大声で笑う人の心理・心理｜大声で笑う人が苦手でうるさい時の対処法とは

なぜ笑い声が大きいのか。もう少し声を小さくできないのだろうか…。と、そんなふうに思ったことはありませんか？大声で笑う人の心理や特徴、苦手な理由や対処法など、気になるポイントを解説します。

その場にいたら仕事に差し支える場合もあるので、一時的な対処でうまく対応して、できるだけ自分のメンタルを保ってください。

大声で笑う人の心理

大声を笑う人に共通した5つの心理をご紹介します。身近にいれば「うっとおしい」と感じるかもしれませんが、なぜあの人がうるさいのかを深堀してみましょう。人によっては意図している場合もありますが、無意識のうちに現れている癖かもしれません。

たいして面白くないけど…

相手の話しは面白くないけど、大げさに笑う人はいませんか？圧力をかけられるわけではありませんが、「ここで笑っておかないと」という気持ちが働いているのかもしれません。相手に好感を持ってもらえるようその場を盛り上げるつもりで、リアクションする可能性が高いです。

明るい人だと思われたい

楽しい人。明るい人。陽気な人。暗い人だとは思われたくないので、豪快に笑っているのかもしれません。「私はこんなに活発なんだよ」という自己アピール、積極性のある性格を前面に出したいのでしょう。みんなの前で、裏表のない自分を演出していることも考えられます。

その場を平和に終わらせたい

意見の違いで対立しないよう、その場を和ませたいのかもしれません。面倒なトラブルに巻き込まれたくない。何事もなく終わらせたい。そんな気持ちが作用し、穏便で時間を過ごせるよう笑っているのでしょう。自分に火の粉が飛んでこないように予防しているのです。

相手に合わせたい

笑っとけば何とかなる

話しの内容が深刻にならないよう、大声で笑って誤魔化していることもあります。本当はもっと真面目に考えたほうが良い。もっと深く追求したほうが良い。そんな課題を秘めた内容でも、現実から目を逸らしたくて、笑いに置き換えようと努力しているのかもしれません。

大声で笑う人の特徴

大声で笑う人は自己中であることが多く、周囲の空気を読んでいるようで読めていません。大声で笑うことが周囲をどれだけ不快するか考えていないので、意味なくリアクションをとっている場合があります。具体的な特徴を5つ説明しましょう。

相手によって態度を変える

上司の前では機敏に動く。でも後輩の前では文句ばかり。そういう人、職場にいませんか？大声で笑う人は、相手によってコロコロ態度を変えることも多いです。人の肩書きを見て反応を変え、自分よりも立場の低い人には上から目線で話します。自分ではまったく自覚がありません。

すべてが自分優先

仕事中でも大声で笑う人は、自分を優先して行動する人です。周囲がどんな状況であっても、自分が良ければそれで良い。「今の状況が悪いのは努力をしないお前たちのせいだ」という意識を持っているため、自分が面白いと感じた時に笑っているだけとも受け取れます。

周囲の評価を気にする

大声で笑う男性は、自分の評価を他人に委ねる傾向があります。相手のために頑張っている。相手のために時間を費やしている。そんな自分に酔いしれているのかもしれません。そのため自己評価をせず、周囲の評価ばかりを気にします。つまりみんなから嫌われたくないのです。

おしゃべり

大声で笑う女性は、根本的におしゃべり好きです。大勢の人と話したい。みんなに自分の話しを聞いてもらいたい。そんな欲求を持っているため、ついつい普通に話していても声が大きくなります。大声で笑うのはその延長。わざとではなく、素直に自分の性格が現れているだけでしょう。

鈍感

今は笑っている場合ではない。大声を出してはいけない。それを敏感に感じ取ることができず、周囲の状況がわかっていません。ある意味、素晴らしく鈍感な人です。現実を理解することが難しいため、笑いのツボにハマって反応を表わしているだけとも言えるでしょう。

大声で笑う人が苦手な理由

笑い声が聞こえる度にイライラする人も多いと思いますが、苦手意識を抱くにはそれなりの理由があります。なぜ気に入らないのか。どうして不快な気分になるのか。あなたの心の奥に潜んでいる気持ちを推理してみましょう。

信用できない

わざと大声を出しているように見えて、信用できません。内面を読むことができないし、他に隠したいことがあるから笑っているようにも思えます。わざわざ大声で笑わなくても相手に気持ちを示すことはできるのに、大袈裟なリアクションをとるところが何かあるのではと勘ぐってしまいます。

パフォーマンスに見える

パフォーマンスにしか映らないので、相手のご機嫌を伺っていると感じられます。そのため反応しない自分が悪いのかと思えたり、そこまでしなければならないのかと考え込みます。自分にはできないので、なんとなく相性の悪さを感じたり、距離を置きたいと思うのでしょう。

見下されている気分になる

受け取り方にもよりますが、見下されているような気になります。相手にそんなつもりはなくても、大声で笑われた側にしてみれば、あまり良い気持ちにはなりません。ウケを狙っていたわけではないのに笑われると、馬鹿にされているような感じにしか受け取れないのかもしれません。

考えが浅いと思う

「よくこの程度で笑えるな」という意識があるため、考えが浅くレベルの低さを感じられます。そのため一緒にいるだけで、自分のレベルも低くなるような気がするのかもしれません。面白いと感じる感覚や思考を許せなくなり、できるだけ関わりたくないと思うようになります。

品がない

周囲に人がいるにも関わらず大笑いをすることは、公共の場で相応しい行為とは思えない。そんな気持ちがあるので、相手に品がないと感じます。面白いかどうかではなく、マナーを守ることができない人だと思うため、育ちの悪さを感じて気分が悪くなるのかもしれません。

大声で笑う人がうるさい時の対処法

成功するかどうかはわかりませんが、自分のメンタルを守るために挑戦してみましょう。その場の状況や環境、相手の性格に合わせてアレンジしてください。相手と自分との関係性にもよるので、自然な形で対処できればベスト。

声を小さくして欲しいとお願いする

相手と身近な関係であれば、「声を小さくして欲しい」と直接的に言いましょう。お互いに言える立場であるなら、早い段階で相手に教えてあげたほうが良い場合もあります。なぜボリュームを落とすべきなのか。周囲はどのように感じるのか。その点を説明してください。

ヘッドフォンで音をブロック

注意できない相手。注意してもボリュームを下げてもらえないなら、ヘッドフォンをして、相手の笑い声が自分に聞こえないよう遮断してください。何を説明してもわかってもらえないなら、仕方ありません。あなたのそんな態度を見て、そこでようやく気づく可能性もあります。

その場から離れる

うるさいなら、その場から離れましょう。声を聞かなければ穏やかでいられるので、相手を大嫌いになる前に距離を置いてください。苦手な人と一緒にいる必要はありません。ストレスに感じるようであればできるだけ早く離れて、関わらなくても済むような環境を作りましょう。

自分も大声で笑う

「どれだけ迷惑をしているか」ということを実感してもらうため、あなたも大声で笑ってください。相手より大きな声を出すのは難しいかもしれませんが、場合によってはそれで辞めてもらえる可能性もあります。大声で笑うことが騒音になることを知らしめてやりましょう。

可能であれば録音しておく

あまりにうるさいようであれば、相手の大声を録音してください。そしてどれだけうるさいか、あとでその録音を聞かせてやりましょう。もちろん録音しても問題ない相手に限りますが、まずは論より証拠。現実的な証拠を示した上で、大声で笑うことを注意してください。

大声で笑うことは迷惑になる

大声で笑うことは他人の迷惑になることもありますが、適度な笑いはストレス解消に役立ちます。「笑う門には福来る」と昔から言われるように、笑っていることで豊かさを引き寄せることもあるでしょう。いつも不機嫌な表情の人近づきたいと思いますか？近寄りがたいですよね？それと同じで、笑って過ごすことがストレスを緩和させ、チャンスを呼び込みます。