都合のいいように解釈する人の心理について、紹介します。
あなたの周りにも、『自分の都合のいいように解釈する人』はいませんか。
思わず、『えっ？どう考えたらその解釈になるの？』と驚いてしまうほど。
ここでは、そんな『自分の都合のいいように解釈する人』にフォーカスを当てていきたいと思います。
都合のいいように解釈する人の特徴や心理の他、対処法などについて紹介していきます。
目次
人と解釈が違う人の特徴
まずは、人と解釈が違う人の特徴から紹介します。
人と解釈が違うというのは、言い換えれば『都合のいいように解釈する』ということ。
多くの人の解釈の仕方とは異なり、自分の都合のいいように解釈してしまう人、人と解釈が違う人の特徴は、こちらです。
思い込みが激しい
人と解釈が違う人の特徴には、思い込みが激しいことが挙げられます。
人と解釈が違う人の最大の特徴とも言えるのが、思い込みが激しいこと。
こういう人は良くも悪くも思い込みが激しいので、相手が意図していたような解釈はせず、真逆の解釈をしてしまうことも多いでしょう。
自己中心的
人と解釈が違う人の特徴には、自己中心的なことが挙げられます。
なぜ人と違う解釈、自分に都合のいい解釈をしてしまうのか？というと、それはずばり自己中心的だからでしょう。
自己中心的で自分のことしか考えていない、発言した人の気持ちを考えることができないからこそ、自分の都合のいいように解釈してしまいます。
自信過剰
人と解釈が違う人の特徴には、自信過剰なことが挙げられます。
ナルシストなタイプの人は自信過剰でもあるので、たとえば女性とたまたま目が合っただけで『あの人は俺のことが好きなんだ』と思い込んでしまうこともあるでしょう。
自信があることは決して悪いことではないのですが、解釈がおかしくなるほど自信過剰なのは困ったものですね。
空気が読めない
人と解釈が違う人の特徴には、空気が読めないことが挙げられます。
人と解釈が違う人は、空気を読んだり相手の気持ちを察することが苦手です。
空気を読むのが上手い人は、自分の都合のいいように解釈することはありません。
そうすることで、より変な空気になることを知っているからです。
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空気を読む人の特徴｜空気を読むのが嫌いな時の対処法とは
ポジティブ
人と解釈が違う人の特徴には、ポジティブなことが挙げられます。
人と解釈が違う人、すなわち自分の都合のいいように解釈する人は、根っからのポジティブ人間ともいえます。
ネガティブな人は、悪い方にばかり考えてしまいますが、ポジティブな人は良い方にばかり考えます。
その結果が、都合のいい解釈に繋がってしまうのです。
都合のいいように解釈する心理
では続いて、都合のいいように解釈する心理を紹介します。
なぜ、自分の都合のいいように変換して物事を解釈してしまうのでしょうか。
実は都合のいいように解釈することは、無意識に行っている人の方が多いです。
その心理を、詳しく見ていきましょう。
自分が良ければそれでいい
都合のいいように解釈する人の心理には、自分が良ければそれでいい、というものが挙げられます。
意識的に都合のいい解釈をしている人の大半が、この心理と言っても過言ではありません。
自分以外の人のことを一切考えておらず、自分さえ良ければいいという気持ちがあるからこそ、周りを無視した解釈ができるのでしょう。
責任を取りたくない
都合のいいように解釈する人の心理には、責任を取りたくないというものが挙げられます。
自分のミスを認めずに言い訳ばかりしたり、責任転嫁する人っていますよね。
自分のミスを認めずにあやふやにしてしまうのは、責任を取りたくないから以外に理由はありません。
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責任転嫁する人の特徴や心理｜責任転嫁する人の末路とは
傷つくのが怖い
都合のいいように解釈する人の心理には、傷つくのが怖いというものが挙げられます。
無意識に都合のいいように解釈する人の大半が、傷つくのが怖いために守りに入っているといえます。
本当は違う解釈の仕方があると分かっているものの、自己防衛からそれを認めることができません。
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傷つくのが怖い人の心理｜傷つくのが怖くて行動できない人がやるべきこととは
自分が正しい
都合のいいように解釈する人の心理には、自分が正しいというものが挙げられます。
自信過剰な人は、自分が正しいと思って疑いません。
自分が正しいと頑なに思っているわけですから、他の解釈を受け入れるはずがありませんよね。
このタイプは、人の意見も聞かないため自己中心的で自分勝手な人として、嫌われる可能性も高いです。
真実を知りたくない
都合のいいように解釈する人の心理には、真実を知りたくないというものが挙げられます。
真実を知ったら傷つくかもしれない、という思いがあるため、傷つくのを恐れて都合のいいように解釈してしまいます。
こちらも『傷つくのが怖い』という思いが根本にあり、過去に何かしらのトラウマがあるケースが多いと言えるでしょう。
都合よく解釈する人への対処法
次に、都合よく解釈する人への対処法を紹介します。
都合のいいように解釈する人、解釈がおかしい人を相手にするのは、正直とても疲れます。
自分の意図とは真逆の解釈をされてしまうので、本当に悩みますよね…。
そんな都合よく解釈する人への対処法は、こちらを参考にしてみてください。
1つずつ説明する
都合よく解釈する人への対処法には、1つずつ説明することが挙げられます。
都合よく解釈する人が職場の人であるなど、関係を切れない場合は、面倒でも1つずつ丁寧に説明するしかありません。
どこで違う解釈をするかを確認するためにも、相手の目を見て意思疎通をしながら説明していきましょう。
曖昧にせずハッキリ言う
都合よく解釈する人への対処法には、曖昧にせずハッキリ言うことが挙げられます。
ナルシストタイプを相手にするときは特に、曖昧な表現は避けてハッキリと伝えることが大切。
なぜなら、曖昧な表現をすると『俺のことが好きだから照れてるんだ』などと解釈してしまう恐れがあるからです。
ハッキリとした口調で伝え、自分の気持ちや態度を貫いてください。
放っておく
都合よく解釈する人への対処法には、放っておくことが挙げられます。
都合よく解釈する人の相手をするのが面倒だと感じたら、放っておきましょう。
友人などであるなら、勝手に都合のいいように解釈させておけばいいのです。
自分に被害がないのであれば、放っておくのも一つの方法ですよ。
できるだけ関わらないようにする
都合よく解釈する人への対処法には、できるだけ関わらないようにすることが挙げられます。
特に色恋沙汰を都合よく解釈するタイプの人とは、関わらないことをおすすめします。
少しでも関わると、『何だかんだ言っても俺のことが好きなんだな』と思われてしまう恐れがあるからです。
冷静に伝える
都合よく解釈する人への対処法には、冷静に伝えることが挙げられます。
都合よく解釈する人に伝えるときは、感情的にならずに冷静さを保つことを心がけましょう。
自己防衛に入っているタイプだと、あなたが怒り口調で話すだけで萎縮してしまい、より都合よく解釈するようになってしまうからです。
事実を理解してもらうためにも、冷静さを失わないようにしてください。
拡大解釈する人にならないためにやるべきこと
最後に、拡大解釈する人にならないためにやるべきことをお話します。
拡大解釈とは、事実よりも誇大して物事を解釈してしまうこと。
拡大解釈、自分の都合のいいように解釈する人にならないようにするには、どうすれば良いのでしょうか。
思い込みや先入観を捨てる
拡大解釈する人にならないためにやるべきことには、思い込みや先入観を捨てることが挙げられます。
拡大解釈する最大の理由が、思い込みや先入観。
思い込みや先入観がある状態だと、目の前のことに対して正しい判断をすることができません。
そうするとどうしても拡大解釈しやすくなってしまうので、思い込みや先入観を捨てたまっさらな状態で関わるようにしましょう。
人の話をきちんと聞く
拡大解釈する人にならないためにやるべきことには、人の話をきちんと聞くことが挙げられます。
拡大解釈する人にならないためには、人の話はきちんと最後まで聞きましょう。
人の話の途中で主観を入れてしまうと、拡大解釈しやすくなってしまいます。
人が話しているときは人の話に集中し、しっかり最後まで聞くことが大切です。
間違いは認める
拡大解釈する人にならないためにやるべきことには、間違いは認めることが挙げられます。
間違いを認めるということは、簡単そうに見えて実はとても難しいもの。
口で言うよりも勇気が要ることでもありますよね。
それでも、間違いはきちんと認めることが、拡大解釈する人にならないための第一歩と言えるでしょう。
言い訳はしない
拡大解釈する人にならないためにやるべきことには、言い訳はしないことが挙げられます。
間違いを認めることと似ていますが、拡大解釈しないためには言い訳はしてはいけません。
言い訳はせず、潔く間違いを認めましょう。
自分を守ることも大切ではありますが、自分を守ってばかりだと大切なものをなくしてしまうかもしれませんよ。
相手の気持ちを考える
拡大解釈する人にならないためにやるべきことには、相手の気持ちを考えることが挙げられます。
拡大解釈しやすい人は、自分優先で物事を考えてしまいがち。
相手の気持ちなどお構い無し…という人も多いものですが、相手の気持ちを考えてみてください。
相手はどんな気持ちで発言をしたのか？を考えることができれば、拡大解釈することもなくなっていくでしょう。
都合のいいように解釈する人は早めに改善しよう
都合のいいように解釈する人の特徴や心理について、紹介しました。
人は誰しも、少なからず『都合のいいように解釈する』ことがあるでしょう。
しかし都合のいいように解釈していても、事実は何も変わりません。
人間関係も悪くなってしまいますし、都合のいいように解釈することに良いことは1つもないのです。
自分自身が都合よく解釈するタイプかもしれないと思ったら、早めに改善していきましょう。
