こちらは何もしていないのに怒鳴られる。理不尽な言葉を投げかけられることありますよね?あなたの周りにいませんか?当たり散らす人が…。今回はそんな人の心理について迫ります。
どんな性格の人が当たり散らすのか。一般的な対処法に加え、スピリチュアルな観点からもお伝えしましょう。当たり散らす夢の意味もご紹介しているので、心当たりのある人は確認してください。
目次
当たり散らす人の心理
当たり散らす人は、共通の心理状態に陥っているかもしれません。もちろん全員がそうだとは言いませが、多くの人は似たような傾向を持っています。なぜ他人を巻き込むのか。どうして周囲に迷惑をかけるのか。心の奥底を探ってみましょう。
本当は自分に怒っている
言い返せなかった自分。同調圧力に屈してしまった自分。当たり散らす人の本心は、自分に対する怒りや悔しさを持っています。「なぜ断れなかったのか」「もっと強く主張できたはず」そんな自分の不甲斐なさを他人へ投影し、自分の怒りをコントロールしようとしているのでしょう。
幸せそうな他人が許せない
自分よりも楽しそうな笑顔を見ると許せなくなる。女性に多く見られる心理ですが、他人の成功に嫉妬して苛立ちをぶつけます。素直に「おめでとう」と言う気にもなれず、当たり散らしても意味がないことは承知の上ですが、言わなければ気が済まないほどメンタル不調なのです。
自分の受けた仕打ちに納得していない
「なぜ自分がこんな立場に追いやられるのか」「どうしてここまで我慢しなければならないのか」理不尽な要求を突き付けられ、それを飲まなければならない状況に納得できません。そのため自分の感情を吐き出す出口として、周囲に当たり散らします。つまりストレス発散です。
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当たり散らす先が他にない
「他に言える人がいない」「当たり散らせるわけがない」そんな心理状態を抱えているため、最も害のない人に矛先を向けます。当事者に言えば後々面倒なことになるので、まったく関係のない人へ言うことで、感情を解き放っているような状態です。言った本人は、それですっきりします。
周りの状況が見えていない
周囲の状況が見えず、自分の感情を最優先にしています。そのため当たり散らしている行動が、周囲へ負担を与えることになると自覚していません。いわゆる怒りが暴走するタイプ。「私を見て欲しい」「この状況をどうにかしてもらいたい」勝手な理屈を言い放ち、自分を正当化します。
当たり散らす人の性格
他人に言ってもどうにもならない。ここでわめいても何も変えられない。冷静な人はさまざまな角度から分析できますが、当たり散らす人はおかまいなし。感情に従って、自分以外の人にネガティブな気持ちをぶつけます。どんな性格の人に多いのか確認してみましょう。
常に自分が中心の俺様気質
どんなときも自分がいちばん。何をやるにしても自分を優先させる傾向があり、他人の立場に立って考えられません。そのため周囲と衝突することも多く、相手が間違っていると主張する人です。他人が主役になることを許せないので、自分にできないことへも手を出そうとします。
立場の弱い人にだけ言う小心者
相手の学歴や職業、立場や背景を計算し、自分よりも下の人に不満をぶつけます。強い者に立ち向かう勇気は持っていないので、「コイツには言っても大丈夫」「絶対に逆らってくるわけがない」そう判断した相手にしか言えない小心者です。弱い者にしか言わないため、周囲からすれば器の小さい人間に映ります。
心に余裕がない幼児性
当たり散らす人は、自分の気持ちに余裕がありません。幼児性が見られ、他人に感情をぶつけることでしか、自分の要求を訴えられないのでしょう。そのため子供と同じです。わめき散らす。暴れる。そうしなければならないほど、追い詰められている状態なのかもしれません。
他人を攻撃したい戦闘民族
何かあれば他人を攻撃する。そのやり取りで優越感を得る。当たり散らす人は、そんな戦闘民族です。自分からトラブルを起こし、相手が喧嘩に乗ってきたら思惑どおり。ちょうど良い喧嘩相手ができた。というレベルの考えしか持ち合わせておらず、他人への攻撃だけが、自分の自尊心を満たす材料なのです。
恵まれた環境で育った甘ちゃん
ある程度の経済力や権力を持つ家庭に生まれ、周囲からチヤホヤされてきた人。自分の思いどおり進まないことに対し、周囲に当たり散らすことで不満を解消します。それまで多くのことをお金や立場で解決してきた実績もありますが、それだけでは解決できない事態に直面し、どうしようもなくてイライラするのでしょう。
当たり散らす人への対処法
当たり散らす人へは、5つの対処法を試してみてください。「余計に当たられるのでは…」と不安に思うかもしれませんが、やらなければ、いつまで経っても気づいてもらえません。相手によっても効果は違いますが、まずはできる範囲で様子を見てみましょう。
落ち着いた態度で対応する
感情をぶつける人に対して、感情で対応するのはNG。相手はさらにヒートアップし、攻撃してきます。そうなってしまえば感情のぶつかり合い。何が正しくて何が正しくないかではなく、自分の気持ちを優先させた結論にしかたどり着けません。ただ、その場合の多くは、間違っています。
上司に相談する
職場で当たり散らされた場合は、上司へ相談しましょう。同僚でもかまいません。その人の行動はあなただけでなく、他の人にも影響している可能性があります。もし上司が当たり散らす人だった場合は、後輩や外部の人に話しを聞いてもらう方法も。とにかく1人で抱え込むことだけは止めてください。
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相手にしない
「また何か言っている」というくらいの感覚で、相手にしないことも有効です。言葉に反応を示せば、ここぞとばかりに当たり散らされるため、無視してください。何の反応も示さなければ、相手が諦めて退散することもあります。取り合わないように聞き流しましょう。
理由を聞いてあげる
関わりを断てない場合は、相手の話しを聞いてあげてください。なぜ当たり散らすほど不満を溜めているのか。どんな理不尽な目に合ったのか。気持ちを吐き出させてあげることで、不満が解消する場合もあります。かまってあげれば、一時的には当たり散らすことを止めるでしょう。
ストレス発散に付き合ってあげる
何があったのかを言わない場合は、一緒にストレス発散してあげましょう。カラオケやドライブ、スポーツやゲーム、相手の望む形であれば何でも大丈夫です。気持ちを解消してあげても根本的な問題解決とはなりませんが、沸点に達した怒りを収めることはできるでしょう。
当り散らす人へのスピリチュアル的な対処法
現実的な対処が難しいようであれば、スピリチュアル的な方法を試してください。どれも費用はかかりません。何度も繰り返し行うことで、当たり散らされる回数も減少するはずです。これなら相手に見えないので、遠慮することなく実践できます。
縁切りをする
相手を思い浮かべてください。難しいようであれば、人の形でかまいません。その相手と自分が1本の紐で結ばれている状態です。そこに大きなハサミを登場させ、プツっと紐を断ち切ります。これであなたと相手の縁切りが完了。思い切って断ち切ることがポイントです。
影響を受けないよう結界を張る
自分に四角いバリアを張るようイメージしましょう。そのバリアの中に自分を入れてください。そして結界を張った状態のまま、バリアの上に五芒星を描きます。五芒星は魔除けのシンボルです。すべてイメージしたら、最後に「結界」と心に中で唱えましょう。これで外部からの影響を跳ね返します。
水をたくさん飲む
当たり散らされたら、たくさんの水を飲んで相手の感情を流してください。水はすべてを浄化します。体の中に溜められた負の感情を取り除いれくれるので、トイレに行って用を足せば、マイナス感情を排出できます。できればミネラルウォーターなどがおススメです。
当たり散らす夢の意味とは
当たり散らす夢を見てしまうと、なんとなく不快な気持ちになりますよね。でも、当たり散らす夢にも意味があるのです。なぜそんな夢を見てしまうのか。これから何を意識するべきか。夢の意味を解釈し、当てはまる傾向に対応してください。
感情にフタをしている
怒りや悲しみ、やるせない気持ちを抱えて過ごし、感情にフタをしている状態です。消化できない気持ち。やり場のない想いが蓄積しています。そのため誰にも助けを求めることができず、心を壊す1歩手前かもしれません。身近な人に悩んでいることを話し、心の中を空にしてください。
新しいアイデアが湧く前触れ
新しいアイデアが生まれそうです。心の中で温めてきた。これまで思考してきた。そんな気持ちのものを形にできるでしょう。夢の中で当たり散らしていたのは、あなたのアイデアを周囲に認めさせたいからで、トラブルが起きる暗示ではありません。もし気になるなら、慎重に1日を過ごしてください。
誰かが相談しにくる
あなたの周囲に困っている人がいて、その人があなたに相談を持ちかけてくるかもしれません。夢の中で当たり散らしていた人物は、あなたではなくその人。誰にも言えない気持ちが表現されている状況で、あなたがそれを受け止めることになると告げられているでしょう。
当たり散らす人には大人の対応で乗り切ろう
当たり散らす人は、基本的に未熟な精神力しか持っていません。そのため怒りの感情を拡散し、周囲にまき散らします。「自分だけ我慢するのは…」という気持ちが働くかもしれませんが、大人の対応で乗り切りましょう。
人の怒りは継続しません。ひと晩眠れば忘れる人もいます。対処法を試しながら様子を見て、人付合いの参考にしてください。