誰かに聞いてもらうことで人は楽になれます。一方で何でも一人で抱え込む人は、いっぱいいっぱいになり余裕をなくしていくでしょう。

のんびりしている

自分のペースがゆっくりな人は、何か言ってくる人に対してペースが追いつけていないことがあります。

特にせっかちな人はのんびりしている人に対して、早口でまくし上げたり急かしたりしがちです。

物事を理解する・自分の考えを言葉にするのが遅い人は、自分の考えを整理できないまま会話が進むので、自分の言いたいことを言えないままになってしまうのです。

臆病

ささいなことで怖がったり恐怖心を抱いたりする人は、言い返すことに対して重く捉えてしまいます。

普通の人なら言い返せることでも、おびえてしまい言葉が出てこないのです。

また、警戒心が強く人を中々信用できないので、言い返しても自分が傷つくだけと話し合いから逃避する傾向にあります。

言い返せない原因

ここでは言い返せない原因を解説します。

一般的には過去の経験やトラウマからくる心理面での問題が大きく関係しているようです。また、その問題が脳に影響して正常に機能しなくなったと考えることもできます。

思い当たる節はないか確認してみましょう。

ストレス反応を起こしている

自分の嫌いな人と話すときや自分にとって不快に感じる会話は、人を苦痛にさせます。
また、ストレスを感じる会話の中では、頭が真っ白になり言葉が出てこないこともあるでしょう。

脳にはそのようなプレッシャーがかかる時、これ以上自分にダメージを与えないように一部の機能を止めて自分を守ろうとする働きがあります。

言い返せないのは、自己防衛のための脳の働きが影響しているのです。

頭の回転が遅い

頭の回転が遅いと、自分の言いたいことを整理できず、相手に伝える機会を逃してしまいます。

時間がたってから「あの時はああ言えば良かった」と過ぎ去った出来事を振り返り後悔しがちです。

頭の回転が遅い人は、物事をゆっくり深く理解できるという良い面もありますが、その場の会話に的確に対応するには不利になります。

自信がない

自信がないと、自分の言いたいことを言えずに自分の中に押し込んでしまいます。

過去の傷ついた経験をトラウマのように感じ、自分の言動に対して消極的になるからです。

また嫌な思いをするくらいなら、相手に合わせて穏便に済ませたいのでしょう。

いつまでも自分の言いたいことを言えないので、それに応じて自信も削がれます。。

自分を思いを伝えるのが苦手

自分の感じたことや考えを言葉にして、誰かに伝えることが苦手な人は多くいます。

コミュニケーションをした場数が少なく慣れていない場合や、自分の性質的に難しい場合などさまざまな理由があるでしょう。

社交的な人からは偏見の目で見られがちですが、皆が皆同じように難なく対話できるとは限らないのです。

自分の意見がない

自分の意見がない人は、強く言われると言い返せないというより、自分の意見がないため
何を言ったらいいのか分かりません。

問題を理解できていなかったり、本人の思考が足りず伝わらなかったり、相手をイライラさせがちです。

自分の意見を言えずに黙っている人に対し腹を立てる人は、ますます言い負かそうとするので永遠に言い返せないという構図ができ上がります。

言い返せないで泣いてしまう時の対処法

相手に強く言い負かされたり、一方的に意見をぶつけられたりすると誰だって傷つくし不快な思いになります。

時として自分の言いたいことを言えず相手の思うがままにされて、泣いてしまうこともあるでしょう。

ここでは、言い返せないで泣いてしまう時にどうしたら良いか解説します。
思わず泣いてしまいどうしたら良いか悩んでいる人は参考にしてください。

感情を出し切る

泣くほど感情が高ぶっているのは、自分の思いが止めどなく溢れている状態です。つい人は泣くのを堪えてしまいがちですが、時には思いっきり泣いてみましょう。

言い返せない人ほど、自分の中にたくさんの感情を抱えて苦しい思いをしています。泣くことで自分の中に溜めていた感情を外に流し、スッキリさせましょう。

その中で自分が気づかなかった思いや考えを、発見できることもあります。

落ち着く

思いっきり泣いて感情を出し切ったら、自分の気持ちを落ち着かせましょう。

落ち着きたいときには、深呼吸するのが有効です。時間をかけながら息を深く吐いたり吸ったりすると、意識が外側から内側に向かいます。

他人の目ではなく自分のことを考えられるので、自分の言いたいことに集中できます。

自分の言いたいことを整理する

気持ちを落ち着かせたら、自分の言いたいことを整理しましょう。

感情をスッキリさせ気持ちを落ち着かせた後だと、自分の中から雑音がなくなり、自分の言いたいことが明確になります。

人の目を気にするのでなく、自分の気持ちや考えを大切にすることがポイントです。

自分の思いを伝える

自分の思いを相手に伝えてみましょう。

人目を気にすることなく、芯のある意見を堂々と言うことができれば、相手に自分の意見を聞き入れて貰いやすくなります。

相手を言い負かそうとするのではなく、相手の意見を尊重しながら、自分の思いもしっかり伝えていきましょう。

その場を離れる

相手に自分の素直な意見を言ったとしても、聞き入れてもらえない・反発してくること場合があります。

基本的に人を変えることはできません。時には相手に自分の意見を理解してもらうのを諦めて、その場を離れた方が良いでしょう。

言い返せなくても、自分の中に確固とした思いや考えがあれば十分なのです。

うまく言い返す方法

人から言われたことに対して自分の意見を言い返せない人は、うまく言い返すコツを知ることで、楽に発言できることもあるでしょう。
ここではうまく言い返す方法について解説します。
自分にできそうな方法を取り入れて、実践してみてください。

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冷静になる

人から強く言われると、怖気づき緊張して、自分の言いたいことを言えなくなります。

その時は恐怖心に囚われている自分を冷静に見つめてください。

冷静になることで、恐れに囚われている自分から脱却し、自分の言いたいことへ意識をフォーカスできるでしょう。

相手の意見を肯定的に受け止める

心理学にイエス・アンド法という、相手の意見を受け入れつつ、肯定的な接続詞を使って自分の意見を述べる手法があります。

相手の意見に対してはつい「でも」「けど」「そうじゃなくて」など、否定的な合いの手を入れてしまいがちです。

しかし相手の意見を受け入れた上で、「そして」「それなら」など肯定的に自分の意見と繋げることができれば、相手に自分の言い分を聞き入れてもらいやすくなります。

自分のペースに巻き込む

相手から一方的に何か言われている時は、たいてい相手のペースに乗せられていることが多いです。

そこで話のスピードを変化させ、自分のペースに巻き込んでみましょう。

相手の話すスピードが速ければゆっくり、遅ければ急かしながら話してみるのです。

自分のペースで話して相手を巻き込めたら、自分の話を聞き入れてもらいやすくなります。

普段から自分の意見を言う

自分の感じたことや考えたことを、言葉にして表現する習慣をつけましょう。

言い返せない人は自分の意見をいうことに慣れていない場合があります。

普段から自分の意見がないのでは、いざという時に言葉が出てこないのは当たり前です。

どんな些細なことでも積極的に言葉にすることで、自然と口から言葉がついてくるようになります。

日記をつける

言い返せない人は、日記をつけるのもおすすめです。
紙に書くことによって、自分の考えや思いをより具体的に認識でき、自分の中に確固たる意見が育ってきます。

また言い返せない原因には不安感が強いことも挙げられます。

日記に自分の思いを吐き出すことはストレスや不安を解消する効果もあるので、積極的に使っていきましょう。

言い返せない人は適切に言い返せるようになろう

いかがでしたでしょうか。今回は、言い返せない人の心理や性格面からの特徴、言い返せない原因、対処法について紹介しました。

言い返せない人にはさまざまな特徴・原因がありそれらを認識することで、適切な対処法が見えてきます。

本記事で紹介した方法を、できそうなものから取り入れて実践してみてください。自然と人に言い返せる自分になっていくでしょう。