同じ物を長く使う人もいれば、新しい物好きで次から次へと新製品を買う人もいます。あなたはどちらに当てはまりますか?
同じ物を使い続ける人を、物持ちのいい人と呼びます。今回は物持ちのいい人に注目し紹介していきます。
「物持ちがいい」という言葉の意味をはじめとし、一般的に誉め言葉として捉えられるのか、それとも悪い意味を持つのかや、物持ちのいい人の特徴・恋愛など様々な視点から見ていきましょう。
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目次
物持ちがいい人の意味とは
物持ちが良いには「物を多く持つ」という意味と、「物を大切に扱う」という2つの意味を持ちます。物持ちのいい人と使う際には、後者の意味で使うことが多いと言えます。
物持ちがいい人とは、物を丁寧に扱い長く使うことができる人を指します。壊さないよう説明書を読みこむといった姿も見られます。次から次へと新製品が発売されますが、目移りすることなく持っている物を使うため、無駄遣いすることもありません。
買う時には安さばかりに目がいくのではなく、物の価値を理解したうえで購入に至るため、購入までに時間を要します。その反面、愛着を持つので長く使い続けることができると言えます。
物持ちがいいは褒め言葉?
物持ちがいいと言われ、あなたは良い意味に捉えますか?悪い意味に捉えますか?
物持ちがいいは、一般的には誉め言葉として使われることが多いと言えます。物を大切に扱い、長年使ったのにも関わらず、綺麗な状態で使い続ける姿をみて、凄いという驚きと褒める意味を込めて「物持ちがいい」といいます。
しかし、新しい物を買わず同じ物を使い続けることで、ケチな人というイメージを持たれ、皮肉を込めて「物持ちがいい」と言っている人も中にはいるということも事実です。
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「物持ちがいい」の基準は?
何年使い続けたら「物持ちがいい」という評価に値するかは、明確な基準はありません。家電製品で言えば寿命は10年と言われているので、20年も使っていると聞けば物持ちがいいと言われるでしょうし、服で言えば10年も着続けていれば物持ちがいいと言われるでしょう。
しかしここで気を付けなくてはいけないのは、「物持ちがいい」は使用年数だけでなく状態も込みで判断されるということです。ボロボロの状態でも使い続けるのは、物持ちがいいとは違うと言えるでしょう。
物持ちがいい人の特徴
皆さんはどのような姿を見て、物持ちがいい人と判断していますか?物持ちのいい人と言われる人には、共通する特徴が見られます。
ここでは物持ちのいい人の特徴を紹介します。ぜひ周りにいる人や自分に当てはまるものはないか参考にしてください。
思い出を大切する
物持ちが良い人は、その時々の思い出を大切にします。物を購入する時も思い出の一つとしており、特に記念やご褒美として購入したものには愛着を抱きやすいと言えます。
「これはあの時の…」と思い出せる物は、捨てることができません。思い出を大切にすると同時に、物も大切にできる人なのです。
物欲が無い
物欲がないことで、現状問題なく使えている物は新しく購入しようという考えには至りません。次から次へと新製品が発売されますが、物持ちのいい人は新しい物には興味を示しません。
まだ使えるのにもかかわらず、なぜ新しい物に買い替えるのか疑問すら感じています。
整理整頓が得意
物持ちがいい人は、何でも大切に扱うことができ、几帳面な性格と言えます。そのため、周りはいつでも整理整頓され、物をなくしたり壊す要因が見当たりません。
また無駄な物を買わないこともあり、持ち物もスッキリしている印象があります。
一途
物に愛着を持ち新しいものに興味を示さない物持ちのいい人は、恋愛においてもその考え方が表れると言えます。物持ちのいい女性・物持ちのいい男性共に、一度好きになったら一途に思い続けます。
パートナーを作ったら、他の異性に興味を示さなくなるのです。
現実的
物持ちのいい人は現実的に物事を考える特徴があります。自分が次々と新しい物を買うことができる状況にあるのか、今の自分に本当に必要なのか、買う価値がある物なのかを冷静に判断できるのです。
物持ちがいい人の心理
物持ちのいい人は、なぜそこまで物を大切にすることができるのでしょうか。意識的に物持ちを良くしている人もいれば、違う理由を持つ人もいます。
物持ちがいい人が、どのような考えを持っているかを知ることは、その人を理解することに繋がります。ぜひ参考にしてください。
もったいない
物持ちのいい人は、基本的に貧乏性な性格が当てはまります。まだ使えるのに捨ててしまうにはもったいないと強く感じるため、なかなか捨てることができないのです。捨てるしかない状況にならない限り、捨てる決心はつかないでしょう。
流行りに興味がない
その年によって流行りが変わったり、同じシリーズでも新しい製品が販売されます。多くの人は新しいに興味を示し買いそろえる人もいます。
しかし物持ちのいい人は、流行りや新しい物には興味がありません。自分が使っている物に不便さを感じたり壊れない限り、新しい商品の情報を調べることもないでしょう。
正しく使いたい
物持ちのいい人が、状態よく使い続けることができる理由は、正しく使いたいという思いからと言えます。電化製品でも服でもどのように扱う必要があるか決まっており、説明書やタグに示されています。
物持ちのいい人は、説明書は必ず読んでから使いたい人なのです。そのため自然と物持ちは良くなるのです。
お金を使いたくない
物持ちのいい人は、物を大切にすると同時にお金を使うことに抵抗のある、ケチな人が多いと言えます。お金を使わないためには必然的に、物を大切に使い長持ちさせなくてはならないのです。
単純に好き
好きな物は誰でも大切に使い、できるだけ長く使い続けたいと思うものです。物持ちのいい人も同じで、そのものが好きで、手放したくないのです。買う時には自分が好きで納得できるものを手に入れることで、多くの人が物持ちのいい人になれるのではないでしょうか。
物持ちがいい人の恋愛傾向
物持ちがいい人はどのような恋愛をするか気になる人も多いことでしょう。また気になっている人が、物持ちがいい人の特徴に当てはまったという人も中にはいるのではないでしょうか。
ここでは物持ちのいい人の恋愛傾向を紹介します。ぜひ参考にし、物持ちのいい人との恋愛を成就させてください。
優しい
物に対して丁寧な扱いをすることができるため、恋愛においても丁寧な対応をする印象があるのが、物持ちのいい人です。相手を思いやり優しく接することができるので、男性であっても女性であっても一緒にいて心地よさと安心感があるでしょう。
浮気はしない
愛情深い人なので、一度お付き合いが始まれば、浮気をしたりすぐに気持ちが冷めてしまうことはありません。どのように接することで関係性が上手くいくかを考え、努力をしてくれる人と言えるでしょう。相手に求めるばかりではなく、相手に合わせる努力もできる人なのです。
誠実
物持ちのいい人に、遊びでの付き合いをするという考えはありません。付き合うのであれば結婚も見据えた交際になります。そのため付き合う相手に求める条件も、それなりに多いと言えるでしょう。
合わないと感じることがあっても、すぐに分かれるという選択をするのではなく、どう変われば上手くいくかを考えることができるので、長続きするのでしょう。
見た目よりも内面
恋愛で重視する部分は人によって違います。顔を重視する人もいれば性格を重視する人もいます。中にはどちらも重要という人もいるのではないでしょうか。物持ちのいい人は、内面を重視し恋愛する傾向にあります。
心が広い
比較的感情的になりづらいと言え、大きな喧嘩に発展することは少ないと言えます。それは物持ちのいい人が、相手思いであるということも理由の一つではありますが、欲求を抑えたり感情のコントロールが上手い、心の広い人が多いということと言えるでしょう。
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物持ちがいい人の長所と短所
人はどんな性格・特徴であっても、長所と短所を持ちます。物持ちがいい人も例外ではなく、長所だけでなく短所として捉えられる面もあると言えます。
では実際にどのようなことがあげられるのでしょうか。ここでは物持ちのいい人の長所と短所を紹介します。
長所
節約に繋がる
物持ちがいいことは、単純に新しい物を買わなくて済むので節約に繋がります。衝動買いをすることが無く、本当に必要なものしか買いません。また水道代や電気代といった、光熱費の部分でも、なるべく節約しようとする傾向があり、そのためお金を貯めることができると言えます。
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立ち振る舞いが丁寧
鞄を静かに置いたり歩き方が綺麗だったり、立ち振る舞いから物の扱い方が見えてきます。普段から立ち振る舞いが丁寧だからこそ、物を長く使い続けることができるのです。
物持ちのいい人の立ち振る舞いに雑さを感じる人はほとんどいないでしょう。
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慕われる
自分中心の考えでなく、必ず相手のことを考えながら行動することができるので、人から慕われます。物への扱いの良さを見て、信頼できる人と評価をする人も少なくないはずです。自分の感情を物や人にぶつけることがないという証拠でもあり、慕われやすいと言えます。
短所
時間を無駄にする
物持ちのいい人は、物を壊さないように丁寧に扱い、時には不具合を調節したり直しながら使うことでしょう。しかし今は新しい物が比較的安価で手に入れることができます。
時間をかけ直すよりも買ってしまった方が、その分の時間を別なことに有意義に使うことができる時代になって来てるのです。
時代の変化について行けない
時代はどんどん変化しており、その時々で使われる機能は変わってきます。社会ではいかに便利で効率的に進めることができるかが重要になり、新しい物を取り入れていきます
人はその流れに適応することを求められ、時には適応することが当たり前ともされています。物持ちがいいことで、社会で当たり前に使われる機能を使うことができず、仕事ができない人という評価に繋がってしまうこともあるのです。
事故の心配がある
長く使えば物は劣化していきます。古い物は適度に適切なメンテナンスが必要で、それを怠ることで予期せぬ事故を起こすこともあり危険です。
ニュースでも取り上げられることが多々ありますが、古いストーブからの出火などがその代表でしょう。物持ちがいいことで命を落とすこともあるのです。
物持ちがいい人になるには
物持ちのいい人の特徴などを知り、自分も物持ちのいい人になりたいと思った人はいませんか?また周りにいる物持ちのいい人に憧れを抱いている人もいるでしょう。
ここでは物持ちのいい人になるためのポイントを紹介します。自分ができる項目から少しずつ取り組んでみてください。
必要なもの以外買わない
まずは自分が必要とするものは何かを知りましょう。自分が欲しい物と必要としている物は違います。
気になってたぐらいの感覚で購入すれば、すぐに飽きてしまいます。それは大切に扱い物持ちのいいとはかけ離れた行為と言えるので気を付けましょう。欲しいという欲求は一度我慢し、考えてから購入するようにしましょう。
個性が出ることを楽しむ
長く使えば色が変わったり形が変わることもあります。それを汚れと捉え、すぐに新しい物に変えようとする人がいますが、考え方を変えてみてはどうでしょうか。
使い方によって色の変わり方は違います。元は同じ色・デザインの物であっても、色落ち具合によって自分だけの物になるのです。一つの個性と捉え、その変化を楽しむのです。
愛着を持つ
とりあえず使えれば何でも良いという考え方を持つ人は、そのものに対し雑に扱いやすくなります。これじゃなきゃダメというくらい愛着を持つことで、大切に使おうという気持ちがつよくなるといえるでしょう。
意識的に丁寧に扱う
無意識に行動すれば、いつも通りの扱い方になってしまいます。物持ちがいい人になろうと決めたのであれば、意識をすることが必要です。
毎日意識的に丁寧な扱いをし続けることで、それが普通になり無意識でも丁寧に扱うことができるように、自分を変えることができるでしょう。
人に宣言する
自分を客観視して評価することは難しい物です。気が付かない内に丁寧さに欠ける扱いをしていたり、無駄に買い物をしてしまいます。
自分でできないのであれば、人に注意してもらいましょう。周りの人に宣言して置くことで、物を大切にしているかも守ってもらう事ができます。
物持ちがいい人のスピリチュアル的な特徴
物持ちの良さとスピリチュアル、一見なんの関係があるのか分からないかもしれません。世の中には、目に見えないパワーのようなものがあるといいます。
気持ちの持ちようで、結果が変わることもあるのです。ここではスピリチュアルの方向からみた、物持ちがいい人の特徴を紹介します。
エネルギーが得られる
人には目に見えない波動があると言われています。同じように物にも波動があります。初めのうちは別の波動ですが、物を大切にすることで波動が重なり合い、大きなエネルギーになるのです。
このエネルギーは生きる気力・活力に影響するため、気持ちが安定したりやる気が出ると言われています。
運が良くなる
物や人を大切にするという行動は、ポジティブな行動です。いい行いをすれば運を引き寄せることができると言えます。運がいい人に共通するのは前向きさといえ、物を大切にすることも、運をよくするポジティブ行動の一つと言えるでしょう。
物の力を引き出す
物には魂が宿ると言います。大切にすればするほど、物は味方に付いてくれるでしょう。必要とする時には力を発揮し、長持ちしてくれるとも言えます。
使うたびに感謝を持つことで、物も最大限のパフォーマンスを見せてくれるようになるのでしょう。
物を大切にする人は人としての魅力がある
一つの物を大切に使っている人と、次から次へと新しい物を買い、物で溢れている人がいれば、多くの人が一つの物を大切に使っている人に対して好感を持つことでしょう。物持ちのいい人は、物に対しても人に対しても優しく丁寧な姿勢が見られ、人に安心感を与えることもできる魅力的な人です。
物持ちのいい人は一途な人が多いということも周知されていることもあり、恋愛対象としても仕事のパートナーとしても人気があると言っても過言ではありません。人としての魅力を高めたいと思うのであれば、まずは物持ちのいい人になるところから始めるのも良いかもしれません。