思いつきで話す人に困ったり、反対に思いつきで話すなと指摘を受けたりした人は多いことでしょう。
思いつきで話すと人からの印象が悪くなる上、話が通じにくくなってしまうもの。
そこで今回は思いつきで話す人について詳しくご紹介します。
思いつきで話す人の特徴や対処法に加え、思いつきで話すのをやめる方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
思いつきで話す人の特徴
思いつきで話す人はつい適当なことを言ってしまうので、一緒にいると多かれ少なかれ疲れてしまいますよね。
ここではそんな思いつきで話す人の特徴について詳しくご紹介します。
気になる人はぜひチェックしてくださいね。
そそっかしい
思いつきで話す人の特徴として、そそっかしいことが挙げられます。
思いつきで話す人は予定を組んだり予測して動くのも苦手で、物事を整理する前に行動を起こしてしまいます。
勢いや行動力はあるのですが、発言も行動もそそっかしく、ミスや勘違いも多いタイプです。
お喋り好き
思いつきで話す人の特徴として、お喋り好きなことが挙げられます。
思いつきで話す人は「相手ともっと話したい!」という気持ちが強すぎて、考えるよりも先に口が動いてしまいます。
気持ちに流されて慎重な判断ができないので、思いつきの発言が多くなるのです。
情報過多
思いつきで話す人の特徴として、情報過多なことが挙げられます。
思いつきで話す人は脳内の情報量が多く、「全部伝えたい」と思うあまり、情報を整理せずに思いつくまま話してしまいます。
結果的に情報過多になり、相手に伝わらないこともしばしばです。
早口
思いつきで話す人の特徴として、早口であることが挙げられます。
思いつきで話す人は早口で喋るので脳内の情報整理が追いつきません。
結果的に思いついたまま喋ってしまう傾向があります。
情報が整理されていない上に早すぎて相手も聞き取りにくく、さらなる悪循環に陥ってしまうのです。
鈍感
思いつきで話す人の特徴として、鈍感なことが挙げられます。
思いつきで話す人は鈍感なので、自分の発言によって相手が不快感を覚えたり困ったりしても気づきません。
鈍感だからこそ、相手のペースや気持ちにお構いなしで自分の話したいことをポンポン発言できるのです。
思いつきで話すメリットとデメリット
思いつきで話すのはデメリットが勝るように思えますが、実はメリットとデメリットの両方あります。
ここでは、思いつきで話すメリット・デメリットについて、それぞれ3つずつご紹介します。
メリットとデメリットを押さえて会話のヒントにしてみてください。
メリット
ノータイムで喋り出せる
思いつきで話すメリットとして、ノータイムで喋り出せることが挙げられます。
思いつきで話すのは考えなしで会話するとも言えますが、逆に言えば余計な間を置かずにノータイムで喋り出せるということでもあります。
気まずい沈黙が流れることがなく、相手さえ合えばとても会話が盛り上がります。
大量の情報を提供できる
思いつきで話すメリットとして、大量の情報を提供できることが挙げられます。
思いつきで話すと、インプットされた情報に制限をかけずスムーズに引き出せます。
脳内で情報整理するよりも、思いつきでどんどん話す方が大量の情報を提供できます。
相手が大量の情報を処理できるなら、メリットが大きい話し方です。
固くならずに話せる
思いつきで話すメリットとして、固くならずに話せることが挙げられます。
思いつきで話すととにかくお喋りが続くので、固くならずに相手とコミニュケーションができます。
言葉が詰まりがちな初対面の相手でもどんどん話ができるので、人脈作りや友達が沢山欲しい人には大きいメリットです。
デメリット
内容が端的に伝わらない
思いつきで話すデメリットとして、内容が端的に伝わらないことが挙げられます。
思いつきで話すと話が整理されないため、聞いている方は分かりにくくなります。
短時間で重要なポイントを強調して伝えたり、結論を明確に伝えたりするのにはむかない話し方だと言えます。
優先順位が伝わらない
思いつきで話すデメリットとして、優先順位が伝わらないことが挙げられます。
思いつきで話すと話の順番が滅茶苦茶になり、どの内容が重要かが伝わりにくくなります。
聞いている方は優先順位が分からないため、人に指示したり報告したりする際にはなるべく避けた方がいい話し方です。
相手をイライラさせる
思いつきで話すデメリットとして、相手をイライラさせることが挙げられます。
思いつきで話すと相手の嫌がることを言ってしまう可能性が上がります。
また、大量の情報整理を聞き手にさせることも多く、相手をイライラさせやすい話し方です。
機嫌が悪い人やストレスが溜まっている人には避けるべき話し方と言えるでしょう。
思いつきで話す人への対処法
思いつきで話す人にイライラしたり困ったりと、ストレスを感じる人も多いことでしょう。
そんな人のために、ここでは思いつきで話す人への対処法をご紹介します。
思いつきで話す人の対応に困っている人はぜひ参考にしてみてください。
話し方のアドバイスをする
思いつきで話す人への対処法として、話し方のアドバイスをすることが挙げられます。
思いつきで話す人はそもそも話し方を気にしていないため、適当に喋っているケースがあります。
話し方をアドバイスすれば本人も気を付けるようになり、改善する可能性は十分あります。
優先順位を確認する
思いつきで話す人への対処法として、優先順位を確認することが挙げられます。
もしも思いつきで話す上司だったら、仕事の指示や報告のシーンで困りますよね。
そんな場合は、話を聞きながら優先順位を確認するのがおすすめです。
無用なトラブルを防ぐためにも試してみてください。
話をまとめるようお願いする
思いつきで話す人への対処法として、話をまとめるようお願いすることが挙げられます。
思いつきで話されると、聞き漏らしがないかヒヤヒヤしますよね。
そんな時は、「抜け・漏れがないか心配なので」と一言添えて話をまとめてもらいましょう。
話をまとめることで、思いつきで話す本人も情報整理能力が上達しますよ。
先読みする
思いつきで話す人への対処法として、先読みすることが挙げられます。
話を先読みすると相手が腹を立てる可能性がありますが「もっとよく考えて話そう」と反省するケースもあります。
目上の人にはあまりおすすめできませんが、友達や恋人などの対等な関係性なら試してみる価値はありますよ。
メモする
思いつきで話す人への対処法として、メモすることが挙げられます。
思いつきで話す人は膨大な情報を未整理のまま話します。
特に仕事の場では情報をしっかり把握できないとトラブルになるため、メモするのがおすすめです。
シンプルな対処法ですが、相手が上司であまり気軽に質問できない場合にも有効です。
思いつきで話すのをやめる直し方
悪気なく思いつきで話してしまい、直したいと思っている人もいることでしょう。
そんな人のために、思いつきで話すのをやめる直し方をご紹介します。
簡単なものからややハードなものまで実践的な方法を5つご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
結論から話す
思いつきで話すのをやめる直し方に、結論から話すことがあります。
結論さえ決めて話せば、その後は自然と整合性がとれるように話を続けやすくなるので、思いつきで話すことが減ります。
結論を先に出すと相手に話が伝わりやすくなるメリットもあり、最も手軽な方法なのでおすすめです。
関連記事はこちら▽ 結論から話せない人の特徴や原因|結論から話さない人にイライラする時の対処法とは
話す内容を脳内作文で決める
思いつきで話すのをやめる直し方に、話す内容を脳内作文で決めることがあります。
一刻も早く思い付きで話すのをやめたい人は、話す内容を脳内作文で決めるのがおすすめです。
予め話を整理することになるので、思いつきで話す確率はグンと低下します。
決めた内容以外は喋らないという厳しいルールを課すのがコツです。
相手を選ぶ
思いつきで話すのをやめる直し方には、相手を選ぶのもおすすめです。
元も子もないような結論ですが、話し方を100%変えるのはかなり難しいことです。
そのため、まずは相手を選んで、限定的に話し方を変えましょう。
このように状況を限定するとハードルが下がるのでおすすめです。
人の話し方を真似る
思いつきで話すのをやめる直し方に、人の話し方を真似ることがあります。
特に「思いつきで話さないで」と指摘してきた人がいるなら、その人の話し方を真似るのがおすすめ。
相手も指摘をしてきた反面、「コツを教えて」と言えば熱心に教えてくれる可能性もあるので、ぜひお願いしてみましょう。
一呼吸置いてから話す
思いつきで話すのをやめる直し方に、一呼吸置いてから話すことがあります。
気持ちのままに喋るせいで、思いつきで話してしまうケースは多いですよね。
そんな時は一呼吸置いてから話すと気持ちが落ち着いて冷静になれるので、試してみてください。
特に焦りやすいタイプの人におすすめです。
思いつきは一旦整理してから話そう
今回は思いつきで話す人について、詳しくお伝えしました。
思いつきで話すのはメリット・デメリット両方ありますが、聞き手はストレスが溜まってしまうもの。
コミニュケーションのトラブルを避けるためには、まず話し手は思いつきを一旦整理することが肝心です。
聞き手の立場で困っている人も諦めずに、今回ご紹介した対処法を試してみてください。