学校・会社・友達関係では多くの人との関りを持ちます。その中には気の合う人がいれば、気の合わない人もいます。
いろんな人との関りの中で、避けられていると感じたことを1度は経験したことがあるでしょう。あからさまに避けるという行動の中にも種類があると言えます。「好き避け」と「嫌い避け」です。
この違いは好意を持っているか持っていないかの違いと言えます。どちらの感情であっても、避けられることは悲しいことです。なぜ避けられてしまうのかを知り、お互いに嫌な感情のぶつかり合いにならないよう対応しましょう。
そのためには相手の気持ちを理解する必要があります。ここではあからさまに避ける男性の心理や好き避け・嫌い避けの見分け方、避けられた時の対処法について紹介します。
目次
あからさまに避ける男性心理
まずここではあからさまに避ける男性の心理を知りましょう。何を思って避けているかを知ることは、相手を理解することに繋がり、相手の立場に立って考えることができるようになります。
ここであからさまに避ける男性の心理を知り、自分を避ける男性にどれが当てはまるか考えてみましょう。
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恥ずかしい
好き避けの男性は、単純に関わることに恥ずかしさを感じている可能性があります。相手を意識してしまっている証拠です。
出来れば自然に話しかけたりしたい思っている人が多く、シャイな人に当てはまると言えるでしょう。
関わりたくない
嫌い避けをする男性の1番の理由と言えるのではないでしょうか。嫌いな人と積極的に関わりを持とうという人はいません。関わることでストレスを感じるのであれば関わらないという選択をするのは当たり前ではないでしょうか。
無理に関りを持てば、相手に対しても嫌な対応をしてしまう可能性もあります。関りを持たないことは、自分にとっても相手にとっても良い選択であると思っているのです。
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周りの目が気になる
自分の態度から相手又は周りの人に気持ちがバレてしまうのではないかと気にするあまり、避けるという行動に出てしまうのです。周りの人がそっとしておいてくれるタイプの人であれば、わざわざ嫌な思いをさせてしまう可能性のある避けるという行動とる必要はないでしょう。
冷やかされる・根掘り葉掘り聞かれるのは誰でも辛いですから、仕方がない理由なのかもしれません。
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自信がない
「自分を好きなはずがない」「振り向いてもらう事はない」「嫌われているかもしれない」、自信のない男性は勝手にネガティブな理由付けをしてしまいます。自分に自信のない人は、積極的になれず悪い方へ考えてしまいがちです。
また1歩踏み出してみようと行動することもできません。そのため全て諦め避けるという行動をしてしまいます。
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勘違いさせたくない
変に優しくすることで、相手に勘違いさせないようにしています。相手が好意を持っていてアプローチされているとき、その気持ちに答えられるのであれば良いですが、全ての好意に対し答えられるとは限りません。
アプローチを断ったもしくは断ろうと感じているのにも関わらず、優しく接することは変に期待を持たせることになりかねません。自分の気持ちをはっきり示しているのです。
好き避けか嫌い避けか判断する方法
好き避けか嫌い避けかで相手が避ける意味が大きく違ってきます。しかし避けているという事実だけ見れば、避けられている側からすれば皆同じく感じます。
好き避けと嫌い避けはよく見ると違いが見られます。ではどのように違うかを見てみましょう。ここでは好き避けと嫌い避けの判断方法を紹介します。
目が合った後の態度をみる
好き避けであっても嫌い避けであっても、同じ空間にいれば視線を感じることや目が合うことがあります。好き避けか嫌い避けかを知りたいのであれば、目が合った後の態度を見てみましょう。
好き避けなら照れる・嬉しそう・口元を隠すなど喜びの感情を隠す素振りを見ることができます。逆に嫌い避けなら真顔・ため息をつくなど、あからさまに嫌な顔をしているのが見られます。
人は完璧にポーカーフェイスを貫くことは難しく、ふとした時に感情が表に出てしまうものです。目が合っているときに感情を隠せても、そのあとは素に戻ってしまう人がほとんどでしょう。
避けているのか無視なのかを知る
嫌いな人に対し大人な対応で接する人はいますが、避けているということは関わることすらしたくないと考えています。そのため、嫌い避けの場合は話しかけても返事すらしてもらえなかったり、視線を絶対に合わせてもらえません。もはや避けるのではなく無視されていると言った方が、合っていると言えるでしょう。
好き避けであれば、そっけなく感じても、対応はしてくれるし、してもらえます。
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会話の長さ
嫌い避けは、今すぐにでも会話を終えたいと思っているので、疑問形で返ってくることもありませんし、話の途中でも適当にあしらって終わらせようとします。
好き避けであれば、会話が盛り上がることはありませんが、返事は返ってきます。また最後まで話を聞こうという姿勢も感じることができるでしょう。
頼みごとをする
嫌いな人が困っていても、基本的にはなんとも思いません。そのため頼みごとをしても悩むことなく断りを入れるでしょう。
好き避けである場合は、本心では相手が好きなので、困っていれば助けたいと思います。そのため頼まれたことはできるだけ引き受けようしてくれるでしょう。
軽いボディタッチに対する反応
嫌い避けの場合、会話したり目を合わせることも嫌なのですから、ボディタッチなんてもってのほかです。触れられた瞬間に不快感があり、触れた手を払ったり異動するといった姿が見られるのではないでしょうか。
好き避けなのであれば、触れられても嫌な気持ちにはなりにくいと言え、極端に嫌がる姿は見られません。
男性に避けられた時の対処法
男性に避けられた時、どのように対応したら正解なのか迷ってしまうことがあるでしょう。対処を間違えば、関係性が更に悪くなりかねません。
学校や会社など簡単に環境を変えることができない場で、関係が悪くなることは困ります。どのように対処すべきか参考にしてください。
距離を置く
避けられているのであれば、無理に接することはやめた方が良いです。いったん距離を置くことで、好き避けであっても嫌い避けであっても気持ちを落ち着かせることができます。
また距離を置いてみることで、冷静に状況を見つめることができ、自分の悪い所や相手に避けられてしまう理由を知るきっかけにもなります。自分の悪い所や避けられる理由が分かれば、改善することができ自分を変える時間としても使えるのではないでしょうか。
複数人で会話する
避けられる相手と2人きりで話をする事は、地味に辛く傷つくことです。また相手にとっても2人きりでは逃げ場が無くなってしまうので、お互い嫌な時間を共有することになると言えます。
どうしても話しをしなければならない状況であるならば、誰が間に入ってもらい複数人での会話にすると良いでしょう。
直接のコミュニケーションを避ける
今はコミュニケーションを取るためのツールがたくさんあります。会話では表情や話し方・空気感で相手に対しても気持ちが伝わってしまいますが、メールやLINEなど文章を使用することで、感情は伝わりにくいです。
関わらないという選択ができないのであれば、コミュニケーション方法を変えることで、気持ちがらくになることがあります。
笑顔で接する
自分の表情によって相手の避けたいという感情を更に大きい物にしてしまうことがあります。避けられてしまうから、つい困ったり嫌な顔をしてしまうというのも分かります。
しかし避けられる相手であっても笑顔で接してみましょう。笑顔の相手に必要以上にひどい扱いをする事はしづらいものです。
避けられる原因の改善をする
避けられるのには必ず原因があります。原因が自分にあるのであれば、改善することで相手との関係も良くなるかもしれません。
原因によっては完全に改善することは難しいことももちろんあります。しかし原因を知っているのと、知らないでは全く違い、知っていれば意識して軽減はできるのです。
好き避けも嫌い避けも対処の仕方で軽減できる
避けている相手にも理由があり、その理由は話してくれない限り、相手にしか分からないことです。しかし避けられていることをそのままにしておくことは、自分も相手もストレスを感じるため、ポジティブなこととは言えません。上手く対処して今までとは違う関わり方を知る必要があるでしょう。
また好き避けであれば好意的に感じてもらっているので、自分の意思を示すだけで済むかもしれませんが、嫌い避けの場合、相手に対し何かしら不快な思いをさせている場合もあります。避けられているという部分的な状況だけに目を向け、自分の怒りや悲しみを出すのではなく、直せることはないか考えることも状況を変える1歩となることでしょう。